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拙い話ですが、お付き合いください。
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:拙い話ですが、お付き合いください。
投稿者: 淡々タヌキの○○ ◆5j8r7Z2at.
辺り一面を夜の女王のショールが覆う闇、そこに一つの建物が座している。
 俺の通っている学校…、深夜の校舎ほど不気味な物は無い。
 宿直以外居ない筈の場所。その放送室にうごめく二つの影が…。
 一つはこの俺…、そしてもう一つは、2年下のチアリーディング部の芽衣…。
 彼女とは特別親しい訳じゃ無い。敢えて言うなら妹の香織里と親友で、何度か顔を会わした程度だ。
 その彼女が何故こんな時刻に、この場所に居るのか…。しかも腕を鎖の付いた腕輪で拘束され、目隠しまでされた状態で…。
 自分をこんな目に遭わせた正体不明の者に、罵声を浴びせ、また哀願しながら暴れている芽衣を冷たく見つめながら思い出す…。あの屈辱の瞬間を…。
「お兄ちゃん、私お兄ちゃんのお嫁さんになるの」
 小さな香織里が笑っている…。
 その香織里が男と二人きりで話していた。楽しそうに抱き合いながら…。
 決して結ばれる事は無い。そんな事は言われるまでも無く理解している。その幼い言葉を信じる程子供では無い。
「…え?お兄ち……有り得……助かっ……安心……」
 妹の言葉が風に千切られ、運ばれてくる。
 相手がこの学校でも有名な男だと判った瞬間、俺の心にいいしれぬドス黒い感情が生まれた。
 確かに聞こえた俺を拒絶し否定する言葉。どうせ俺の物にはなりはしない。だったら徹底的に傷つけ、壊してしまえばいい…この俺自身の手で。
 そしてその矛先は最も身近な相手に向けられた。
 直接壊すのでは無く、信頼している者に裏切られるという絶望…。
 それを妹の心にたっぷりと刻みつけてから沈めてやろう。深闇の淵に…。
コト…
「誰…誰か居るの?た…助けて…それとも…」
『残念ながら後者の方さ…』
 勿論、声は換えてある。
 芽衣は聞くに耐えない怒声をあげ、傍に居るであろう悪鬼に向い、何度も蹴り上げる。
 しかし長身で鍛えられたその長い脚も、視界を塞がれ、腕を吊られた不安定な状態では、空しく空を切るだけだった。
ガシッ!!
 何発目かのキックが、俺の左顔面にヒットしかけた瞬間、すかさずそれを捕らえ、足首に腕輪と同じ物を嵌め、鎖を一気に吊り上げた。
ジャラジャラッ!
 独特の金属音が響く。
「ヒィ…な…何…?」
 突然の事に何が起きたか理解できないようだ。
『温和しくしてろよ』
 そう言ってスコートの中に手を差し込み、アンダースコートを掴む。
カチカチカチ…
「な…何するの、イヤァッ!!」
ビリッ!!
 アンダースコートの吊り上げられた脚の横側を手にしたカッターで切り裂き、ズリ降ろす。
「イ、イヤァーッ!!」
『フン、可愛い顔してTバックとはな…』
 ワザと煽るように呟く。
「う、ウルサイ!私の勝手でしょ?それより私を放しなさいよ、今ならまだ許してあげるわ」
 強がってはいるが、その身体は恐怖で小刻みに震えている。
『そう慌てなさんな。見えなくて不安だろ?今、俺が何処を見ているか教えてやるよ…』
 吊り上げた手首に人指し指を当てると、ビクッと身体を硬くする。
『いいか?今触れている部分が俺の視線だ』
 視界を塞がれた状態では聴覚と触覚に頼らざるをえず、否応無しに敏感になる。
 俺は指をゆっくりと移動させ、肩から首筋、そして口唇へと持っていった。
『可愛い唇だなぁ…色っぽいぜ』
「黙れッ!」
ガチッ!!
バシィッ!
