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最後のお別れ
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:最後のお別れ
投稿者: hiroshi
「奥さん、二度と娑婆に戻れん身になるんやから仏壇の亭主に別れの挨拶したらええわ。3分だけ時間やるわ。ワシらは部屋の外で待っててやるからな。」 「こ、こんな惨めな姿を主人に見せたくありません。お願いですから縄を解いて服を返して下さい。主人との最後のお別れが終わったら服を脱ぎますから・・ 」 「奥さん、ワシが気を使ってやったら図に乗って何を厚かましいこと言うとるんや。もうええわ。出発や。」
救出されるまでの2年間、私は身を隠すタオル一枚も与えられず、いつも縄で縛られたまま数え切れない男たちの慰みものにされ続けました。
 
2020/08/13 21:11:30(.gKGQq9B)
2
投稿者: (無名)
「貴子さん、休憩時間はあと3分で終わりだよ。いつもご指名の金田さんがお待ちだからね」オレが鍵を開けると全裸の貴子がアンニュイな表情で檻の外にゆっくりと出てきた。オレはリードを貴子の細首を締め上げている真っ赤な首輪に繋いだ。

早いもので貴子が奴隷ソープ嬢に堕とされて3年が過ぎた。裏世界の連中がやることは本当に荒っぽいとつくづく思う。自由が丘の資産家の奥様だったのに、偽装の交通事故で夫は殺され、財産を全て巻き上げられた挙句、借金のカタとうそぶいて、初七日に喪服姿の貴子を素っ裸にひん剥いて縛り上げ、この店に引きずり込んだ。

この3年、貴子は毎日起きてから寝るまで両手の自由を奪われ、休みなく客を取らされ続けてきた。40歳になった今でも鼻筋の通った気品ある顔立ちと色白で絹のような滑らかな肌は全く変わらない。過酷な年月を強いられてきたのに拉致された時よりずっとグラマラスになった。ボリュームいっぱいの胸とムチムチした尻と太もも、うっすらと脂の乗ったお腹廻り、永久脱毛されたその部分は深い亀裂から陰唇が少しはみ出し男を咥え込むのを待ちわびているかの様だ。身体のどの部分を見てもゾクゾクするほど艶っぽい。この店で働かされている女は皆2、3年でセックスシンボルみたいな体型に変わってしまう。店の規則jで客が放出した精液を一滴残らず舐めとって飲み込むのを強いられているからだろうか。

いつものように、オレが何も言わなくても貴子はゆっくり両手を後ろに回した。オレは細腕に手錠をかけ「じゃあ行こうか」と肩に手を添えて貴子を促した。貴子はオレを涙目で見つめて動かない。「私、もうアレだけは絶対嫌なの。人間のすることじゃないわ。お願いだから許して…」貴子はオレの胸に顔を押し当てて、すすり泣きはじめた。

オレは貴子の頬に両手を優しく添えて貴子を見つめながら語りかけた。

「次の客でアナル指名は10人連続だったよね。清潔好きの君がそんな行為をさせられて、君がどれだけ辛い思いをしてるかオレも分かっているよ。でも、しがない従業員のオレにどうすることも出来ない。君だってわかっているだろう。」 それに君がアナルセックスを嫌がれば嫌がるほど変態客は喜ぶんだ。そしてアナルで指名する客がどんどん増えてくる。君には拒む権利は無い….。さあ行こう。もう時間が無いんだ」

オレはリードを優しく引きながら貴子を促し、客が待っている特別室の前に来た。「お客様、お待ち同様でございました。ご指名の貴子を連れてまいりました。どうぞ、ごゆっくりお遊び下さいませ。」

20/08/14 15:28 (uyocgo2h)
3
投稿者: (無名)
この店の奴隷ソープ嬢は裏世界の連中に拉致された女たちばかりだ。どの女も道で誰もが振り返る様な洗練された美人だし、ソルボンヌとかオックスフォードとかの大学に留学したお嬢様育ちの女ばかりだ。裕福で幸せな人生を送っていたのに、美人で教養あるがゆえに、計画的に拉致されて変態客の慰みものにされてしまう。よりすぐり女たちを集めているから腐る程金を持った変態の客たちがひっきりなしにやってくる。

