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堕ちていく人妻2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:堕ちていく人妻2
投稿者: リュウ ◆4pCV5yXGK.
<久しぶりに続きを再開。投稿します。
よろしければ、また読んで下さい。
1話~13話は以前のスレをご覧下さい>

~第14話~

美香の両手を縛っていた縄を解き自由にすると、そのまま床に押し倒した。
「望み通り・・狂わせてやるからな」

今か今かと待ちわびていたかのようにずっと濡れたままの割れ目に、美香の唾液でヌルヌルの肉棒を宛がう。
今度は何の躊躇もなく、肉棒が美香の秘部に進入すると一気に奥まで沈めていった。

「あぁぁぁぁん・・すごい・・」
たったそれだけで脳天まで貫かれたような快感が美香を襲い、肉棒をキュッと締め付けながら、軽く絶頂してしまう。

ゆっくりと腰を引き、また奥まで貫く。
バックの時とは違う所を亀頭が刺激する。
斉藤は覆いかぶさるように前かがみになり、二人の顔が近づく。

「はぁ・・はぁ・・本当に・・狂っちゃいそう・・」
美香はそう言うと、久しぶりに自由になった両手を斉藤の首に巻きつけ唇を重ねた。

お互いを求め合うように激しく舌を絡ませていく二人。
斉藤はそのまま腰を振り乱していく。
「んんっ・・んんっ・・」

「あぁぁ・・浩二・・ごめんね。今日だけ・・今だけだから・・許して・・」
心の中でそう呟き、自分に今日だけと言い聞かせて斉藤の肉棒を受け入れ、
斉藤と別れてから満たされる事のなかった裡に秘めた欲求を埋めるように何度も何度も
絶頂を味わっていた。

それから数時間・・・
衰えを知らぬ斉藤の肉棒に何度も貫かれ、ようやく解放された時には、
しばらくまともに立ち上がる事すら困難だった。

「はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・へへっ・・久しぶりに美香の身体を堪能したぜ。
もう会う事はない・・んだろうな。
今日の美香の乱れっぷりに免じて、旦那にも黙っててやるから安心しな」
意味深な斉藤の発言も今の美香には耳に入ってこなかった。

まだ足腰に力が入らず、ぐったりしている美香をよそに脱ぎ捨てていた衣服を身につけていく。

「はぁはぁ・・はぁはぁ・・」
「やっと終わった」
が、美香の本心だった。
これで帰れる。何もなかったように・・今まで通り浩二との生活が流れていく。

早くこの忌々しい場所から立ち去りたい。という思いが強くなり、無理矢理身体を起こし、
よたよたと衣服を身につけていった。

「も、もう・・会うことは・・ない・・わ・・さよなら・・」
美香は自分の身体を必死に奮い立たせ部屋を出て、駐車場に停めてある車まで歩いて行った。

車に乗り込み、エンジンをかけるが運転するほどの体力はまだ戻っていなかった。
もう少し体力が戻るまで。と、シートを倒し休憩をしていると、自然に両目から涙が
溢れていた。
「うっ・・うっ・・浩二さん・・うっ・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
欲望に溺れてしまった自分自身への怒り、そして愛する夫を裏切ってしまった後悔の念。
様々な感情が重なり、涙が次々と溢れ止まらなくなっていた。

しかし、同時にあれほどまで狂ってしまった自分自身に驚きを隠せなかった。
斉藤に強要されたからではない別の何か・・
そう、自分の中に眠る恐ろしいマゾの血に・・

つづく

2013/02/16 14:13:32(yugAbDgX)
2
投稿者: リュウ ◆4pCV5yXGK.
~第15話~

あれから2日、本当に連絡はなかった。
斉藤の事だから、すぐに連絡が来るのでは。と、ビクビクしていたがそんな気配もなく、
浩二に接触する様子もなかった。

このまま何もなかったように浩二との日常に戻れる。
そう信じていた。
あの日の事を心の中で浩二に謝りながら、一生尽そう・・と。

決まった時間に帰宅し、夕食を共にする。
他愛のない会話や笑顔。
これ以上ない幸せを再び感じていた。
たとえ斉藤以上に身体は満たされなくても・・・浩二となら幸せでいられる。
いつか子どももできるだろう。
斉藤の事はただの思い出としてしまっていける。そう自分に言い聞かせ信じた。