 危うく噛み付かれそうになった手を寸前でかわし、そのまま芽衣の頬を叩いた。
『ヒュ~、危ない、危ない。だが、どうせなら違うモノをくわえて欲しいもんだな』
「ク…変態ッ!」
 血の滲む口元を歪ませ、忌々しそうに罵る。目隠しで分からないが、芽衣の瞳は憎悪の焔に燃えているだろう。
『さ、続きだ…』
 再び口元に戻し、首筋を下り胸元へと指を這わせる。
 鎖骨を通り、谷間へと移動させ、左の乳房をトレースする様に麓から頂上へと円を描きながら登らせていく。無論自由の筈の片脚は甲の部分を踏み付け、逃げられない様に腰に手を回している。
「ヤ…ダッ!汚い…手で気安…く触る…な!!」
 頂上へと到着した指先を小刻みに動かすと、少しずつ隆起してくるのが分かった。
『何だ?感じているのか?乳首が勃ってきたじゃないか』
「だ…誰が感じ…てなんか」
 息が途切れがちに荒くなり始めているのに、まだそれだけのセリフが出るのか…。結構根性あるな…。
 いや、その方が面白い。いつまで強がっていられるか愉しみだ。
 芽衣の顔を見上げ笑う。
『じゃあ確かめてみようか…』
 チアの上着の裾から手を滑り込ませ、一気にブラを剥ぎ取る。
「キャアッ!!」
 勢いよく腕を引き抜く際、やや小振りだが形の良い芽衣の乳房が見えた。そしてその先端部分が左右で違う状態であることも確認出来た。やはり右に比べ、刺激を受けた左側は硬く尖っている。
『……嘘つき』
 耳元でボソッと呟くと、みるみる芽衣の顔が紅く染まっていく。
「ち…違う。感じて…なん…か無い。単な…る生理現…象だ…」
 指先から伝わる芽衣の鼓動は、かなり早くなっている。
『…ふぅん、生理現象…ね』
 登ってきたときとは逆に指を麓へと降ろし、右側の乳房へと移動させる。
 同じく円を描きながら、先端を刺激すると左に負けない位に硬く尖っていく。
「ン……クフ…ンン」
 イヤイヤをする様に身体を動かす仕草が妙に艶めかしく、俺の加虐心を掻き立てる。
『さあ、次は何処かな?』
 右乳房から腹部、そしてヘソの窪みをこね回し、吊り上げた右脚へ。まずは外側から太股・ふくらはぎ、そして爪先を通り、内側へと移動する。
 内側は円を描かせながら、羞恥心を煽る様にゆっくりと時間をかけて脚の付け根部分へと動かす。
 痛い訳でも無い、むしろむず痒い感覚は、きっと芽衣には虫が這いずり回る様な嫌悪感に感じているだろう。いや…もしかすると…。
 指が恥ずかしい場所に近付いて行くにつれ、芽衣の肌はジットリと汗ばみ始めていた。
 指の暴挙を阻止しようとしても、片脚が吊られたままではそれも出来ず、ただ身体をくねらせるに留まってしまう。
「やめて…それ以上触ら…ない…で」
 布地の一部が変色し始めていて、言葉に以前ほどの力強さは無いものの、まだ抵抗する意識は有るらしい。
『じゃあ、これならどうだ?』
 2~3回布地越しに秘裂をなぞった後、ショーツの縁に指をかけ、ポケットから取り出した或る物を敏感な突起が有るであろう場所に滑り込ませた。
 僅かに熱を帯び始めた部分に急に触れた冷たい感触に、芽衣の身体が強張る。
「な…何?何したの!?イヤッ!」
 目隠しで表情はハッキリとは判らないが、芽衣は正体不明の感触に脅え動揺している。
『…ああ、コレさ』
 薄ら笑いを浮かべ、手にしたリモコンのスイッチを入れた瞬間、芽衣の身体が稲妻を浴びた様に跳ね上がり、意味不明な叫び声をあげる。
 スイッチをOFFにすると芽衣は力が抜けきった様に垂れ下がり、口はただ粗く息を吐き出す事しか出来ずにいた。
 再びスイッチを入れると、またガクガクと大きく体を跳ね上げ、髪を振り乱しながら叫んでいる。
「ハフ…い…やめ…ハァ…や…止めて…止めてぇ!!」
 再びスイッチを切ると先程と同じく力無く、崩れた。脚の付け根は小刻みに痙攣し、口元には涎が流れている。
 憔悴しきった芽衣の身体を後ろから抱き、上着の中に差し入れた手で乳房を揉みながら首筋を舐め、耳を甘噛みする。
『…イッちゃったの?』