女たちは地獄の底から一生這い出すことはできない。最初はどの女も抵抗して拷問室と調教室の往復を繰り返す。でも2ヶ月もすれば、どの女も、起きてから寝るまで休み無しに、ひたすら客とセックスさせられる生活にズッポリ浸かってしまう。サラブレッド用の強烈な発情剤が食事に大量に振り掛けているのを女たちは知らない。
20/08/14 16:25 (uyocgo2h)
4
投稿者: (無名)
「一つだけお願いがあるの」檻から出た貴子が両手を合わせて祈る様にオレにせがんできた。 

「貴子さん、ダメだよ。檻から出たら直ぐに手を後ろにまわさなきゃ。お店の規則に違反したら大変なことになるのわかってるだろ。」貴子は慌てて手を後ろに回した。オレはすかさず細腕に手錠をカチンと掛けてリードを首輪に繋いだ。

リードを軽く引いても貴子は足を運ぼうとしない。「お願い、聞いて頂戴。一回だけのお願いなの。聞いてくれたら二度とお願いしないと約束するわ。だから…..」貴子は遠くの景色を眺める様な眼差しでコンクリート剥き出しの壁を向いたまま動かない。

「私、10分だけでいいから手錠無しで歩きたいの、両手を大きく振りながら歩けたら、どんなに気持ちがいいかって、ずっと頭から離れなくなってしまったの。貴方は優しいからリードを強く引っ張らないけど、それでも私、いつも手錠を掛けられてリード引かれて歩くのは本当に惨めで辛いわ。人間扱いされないのは、もう諦めてる。でも一回だけ両手を自由に振って歩くのを10分だけ許して欲しいの。」

「本当に残りの人生で一回だけのお願いだから聞いてくれるわね。せっかくだから外を歩くのをお願いしてもいい? 青空の下で自由に手を振って、外の空気をいっぱい吸い込んで歩けたら、私どんなに幸せかと…着るものは体を隠せるものだったら何だっていいのよ…..絶対に逃げたりしないから….お願い….駄目なの? それなら、この地下室の廊下を手錠無しで歩くだけでいい、10分が駄目なら5分でもいいわ、手錠無しで両手を自由に振って歩かせて頂戴。お願いします。1分だけでもいいから….」

愛する夫と裕福で幸せな生活を過ごしてきた貴子だったのに、愛する夫も財産も、すべての自由を奪われて、こんな惨めな境遇に墜とされた貴子の、本当にささやかな願いをかなえてやりたい。オレは貴子に同情して涙が出そうになった。しかし心を鬼にして諭す様に貴子に話しかけた。「貴子さん、かわいそうだけど、はっきり言うよ。夢を見てると自分を苦しめるだけだ。君にそんな自由が訪れることは二度と来ないんだ。そんな我がまま言ってるのをお店の幹部に聞かれたらどうなると思う? 檻の中にいる時も手錠を掛けられたまま二度と手錠を外してもらえなくなってしまうんだ。脅かしで言ってるんじゃないよ。君が知ってる邦子さんは、いつも手錠掛けられて辛いってお客さんに愚痴を言ってしまったんだ。お店の幹部がそれを知って一生手錠を外してもらえなくなったんだよ。それだけじゃ無いんだ。重い鉄球付きの足錠もかけられて一生外してもらえない身になってしまった。君は檻の中で手を自由にさせてもらってるのを感謝しなきゃいけない。うちのお客様は手錠を掛けられた不自由なソープ嬢が体のあらゆる部分を使って一生懸命奉仕するのを期待して大枚を払ってるんだ。君はそんなお客様に喜んでもらえる様、後ろ手錠で背一杯尽くし、お客様に喜んでもらえるのを生きがいにするしかないんだ。わかったね。」 オレは落胆した貴子を見ながら心の中でで大泣きした。


20/08/14 18:45 (uyocgo2h)
5
投稿者: Mie
この世界感が好き
21/04/21 06:22 (7fK6AQHr)
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