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監禁
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:監禁
投稿者: ヤマピー
第一日(監禁へのドライブ)

 由紀から、勤めている会社の事務所を改装するとのことで、来週の月曜日から5日間の休みが取れたとメールが飛び込んできた。幸いなことに、私も会社から年休消化のために、夏季の比較的暇なときに、リフレッシュ休暇を取るよう総務から、何度となく言われていたので好都合であった。
 日頃から温めていた監禁調教の絶好の機会が訪れたみたいだ。早速に、SMつながりの同好の士に無理を言い、蔵を座敷牢に改修している古民家を借り受けた。
『来週の月曜日、時間は10時、いつもの場所で待ち合わせ。着替えなどの服は要らない』と要件のみのメールを返しておいた。
「おはようございます」
「おはよう」
 いつものように、主を待たせることなく超ミニで黒の網ストッキングを止めているガーターベルトを周りの好奇な目に晒しながら待っている。
「『着替えが要らない』とメールにありましたが……」
「そうだ、要らない。今日から5日間、由紀を監禁調教する。少し山奥だが場所も用意している」
「…………」
「さあ、出かけるぞ。それから、行きに食材なども仕入れないとな」
 合点がいかない素振りの由紀を助手席に乗せる。
「いつもの点検を……」
「はい」
 由紀には、ボディコンシャスのマイクロミニに、アダルトショップのネットで購入させたスケスケのランジェリーを身につけさせている。当日に穿いてくる色などは、由紀が私のために選ぶ楽しみとMモードを高めるために自由にさせていた。
「ご主人様が、マン毛を伸ばしておくようにと言われましたので、マン毛が分かるように、白の穴あき透けパンとお揃いの穴あき透けブラです。網ストとガーターベルトはモノトーンでと黒にしました。就寝時以外抜いてはいけないと命令されているアナルプラグも挿入していますのでお確かめください」
 友人から借りた10人乗りワンボックスの車の中で、一つ一つを私に見せながら説明していく。それが終わると由紀に中型犬用のやや太めの赤い首輪を嵌めてやるのがいつものスタイルとなっている。
「今日は、少し遠乗りとなる。途中で昼食と買い出しをして、知り合いの古民家に入る。時間もたっぷりとある。このバイブが埋め込んであるT字帯をオメコに入れなさい」
 そう言って、七色に振動が変化するT字帯バイブを由紀の手に乗せる。
「太いです!」
「気にするな!」
 由紀が手にしたバイブは、丁度、鼻の太さが5㎝はあろうかという天狗の面のようなもので、それがT字帯に嵌め込まれていた。穴あきパンティを穿いてくるだろうという私の予感が的中した。由紀も今日の調教の楽しみでオメコをベチャベチャに濡らしている。これなら、ローションも必要ない。穴あきパンティとオメコをV字で開き、天狗の鼻を埋め込んだ。アナルプラグも抜けないようにうまい具合にT字帯の後ろ革紐がTバックの役目をしている。
「オメコに入りました」
「よし、じゃ出発しよう。とその前に、リモコンのチェックをしておこう。由紀が楽しめないと可哀そうだ」
 無線のリモコンのスイッチを入れてみる。微かなモーター音とともに由紀の眉間に皺が入る。
「ウッ」
「壊れていないようだ。よし、ほんとに出発だ」
 ナビに行き先をセットして、車を発車させる。

 二人の仕事は、お盆休みなどとは無関係だが、世間ではお盆の帰省ラッシュで、高速道路は月曜といえどもかなり混んでいた。車が止まる度に、リモコンのスイッチを入れて楽しむ。普段は、渋滞で気が滅入るものだが今日ばかりは、車が進まないのも楽しみに感じる。隣で車の流れを気にしている由紀の表情も、また乙なものだ。
 渋滞を予想して水分は控えたつもりであったが、困ったことに尿意をもよおしてきた。この調子ならSAまでは持たない。オシッコがしたいと意識し始めたら、そのことばかりに気がいってしまう。隣の便器を使うことにした。
「由紀、オシッコだ」
「は、い」
 車の後部座席に積んでいるグッズカバンから、上戸に蛇腹のホースを付けた私専用の便器を取り出している。シートベルトを外し、姿勢を低くしてホースを口に咥え上戸を私のチンポの位置に持ってくる。それを確認して、ズボンのベルトを外し、ズボンとパンツを膝まで下げて、右手をハンドル、左手をチンポに手を添えて放尿の体勢をとる。
「一滴も零すなよ。車を汚したら口で掃除させるぞ」
「はい。わかりました。」
 これまでの調教で、オシッコを一滴も残さず飲むことは躾けてきたが、ノロノロとはいえ動く車では、する方も受ける方も初めてである。
「出すぞ」
 由紀が、首を縦にふる。それを確かめて下腹に力を入れて最初の迸りを上戸に放つ。みるみる間にホースに吸い込まれた黄色の液体が、由紀の喉を上下させる。続けて、何度かに分けて放尿する。その度に、由紀が勢いよく吸い込んでいく。
「終わった」
 私の終わりを告げる言葉を聞いて、ホースを何度も吸い込み尿がなくなったのを確かめてから、チンポを咥え尿道口を舌で綺麗にして掃除をする。
「よし、いいぞ」
「ごちそうさまでした。少し……濃いかったです」
「水分を控えていたからな……」
 前の車のハザードランプが点いた。車が止まったのをいいことに、パンツとズボンを引き上げて身繕いを整える。こんな時は、奴隷便器が重宝するとつくづく思う。また、何事もなかったかのように、ご褒美の意味も籠めてリモコンのスイッチを『強』に入れる。
「グァ……」
 あまりのことに尿が胃から逆流したのか、由紀が口を押えている。
「楽しいな」
「は、はい」
 お互いに顔を見合わせて言葉を交わす。進んだり止まったりを繰り返しながら、夏の暑い日差しを浴びて車は高速道路を進んでいく。

 それぞれの車の行き先は知る由はないが、これほどまでに車が混むというのに……と頭によぎるが、かく言う私達も同じかと苦笑いだ。車は、以前とノロノロが続いている。
 先ほどから、由紀が両手を膝の上に置いて、脚を小刻みに震わせている。恐らく私同様、オシッコがしたいのだろう。
「どうした、オシッコか? それとも、もっと強くしてほしいのか?」
 由紀の様子で分かっているのに意地悪く聞いてやる。
「…………」
 返事がないことをいいことに、バイブの振動を一段上げていく。
「ヤメテ…や、めてください。漏れてしまいます」
「なんだ。オシッコがしたいのか。ちゃんと言え」
「すみません。オシッコをさせてください」
「見てのとおりだ。車が一向に進まない。悪いが我慢だな」
 私は由紀という便器に放尿を済ませているので、涼しい顔で応えている。
「さっき、ご主人様のオシッコをいただいて、もうお腹がパンパンです。もう、が、我慢できません」
「困った奴だな。オムツでするか?」
「オ、オムツですか?」
「そうだ。嫌か?」
「…………」
「じゃ、我慢しろ!」
 あぶら汗で苦痛に歪む顔と哀願の眼差しを楽しみながら、平然と言い放つ。
「シ、シマス」
「早く言え。漏らされて車が小便臭くなってはかなわん。グッズカバンに高吸収のオムツが入っている。それを当てろ」
 流石に、もう我慢ができないのかシートベルトを外し、血相を変えて後ろを向くのも辛そうにカバンからオムツをひっぱり出している。
「天狗の鼻と透けパンを脱いでから当てるんだぞ。着替えはないからな」
 そんなことも耳に入らないかのように、服を捲り天狗の鼻のバイブに顔をしかめながら抜き取り、パンティをモゾモゾと脱いでいる。次に手にしたオムツを開いてお尻の下に敷き、前当てを持って来て両脇の粘着テープでしっかり止めた。
「着けました」
 奴隷の心得として、主への報告を済ませた。
「いつ出していいが、出るときは言え」
「はい」
 普通の者なら排泄をする場所以外で、ましてオムツを当てての放尿はしにくいものだ。案の定、排泄感で切迫しているにも関わらず、顔を赤らめているばかりだ。
「どうした? いつでもいいぞ」
「ハ、ハイ」
 フロントガラスの一点を見つめている姿に、最初の迸りを待っている様子が手に取るように分かる。
「出ます。オシッコをオムツに出します」
『ふー』という言葉を吐いて、溜まりに溜まった由紀のオシッコをオムツに出している。見る間にオムツが膨らんでいくのが分かる。由紀の赤ら顔も普段の色を取り戻していく。
「終わったか。車も由紀のオシッコを待ってたみたいに流れ出したぞ」
「…………」
 皮肉なことに、由紀がオムツに排尿を済ませたのを見計らったように、渋滞を抜け出した。由紀の感情を逆なでするように、車は快適に進んでいく。小一時間ほどの快適なドライブを楽しみ目的地のインターを出て、一般道を北に向けて車を走らせる。

 しばらく道なりに走っていくと、割と大きなショッピングセンターが目に入ってきた。
「少し遅くなったが、昼飯としよう。ついでに、滞在中の食事の材料も買っておこう」
 車をショッピングセンターの駐車場に乗り入れる。由紀が不安な顔でこちらを見ている。
「着いたぞ。お腹が空いただろ。好きなものを食べるといいと言ってもファストフードくらいだが……」
「あのう、オムツ……」
「オムツがどうした?」
「恥ずかしいです。たっぷりとオシッコを含んだオムツ、きっと見えてしまいます」
「由紀は、恥ずかしいのが好きじゃないか」
「で、でも、オシッコの重みで垂れ下がってしまいます」
「分かった。そしたら、オムツかバイブか決めろ。奴隷に選ばせるなんて優しい主で良かったな。由紀」
「…………」
「どっちなんだ? 私もお腹が空いているんだ」
「バイブ、バイブです」
 私の剣幕に驚いて、素っ頓狂な声で答えた。
「そしたら、先にトイレでオムツとバイブの交換だな。あそこの『さと』で待っている」
 由紀が、慌ててバッグにT字帯のバイブ、穴あき透けパンツを詰め込んで、私の後をボディコンのお尻の方を気にしながら着いてくる。トイレの方向に行く由紀を横目に『さと』の方に歩いて行く。好都合に、壁を背にでき右側も壁で囲まれたテーブル席が空いていた。遅い昼食ということもあり、お客は、サラリーマン風の男性と幼い子供を連れた家族連れがいるくらいだった。
 お茶を貰ったときに、二人連れだと告げておいた。壁にもたれて冷たいお茶で喉を潤しているときに、由紀が辺りを見回しているのが目に止まり、手招きをしてやる。
「お待たせしました」
「見せてみなさい」
「…………」
「由紀の後ろは、残念なことに衝立になっている。何をしてるか見えないよ」
 恐る恐る辺りに気を配りながら、ボディコンの裾を捲りあげて、黒のT字帯を見せるのを下から覗き込む。目を上げた時にサラリーマンと目が合った。リモコンを手にニヤリと頬がゆるむ。スイッチを入れないわけにはいかない。リモコンのボタンを押す。由紀の方がわずかに沈んだ。
「ウッ」
 辺りを憚り、小さな声が漏れた。それをサラリーマンが見ているのを確かめるとバツが悪そうに違う方向に目を向けた。
 そうこうしているときに、ウエイトレスが注文を聞きに来た。チラシ寿司と素麺セットを頼んだが、それを端末に入力する手が一瞬止まった。目の端に由紀の痴態が写ったのだろう。メニューを復唱する声が、上ずっているのでそれと分かる。
「お茶のお替りはいりませんか」
 ウエイトレスが気を取り直して聞いてくる。
「じゃ、お願いします」
 と何事もないそぶりで応える。その様子を例の男も興味深く見ているのが、なんとも楽しい。
 由紀を遊ぶのはこれくらいにして、お腹を満たすことにした。