「浩二、そろそろ寝ようか」

「そうだな・・・」
食後にワインを飲みながら、一緒に見ていたテレビ番組も終わり二人で寝室へ。
まだまだ新婚気分で寄り添う二人。

ベッドに入ると、珍しく浩二の方から求めてきた。
「美香・・・」

「浩二・・・んっ・・」
唇が重なり、舌が絡まる。
パジャマの中に手を入れ優しく胸を揉んでくる浩二。

「あんっ・・いいっ・・」

数年振りに斉藤に抱かれてから初めての浩二の愛撫、否応にも斉藤と比べてしまう。
荒々しくも美香のツボを抑えた斉藤の愛撫に対して優しいが、同時に弱弱しさを感じる浩二の愛撫。

斉藤を思い出した美香の身体は浩二の愛撫では物足りなく感じていた。
それでも、浩二の愛を受け少しずつ身体は熱くなり始めていた。

「あんっ・・浩二も・・」
手を伸ばし、ズボン越しに股間を擦るとすでに肉棒は硬くなっていた。

「ねぇ・・今日は私が上に乗っても、いい?」

「あ、あぁ・・」

二人とも全裸になると勃起した浩二の肉棒の根元を掴み自分の中に入れていく。
「あっ、くる・・」
ゆっくりと腰を沈めて完全に肉棒を飲み込むと前や後、右に左に・・斉藤に教わった腰使いで浩二を快感の渦へと誘う。

「はぁ・・はぁ・・美香。気持ちいいよ・・」

下からゆっくりと突き上げてくる浩二。
その動きに合わせて腰を徐々に激しく振り始め、中を締め付ける美香。
「あんっ・・あんっ・・浩二・・もっと激しく突いて・・」

美香に言われるまま、激しく突き上げる浩二。
斉藤仕込みの美香の腰使いに、ただでさえ耐久性のない浩二の肉棒は瞬く間に射精へと追いやられる。

「うぅっ・・み、美香・・そんなに動いたら・・」

下から聞こえる浩二の声に、慌てて腰の動きを止める。
「えっ・・もう少し、頑張って。私も一緒にイキたいの・・」

叶わぬ事。と、知りつつもそう告げ少しでも斉藤を忘れようと必死になる。
一緒に絶頂できれば・・・
僅かな望みに賭け、自分も絶頂に向かおうと腰の動きを再び激しくする。

「あんっっ・・浩二・・気持ちいいよ・・」
「はぁはぁ・・ううぅっ・・もう無理だ・・・美香・・イクっ・・」

「ま、待って・・もう少し・・」

今までは浩二がイク時、自分も。と、嘘を付いていたが斉藤の事を忘れたい一心で
浩二に訴える。
もう少しだけ我慢してくれたら・・一緒にイケる。

できるだけ絶頂を速めようとさらに激しく腰を振る美香。
それが返って逆効果を呼び。

「うぅ・・出る・・うっ・・」
ピクッ・・ピクッ・・と浩二が下から跳ねたと思うと、中に熱いものを感じた。

「はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・」

もう少し。が、とてつもなく遠く感じた瞬間だった。
美香が絶頂を迎える事なく、浩二は先にイッてしまい、美香の中で暴れていた肉棒は
みるみる勢いを失っていく。

「浩二・・気持ち・・よかった・・?」
繋がったまま、息を荒くする浩二にもたれかかるように密着し耳元でささやく。
肉棒の根元から絞り取られるような、ほとんど味わった事のない快感の中、果てた浩二に対し、初めて嘘を付かず一緒にイク事を告げなかった美香。

「はぁ・・はぁ・・凄く・・よかったよ。いつもなら一緒にイケたのに。
ははっ。今日は本当に気持ちよくて・・先にイッてごめんよ」
「ううん。私も・・気持ちよかったよ。浩二の顔見たら・・幸せな気分になるの」
一度脱ぎ捨てた物を二人とも身に着け、スッキリした浩二は横になるとすぐに寝息を立てていた。
身体は燃えつつもまた絶頂を味わえなかった美香。
これがずっと続く事に耐えられるか。そんな不安に駆られなかなか眠る事ができなかった。

つづく

13/02/22 08:44 (4W.RH.Q1)
3
投稿者: まさひろ
ID:masa0416
美香が斎藤から受ける快感に堕ちて行く姿が凄く興奮しますね
また続きお願いします

