アメリカにビジネス留学していた志乃が日本に帰ってきたのは会社を経営していた父親の急死によるものだった。
アメリカ人の恋人と別れ志乃は３６歳で独身だった。経験の浅い志乃にとって後を継いだ会社経営は簡単ではなかった。
ベテランの専務らとも良く衝突した。

農協などを主体に資材や農薬を卸す商社だ。
専務の片平には６０歳をすぎているが女子社員に対するセクハラで困っていた。
女子社員は全員退職してしまったのだ。

人材派遣事務所から何とか補充した。ただし可愛い子は採用しなかった。
するとその子たちは専務の猥談を楽しそうに聞いているではないか。

志乃の耳にも入ってくる。片平は遊びが嵩じて普通のセックスでは満足出来ず変態行為に興じているらしい。
接待費でsmクラブに出入りしていることが公になったのをきっかけに志乃は彼を窓際族に降格させた。

だが売り上げは減っていった。農協のお偉方連中もsmクラブで接待を受けれなくなったからだ。
片平に目を掛けられていた営業部の一部の者も接待の再開を望んでいた。

片平はそんな会社の状況に興味は無かった。定年になってもおかしくない年齢だ。変態趣味のせいで離婚し一人で暮らしていけるだけの金はあった。
そんな時にこのコロナウイルスだ。
志乃の会社は苦境に立たされた。
親から受け継いだ会社を倒産させるわけにはいかなかった。
私財を売って会社につぎ込んでいることを知ると社員もリストラを覚悟しだした。

自主退職も応募した。優秀な社員には再就職も推薦してやった。
その結果会社に優秀な社員はいなくなった。片平と同じような連中だけになった。

国の要請で自粛した５月も過ぎ社員たちは会議室に集められた。
皆、再度のリストラを覚悟した。片平もだ。
だが志乃から発せられた言葉は以外なものだった。

「皆様、お父様の代から引き継いだ会社に残って頂きありがとうございます。」
志乃は深々と頭を下げた。
「志乃はどんなことがあってもこの会社と社員の皆様を守っていくつもりでございます。私財を投げ売ってでも、、、。
接待がいかに大事なものか志乃は思い知らされましたわ。、、今の状況では街にくりだすのもいかがなものかと、、、、。
それで、今は使われていない古い倉庫を急遽改築しましたの、お休みの間に。」

「そんな金あったんですか？」
「勿論私の私財を売って。換気も完璧にしたのであの広さなら三蜜も避けれるかと。」

「そこでどんな接待するんですか？ホステスとかsmクラブの女でも呼ぶのですか？まあ彼女らも暇そうだから喜ぶでしょうが。」
「いいえ、もうそんな贅沢は出来ないわ、、、志乃が、、、」
「社長が？、、、はっきり言って下さいよ。」
「志乃がＭ女に、、、、なります。片平さん今までのことはお詫びします。どうか志乃を一人前のＭ女に仕込んで下さいませ。」
「本当なのか？尻の穴まで調教されるぜ。」
「俺たちにも参加させろよ。」
「勿論ですわ。お尻の穴も捧げます。皆様にもお詫びしますわ。どうか志乃を調教して下さいまし。」

「浣腸好きの組合員もいるぜ。」
「俺が女社長の排便の管理をしてやるよ、臭いけど我慢して毎日世話してやるぜ。」
「折角だから接待の席でさせようぜ。」
「道具も必要だが、志乃、まだ財産は残っているのか？」
「ええ、多分それくらいなら、、、足りない場合は今身に着けている下着まで取り上げお金に換えて下さいませ。」
「あそこの毛も金になるぜ、社長のなら。」
「どうかそれも剃りあげて下さい、、、お尻の毛も」
「ケツの毛までむしり取られるなんて可哀そうな社長だぜ。」


企画画は成功に向かった。多くの客が戻ってきた。そして倉庫でお披露目が行われた。
三蜜など守られていなかった大勢の客と社員が集まった。
志乃は観客の間を素っ裸で這って舞台に上がった。
公開肛門調教と名付けられた企画。
「まずはケツの穴を綺麗にしましょう。」
志乃は一部の客の希望で自然排便をさせられた。
「実に見事な尻の穴の開きっぷりだ。」
力んで排便した後のの肛門はとてもインテリの美人社長のものとは思えなかった。