 慌ただしく昼食も終わり、滞在中の食材を調達すべく食品コーナーに行く事にした。カートは、由紀に押させる。両手が塞がり捲れあがってくるスカートの裾を容易には直せない。これも計算づくだ。
 肉、魚、野菜と献立メニューを考えながら、どんどんとカゴに放り込んでいく。
『クラブの練習が終わったのだろう』日に焼けた高校生らしい集団が目についた。小腹がすいているのかパンコーナーで菓子パンをあれやこれやと言いながら選んでいる。
「そうだ、食パンも買っておこう」
 由紀を男子高校生達のいるパンコーナーに連れて行く。食パンとサンドウィッチ用のパンを取る。わざと食パンの袋を落した。音に驚いて高校生がこちらを見ている。
「拾いなさい」
「…………」
 それでなくてもマイクロミニのボディコンである。しゃがめば、黒のT字帯が見えてしまう。
「早くしなさい」
「は、はい」
 由紀がしゃがんだのを見計らい、リモコンのスイッチを入れる。上目づかいで戸惑いの表情で私の方を見ている。T字帯への注意が疎かになり、男子高校生達に絶好のチャンスを与えている。
「ヒョー」
「えっ!」
「見えた!」
 高校生達が、口々に遠慮のない言葉を発している。由紀の顔が羞恥に赤らむ。
「ちょっと、ごめんよ」
 由紀が食パンの袋をカートに入れたのを確認して、次の食材へと高校生達の間を抜けて移動する。後ろに、高校生達の刺すような視線を感じ、卑猥な言葉に股間が疼く。
 粗方の食材を買い込み、レジを済ませて買い物袋に詰め込むと大きな買い物袋が2袋となった。足らずは、古民家の近くのコンビニでも用が足せるだろう。出口まではカートに乗せていくが、そこからは由紀に持たせることにした。これも計算してのことであり、車はショッピングセンターから遠いところの駐車場に停めておいた。
「もう、ここに来ることもないだろう」
 両手に袋を下げている由紀のボディコンの裾をT字帯が見えるところまで捲りあげる。行き交うそれに気づいた人が、視線を落してから顔を背け、中には厭らしく舐めるようにそれを追う視線を投げかける。私といえば、それに気づかぬフリで由紀に考えを与えないよう足早に車に向かう。
『バタン』
 トランクに袋を納めて、目的地である古民家へと車を走らせた。

 古民家に到着した。辺りにも同様な古民家が立ち並んでいるが、SM仲間から借り受けた古民家は、茅葺屋根にトタンを被せた古民家で、柱は煙で黒光りをして風情があるなかに、室内はエアコンが完備し、システムキッチンやお風呂も電気給湯器と現代的で使い勝手よくされている。座敷牢がしつらえてある蔵も古民家と繋がっていた。
「さあ、着いたぞ」
 知人から預かっている鍵で玄関を開けて、タタキに食材などを下ろし、熱気のこもった部屋の窓を開け放す。落ち着いたところで、台所のテーブルのところに座り、由紀を床に正座させてこれからのことを話してやる。
「今日から五日間、お世話になる我が家だ。由紀にとっては座敷牢付きの監禁調教の館だな」
「はい」
「奴隷の管理は、主の仕事だから、ここでの食事の用意などは私がする。由紀は、いつでも穴が使えるように心得ておきなさい」
「わかりました」
「今日は、渋滞で疲れた。明日からに備えて食事をしたら休むことにする。由紀の寝床は座敷牢だ。空調もちゃんとしてるので安心しろ。予定としては、第二日の明日は、この古民家の持ち主との合同調教。第三日は、夏の清涼を味わいにこの先の清流での森林野外調教。第四日は、性に餓えた男達に由紀の体を存分に楽しんで貰う輪姦性処理肉便器。最終日の第五日は、男と女を招いての獣姦ショーだ。犬は、ここの持ち主が用意してくれる」
「わ、わかりました」
「じゃあ、邪魔なものは要らない。脱げ。今日から五日間、裸と首輪が奴隷由紀の正装だ」
 長時間オメコに入っていた淫汁でベトベトのバイブ付きT字帯を手に持たせ、服を脱いだ体の赤い首輪にリードを付けて身繕いをする。
「風呂で汗を流してから、冷シャブでビールとしよう。ベトベトのバイブも綺麗にしろよ」
 日が落ちてもまだ明るい夏の夜、縁側で裸の奴隷を従えての晩餐を堪能した。
 就寝の支度に取り掛かる。由紀を監禁し放置するので、夜にオシッコを漏らされては困る。尿道にバルーンカテーテルを挿入して留置し、ゴムホースをサージカルテープで太腿に固定してその先を蓄尿袋に繋ぐ。アナルは開きっぱなしになって日常生活に支障が出ては困るということで、就寝時のアナルプラグは抜くことを許可している。それでも緩くはなっているが……。
 由紀にタオルケットを一枚渡し座敷牢のくぐり戸に南京錠をして、第一日は終わった。


2018/04/17 23:56:01(EKupmMQI)
2
投稿者: ヤマピー
ID:yamapi5373
第二日(古民家の持ち主との合同調教)

 夏とはいえ、都会とは打って変わって木々に囲まれた山間部のここら辺りは、日中は気温が上昇するが、朝は涼しくて爽やかだ。雨戸の隙間から差し込む朝の光に誘われて目が覚める。朝立ちを静めるために南京錠の鍵と蛇腹付きの上戸を持って、座敷牢に近づく。
「おはよう。よく眠れたか」
「はい」
 主の気配に目を覚まし、髪を手櫛で梳いて蓄尿袋を手にして、格子の隙間から顔を覗かせて正座で迎える。
「朝の水分補給だ。もっとこっちに来なさい」
「はい」
 格子から手を差し入れて由紀の口にホースを咥えさせ、朝の排尿を済ます。少し、アルコールの匂いが立ち上る小便を上戸めがけて排泄する。一滴も零すまいと尿を吸い込む奴隷の引きに、夜の間に溜まった小水を放出するのが気持ちいい。
「ご馳走様でした」
「よく眠れたか。」
「はい。暑くもなくオシッコの心配もせずに、快適に休ませていただきました」
「それはよかった。オシッコもずいぶんと溜まっているな。あとの楽しみだ。今日は、この古民家の持ち主、カズさんとの合同調教だ。まずは腹ごしらえをしておこう」
 南京錠を外して由紀を座敷牢から外に出し、四つん這いのままリードで台所まで引き立てる。
 由紀を『待て』の姿勢のまま放置して、スクランブルエッグとカリカリベーコン、フレンチトーストとブラックコーヒーで朝食を済ます。もちろん、由紀にも同じものを用意してエサ皿で食べさせる。

 裏のガレージに車の音がして、ドアの閉まる『バタン』という音がした。
「おはよう」
 勝手知ったる鍵の掛かっていない我が家の玄関を開けて、背の高い恰幅のいい男が台所に顔を出した。
「おはよう」
「おはようございます」
 食事が終わり、2杯目のコーヒーを飲んでいるところに古民家の持ち主が現れた。
「朝食は?」
「途中のサービスエリアで済ませてきた。ほほう、美味そうな牝豚だ。今日は、楽しませてもらうよ」
 私と由紀を交互に見ながら、嬉しそうに話す。二人を挟んだテーブルの下に由紀を放置して、しばらくSM談議や今日の調教内容の下打合せに花が咲く。
「そろそろ取り掛かりますか」
「そうだな。時間がもったいないね」
 私がカズさんに調教を持ちかけると、一、二もなく賛同の答が返ってきた。
「朝一に、浣腸もなんですが……。牝豚に朝の用を足させましょう。蓄尿袋もご覧のとおり一杯になっています」
 とカズさんになみなみと溜まった蓄尿袋を見せる。由紀が夜中に溜めた尿をイルリガートルに入れて、自尿浣腸をしようと言うのだ。古民家の四つ間の二部屋を使用して改造した調教部屋に、1,000mlのイルリガートルにゴムホース、液体止めのクリップと嘴管を付けて準備する。私が準備をしている間、カズさんが由紀の口に肉棒を咥えさせて奉仕をさせている。時折、『グウェ』という嗚咽が、ここまで聞こえてくる。
「準備ができましたよ。牝豚を連れて来てください」
「よっしゃ、分かった」
 カズさんがリードを引っ張りながら蓄尿袋を手にして、台所から調教部屋へと由紀を連れて来る。