 息を吹きかける様に囁き、言葉でなじる。
「…イッて無い…イッてなんか無い…イッてなんか…」
 何度も激しく首を横に振る芽衣の頬を涙が伝う。この言葉は恐らく俺に向けられた物では無く、自分自身に言い聞かせているのだろう。
 しかし疼き出している【雌】の部分を否定しようと、身体を動かす度に引き締まったお尻が俺の股間を刺激する。レース地ショーツの少ない布地では芽衣の秘唇から溢れ出る淫液を抑える事は出来ず、左の内股を洪水の様に伝っていく。
『そうか…イッて無いんだ…だったらイカせてあげるよ』
「…ヒィッ!?」
 いきなり自分の足の付け根に触れた【熱く硬い物】。その正体を芽衣の【雌】が敏感に感じ取った。これから何が起きるかという事も…。
「い…イヤァ!止めて。イヤァ!イヤァーッ!!」
 大切な部分以外殆どが紐状のショーツはほんの少しズラすだけで、芽衣の一番見られたくない部分が簡単に露わになる。熱く火照った部分が外気に晒され、全身に悪寒が走る。
『じゃあ挿入れるぜ』
「ダメェーッ!!」
ジュプ…ジュププ…
 充分に濡れた秘裂は芽衣の心とは裏腹に、何の抵抗も無く容易く俺の欲棒を飲み込んでいく。
「クゥ…ア…アアア…」
『なんだ、既に経験済みか。どうりで感度が良すぎると思った。じゃあ遠慮は要らないな』
 亀頭が埋まったあたりからイッキに奥まで腰を突き上げる。
「ぐふぅっ!!」
 手で芽衣の腰を固定し、何度も何度も乱暴に突き上げる。
 思ったより、芽衣の膣内は狭く、力を入れないとグラインドしづらい。
 身体が揺れる度に、腕輪の皮に擦れた手首や足首が赤くなり、血が滲む。
『どうだ?彼氏以外のモノに貫かれる気分は?』
「ンン…だ…誰がそ…ハゥ…んな粗末なモノで…ン…」
 まだ強がりが言えるらしいが、頬は紅潮し感じているのは間違いない。
『そう…じゃあコレなら?』
 リモコンのスイッチを入れると、ビクッと身体が跳ね、肉壁がギュッと締まる。
 ヴーンという低い羽音の様な音と、ジュプジュプという水音、そして芽衣の喘ぎ声が放送室に響く。
「ァゥ…ゥク…フワ…ンン…ハウッ…」
 芽衣がかなり昇華ってきた。肉壁は少しでも快感を得ようと締め付けをキツクしてくるが、僅かに残る理性が俺の肉棒を引き抜こうと暴れ続ける。
 結果掻き混ぜる様に芽衣の膣内を突き続ける間に、時折芽衣が過剰に反応するポイントが有るのに気付いた。
『……成程、…ココか』
 芽衣の攻略ポイントを徹底的に攻め続ける。時にはワザと微妙に外しながら焦らしつつ、ピンポイントに攻めたてる。
「そ…そこ、だ…駄目…嫌…ぁう…」
 芽衣自身は気付いていないみたいだが、既に自ら腰を振り始めている。
 そろそろ2度目の絶頂を迎えようとしているみたいだ。
「ア…アア…ア、アア、アアアアーッ」
 ガクガクと体が震え、肉壁が更に狭くなる。
(頃合いか……)
 芽衣がイク寸前で動くのを止める。
「…えっ…な…何で…あとちょ…あ!!」
 そこまで言いかけて慌てて口を噤む。当然芽衣にとって口に出来る筈が無い言葉だ。
『まだ気付かない?』
 変声機のスイッチを切り、耳元で囁く。
「…え?…どういう…」
 芽衣の視界を遮るアイマスクを外すと眩しそうに一度ギュッとキツく瞼を閉じた後、ゆっくりと開いていく。
「…ヒッ…う…嘘……」
 芽衣の瞳に飛び込んできた物、それは大型モニターに映し出された悲惨な自分と、犯している男の顔。
「な…何で?香織里のお兄さんがここに…ううん…じゃなくて…、何?どういう事…」
 あまりの事に思考回路が追いついてこず、パニックに陥っている。
「あうっ…」
 ズンと腰を突き上げる。今一度、自分を犯しているのが俺なのだと再認識させる為に。
「な…何で香織里のお兄さんが…こ…こんな非道い事を…」
 まるで二重に悪夢を見ている様な現実感の無さ…、しかし手首と脚の痛み、秘部の違和感と疼きが現実を突き付ける。

2010/10/24 09:40:36(T4xdavS3)
2
投稿者: 淡々タヌキの○○ ◆5j8r7Z2at.