13/02/22 12:29 (7yu1VbWi)
4
投稿者: ヒサ
ID:623510
ヤバイっす。
ずっと楽しみにしてました。
また続きお願いいたします。
13/02/22 16:48 (ap0qB3HH)
5
投稿者: リュウ ◆4pCV5yXGK.
~第16話~

翌朝。
朝食を終えて浩二を見送った後、美香はずっと携帯電話と睨めっこを繰り返していた。

絶頂を味わえず、火照った体。
斉藤を忘れるどころか日に日にあの日の事を思い出し、欲に負け理性を失い斉藤に電話しようか。
発信ボタンを押せば繋がる。だが押した瞬間もう逃げる事はできない。

これ以上愛する浩二を裏切りたくない気持ちと、このままだとずっと満たされる事のない体。

やはり斉藤に会いに行くべきでなかった。
たとえ脅され浩二にバラようとも過去は過去。ちゃんと話せば浩二も理解を示してくれたかもしれない。

そうすればこんなに悩む事もなかったはず。

本当にそうか・・?
それはただの口実で満たされない体を斉藤に求めたのでは・・?

予想以上に斉藤は美香の身体を満足させた。自分に流れるマゾの血を理解する男。

そんな二人の自分が戦い、何も手につかずただ携帯電話を見つめ何時間も経過していた。

「はぁぁ・・私、どうしたんだろう。浩二を裏切るなんてできない。
このまま、我慢すればいいじゃない」

一度携帯を離し、干していた洗濯物を取り込む。
洗濯物を畳み終え、思い出したように携帯を眺めていると、メールを知らせる着信音が鳴り響いた。

「さ、斉藤・・?」
その一言に期待と不安が含まれていた。

慌てて受信箱をチェックすると、いつも購入している化粧品メーカーからの宣伝メールだった。

「もう、こんな時に紛らわしい・・」
いつもなら新しい化粧品が出てないかチェックするのだが、今はそんな余裕すらなかった。

「今から来いよ。身体が疼いてしょうがないんだろう?」
そんなメールが来るのを期待していたのかもしれない。

もう一度斉藤の電話番号を呼び出し発信ボタンを押そうか・・悩む。
「浩二にバレなければ・・」
「もう一度だけなら・・」

そんな考えだけが頭を支配し、いけない事とわかっていても発信ボタンを押す手を止める事はできなかった。
プッ、プッ、プッ・・トゥルルルル・・・トゥルルルル・・
すぐに出るだろう。と、思っていたが呼び出し音が鳴り響くだけ。
何度目かの呼び出しの後、通話に変わる音。
「あっ、わたし・・」
「留守番電話サービスに接続します・・・」

斉藤だと思い声を発したが、本人ではなく留守電に繋がるガイダンス。
メッセージを残す事無く電話を切った。
すぐに出て、「へへっ、やっぱり電話してきたな。待ってたぜ」
そんな事を言われると思っていた。

いや、そう言って欲しかった。

覚悟をもって、した電話だったが、肩すかしをくらったように一気に力が抜けた。
「ふぅ。これでよかったのよ」
これで人の道を外れずに済んだ。愛する夫を裏切る事無くこのまま平穏に・・・

自分からあの日あの時だけと釘を刺した。斉藤も了承していた。
今さら電話をしたところで・・・

「やっぱりもう一回だけ」
これで出なければ本当に諦めよう。

もう一度発信をする。斉藤が出ることを祈って・・・

だが、結果は同じだった。
斉藤は電話には出ず、留守電に切り替わるガイダンスが空しく流れる。

次は出ると思っていた。そんな気がしていた。斉藤の事だから一回目はわざと無視して・・・

そんな自分勝手な期待も外れ、急に悲しくなる。
「本当にあの日だけ・・・だったの?」
もう2度と会えない事に不安と寂しさが込み上げてくる。

浩二では満たされず、斉藤を求める身体だが知らず知らずのうちに心までも斉藤に支配されようとしている事に美香はまだ気づいてなかった。

つづく

13/02/22 17:57 (4W.RH.Q1)
6
投稿者: リュウ ◆4pCV5yXGK.
まさひろさん。こんばんは。
何か月振りに更新したにも関わらず、また読んで頂き
感想まで書いて下さり、ありがとうございます。

ヒサさん。初めまして。
これからも楽しんで頂けるような内容にしていきたいと
思います。
13/02/23 03:29 (b33egzrX)
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