 蓄尿袋から外したホースに鉗子を付けて尿漏れしないようにしてから、蓄尿袋の尿をイルリガートルに零さないように移していく。蓋をしたイルリガートルの隙間が由紀の体温のせいで曇っていく。
 次に、由紀を四つん這いのまま肘を前に伸ばさせて尻を突き出させる。嘴管に催淫剤入りのローションを塗り、アナル周りと指が届くところまでの直腸にもたっぷりと催淫剤を塗り込んだ。口を開けたアナルに嘴管を埋め込み、抜けないようにゴムホースもある程度まで挿入する。
「さあ、自尿浣腸の用意はできた。あとは、このクリップを外すだけだ。これは、カズさんにしてもらいましょう」
「嬉しいことを……」
「お・も・て・な・しですよ」
 由紀といえば、二人の会話を微塵もせずに浣腸姿勢のまま、今か今かと二人の話を聞いている。
「いきますか?」
「いきましょう」
 その言葉を合図に、カズさんがクリップを外した。イルリガートルに入った尿が見る間に減っていく。
「どんどん、入っていくね。もう半分になった」
「…………」
 伏せの姿勢でゴムホースの尻尾を生やして催淫剤でモゾモゾしている牝豚に状況を説明してやる。ほどなくイルリガートルの液体がなくなった。
「これで栓をしてやってください」
 私がカズさんに、太さが5㎝くらいの紐にリングのついたアナルプラグを手渡す。由紀のアナルからゴムホースを抜き、さらに催淫剤を塗ってアナルプラグを差し込んだ。
「微温浣腸みたいなものですから、しばらくは我慢させましょう」
「いいねぇ、苦痛に歪む顔を見させてもらおう。いや、催淫剤で悶える顔かな」
 由紀のお腹がギュルギュルと鳴っている。外部からの液体の注入で腸の活動も活発になっているのだろう。由紀が顔を歪めてお腹を押さえている。
「カズさん、あるM女に言わせると排泄しながらのセックスは、糞をひり出す快感とオメコの快感が半端なく気持ちいいらしいですよ。試してみますか」
「面白そうだな。といっても気持ちがいいのは牝豚だが……」
 そう言って、牝豚の髪を掴んで肉棒を咥えさせる。
「大きくしてくれよ」
 由紀の髪を鷲掴みにして、肉棒を喉奥にグイグイと押し込んだ。先ほど台所の方から聞こえた『グウェ』という嗚咽の正体が分かった。その間に、透明なプラスティック水槽を運び入れる。部屋を汚さないように由紀に跨らせてここに排泄させようというのだ。用意ができた合図を送ると、カズさんがリードを引き立てて、由紀に後ろ手で水槽のふちを掴まらせて上向きに跨らせた。
「入れるぞ」
 由紀のフェラでいきり立ったチンポをオメコに埋めていく。
「は、うー」
 快感は、便意とは別なのか気持ちよさそうな声を吐く。その言葉に応えるように、カズさんが腰を前後にピストンを繰り返す。苦痛なのか快感なのか見ている者でも分からない苦悶の表情が、カズさんの動きを速める。
「ダ、ダメー。出させてください」
「何をだ。はっきりと言え」
 チンポの抜き差しで責めながら、分かりきったことを敢えて聞いている。
「お、お願いです。ウンチ、ウンチを出させてください」
 額にあぶら汗を滲ませながら、悲痛なまでの哀願をする。
「そろそろ、出させてやりましょう」
 アナルプラグのリングを引っ張りながら、声をかける。
「ちゃんと口上を言ったら出させてやるよ」
「牝豚由紀にウンチを出させてください。臭いウンチをひり出すところを見てください」
「ウンコだ」
「はい、牝豚由紀にウンコを出させてください。臭いウンコをひり出すところをご覧ください」
「よし、出させてやるよ」
 その言葉を合図に、リングを引っ張る。『ポン』といったかは定かではないが、『プシュ、ジャー、ジャバジャバ、ボト…』とアナルからと水槽からの音が部屋中に轟いた。その音とは別に、耐えに耐えぬいた便意から解放された快感とセックスの快感の相乗効果に、由紀の口から得も言えぬよがり声が出た。
「いい、気持ちいい。堪らないの。イク、逝きます。イクー」
 白目を裏返して、体をビクビクと痙攣させながら快感を貪っている。その間も、アナルから軟便をジュルジュルと水槽に垂れ流している。
「私も逝ってしまったよ」
 照れながらカズさんが頭を掻いた。
「まだ、始まったばかりですから、時間はたっぷりとありますよ。オメコのザーメンとお尻を綺麗にしてやりましょう」
 由紀をお風呂場に二人で担いでいき、シャワーで綺麗にしてから、水槽に溜まった汚物を片付け、消臭剤を振り撒いた。

 次の手筈にと由紀のことをカズさんに任せて、竹を調達しに近くの竹藪に向かう。その竹を割いて鞭の替りをしつらえる。車庫兼物置で『ギーコギーコ、ドンドン』と音をさせて、急場仕込みの道具を完成させた。
「気持ちよくさせたあとは、苦痛系で責めてやりましょう」
「なるほど、飴と鞭ということか。いいね」

 前に古民家に来た時に、カズさんの趣味の三角木馬があることは確認していた。由紀の監禁調教が実現した時には、是非とも使ってみたいと温めていた。三角木馬の置いてある場所には、吹き抜けの梁に滑車も吊り下げてあった。
 由紀を後ろ高手小手に縛りあげ、滑車のフックを下げて、縄尻を引っかける。二人で担いで木馬に乗せ、胸縄にテンションを掛けて両脚を振り分け、オメコに△が喰い込む手前で止める。由紀が競走馬の騎手さながらに、木馬の胴を締めつけている。その状態でしばらく放置して、脚が疲れるのを待つ。太腿が僅かに痙攣してくるのが見て取れる。
「少し、フックを下げてオメコに喰いこませましょう。あっ、その前に、脚を伸ばさせて左右の足首にコンクリートブロックを……」
 脚を伸ばしても、足の裏から床まで、30㎝程は離れていた。二人してブロックを床から浮かせ気味に結び付ける。由紀の顔が恐怖で蒼ざめている。チェーンブロックを緩めて由紀の体を徐々に沈めていく。
「痛い、痛いです。ゆ、許してください」
「何を言ってる。私達は痛くない。まだ始まったばかりだ」
 体を真っ二つに引き裂かれる痛みに、唇がわなわなと小刻みに震えている。縄尻の張り具合を見て、頃合いのところで止める。あまりの痛さのせいか、由紀の口は開かない。
「急ごしらえですが、2本の竹鞭を作りました。交互に打ってやりましょう」
 由紀の目が大きく見開かれて、二人を睨みつける。それに気づかないフリで、1本をカズさんに手渡す。
「なかなか、いい趣向だね。それによく出来ている」
「お褒めをいただきありがとうございます。では、いきますか」
 木馬を挟んで左右に分かれて、竹鞭を打つ体制をとった。試しに、木馬を『ビシッ』と叩いてみる。
「ヒッ!」
「まだ、どこも叩いていない。木馬だ。では、いくぞ」
 まず、私が由紀の右の尻に一太刀を入れる。続いて、カズさんが左を責める。交互に澱みなくしたたかに打ち据えていく。
「イッ、イタッ、イ、ウッ……」
 見る間に、由紀の白磁の尻が真っ赤に染め上げられていく。次第に赤から紫に色を変え、ところどころに血が滲んできた。
「今度は、腹と乳房を責めましょう。カズさんは、胸をお願いします」
「よっしゃ」
 二人の阿吽の呼吸で、奴隷の体は所どころが裂けて、ボロ雑巾の様相だ。あまりの痛さに、白目を剥いて口から泡を噴いて失神した。三角木馬が汗ではない液体で濡れている。
「木馬は、これぐらいにしましょう」
 コンクリートブロックを外し、由紀を少し吊り上げて木馬を抜いてやる。

「今度は、飴を食べさせてやりましょう」
 どうやら由紀に『飴と鞭』を交互に与えて、嬲りつくそうという趣向らしい。今度の『飴』は、宙に浮いたままの由紀を、二人の肉棒で責めて立て、随喜の涙を流させようということらしい。脚をM字に開くように縛り、胸縄に絡めて固定した。
「カズさん、前と後ろとどちらがいいですか?」
「両方と言いたいが……。先に前はいただいた。今度は後ろで、あとで交代してもらおうかな」
 由紀を挟んで、カズさんがアナル、私がオメコに決まった。
『バシッ』
 由紀の髪の毛を掴み、顔を上向けてビンタを一発食らわして正気に戻す。
「痛いばかりでは可哀そうだ。今度は、気持ちよくしてやろうな」
「…………」
 私の怒張したチンポを、M字に開ききったオメコに挿入する。
「うーん」
 カズさんが由紀の後ろにまわり、同じように怒り狂ったチンポをアナルに埋め込む。♂♀♂のサンドウィッチが出来上がった。
「ウッ、ウー」
「さあ、やりましょう」
 その言葉で、二人の男による『押しくら饅頭』が始まった。
「それ!」
「どうだ」
「い、いぃ」
「もっとだ」
「ほれ!」
「あ、あぁー、気持ちいいです。気持ちいい……」
「では、交代しましょう」
「OK」
 私が、オメコから肉棒を抜き取りアナルに埋め込み、カズさんがアナルを責めていた肉棒を拭いもせずに、そのまま由紀の女陰に容赦なく挿入する。前後を交替してさらに追い込んでいく。
「いくぞ」
「出すぞ」
 男二人が同時に射精の時期を迎えた。腰を早鐘のように打ちつけ、ピタッと動きが止まる。
「ご主人様の精液が、由紀のオメコ、アナルに……」
 ドクドクと存分に二穴に放出した男達が、由紀の体から離れた。オメコから白い粘液が、アナルからは少し茶色味を帯びた粘液が、ボタボタと床に垂れ落ちていく。

 宙吊りの由紀を降ろし、冷えた生ビールで喉を潤し、調教の振り返りで話を弾ませながら、そうめんで腹ごしらえをする。午後の調教に備えて、由紀を座敷牢に閉じ込めて昼寝をする。都会の喧騒を離れて、のんびりと古民家の非日常を堪能する。

 尿意を覚えて目をさました。その気配にカズさんも目を開ける。
「起こしてしまいましたね。オシッコがしたくなって……」
「ビールが効いたな。私もだ」
「どうです、由紀にかけて遊びませんか」
「いいね」
 カズさんがSM専用の隠れ家として手に入れた古民家ではあるが、風呂とトイレにはそれなりの金をかけていた。大人4人がゆうに入れる広さのお風呂が増築してあった。
 由紀を引き連れに座敷牢に向かうが、調教疲れか軽い寝息を立てていた。
「起きろ」
「…………」
 とっさのことで、ここが何処なのか分からないのだろう、キョトンとした顔をしている。
「古民家の座敷牢だ」
「は、はい」
 漸く合点がいったのか眼差しをこちらに向けた。くぐり戸に来るように手招きして……。
「汗を流してやる」
 くぐり戸から顔を出したところで、リードを付けて風呂場まで四つん這いで引き立てる。首輪とリードを外して、『チンチン』のポーズで口を開けさせる。二人して、その口に向けて一斉放水を開始した。
「グェっ」
「頭からかけてやりましょう。私は胸と背中に」
 鞭打ちの傷口にオシッコが滲みて由紀の顔が曇る。お構いなしに、溜まりに溜まった尿を頭から体中に浴びせていく。オシッコまみれの由紀をしばらく視姦してから、シャワーで洗い流して、次の調教のために調教部屋に連れていく。

