以前の逢瀬から数えて、かっきり一週間のその日
その週は、私の都合でデートは無しでした
仕方ないと、頭は理解していても、身体は納得してはくれなくて
ずっと、温かいのです‥深い場所が
沸々と沸き立ち潤む其れが求めるのは
ご主人様の声
ご主人様の香
ご主人様の体温
ご主人様の表情
ご主人様の手指
ご主人様の…
私は壊れてしまったのでしょうか
頭の中も身体の中も、ご主人様への思慕でぱんぱんに張り詰め、他の何も入る隙がありません
下着の中で硬く尖ってしまった乳首に、触れてみました
天辺に、根元に、周辺に、指先を這わせ、そして、二本の指で摘み…肌が、ざぁっと粟立ちました
爪を、ゆっくりゆっくりと、食い込ませて行きます