『芽衣が欲しかったのさ……、道具としてのね』
 密かに俺に行為を寄せていたのだろう。俺の言葉に一瞬、ほころびかけた笑顔は無惨にも絶望の色に染まった。何か必死に叫んでいた様だが、俺の耳には届いていない。逆に俺を冷徹にさせただけだった。
『それより、イキたかったんだろう?さあ、続けようぜ』
 ビデオカメラのリモコンを操作し、二人の接合部辺りをアップにする。唯一芽衣の身体を支えている左足を抱え上げると、拠り所を失った芽衣の身体は重力に逆らえず、その秘所に俺のモノがより深々と突き立てられる事になった。ショーツの三角のフロント部分をズラし、グラインドさせる度に泡立つ淫汁を溢れさせるもう一つの芽衣を見せつける。
「イ…イヤァ…そんなの見たくない!!」
 芽衣の意識を保たせる為、一度OFFにしていたバイブのスイッチをONにして激しく突き上げる。芽衣は狂った様に頭を振り喘ぎ出す。再び小刻みに痙攣しだした肉壁が肉棒を絞り上げる。
『もうイクのか?』
 モニターに映る泣き叫び喘ぐ芽衣…。
「イヤッ!イキたく無い!こんな…こんなのでイキたく無いっ!!」
 今までで一番激しく突き上げると、まるで鉄砲魚の様に飛沫を迸らせ芽衣は絶頂を迎える。
「イヤアアアーーーァァッ!!!」
 俺も限界が来た様だ。睾丸がギュッとなる。ぐったりとする芽衣の秘裂の奥深くに肉棒を突き立てる。
『イクぞ、俺もイクぞ!芽衣ッ!!』
 その声に少し正気を取り戻した芽衣が叫ぶ。
「だ…駄目、中だけは膣内に出すのだけはヤメテェ!!」
 芽衣が叫ぶと同時に拡がる肉壁を灼く様な熱い飛沫。膣内と同じ様に芽衣の頭の中も白く染まっていく。
 中出しされたショックで少しぼうっとしている。丁度、前屈みが出来る位まで腕を吊り上げている鎖を緩めた。
『芽衣のでこんなに汚れたんだから綺麗にしてくれよ』
 くの字に曲がった芽衣の頬をまだ硬い肉棒で叩くと、自分から少し口を開きくわえようとした。が、すぐに慌ててギュッと固く口を閉じた。
 芽衣の可愛い唇に亀頭を押しつけるが、頭を振って抵抗する。
『素直じゃ無いなぁ…』
芽衣の鼻を摘み上げ、息苦しくなって口を開けた瞬間、すかさず喉奥にまで押し込んだ。苦しそうに歪む芽衣の表情を眺め、両手で頭を固定しイマラチオを強攻する。
 咳き込み、嗚咽する芽衣…。亀頭を排除しようと蠢く舌が逆に気持ちいい。
『さあ、全部飲めよ』
 グイッと頭を引き寄せ喉奥に白い粘液をブチ撒けた。
 
ジャラジャラ…
 喉がゴクリと動いたのを確認してから降ろしてやると、芽衣は少しでも飲み込んだモノを吐き出そうと鳴咽している。
 戒めは解いてはいない。まだ安心は出来ないからな…。
 横たわる芽衣の秘唇からは、クプクプと白い凌辱の証が流れ出ている。声を殺し泣いている様だ。
 横の結び目を解き、芽衣の敏感な部分に有るバイブと一緒にグチョグチョになった下着を抜き取る。
 手早く身支度を整え、ビデオカメラを手に扉へと向かった。
『じゃあ気をつけて帰りなよ、芽衣ちゃん。犯されない様に…ネ』
 防音設備の効いた部屋の扉が閉じきる刹那、おし留めていた感情が爆ぜる様に大声で泣き叫ぶ芽衣の姿が窓に映っているのが見えた。
 
 翌日、気丈にも芽衣は登校していたらしい。ただ、教室に入り香織里と眼が合った瞬間、顔色が蒼白になったかと思うと、激しく睨みつけて、そのまま帰ってしまったらしい。当然といえば、当然だが…。親友とはいえ、自分に乱暴した男の妹なのだから…。
 
 
「こ…こんな所に呼び出して何の用?あんな酷い事しておいて、まだ足りないの…」
 更にその翌日の放課後、俺は芽衣を視聴覚室に呼び出した。芽衣は口調こそ強いものの、身体は小刻みに震え、その瞳には恐怖が宿っている。俺がほんの僅かに指を動かしただけで、ビクッと身体を硬くする。
『別に…この間のお詫びに一緒にビデオでも見ようと思ってさ』
 視聴覚室に有る大型スクリーンを指差す。