 ビニールシートに寝かせる。手首、足首を縛って四方の柱に結び付けて大の字の格好で上を向かせる。さらに顔にも蝋を垂らすので、瞼の上に脱脂綿を被せてガムテープで止める。
「由紀の大好きな蝋燭だ。楽しみだな」
「…………」
 牝豚の返事など期待していない。朱色、仏壇用の極太の蝋燭が夥しく並べられ、携帯ガスバーナーまでも用意された。それぞれに火を点けて、蝋の海が出来上がる。エアコンの温度を目一杯に下げても、汗が滴り落ちる。由紀にとっても、蝋が体にくっ付かずに好都合である。試しにお腹の上に一滴を垂らす。
「ア、アツイ、熱いです」
「熱いか。これからもっと熱くなる。良かったな」
 右と左に分かれて、左右対称に朱色の蝋を垂らしていく。乳房、乳首、脇腹、お腹、無毛の陰部を飛ばして太腿、膝、脛、足指の一本一本を朱で染めていく。由紀の咆哮が耳につく。口封じにと穴あきの透けパンを丸めて口に捩じり込んでやる。次に、手の指も足指と同じように蝋を垂らし、肩口までを朱で覆っていく。
「カズさん、腋、ここは熱いですよ」
「おう!」
 二人して、容赦なくボタボタと蝋を重ねていく。由紀が顔を左右に振りながらのくぐもった声が心地よい。体の反面が二つを除いて真っ赤に染まった。顔と陰部である。
「顔をいきましょう。オメコはガスバーナーを使いましょう」
「ヒー……」
 耳栓をするのを忘れたが、後の祭りと諦める。舌にも蝋燭を垂らすので、透けパンを引き抜く。
「お許しください。どうか、お願いします」
「おもちゃにお願いされてもな。ダメだな」
「あ、熱いんです」
「私達は、熱くない」
 カズさんの足と私の足で、由紀の顔を挟み込む。顎から垂らしはじめていく。
「舌を出せ!」
 口を真一文字に結んで抵抗をしている。髪の毛を掴んで思いっきり引っ張ると観念したのか、舌を突き出した。
「もっとだ。もっと出せ」
 突き出された舌に向けて、絨毯爆撃の如く執拗に蝋を降り注ぐ。両頬を染め、鼻、額と顔一面に朱の華で彩っていく。まだ、若草を刈り取られた土手の一点だけが、白く残っている。カズさんに携帯ガスバーナーを手渡す。2本の蝋燭を左手に持ち、ガスバーナーに火を点けて、一気に土手に水と化した蝋が白い部分を埋めていく。辺りとは違った肉盛りの蝋に土手が満たされていく。
「ヤメテ、止めて……ください。アツイんです、お願いします……」
「熱いだろう。嬉しいか。もっと熱くしてやろうな」
 そう言って、土手の上の熱蝋を剥ぎ取る。蝋の熱に焼かれた土手も同じように熱くなっている。
「第二段、いきましょう」
「ギャァー」
 あまりの熱さなのだろう、由紀の手指、足指が折れ曲がり、蝋燭が剥がれた。さらにもう一度、土手焼きを繰り返してから、柱の縄を解き今度は由紀の体をうつ伏せに縛り直した。
 赤と白のコントラスト。背中には、仏壇蝋燭をオミマイすることは蝋責めのシナリオだった。鞭打ちで傷ついた肌には相当堪える筈だ。あと三日、弄びおもちゃにする奴隷の体だ。背中、臀部の背面には、ローションをタップリと塗っておく。上向きと同じ要領で、肩口から背中、桃尻、太腿、足先へと蝋を垂らしていく。
「アジイ、あづぃ」
 舌に絡まる蝋で由紀の吐く言葉が面白い。赤と白の蝋人形が出来上がった。縄を解いて由紀を立たせ、バラ鞭で払い落として、第二日の調教は終わった。ぬるま湯で体を洗ってやり、食事をさせて第一日と同じように、尿道カテーテルを施し座敷牢に閉じ込めて早めに休ませる。
 カズさんと食事をしながら、今日の振り返りと明後日の調教の下打合せを済ませて、カズさんが日常へと帰っていった。



18/04/18 09:49 (WJGQ9YW2)
3
投稿者: ヤマピー
ID:yamapi5373
第三日(森林野外調教)


 日が昇ってずいぶん経っていた。遅めの朝食をエサ皿に入れて座敷牢に向かう。メニューは、だし巻卵、シラス入り大根おろし、鮭の切り身、香の物に白ご飯をエサ皿に一緒に入れて味噌汁をぶっかけたものである。牝豚、いや牝犬らしく手を使わせず、直接口で食べさせる。
「ほれ、朝飯だ!」
「おはようございます」
 座敷牢の下の差し入れ口から、無造作にエサ皿を差し入れる。奴隷として当然のように、エサ皿に口を持っていき食べ始めた。
「美味いか?」
「はい、美味しいです」
「犬らしくこぼさずに食べろよ。食事が済んだら、今日は野外調教だ。楽しみにしていろ」
「はい。かしこまりました」
 そう言い残して、準備のために座敷牢を後にする。

 由紀に朝飯を食べさせている間に、今日の調教道具を準備する。麻縄、バラ鞭、乗馬鞭、一本鞭、ボールギャグ、充電式電マ、蛇腹付き上戸、蝋燭、携帯ガスバーナー、牝豚由紀と刻印した焼印、200mlガラス浣腸器、プラスチックシリンジ(注射器)、ピンチコック(鉗子)、エネマシリンジ、吹き矢などなどを調教部屋のシートに順番に並べていく。調教道具は由紀の目の前でカバンに詰めていくことに決めていた。食事が済んだ頃を見計らって、リードを持って座敷牢に向かう。
「済んだか?」
「はい。ご馳走様でした」
 一粒残さず綺麗に平らげてあった。
「こっちへ来い」
 くぐり戸へ手招きし、南京錠を外して蓄尿袋を手に下げた由紀の首輪にリードを付けて、調教部屋に引き連れていく。

 蓄尿袋とゴムホースは取り外し、バルーンカテーテルは、このあとの調教を考えて挿入したままでピンチコックを挟み、太腿にテープでしっかりと止めおく。
「由紀、今日の調教グッズだ」
「…………」
 麻縄から順に、由紀に一つひとつを確認させながら調教カバンに詰め込んでいく。それを見ている目が白黒したり、大きく見開かれたり、顔が赤くなったり青くなったりの表情を楽しむ。カバンに詰め込むのが終わった。
「さあ、出かけるぞ」
「は、はい」
 五日間、由紀に服を着せることは考えていない。奴隷の正装である裸に首輪で過ごさせるつもりである。今日は、牝豚を牝犬に見立てて犬同様に四つん這いで歩かせ、リードを引っ張って車に乗せる。いつか、こんな監禁調教の日もあろうかと古民家に来たついでにここら辺りの下見はしておいた。車を小一時間ほど走らせたところに格好の調教スポットを発見していた。
「着くまで、これで遊んでいろ。脚を広げて外から見えるようにな」
「は、恥ずかしい」
「私は、恥ずかしくない」
 山あいを抜けて車を林道の広くなったところに停めて、電マでオナニーに耽っている由紀を降ろす。
「ここまで来れば、やはり涼しいな。ここらは山が深いので水が枯れることなく、清流が流れている。渓流釣りの釣り名人がいれば面白いな」
「…………」
「さあ、行くぞ」
「…………」

 案外に山の手入れもされており、木々も開かれて小石混じりの道だが、四つん這いでもなんとか歩けそうだ。調教カバンを肩にかけて、リードを引きながら由紀を清流の谷に連れて行く。たまに、乗馬鞭で追い立てるのを忘れない。水際近くになれば、石も丸みを帯びて由紀も難なく這いだした。
「朝の掃除を忘れてたな。浣腸だ」
「お願いいたします」
 調教カバンから、ガラス浣腸器とエネマシリンジを取り出す。夏とはいえ、山から滲みだした水が流れる清流は、手を長くは入れておけないほどに冷たい。これを由紀に注入してやるのだ。由紀の手首と脛が浸かるくらいのところでお尻を突き出させて浣腸ポーズをとらせる。
「水は、いくらでもある。はじめるぞ」
「はい」
「まずは、1本目」
「冷たいです。お腹が……お腹がイ、イタイです」
「そうか、痛いか。じゃ、2本目だ」
「は、はい」
 由紀が吐く『痛い、苦しい』などの言葉を無視してどんどんと数を増やしていく。由紀のお腹が妊婦腹のように膨らんでいく。7本、1400mlの抽入を終えた。アナルプラグに丁度よさそうな石を拾いあげ栓をする。
「もうダメです。出させてください」
「まあいい、水洗便所だ。存分に出せ」
 そう言いながら、石を抜いてやる。『ブリュ、ビュー』と遠慮のない音を立てながら、川面に糞をひり出しはじめた。
「痛い、お腹が苦しい……」
「じゃ、お腹を揉んでやろう」
 揉み込めば、それに合わせて面白いように途切れ途切れに茶色の液体が流れに吸い込まれていく。
「お、終わりました」
「じゃ、洗腸だな」
「もう、もういいです」
「遠慮はするな。水はいくらでもある」
「…………」
 ガラス浣腸器をエネマシリンジに替えて、嘴管をアナルに捻じ込む。吸い込み口を水につけずに、二度ほどゴム球を握り潰して空気を注入する。次に水につけてリズムよくグイグイとゴム球を握り込む。その度に、由紀の口から「ウッ」という声がシンクロして漏れる。先ほどの妊婦腹くらいになった。あと三度注入して嘴管を抜き取る。
 と同時に『ブ、ブブー』の空気音に続いて、綺麗な放物線を描いて放出が始まった。手にしていた乗馬鞭で尻を打擲しながら、『それっ、ほれっ』と奴隷の排泄を楽しむ。由紀がこちらに目を向ける。
「終わったみたいだな。今度はVomitだ。下の口からひり出したんだから、次は上の口から強制嘔吐だ。とその前に……」
 水に濡れて剥がれかけのテープが気になり、調教カバンからОバンドの太い輪ゴムを取り出し、由紀の足をくぐらせて太腿のところでピンチコックとカテーテルを止める。準備ができたところで由紀の髪を引っ掴み、下流の方に顔を向かせる。右手の人差し指と中指を重ね、左手の親指で由紀の鼻を押し上げて喉奥に突っこむ。
「ゲボッ!」
 由紀の口から朝に食べたものが固まりとなって吐き出された。環境汚染のことが頭を掠めたが、『魚の餌になるだろう』と構わずに、さらに喉奥を責める。
「グウェ」
 涙と鼻水を流しながら、口からは嘔吐物を吐き出していく。今度は、美食を貪っていたフランス貴族が、食べたものを吐き出しては、また料理を食する王侯貴族さながらの光景が頭をよぎる。
「グェ、グウェ」
 空エズキだけとなった。胃から出てくるものがなくなった。涙と鼻水、口の周りを涎と吐瀉物まみれにした由紀の顔をまじまじと見る。
「胃の洗浄もしてやろうな」
 予め用意しておいた蛇腹ホースを口に咥えさせ、朝から溜めに溜めた小便を上戸に放尿してやる。由紀がグイグイと飲み込んでいく。何回にも分けながら膀胱を空にしていった。
 目の端に、釣竿を担いだ初老の男を捉えた。
「こんにちは。どうです、見ていきませんか。こいつは見られるのも好きなもので……」
 傍らを通り過ぎようとする男にこちらから声をかける。
「何やら面白い事をされておられますな。私も嫌いな方じゃありませんが、今日は……」
 声をかけられた男が、手にした釣竿を二、三度振って、釣りに向かうことを仄めかす。
「残念ですね。気が向いたらご遠慮なく……、近くで遊んでいますので」
「では」
「釣果を期待していますよ」
 後ろ手で手を振りながら、奥の方に進んでいった。話をしながらも、由紀への飲尿は続けさせていた。漸くに小便を出しきって肉棒をしまい、ホースを取ってやる。
「今度は、自分で吐き出せ。手を突っ込んで出してみろ」
「は、はい」
 由紀が先ほどと同じように二本の指を喉奥に押し込んで、舌を押し下げて、吐いている。相当な量の小便が胃を満たしている筈だ。何度も何度も指を突っ込んで、涙と鼻水まみれになりながら吐き出している。