「冗談でしょ?何故あなたなんかと…」
『まあ、そう言わずに。主演女優が最高なんだ』
 退室しようとする芽衣の腕を掴み、DVDプレイヤーのリモコンを押すと、スクリーンに一人の少女が映し出された。
「う…嘘、こ…これって私…」
 そう、一昨日芽衣を凌辱した際に録画しておいた物だ。
「い…嫌…止めて!見ないで!!」
 デッキからディスクを取出しに行こうと暴れだす。
『まあまあ、慌てるなよ。プレゼントも有るんだからさ…』
 机の上に置いてある透明な袋を見せる。
「そんな物、要らな…?!イ…嫌っ。返して、返してよ!」
 引ったくる様に袋を取り上げる。
『ちゃんと手洗いしておいたよ。かなりボトボトだったから、シミが残ってないか、裏までちゃんと確認してね』
「変態ッ!!」
 芽衣が慌てるのも無理は無い。袋の中に入っていたのは、一昨日持ち去った下着だからだ。
ガザッ
「え…重い?」
 袋の中には下着以外に何か親指位の硬いものが有る。中身を取り出した芽衣の顔色がみるみる青醒めていく。
 小さな卵型の物体を中心に3本の紐が繋がっていて、丁度Tバックの様だ。芽衣はこれが何か直感したようだ。
『どう、素敵だろ?きっと芽衣に似合うと思うんだ。』
 芽衣は一昨日の事を思い出したのか、固まったまま動かない。
『ねえ、着けてみてよ。今此処で』
「こ…ここで?そんなの出来る訳無…」
 拒絶する芽衣に向かい、スクリーンを指差す。
『これ…欲しくないの?』
 卑怯な取引に顔を真っ赤にして睨んでくる。
「わ…解ったわ…ちょっと、向こう向いてよ」
『嫌だね!』
 強く、互いの立場を認識させる為に即答する。かなり動揺していたが、着けるにしても、何をするか解らない俺に背中を見せる筈は無い。周りを見回し窓のカーテンを見つけると身体に巻き付けモゾモゾと動いている。
『着ける場所は分かるよな?ちゃんと下着の中にだぞ』
 俺から最大限距離をとる様に壁伝いに歩いてくる。
「つ…着けたわよ…」
 妙に内股で落ち着かない様だ。当然だろう、これを着けるという事は何をされるか…充分に想像出来るからだ。
『その様子だと、解ってるみたいだね?じゃあご期待にお応えして…』
「だ…誰も期待な…アアッ!?」
 腹部を抱える様にしゃがみ込み、辛そうにしている。
 消音タイプとは言え外部からの音が無い視聴覚室ではバイブ特有の振動音が微かに聞こえてくる。
『どう?それは最新型でね、携帯電話で操作出来るのさ』
 リモコンみたいに10メートル位しか電波が届かないなんて事はない。例え北海道や沖縄からでも操作でき、振動の強弱やリズムを自由に操れる。その事を伝えると蒼白な顔色になるも頬だけは赤い。
「お…お願い、止めて…と、止めて…」
 予想していた事とはいえ、急激に襲ってきた振動で芽衣は暫く立てずにいた。
 ラフラと立ち上がり、デッキからディスクを取り出そうとする。
『慌てるなって言っただろう?』
 芽衣の腕を掴んで引き寄せ、強引に隣に座らせる。つまり、ちゃんと最後まで見てからと言う事だ。
 逃げられない様に右手で身体を抱き寄せ、俯く芽衣のアゴを持って正面を向かせる。
『どう?良く撮れてるだろう』
 どうにか視線だけでも逸らそうとするが、時折チラチラとスクリーンに目線が戻っては瞼を閉ざす。
 耳元で囁く様に脅しながら携帯のスイッチを押す。その度に芽衣は身体を硬くし、スカートの上から振動している部分を押さえる。何度も繰り返す内に芽衣の呼吸が粗くなり、密着した場所から体温が上昇しているのが伝わってくる。上気だつ芽衣の顔を眺め、ある行動をとる。
 上着の隙間から右手を差し入れ、ブラをズラし乳房を揉む。耳を甘噛みし囁く。
『なぁ、素敵な女優だろう?俺もこんなになって苦しい位さ』
 芽衣の視線が俺の股間の膨らんだ部分に移動し、即座に逸らす。
10/10/24 09:42 (T4xdavS3)
3
投稿者: 淡々タヌキの○○ ◆5j8r7Z2at.
「まさか私に、これを……とか言うんじゃ…」
 怯えと嫌悪…そしてもう一つの感情が入り混じった複雑な表情で俺を見詰める。
『さあね…』
「どうせ、しなきゃディスクは渡さないとか言うんでしょ?わ…解ったわよ…」
 震える手をそっとファスナーに手を掛け、恐る恐る俺のモノを取り出す。
「あ…熱い…」
 硬く反った男根に触れた瞬間、思わずそう芽衣が呟いていた。ワザと聞こえなかった振りをしたが。
 細い指で包み込むとゆっくりと上下に動かし始めた。そして徐々にスピードを上げていく。
「これでいいでしょ?」
 決して上手では無い。だがその辿々しさが逆に俺を昇華めていく。
「ま…まだなの?」
『手なんかでイケる訳無いだろう』
 平静を装い冷たく言う。手で無い以上、次に何をするかは芽衣も気付いている筈だ。
「バ…馬鹿言わないで。そんな事…」
 指をスクリーンに向ける。
『この間はしてくれただろ?』
「あ…アレはあなたが無理矢理…」
 そこまで言って言葉を濁す。
ゴクッ…
 自分の手の中にあるモノを見詰め唾を飲み込んだ。
 どうやら覚悟を決めたらしい。ゆっくりと顔を近づけ口に含んでいった。
 一昨日とは違い自分の意思でフェラをしている。その舌の動きも俺をイカせようと、形を確かめる様に這い、先端の溝をなぞる。ジュプジュプという卑猥な音とビデオの映像と音声が混じり、芽衣の身体に染み込んでいく。
 
『ウ…ウグッ』
 限界を迎えた俺が芽衣の頭を抱え込み、その喉奥へと欲望の固まりを吹き出させた。一瞬苦しそうな表情をしたが、鼻から息を少し吐いた後、頼んでもいないのに自ら俺の精液を飲み込んでいた。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
 顔を上げた芽衣の瞳はウットリと潤み、口元に零れた白濁を舌で舐めとった。
 フゥ…と、恍惚の溜め息をついた瞬間、ハッと我に返り、俺の身体を突き飛ばした。
「こ…これで満足でしょ?じゃあディスクは貰って行くわね」
 髪の乱れを直し、芽衣がスカートの裾に手をかけた瞬間、追い打ちをかける。
『ああ、約束だからな。持っていっていいよ。何枚でも…』
「何枚って…」
 やっと解放されるとばかり思いこんでいた芽衣の背に絶望の文字が浮かぶ。
 チャンスだ!!。
「人でなしッ!!」
 映像のデータはPCにコピーしてあり、いくらでもDVDを複製でき、ネットに流す事も出来ると脅した。
『それと、その【プレゼント】は外すんじゃないぞ。ずっと着けているんだ、眠る時もな…』
 俺は芽衣に改めて説明しだしす。
 携帯で操作出来る、それだけでは無い。一度起動させたら5分以上外していたり、壊そうとしたらメールが届く様になっている。そのメールが届いたらどうなるか…、という事も。防水加工もされているが、風呂とトイレの時だけは対象外にしてやった。俺に事前に連絡するという条件で。さすがにトイレの連絡は渋ったが、承諾せざるを得ないだろう。
 その日から芽衣は俺の奴隷となった。
 授業中、部活、通学中、就寝中と時間を問わず、気が向いたら携帯のボタンを押した。下着を着けさせず、一日を過ごさせもした。早朝、朝練や早出の先生がいつ来るかもしれない状態で校内を裸で歩かせたり、屋上に呼び出し、柵越しに生徒を見下ろしながら後ろから犯しもした。
 俺を拒絶し、抵抗し、泣き叫びながらも従わざるを得ない芽衣の苦悶の様を見続けた。
 
 
「芽衣ちゃん、どうしたの?顔色悪いよ…」
 香織里が時折苦しそうに腹部を押さえる芽衣に気付き声をかける。