 奴隷の胃も腸も綺麗にしたところで、次の調教に取り掛かることにした。先の釣り人と同じに浅瀬を選びながら沢に向かって奥に進む。途中、小さな滝が現れた。由紀の腰ぐらいまでの滝つぼがあった。由紀を後ろ小手で軽く縛って、かろうじて口が水から出る位置に体を沈めて、冷水放置だ。次第に唇が紫色になり、歯が『ガチガチ』と鳴りはじめる。頭を鷲掴みにして力一杯に顔全体を沈める。10、20と頭の中で数字を数える。30になったところで、引き出す。
「ブッ、ファー」
 息ができない苦しみと水責めに由紀の表情がこわばっている。縛られている由紀は、私に身を任せることしかできず、その表情は、もっと虐めたくなる嗜虐心を掻き立てるに十分だ。何度目かのとき、その由紀が頭を大きく振った。
「お、お願い、お願いがあります」
「なんだ?」
「オシッコがしたいです」
 冷たい水に浸かり、体が冷えているのであろう。また、尿道カテーテルもピンチコックで固定されて、垂れ流しもできない状態でもある。そういう私も先ほどに放尿したにも関わらず、同じように腰まで浸かっている体が冷えて尿意を覚えていた。
「わかった。オシッコをさせてやる」
「あ、あ、あり、がとう、ございます」
 ガチガチと震えながら言葉を繋ぐ。縄を解き、タオルで体を拭いてやり、腰掛に丁度いい岩に足を投げ出させて座らせる。Оバンドを抜き取り、ピンチコックに手をかける。
「取るぞ」
「お願いします」
 ピンチコックを外すと一条の黄色の液体が河原の石に降りかかり飛沫を辺りに飛び散らせていく。いつ終わるのかと思えるくらいに延々とカテーテルからオシッコが垂れている。蒼ざめた顔から、羞恥で赤らんだ顔に変っている。

 途切れのなかった尿も『ボト、ボト』になり終わりを迎えた。
「すっきりしたか」
「はい」
「今度は、私の尿を奴隷にくれてやる。膀胱にな」
「…………」
 膀胱に留置されているカテーテルの管に100mlのプラスチックシリンジを差し込み、シリンダーを抜き取り、シリンジに尿を注ぎ込む。抜き取ったシリンダーを差し込んで、私の尿を送り込む。ピンチコックで挟んでは、排尿、注入、鉗子で止めるのを繰り返す。
 持ってきたペットボトルのお茶を手渡す。
「飲め!飲んだら、これに出させてやる」
「はい」
 由紀がゴクゴクと美味しそうにお茶を飲んでいく。飲み終わって空になったペットボトルを差し出した。ピンチコックを外してペットボトルにカテーテルの管を挿入する。ペットボトルがお茶ではない液体で満たされ、容器の5分の3辺りで膀胱に注入された主の尿の強制排泄は終わった。ペットボトルにキャップをしてしっかり蓋をして調教カバンに入れる。バルーンカテーテルも抜き取り、飴の時間を楽しむ。
 由紀の口で肉棒を大きくし、蜜壺に挿入して軽く気をやらせて、浣腸で綺麗にしたアナルにも入れてやる。ヴァギナに入れた肉棒をアナルに、アナルに入れた肉棒をヴァギナにと交互に挿入して楽しむ。ジリジリと照りつける太陽による汗ばかりではない心地よい汗をかく。

 中飯にと用意しておいたサンドイッチを摘まんでのしばしの休憩を経て、沢を後にして雑木林へと足を向ける。リードを引き、乗馬鞭で追い立てながら奥へと進む。由紀を吊り下げるのに枝振りの良い木が見つかった。幹が太く、手頃な高さから水平に枝を張りだしており、吊り下げにも十分に耐えそうだ。
 由紀が木を抱くように幹に縛り付けて、脚を開かせてお尻を突き出させる。吹き棒に吹き矢を入れて、一気に息を吐く。
「ウッ」
 尻たぶに深々と吹き矢が突き刺さる。右に左にと交互に命中する吹き矢が尻たぶを飾っていく。由紀の嗚咽が静まり返った山の中で生々しく響いている。鞭打ちの邪魔になるので、突き刺さった吹き矢を1本、1本と抜いてやる。私の手に10本の吹き矢があった。
 吹き棒と吹き矢を片付けるついでに、充電式電マと長尺の一本鞭を取り出す。女陰に電マを埋め込み、快感を与えながら一本鞭で打擲するのだ。吹き矢を抜かれた尻たぶから幾筋もの赤い筋が流れている。
「もう少し、脚を開け。電マを埋め込んでやる。神経が敏感になるように目隠しと、それに『静けさや岩にしみいる……』でボールギャグもしてやろう」
 昨日の今日で、鞭痕も消えず肌もところどころ鬱血しているのが痛々しいと常人なら思うところだが……。
「100本だ」
 電マのスイッチを『強』にして、快感に尻を振るところで1本目の鞭を入れる。『ピシッ』と辺りの空気も張りつめる。
鞭の数だけボールギャグに言葉を封じられている由紀の『グッ』という音が耳に届く。背中、尻、太腿と蛇と化した鞭がその痕を残して纏いつく。鞭打つ私も大粒の汗を流しながら、奴隷の体に一本鞭を浴びせる。電マからの快感と痛みを快感に昇華できる由紀が小刻みに痙攣しながら気を失った。充電切れで電マも止まった。

 意識を取り戻した由紀の縄を解き、目隠しとギャグを取り、横に大きく伸びた木に体を上向きにした形で横木と平行に吊り下げた。さらに、肩口、腰、太腿、足首に掛けた縄に朱色の蝋燭を挟みこむ。蝋燭に火を点ける。肩口の蝋燭は乳房を、腰縄に挟んだ蝋燭はお腹を、太腿は太腿を、足首の蝋燭は足指に降り注ぐ。由紀の体が蝋燭に染め上げられるのをタバコを燻らしながら見つめる。
「アツイ、熱いです。お許しください。許してください……」
 由紀の泣き言が、この観賞に花を添える。蝋燭に染まった由紀の体を堪能したところで、蝋燭の火を吹き消した。幾重にも重なった蝋をバラ鞭で打ち払い、吊から降ろしてやる。

 野外調教の仕上げの時がきた。幹を背に座らせ、脚をM字に大きく開かせて縛り上げる。由紀の目の前に縦に2㎝×横に5㎝の飾り文字で『牝豚由紀』と刻印された焼き型を見せつける。
「えっ!」
「そうだ。これを焼き付ける」
「お許しください。それだけは……」
「駄目だ。私の奴隷の印、拒否は許さない」
「お願いです。お願い……」
 由紀の言葉に耳を傾けずに、携帯スプレーバーナーで焼印を炙り、真っ赤になったところで由紀の無毛の土手に押し付ける。
『ジュッ、ジュー』
「アツイ、熱いです」
 恐怖に引きつった顔と涙声で窮状を訴える。肉の焼ける香ばしい匂いが立ち上る。
 無毛の土手に『牝豚由紀』の文字が克明に浮き上がった。
 これで、牝豚由紀が名実ともに変態奴隷の烙印を押され私の所有物となった。明日の調教に備えて、火傷によく効く軟膏を塗り、お風呂にも入れる保護ガーゼで手当てしてやる。
 夏の宵の明るさに助けられているとはいえ、ここに来た時の太陽も西の山に沈んでずいぶんと経っている。第三日の森林野外調教も焼印で締めくくり、古民家へと家路を急ぐ。

18/04/19 21:04 (X5akkMgk)
4
投稿者: ヤマピー
ID:yamapi5373
第四日(輪姦性処理肉便器)


 由紀からの長期休暇の連絡を受けて、監禁調教の演目の一つに、餓えた男達へ生贄と差し出し、性処理奴隷として肉便器にすることを思いついた。そのために、友人から10人乗りのワンボックスも借り受ける手配もした。
 男達を調達する時間があまりない。SM系と寝取られ系の募集掲示板に、由紀の顔写真を載せて男達をネットで調達することにした。

【生中出しで牝豚調教の協力者を求む!】
 募集の内容は、要約すると以下のとおりであった。

 変態M奴隷牝豚由紀を性処理奴隷肉便器にする調教に協力してくれる方を募集します。
 日時:8月○○日(△)○○時~牝豚がクタバルまで
 場所:関西の古民家
   (現地までは、最寄りの駅で待ち合わせて送迎します)
 募集人員:8名(定員になり次第締め切り)
 募集内容:容姿、年齢不問。道具の大小、長短は関係なし。女が好きで、三度の飯よりセックスが好きな人なら誰でも可。ただし、3回は放出できること。
 調教内容:性処理肉便器。
      口、オメコ、アナルのどこでも使用可。
      必ず、生中出し(顔射もOK)
 牝豚のスペック:容貌(画像の牝豚)
         身長160、体重54。
         3Sは、83C・60・88
         童顔で色白、愛らしく男心をクスグル容貌にして極めて淫乱なNG無しのマゾ豚
 費用:行き帰りの交通費自己負担。(電車賃、または車代)
    軽食はこちらでご用意しますが、自分の飲み物(お茶、お酒など)はご負担願いします。
 その他:携帯の電話番号とメールでやり取りができること。
    ドタキャンをされない方。
    折り返しの返信は、携帯となりますのでメールアドレス(フリーメール不可)は必ず書き込んでください。