「…っだ、大丈夫、何でもない」
「でも…そうだ保健室に行こうよ」
ブルルルル…
 香織里の手を払い、芽衣は教室を出た。勿論行き先は保健室では無い。俺がメールで指定した放送室、芽衣を初めて犯した屈辱の場所だ。
 
『…来たね』
「お…お願い、これを外して。ねえ、もうイイでしょ?私…私このままじゃ…」
 バイブを外す代償を聞くと、芽衣は黙ったまま俯き、スカートに手をかけ、下着を脱ぐとソファーに横たわった。
「……したいんでしょ?好きにすれば…」
 諦めの表情を見せる芽衣に近付き、腕を掴んで床に引きずり降ろした。
「痛いッ!!」
 俯せになった芽衣の背中を踏み、後ろで両腕に手錠をかける。
 反射で防御姿勢をとりかけたが、すぐに全身の力を抜いた。
「こんな事しなくても…もう、いいよ…抵抗はしないから…」
 腰を突き上げる様な体勢をとらせ、スカートの中で芽衣の淫部を弄ぶ。淫液でベトベトになった指をスウッとすぐ上にあるもう一つの恥ずかしい場所に移動させた。
「えッ?…そ…ソコは?!」
『俺はね、抵抗して欲しいのさ!!』
 指を捻りながら強引に芽衣のもう一つの穴へと侵入させていく。膣とは比べものにならない程の締め付けだ。やっと第2関節まで埋まった辺りで極小さな円を描く様に指を動かす。実際にはそれ程動いていないが、初めて侵入してきた異物に恐怖し、抑制しようと一層締め付けを激しくする。
「イヤッ!イヤァッ!!」
 今度はSEXしている様に前後に出し入れする。締め付けが強すぎて動かせないのもあるが、あくまでゆっくりと括約筋を解していく。
「クゥ…クフ…ンァ…ヒィ……」
 かなり動きやすくなったのを確認してからゆっくりと指を抜く。
「………ァフ……」
 安心したのか、ぐったりと倒れ込む。これからだというのに……。
ジィィーー……
パサ……
 芽衣に気付かれない様にズボンを脱ぐ。腰に手を当て今まで弄んでいた場所に亀頭を宛う。
「…ッ!?」
 さっきとは明らかに違う感触に芽衣の顔が引きつり、慌てて暴れようとする。
『力を抜けよ!裂けてもしらないぞ』
 ゆっくりと息を吐く様に命令するが出来る筈もない。挿れられたくないのだから。
 髪を握り頭を押さえ付けて強行突破を試みるが挿らない。仕方がないので持ってきていたローションを陰茎に垂らし、力を込める。
ズリュ…
 亀頭の半分まではいけたが、流石に雁首が通らない。激痛で芽衣は一層身体を硬くしてしまう。俺の目的の為に、ここはどうしても制覇せねばならない。仕方がないので携帯を操作し、バイブを動かす。快楽など与えるつもりは無いが……。だが、一瞬芽衣の抵抗が緩んだ。その隙を狙い一気に腰を押し進めた。
「ヒギィィッィーッ!!」
 芽衣は絶叫をあげ、気絶した。ゆっくりと根元まで挿入させると、芽衣の頬を叩く。
『オイ!おきろ。おきなッ』
「ゥ…ゥゥ……?い…痛いッ!!」
 頭を揺らし、俺の方に向けさせる。
『開通おめでとう。後ろの処女は貰ったぜ』
 認識させる為にホンの少し動かす。
「い…イヤッ、動かないで!痛いの、本当に痛いのっ!!」
 大粒の涙を流し泣き叫ぶ芽衣を徐々に動かす距離と速さを増して陵辱する。最早芽衣はパニックに陥っている様だ。
 膣とは比べ物にならない締め付けに俺の射精感が高まっていく。腰の動きを制御出来ない。
『さぁ、イクぞ、イクぞ!芽衣!!』
「イヤァッ!中はイヤァ!中はイヤァーッ!!」
 腸内に射精しても妊娠する事はない。ただ、中出しされた時の恐怖と挿入るとは思ってもなかった部分を犯された事による困惑が芽衣を狂わせていた。
ドクッ!ドクッ!!
 思いっきり芽衣の直腸内に洗礼の白いマグマをブチまけ、折り重なる様にして果てる。
 男根を引き抜くと緩んだ菊門から溢れる白い精液に赤い筋が混じっていた。
 自分が【女】である事も否定された芽衣の瞳は光を失い、その口は力無く何かを呪文の様にただ呟くだけだった。
 そのあと芽衣がどうやって帰ったかは分からない。ただ次の日からも登校してきていた。
 結局バイブは外していない。今も芽衣の敏感な部分に存在し続けている。
 その日芽衣は俺からの呼び出しも無く、またバイブで嬲られる事も無かった。自分の全てを陵辱しきった事により興味を失って、もうあんな非道い目に遭わずに済むかもしれないとも思っていただろう。ただ一つ自分に残された【不安】を除いて……。
 しかし翌日も、その翌日も何事も無かった。以前の様な平穏な日々…、穏やかな生活が続いた。本当に自分に平和が訪れたのかと連絡もせずバイブを外したりもした。俺からの【通告】は無い。またあのDVDが出回った気配もない。自分は本当に解放された、そう確信した芽衣は安堵し、普通の学園生活に戻れた。友人達との他愛もない会話や部活を謳歌する芽衣……。しかし彼女の中で何かが違っていた……。
 
 
 芽衣を陵辱してから10日が経った。俺はまた人気の無い放送室に居る。あの日の事を思い出しながら…。
「お待たせしました…」
 扉を開けメイド服に身を包んだ少女がコーヒーを持ってきた。
『ちゃんとしているだろうな?』
「ハイ、お言いつけのままに…」
 そう言うと少女はスカートの裾を持ち上げた。下着は着けていない、その代わりに前後の穴に2本のバイブレーターが深々と刺さり、低い唸りををあげていた。
『いい娘だ…』
 俺は目で合図をすると少女はにっこりと微笑み、コーヒーを机の上に置きいて俺の前に跪いた。
 器用に口でファスナーを降ろすと、硬くいきり勃った【もう一人の俺】を取り出すと、愛おしそうに頬擦りした後、その艶やかな口に含んだ。陰茎に舌を這わせ、何度も頭を上下させる。
 俺のツボを心得た動きに、急速に射精感が高まっていく。
『射精すぞ!射精すぞ、芽衣ッ!!』
 小さく頷くと俺の全てをその喉奥に受けとめ、一滴も残さぬ様に舐め採り、吸い上げた。
「あ…あの…ご主人様…」
 スカートの裾を摘み、何か言いたそうにモジモジとしている。
『……おいで』
 顔を綻ばせると、力を込めて器用に前のバイブだけをひりだした。ボタッと落ちたソレはグチャグチャに濡れていてトカゲの尻尾の様に蠢いている。
「失礼します…あ…あああ…ハフゥ…」
 自分から濡れそぼった秘唇に宛い、深々と腰を沈めた芽衣が吐息を漏らすと、俺の首に腕を廻し、激しく腰を振り出した。
 チアリーダーとして有望視されていた輝きはもう無い。ここに居るのは淫欲に溺れた忠実な【雌奴隷】だ。
 もはや後戻りは出来ない。この歪んだ愛憎劇の幕は上がってしまっている。例え俺の勘違いから始まっていたとしても……。あの日生まれた暗き焔は芽衣の理性と自尊心を灼き、俺の良心と自制心を灼き尽くしていった。この焔は鎮まる事はないだろう。例え俺の全てを灼き尽くしたとしても……。
 
―数日後・・・
「ただいまぁ~」
 玄関の方で元気な声が聞こえる。
「あのさ、聞いてよ、お兄ちゃ…、あれ?芽衣ちゃんも来てたんだ」
 屈託のない笑顔の香織里がいる。
「どうしたの?二人とも…何か変だよ?」
ガチャ…
 芽衣が部屋の鍵を閉め、香織里の後ろに回る。
「ねえ、芽衣ちゃん?お兄ちゃん?…お兄ちゃん?!」
 
 そして今、この歪んだ愛憎劇【暗き焔】の第二部の幕が上がっていく。
―FIN―
10/10/24 09:43 (T4xdavS3)
4
投稿者: K
素晴らしすぎます!!続編楽しみにしてますm(__)m
10/10/25 00:22 (3PAQK580)
5
投稿者: ポポロン
あれ?
妹を巻き込んだ話しになるんじゃないの??
10/10/26 04:18 (qJ.OeqCp)
6
投稿者: 淡々タヌキの○○ ◆5j8r7Z2at.
Kさん、ポポロンさんコメント有難うございます。
第2幕なんですが、実はまだ考えて無いんです。
私の乏しい発想力ではこれ以上のシチュエーションが無いっていうか、(これ以上の別話は有るんですが、凄く不評だったので載せる気になれない)もし続くとしたら動けない彼氏の前で犯されるか、一緒にヤルか…だと思うのですが、何せエロ表現苦手でして…。
(^^ゞ
10/10/26 07:53 (bdMQZZ2t)
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