 以上のような内容で、2、3の募集掲示板に掲載をした。
 反響は、御多分に漏れずネカマも認められたが、返信メールの文面からこれはと思しき者に返事を返し、その後のやり取りと自画像を送ってきた者に電話で話をして8人を選んだ。
 第三日の夜に最終確認を取り集合時間と場所の駅名を連絡して、禿げ、デブ、がっしりした男や優男などバリエーションに富んだ女好きの肉棒が揃った。

 前日の第三日は、今日のために奴隷を早めに休ませた。由紀には、監禁調教の日課であるぶっかけ飯で朝食を済まさせ、尿道カテーテルで溜めた蓄尿で浣腸をして肉便器の準備を整える。
「出かけるぞ」
「は、はい」
 由紀には、輪姦とだけ言ってある。どんな男達で何人かも伝えていない。奴隷は、主の調教を受け入れるだけだと日頃から躾けている。今回の調教は、快楽に貪欲な牝豚に様々な肉棒を与え、性処理奴隷であることを改めて心と体に刻みつけ滲み込ませるのだ。首輪にリードを付けて、奴隷の正装の裸のまま四つん這いで引き連れ、借り受けたワンボックスの助手席に乗せる。道中を楽しむために、古民家に来るときに付けさせた天狗鼻で七色に振動が変化するT字帯バイブとアナルプラグも挿入している。ポケットには目隠しを突っ込んだ。
 待ち合わせの駅に10時に着くように古民家を出発する。ネットで駆り集められた野獣達には女が居るのかと半信半疑であろうから、生贄の由紀を連れていくのだ。
「顔を伏せるな。まっすぐ前を向け」
「…………」
 バイブの快感に酔いながらもすれ違う対向車に下を向いたり、顔を背けたりと落ち着かない。その度に罵声を浴びせ、乳首を捻り潰す。

 待ち合わせの駅に近づいた。赤の信号で止まったときに、素早くホケットから目隠しを出して由紀に被せる。特急が停まる駅をと決めたが、小都市の駅らしくこじんまりしている。乗降のためなら無料と書かれた駐車場に乗り入れ、携帯電話を取り出し野獣達に車の車種と色を一斉送信する。駅舎から色々な体型の男達がこちらに向かってくる。助手席に由紀を残して運転席を降り左右両開きのスライドドアを開けて待つ。10時とはいえ、暑い熱気に今日が思いやられる。
『おはようございます』と口々に交わしながら、先に来た者から奥に乗り込んでいる。ひょろ長い男を最後に、ドアを閉め運転席に乗り込む。

「みなさん、おはようございます。遠いところをお疲れさまでした。本日の肉便器調教会の主宰のだいすけです。由紀、後ろを向いてみなさんにご挨拶をしなさい」
「おはようございます。由紀と申します。本日は、私の口、オメコ、アナルを肉便器として存分にお使いいただき、性処理奴隷の調教をよろしくお願いいたします」
 目隠しをしているので恥ずかしがり屋の由紀も澱みなく挨拶をしている。
「こちらこそ、よろしくです」
「傷だらけだけど色が白くて綺麗だ」
「美味しそうな体ですね」
「不安だったんですが、由紀さんを見てほんまもんだった」
 と口々に感想を述べている。一通りの感想が済んだところで私も後ろを向く。
「この奴隷にタブーはありません。お断わりですがこの2、3日の調教で体がズタボロで傷だらけで見た目が悪いですがご勘弁ください。今から、後部座席に放り込みますので、咥えさせるなり体を弄るなり思う存分嬲ってやってください。だだ、後のお楽しみに、目隠しとT字帯バイブだけは取らないようにお願いします。あっ、バイブの強弱はご自由に……」
 再び、運転席を降り助手席から目隠しの由紀を引き出して、リードを外して野獣達の群れに投げ入れる。駅前を道行く人のこちらへの視線が気になったが、監禁調教の魅力の一つと、これも一興と受け流した。

「それでは、古民家に出発します。ここからは、30分程度です。その間、みなさんで仲良く牝豚を楽しんでください。肉棒の挨拶が先になりますが、それぞれの紹介は後ほどで……」
「では、お言葉に甘えまして……」
 と年長らしき男の言葉で車内の空気が淫靡なものに変貌した。由紀のフェラのジュボジュボという音、ベルトやファスナーが次々に下がる音などをBGMに車が古民家を目指す。
「どうですか?由紀のフェラは……」
「最高です。ねっとりと舌が絡みついて……」
「イラマ、イラマチオもいいんですが、この車借り物なんで、時間はたっぷりありますので、後の楽しみに残しておいてください」
「わかりました」
「OKです」
 などのやり取りをしながら、由紀をおもちゃに目的地への距離を縮めていく。

「さあ、着きました。ここからが本番です。荷物を持って降りてください。要らないものは、車内に置いておいてもらってもいいですよ。帰りも送りますので……」
 後部のスライドアを開けて、最初に由紀にリードを付けて引っ張りだし、一旦は目隠しを取って道案内に先頭を四つん這いで歩かせた。由紀のT字帯のお尻を見ながら野獣の男達が後につづく。玄関の三和土に辿り着いた。
「皆さんの性処理奴隷を一先ず座敷牢に入れます。肉便器調教の前に軽く腹ごしらえとお酒を飲みながら自己紹介などはどうでしょうか?」
「名前は?」
「このような遊びですから、ニックネームでも構いませんよ。さあ、上がって左手の調教部屋で待っていてください。由紀、来い」
 このあとの段取りを説明して由紀を座敷牢に連れて行く。

 昨日は由紀の体力温存のために早めに休ませてから、今日の食事の準備に取り掛かった。由紀がくたばるまでの肉便器調教だが、男達の体力からも夕刻過ぎまでと踏んで、昼はサンドウィッチと夜はバーベキューの2食分を用意した。

「お待たせしました。今日は、由紀にはどんな風に嬲られるのかを聞かせません。今頃は座敷牢で不安と闘っているでしょう。募集の掲示板でも書いていましたが、口、オメコ、アナルの3穴、顔射でもなんでも皆さんのお好きなように遊んでください。ただし、3回は逝ってくださいね。由紀には、NGは言わないことと言っていますが、逆らうときにはビンタをかまして構いません。今日一日は、皆さんの性処理奴隷の肉便器としてご自由に存分にお使いください」
「『生』でいいんですよね」
「はい。募集は、必ず『生中出し』ですが、どうしても『生』はと思われる方は、ゴム有りでもOKですが、出したザーメンは必ず由紀に飲ませてください」
「じゃ、アナルはゴムで……」
「いいですよ。由紀には、朝のうちに浣腸をしてスタンバイさせていますが、気になる方はゴム有りで……。あと、気にならない方は、アナルに入れた肉棒をそのままオメコに突っ込んでもいいですよ。オメコ、アナルと交互になんて楽しいですよ」
「縄や鞭、蝋燭などのSMグッズがありますが……」
「お好きなのをなんでも使ってください。そうそう、オシッコも肉便器ですから飲ませてください。由紀の腹が一杯になったら、ホントの便器に吐かせましょう」
 と、調教部屋で車座になってそれぞれの質問にサンドウィッチとビールなどを飲みながら答えていく。
「自己紹介ですが、堅苦しいことは考えずにお名前と趣味嗜好などを簡単にどうでしょうか。では、私から……。だいすけです。見てのとおりのエロいことが大好きな変態です」
「次は、私から……。野田です。乳首を虐めるのが好きですね」
「名前は、ヒロ。アソコが長いと言われます。セックス中毒と言われるくらいにセックスが好きですね」
「えーと、ヤマピーです。フィギアフェチでレイプ願望があります。ヒロさんが長いと言われましたが、私は太いかな」
「岸本です。エロいことが好きな変態おやじです。よろしく」
「純です。SMプレイなら一通りは、なんでもやりますよ。特に縛りが好きかな」
「鈴口。尿道プレイが大の好物。私自身もしますが女性にカテーテルなんて堪りませんね。お互いカテーテルを結合して尿交換なんかもします。アブですが引かないでくださいね」
「名前はイカツイですがドラゴンと言います。SNSや出会い系で女を漁っています。落した女を3Pに持ち込むのを趣味にしています」
「京介です。寝取られ系です。妻が複数の男性に責められるのにすごく興奮します。後学のために参加させていただきました。よろしくお願いします」
 それぞれの簡単な自己紹介が終わった。『野田』は、夏でもサマースーツにネクタイをしたロマンスグレーの割とダンディな男である。『ヒロ』は、アソコが長いと言っているが、体もひょろ長い男だった。そして、迎えの時、最後に乗り込んできた男でもある。『ヤマピー』は、いかにもオタクっぽく、ねちっこく、おまけにデブな男で、エアコンがよく効いている調教部屋で、一人額から汗を流している。『岸本』は、これが変態おやじの典型みたいな禿げ面である。『純』は、ボディビルでもしているのか胸板が厚くTシャツから出ている二の腕が見事だ。『鈴口』は、本当にこの男が導尿プレイをするのかと思えるくらいの至って極普通の男である。『ドラゴン』は、名前からは全く想像できない優男で、なるほど、女に好かれるような甘い顔立ちをしている。最後に、『京介』だが、唇の左にほくろがあり、いかにもスケベ丸出しのにやけた男だった。男達の紹介と雑談は、これぐらいにして、今日のメインは牝豚由紀の肉便器調教である。座敷牢へ生贄の奴隷を連れ出しに向かう。

「お待たせしました。皆さんの性処理をさせていただきます肉便器の由紀です」
 目隠しに四つん這いでリードに引かれながら、調教部屋に引き立て、男達の周りを一周させる。
 次に、男達の手を借りて壁に立てかけてあったマットレスを部屋の中央に敷き、由紀を大の字で仰向けに寝かせる。T字帯のベルトを外し、天狗の鼻を抜き取る。白く淫汁に塗れたバイブを男達に見せつける。
「お、おおー」
「べっとりとオメコ汁が……すっげー」
 男達が口々に感想を漏らす。
「由紀の土手のパッドは、火傷用のリバテープのようなものです。お見苦しいですが、昨日の調教で奴隷の焼印を押しましたのでご勘弁ください」
 由紀のことを説明しながら、脚を開かせてアナルプラグも抜き取る。
「うっ、ふー」
 プラグを抜く時に、由紀が微かに声を漏らした。十分に洗腸してあるのでプラグには何も付いていない。プラグを抜かれたアナルがポッカリと口を開けている。
「奥まで丸見えだ」
「美味しそうなアナルですね」
「口に、オメコに、アナルと3穴が楽しみだ」
 ここでも、口々に男達が思い付いたことを言葉にしている。
「さあ、それでは目隠しを取って由紀の顔をお見せしましょう。由紀、改めて土下座で皆さんにご挨拶をするんだぞ」
 由紀を引き起こし、正座をさせてから目隠しを取る。長時間目を覆われていたので灯りが眩しいのか瞬きを繰り返して、三つ指をついて口上をしゃべり始めた。
「本日は、遠いところ、にく、肉便器由紀のためにお越しくだ、さ、りありがとうございます。由紀の……口、オ、オメコ、お尻の穴をご自由にお使いください。よろしくお願いいたします」
 と深々と頭を下げて口上を述べ、顔を上げる。
「べっぴんさんだ」
「へえ、こんなに可愛い顔なんだ」
「肉棒が、肉棒が……」
 由紀の顔を間近に見て、男達のテンションがいっぺんに跳ね上がる。
「それでは、あとは皆さんに預けますので、煮るなり焼くなりお好きなようにしてください。由紀、分かったな」
「は、はい」
 こうして、肉便器調教の幕は開けた。

 4人の男達が由紀の周りに肉棒をおっ立てて取り囲む。残りの男達は、鑑賞に回る。由紀が肉棒を口に咥え、両手に肉棒を掴んでしごく。頭を右から左に動かし、次々に様々な色と形をした肉棒に舌を這わせ、飲み込んでいく。迎えの車の中で肉棒への挨拶は済んでいるとはいえ、顔を見ながらのフェラは男達をいやが上にも興奮させていく。
「ぐぅえっ!」
 長いと言っていた男が、喉奥に突っこむ。別の男が由紀の頭を後ろから押し付ける。
 太いと言っていた男が、由紀の後ろから脚をもぐり込ませていきりたった肉棒をピクピクさせて仰向けになる。
「入れなさい」
 右手でしごいていた肉棒から手を離し、膣口にあてがいグッと腰を落す。
「ウッ、ウーン」
 下からの突き上げにあえぎ声が漏れる。
「でる、出るー」
 由紀の口に、最初の白い粘液が注ぎ込まれた。
「飲め」と奥から私の声が飛ぶ。喉に粘液が引っかかりながらも、顔をしかめて嚥下する。
「ごちそうさまは?」
「はい、ごちそうさまでした」
 一発が抜き終わったので、次のような提案をしてみる。

 8人が横に一列に寝転んで、由紀に次々に咥えさせる。一人は出しているので、あとの7人が放銃するまでフェラをさせ、それを飲ませる。一番搾りのザーメン飲み祭りだ。次にしばしの回復休憩ののち、8柱渡りをさせる。ゴムの必要なものはゴムを付けておく。由紀が手や口を使って勃起させた肉棒を自らの手でオメコとアナルに挿入して、腰を振らせて男達の希望を聞いて精液を膣奥かアナルに射込んでいく。残りの3発目は、少し早目の夕食になるが、体力回復も兼ねてバーベキューを食べながらの談笑と、由紀にシャワーを使わせて綺麗にした体を3穴なりオメコでもアナルでも同時2本挿入なりと、自由に弄んでもらうということにした。

「だいすけさん。おトイレはどこですか?」
「どうしました?」
「先ほどのビールで……」
「オシッコですか。便器なら由紀を使ってください」
「いいんですか?」
「いいも何も、肉便器ですから。いいな、由紀!」
「は、い」
「他にもオシッコのしたい人は、由紀に飲ませますので、遠慮なくどんどんしてくださいね。飲めなくなったら吐き出させて胃袋は空にして、また飲ませますので……」
 愛用の蛇腹付きの上戸を取り出し、由紀に咥えさせる。上戸に泡立った黄色い液体が注がれる。目を閉じ、喉を開いて飲み込んでいく。無くなれば、次々と上戸が黄色い液体で満たされる。男が変る。同じように注ぎ込む。液体が思うように引いていかなくなる。
「飲めなくなったみたいですね。ほんまもんのトイレで吐かせましょう」
「私は、ぶっ掛けたいです」
「私も頭から放尿してオシッコ塗れに……」
「分かりました。それでは、風呂場にいきましょう」
 歩くもの辛そうな由紀を男達に抱えさせて、風呂場にいく。大人4人が十分に入れる造りではあるが、10人でもそれほど狭いとは感じない。

 蛇腹付きの上戸を外し、由紀の口に指を突っ込んで排水口に向けて無理やりに吐き出させる。黄色い液体に交じって、夥しい白い粘液も涎と一緒に嘔吐する。
「それでは、涙と涎でグチャグチャな顔を綺麗にしてやりましょう。飲ませたい方は上戸に、ぶっ掛けたい方はどこにでも放水してください」
 私がシャワーのノズルを手に持ちながら、皆に声をかける。上戸に放尿する者、髪の毛、背中や乳房にめがけてオシッコする者の一斉放水の音が浴室にこだまする。

 次に、オメコとアナルに温水を注入してやると、衆人環視の中で肉便器が手で掻きだして己が道具を掃除する。なんとも嗜虐欲を沸き立たせ『もっと汚れろ』と興奮する。肉便器由紀が綺麗になったところで、夕食にする。
 夏の夕刻は、まだまだ明るい。裸の女を肴に夕餉を思うが、流石に男達も落ち着いて食事もできないということで、由紀には座敷牢でその間待たせることにした。

「イラマが、なんとも気持ちよかった」
「オメコとアナルの2穴、アナルがグッグッと締まる締まる」
「人のザーメンの後に……と思っていたが、割と気にならないものなんだ。新しい発見です」
「鶯の谷渡りは聞いたことがあるけど……8柱渡り、なんとも壮観やったなぁ」
「由紀さんのオメコ、アナル。最高です」
「よくもあれだけの小便を飲めるとは……」
「肉便器調教会、参りました!」
 次々に焼ける肉や野菜を食べながら、ビールを飲む。帰りに車の運転がある者はノンアルコールで喉を潤しながら、それぞれ思い思いに談笑しながら、感想を言い合っている。

 夕食を挟んで、第三戦目が始まる。縛りが好きだという『純』が由紀を緊縛する。緊縛された由紀をレイプまがいにオタクっぽいデブ男の『ヤマピー』が圧し掛かる。尿道プレイに目がないと言った『鈴口』が22Fr(口径7.33ミリ)のぶっ太い2WAYの尿道バルーンカテーテルを見つけて、由紀の尿道に挿入する。バルーンを膨らませて留置のまま、オメコに肉棒を挿入したり、止めていた鉗子(ピンチコック)を開いてオシッコを出させたりと思い思いに凌辱する。
 8人の獣が牝犬を思い思いに蹂躙し酒池肉林の様相を呈していく。赤くただれた女陰と尻穴がその凄まじさを物語る。獣たちの三発目が由紀のそれぞれの穴に放出されて、肉便器調教会のお開きとなった。

 送りのワゴン車も来た時と同じように、由紀を後部座席に放り込んで駅までの道行であった。違っていたのは、目隠しはされていなかった。

18/04/22 02:22 (8hdVbyL2)
5
投稿者: ヤマピー
ID:yamapi5373
第五日(獣姦ショー)


 監禁調教もいよいよ最後の日を迎えた。あの日、『由紀から長期の休みが取れた』との報告を受けて、兼ねてから燻っていたこの監禁調教が現実のものとなった。そして、いつかはと……思っていた獣姦も調教メニューに加えたのだ。
 この古民家の持ち主であるカズさんは、座敷牢まで用意するほどのSMには拘りのあるかなりアブなS男性だ。また、ここでSMサークルを主宰しているマスターでもある。いろんな趣味、嗜好、フェチを持つ……複数での輪姦や寝取られ系であったり、緊縛好きで苦痛系の変態M女であったりと老若男女、夫婦、カップルが集い、誰に憚ることなく非日常を楽しむ居心地のいい場所を提供している。私もそのサークルのメンバーであった。そんなわけで、監禁調教の場所の提供をお願いし、快く受け入れてもらったという訳だ。と同時に由紀の調教メニューの一つである獣姦の話をすると、雄犬の供給も申し出てくれた。
 カズさんに集められたのは、夫婦とカップルがそれぞれ2組、単独のS男性が2人にM女性が1人であった。私はここでは単独男性として遊んでいたので、由紀はこのサークルを知らない。

 皆が仮面舞踏会さながらの仮面を着けている。仮面を着けずに顔を衆人に晒しているのは、牝豚由紀と本物の雄犬だけだ。今日だけは牝豚由紀ではなく、牝犬由紀として調教するつもりだ。私が由紀のリードを引いて、カズさんがラブラドールの雄犬の首輪を掴んで、牝犬と雄犬の2匹を調教部屋に引き立ててくる。

「皆さん、本日は私の肉便器奴隷の獣姦ショーによくお越しくださいました。人間の女と犬の交尾をとくとご覧ください」と私がショーの始まりの口上を述べ、牝犬を腰の低いソファーに座らせる。
「雄犬の涎も凄いけど、あの牝犬のオメコからの涎、透明な糸を引いて垂れてるけど厭らしい限りだわ」
「早く入れてくれと……催促してるみたいだ」
「どんな肉棒でもいいのかしら」
 仮面を着けているので、遠慮のない言葉が飛び交う。めいめいの感想が一段落するのを待って、カズさんが牝犬に目を向けて、今か今かと昂ぶっている雄犬に言葉をかける。
「行け」
 お尻を叩かれた雄犬が牝犬由紀に跳びかかる。顔を舐め回し唇めがけて舌を這わす。由紀の顔が雄犬の涎で光る。よくバター犬の話を耳にするが、犬がバターを好きとは言えないらしい。ほんとのところは犬に聞いてみないと分からないが、胸やけをするとかしないとか……。猫ならマタタビなのだろうが、犬にはできれば肉汁がいいらしいのだが、由紀が肉臭くなるのも困りものと水にした。
 由紀の乳房に水を垂らす。それを待っていたように長い舌が下からこそげ上げるように舐め回す。次に腹、太腿、足指と次々と水を垂らしてやる。舐める場所を水で指示されているかのように雄犬の涎塗れの柔らかい舌が牝犬の体を責めていく。雄犬には予め滑り止め付きの赤ちゃん用の靴下を穿かせてある。
「うっ!」
 舌の位置が変わる度に、牝犬の微かな呻きが漏れる。
「脚を開け」
 淫汁でぬめった秘肉に雄犬の顔を持っていく。匂いを嗅ぎながら舌を走らせる。
「うーん。い、い。気持ちいい」
 牝犬が人間の言葉をつぶやく。
「おい、犬に舐められてよがってるなんて、ほんまもんの変態やな」
「透明な汁が厭らしい穴から次から次に出てきよる」
 雄犬の気を散らさないように、防水パッドが貼ってある土手に水を垂らしていく。その水が呼び水となって、ラビアを舌で舐めあげる。
「いい、いいの」
「気持ちよくしてくれた犬に今度は奉仕をしてやらないとな。咥えてやれ」
「はい」
 犬の首輪をカズさんが掴む。その下腹に由紀が顔を入れて、莢に収まっている肉棒を揉み込む。赤黒い男根が恐る恐る顔を出していく。犬の先走り汁が次々と飛び散り床を濡らす。勃起した根元を掴んで、牝犬が男根をチロチロと舐め上げ、口の中に咥え込む。先走りの汁が唇の隙間から漏れている。
「お先汁を零すな。飲め」
「は、はい」
 犬の先走り汁は、人間と違い、いくらでも出てくる。それを牝犬らしく飲み込めというのだ。
「皆さんに犬のチンポを厭らしく咥えているところを見てもらえ」
「変態女!」
 それの答と言わんばかりにジュボジュボと肉棒をしゃぶる音が、固唾を飲んで見ている部屋に卑猥に響き渡る。
「そろそろ準備ができたみたいだ。それでは雄犬と牝犬の交尾を拝見するとしよう」
「やはり、ワンちゃんはワンちゃんらしくドッグスタイルがいいわね」
 珍しく苦痛系変態M女が声を出した。それぞれが首を縦に振ったり、賛同の声をあげたりする。由紀を後ろ向きにさせてお尻を突き出させる。淫汁に濡れ光る牝犬由紀の女陰が晒される。

 肉棒を掴んでいた由紀の手からカズさんに渡された肉棒が押し当てられる。
「そ、そこは、アナルです」
「すまん、すまん、ケツ穴の出番はこの次だな」
 カズさんの言葉に、一同の笑いが起こる。
「狙いを定めてと……」
 牝犬の膣穴に雄犬の肉棒を徐々に押し込んでいく。膣奥までに届いたのだろう。
「子宮にあたるぅー。いいのぉ……」
 その声が終わるか終らないかのタイミングで、カズさんが抜き差しする。雄犬の先走り汁と牝犬の淫汁が交じり合い、白く泡だってくる。
「気持ちいいの。堪らない。もっと早くぅ……」
「人間の女が本物の雄犬のチンポを咥えてヨガルなんて、は恥ずかしくないのか」
「それに涎まで垂らしているわ」
「ほんとの畜生だな」
「見てみろよ。ケツを振ってるぜ」
 口々に揶揄が飛ぶ。
 犬同士の交尾で水をかけても離れないのは、雄犬の肉棒の膨れた肉玉を牝犬の膣にがっちりとはめ込んだときだ。今、正に由紀のヴァギナにその肉球が押し込まれた。
「グッ、ウッー」
「さあ、入った。あとはこのラブちゃんに任せた」
 カズさんの一言で、この雄犬の名前が『ラブ』というのが分かった。名前のとおり牝犬を愛でるいい雄犬だ。由紀の背中に手を置いて、顔をあらぬ方向に目を向けて舌をダラリと垂らしながら腰をグイグイと押し付けている。『ラブ』が二、三度強く由紀の女陰に突き付け、動かなくなった。どうやら射精したみたいだ。しばらくそうしていたかと思うと、お尻を後ろへ後ろへと動かして肉棒を引き抜いた。引き抜かれた女陰から零れ落ちるザーメンを美味そうに舐めはじめた。
「妊娠すれば面白いのに」
「残念ながら、染色体で妊娠はしないよ」
「やっばー、こんなの見たらやりたくなったー」
「いいですよ。嫌じゃなければこの牝犬を使ってください」
「え?いいんですか」
「どうぞ、どうぞ」
 単独男性で参加しているS男性の一人が名乗りを上げる。
「では、お言葉に甘えて……。前は何なんで、後ろを使わせてもらいます」

 女陰を舐めている『ラブ』の邪魔にならないように注意深く脚を広げて、由紀のアナルにビンビンに勃起した肉棒を埋め込んでいく。
「うーん。今度はアナルに入ってくるう。こっちも気持ちいいの」
「おっ、肉棒に絡みついて……気持ちいい。それっ、いくぞ」
 由紀の愉悦を吐く声につられて、牝犬の尻たぶを指が喰い込むほどに掴んで肉棒をピストンする。
「いいー、いいの。イク、逝くぅぅ……」
「俺もだ!」
 由紀の断末魔の声と同じくして、牝犬の尻穴の奥に熱いスペルマを撃ちはなった。おもむろに抜かれた肉棒でポッカりと穴の開いたアナルから、男の精液が流れ出す。『ラブ』がまたそれを舐め取っていく。
 傍らでは、牝犬と雄犬の獣姦に触発されたのか、もう一人のS男性が、単独で参加している緊縛好きで苦痛系の変態M女を縛りはじめたかと思うと、別のところでは、寝取られ系の夫婦と複数好きのカップルが入り乱れてスワップやら輪姦の性の饗宴が始まった。
 いくら絶倫の雄犬といえど、『ラブ』には休息となるほど良いインターバルが、期せずして変態仲間達によってもたらされた。それぞれの男と女が性を放ち、一段落したところで、飲み物と軽い食事でしばしの休憩となった。

 ここに集ういろんな趣味、嗜好を持った変態達には、快楽とエロいことには際限がない。それが一度の獣姦ショーで終わる筈がない。ほどよい休憩のあと、本日の主役である牝犬由紀と雄犬『ラブ』との、2回戦が始まる。
 一度目は、犬らしくドッグスタイルでの交尾であったが、今度は正常位で繋がらせる。牝犬を組み敷いて、雄犬が犯しまくる。もちろん、牝犬と雄犬の本当の飼い主の手を借りてだが……。
 牝犬に先ほどと同じように、雄犬の莢をしごかせて赤黒い肉棒を飛び出させる。見事に勃起した肉棒に牝犬が武者ぶりつき、慣れた仕草で喉奥まで咥え込み、イラマチオで喉奥の性感帯を自ら刺激している。何度となくそれを繰り返しては、舌を絡めて時折、犬の毛を指で取りながら肉棒を上下に舐めていく。

「カズさん、そろそろいいですね」
「では、まずはオメコから入れるとするかな」
 そう言いながら、『ラブ』の男根の根元を掴んで、しとどに濡れている牝犬の膣穴にあてがう。
「入れるぞ!」
「はい。本物の犬のチンポを人間の牝犬のオメコに入れてください」
「もう、どっちが畜生かわからないわね」
「最下等の変態奴隷だな」
「褒めていただいて、ありがとうございます」
 と声の主に向かって私が礼を述べる。
「ほおれ、入った」
「子宮に響くぅー。突いて、突いてください」
 牝犬の哀願にも似た声に応えるように、カズさんの手に握られた『ラブ』の男根が奥深く、浅くと抜き差しされる。
「いいの。堪らないの」
 快感に酔った牝犬らしく涎を垂らしながら、頭を上下に髪を振り乱してよがり狂っている。
「つぎは、アナルだ」
 牝犬の淫汁に塗れた男根を、牝犬のアナルに捻じ込んでいく。
「こっちもいいの。お尻、気持ちいい……」
 カズさんがオメコ同様に、深く浅くと男根をピストンする。雄犬の男根が抜かれた。
「お前を気持ちよくさせてくれる犬のペニスだ。舐めろ」
 それに応える言葉ももどかしげに、無心にペニスを咥え込む。牝犬の口が尻穴と見間違うよう仕草で、深く浅くと飲み込んでいる。
「アナルに入ってたのを、あんなに美味しそうに舐めるなんて……」
 カップルの片割れの女性が、その様を身を乗り出して見ながら、牝犬に届くように聞かせる。
「ほんと犬畜生ね!」
 周りから何と言われようと、快感に貪欲な由紀には堪えない。それよりも以前に増して、音高くジュルジュルと舐め回している。
「もういい。今度は、オメコとアナルに交互に入れてやる」
 カズさんが、牝犬由紀のオメコとアナルの2穴に交互挿入を繰り返す。
「どちらもたまんない。もっと、もっと……」
 アナルのペニスを抜いては舐めさせ、それをオメコに入れて、抜いてはアナルに挿入するのを、何度も何度も繰り返す。
「どっちに出して欲しいんだ」
「ア、アナルに出して……」
 それを聞いたカズさんが、猛烈なスピードでピストンを繰り出す。
「ウゥー、ウッ、ウ、ウ」
 カズさんが雄犬の根元の握りを緩めてやる。スペルマの放出を尻穴に感じて、牝犬が言葉にならないうめき声とともに、足指を折り曲げ脚を小刻みに痙攣させながら失神した。
「逝きました!」
 その声に皆から自然と拍手が沸き起こった。
 まだ由紀が余韻を貪っているところではあるが、牝犬由紀と雄犬『ラブ』との獣姦ショーの終わりであり、併せて私の絶対服従奴隷である牝豚由紀の5日間の監禁調教の終わりも迎えた。


(完)


後日談:
 こうして、真夏の監禁調教を実施できたのも、同好の士であるカズさんの協力であり、古民家並びに『ラブ』を提供していただいた賜物である。
 5日間の監禁調教を終えて、由紀に聞いたところ、『壊れるかと心配したこともありましたが、いろんな経験ができて楽しい調教でした。今一歩、ご主人様の奴隷への高みに上れたような気持ちです。また、絶対服従奴隷の証として“牝豚由紀”の焼印をこの体に残していただきました。ご主人様、本当にありがとうございました』と嬉しい感想が返ってきました。

 また、新たな調教への欲望が沸き起こった次第です。

 ところで、古民家をあとにしての帰りの車中も、来た時と同じように天狗バイブのT字帯とアナルプラグ……であったことを付け加えておきます。

18/04/22 21:52 (8hdVbyL2)
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