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1:めくるめく官能世界に程遠く ビバ!ヘンタイカップル
投稿者:
(無名)
◆dfSN.V0pH6
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無事進級、卒研も決まり、バイトといえば家庭教師くらいのもの、煩わしい就活とも無縁 の、ひとりのんびりアパートで過ごしていた春休み、隣りの美熟女さんが眼医者へ行くと いうので、チャリを貸した。 (年上の女にめっぽう弱いからな) 普段見慣れているパンツ姿から、サドル高さをあまり変えずに済むと踏み、大凡の見当は つけていた。 (ハイヒールを履かれたら、首が痛くなるだろう) 「こんなもんでどうでしょう」 「丁度いいみたい、ご迷惑をお掛けしてごめんなさいね」 「いえ、チャリンコも綺麗な人に利用してもらえるんです、喜んでますよ」 「ま、お上手ね、うふ、お世辞でも嬉しいわ、ありがとう、じゃあ、お借りするわね」 顔を斜めに傾げ、微笑みかける表情が、何とも優雅で素敵だ。 「お世辞じゃないです」と口にする間もなく、軽やかに左右に揺れる桃尻美人を見送った。 (午前中のこ忙しいときに告白か、いい加減にしろよ) **************************************** 夕方、チャリを返しに来た。 どことなく虚ろな目、眼科に掛かると、女性は愁いを帯びた目になるのだろうか、などと 思ってみたり、街路の灯りの下、顔も心なしか火照っているようにも見えた。 「お返しに上がるのが遅くなってしまって、ごめんなさい、お買い物も済ませられて、と ても助かりました、ありがとうございました、お夕食未だなんでしょ、もし、有り合わせ でよかったら、お作りしますけど」 「今夜は先輩達を追い出す会が」 「追い出す会?へえ、そうなんですね」 「すいません」 (せっかくの美熟女の誘いを断るなんて、なーにやってんだか) 姿が玄関の中に消え、チャリを見ると、サドルが幾らか湿ってヌメヌメしていた。 恐る恐るニオイを嗅いでみた。 暖かな温もりに仄かに香るいい匂い、これがあの人の匂い? すぐに反応してしまい、その場で勃起。 体が急に熱くなり、前をバッグで隠し、部屋に戻るなり喉の渇きにコップ一杯水一気飲み。 (匂いフェチ、変態!) **************************************** 隣りの美熟女さんがやって来た。 「昨日はお手間をお掛けてして、ごめんなさいね、追い出し会、どうでしたの、賑やかで らしたでしょうね」 「賑やかを通り越して、もう、飲め飲めうるさくて」 「お酒お弱いの」 「ええ、すぐ瞼が重くなり、所構わず眠ってしまうんです」 「へえ、そうなんですね」 「介抱役が介抱されたんじゃ、シャレになりませんし」 「分かる分かる、そうですよね、安心したわ」 「えっ?」 「ううん、なんでもないの、お酒が過ぎると、後が大変ですものね」 「そうですね」 「あら、私、何でこんな話をしているのかしら、うふ、今日は冷えるわね、よかったら家 でお茶でもどうかしらと思って」 女性の家に招かれるのは初めて、それも美熟女の家、いいのかなと思いながらも、舞い上 がってしまい、二つ返事で「はい、すぐ伺います」 (こら、「いいんですか」ぐらい訊け、この礼儀知らず) 安心した、って、どういう意味だろう。 (女と付き合ったこともないのに、分かるわけないだろ、しかも相手はずっと年上だぞ、 考えたって無駄無駄) **************************************** 居間に通され、「コーヒーでいいのかしら」 トイレが近くなるので紅茶のほうが、とも言えず「はい、頂きます」 (年上の女を前にすると、すぐこれだ、困ったもんだがや千駄ヶ谷) 話が進むうち、ご主人と別居中、お子さんもいない30代と分かり、内心、心の何処かが 急に軽くなった。 (学生とアラサー、目指しても辿り着けない山がある、ってな) 「ガールフレンドさんいるんでしょ、かわいい方なんでしょうね」 「いえ、いませんよ」 「また、嘘おっしゃい」 「ほんとです、女性と面と向かって話をする機会もあまりなかったですし」 「へえ、そうなんですね、今どき珍しいわね」 「珍獣扱いですか」 「うふ、面白い人」 この人と話をしていると、心和むのは何故だろう (香しい匂いに惚れたな) 時が経つのを忘れ、いつの間にか、同じソファーで身を寄せ合って話を続けていた。 警戒心がまるでない、大丈夫なのかな、この人。 (ひとの心配より自分の心配しろ、嫌われてなくてよかったな) 「ねえ、昨日、お返しした自転車に何かあって」「えっ?」 「ううん、たいしたことじゃないのよ、ほんとに、ただちょっと、家に入ってから何気 に外を見ていたのね」 「あ、あああ」 (見られてたぞ、ヤバいだろ) 「どうしたの」 「あ、いえ、なんでもありません、です」 「おかしな人、もしも、お借りして不都合があったら、隠さずにおっしゃって」 「そんなことはありません」 「ジロ~リ」 「あ、あー、あは」 (言っちまえよ「僕、変態です」てな) 「暖かかったです」 (なんだそれ?) 「えっ、なあに」「だから、あの、その、熱が」 (医者行け) 「あら、大変、風邪かしら」そう言うと、額に手を当ててきて「平熱みたいだけど」 「あ、いえ、そういうことじゃなくて」 「どうしたの?何処かお具合が良くなくて」 左手に手のひらを重ねてきた。 これ幸い、更に右手を上に乗せてサンドイッチ。 「柔かい手、暖かくて好きです」 「ありがとう、私も暖かい人好き」 誤魔化したつもりが、えっ、えっ、美熟女から告白されてる? (知るか、アホ) 顔を心持ち近づけてみた。 僅かに上体を後ろに反らし気味にしたけれど、何かが吹っ切れたように、また元に戻した。 化粧の香りに誘われて、更に近づけると、応じるように静かに目を閉じた。 美熟女の唇が目と鼻の先にあった。 心臓バクバク、意識が吹っ飛び、目の前真っ暗 (目を開けろ) 手のひらにジトーと湿りを感じつつ、無言のまま、赤めのルージュをひいた唇にそっと乾 いた唇を重ねてみた。 こそばゆいというか、痺れるというか、何だろう、この身震いするほどの唇の感覚。 (ビリビリ感電中) 拒否られることもなく、舌を絡ませる迄さして時間は掛からなかった。 いつしか、上体を抱き寄せ、密着し、唇、舌を吸い合い、舐め合い、求め合うディープキ スへとなだれ込んだ。 (ショートして燃え移った、火事だ) ソファーに上体を横たえ、長い長いディープに溺れながら、すんなりブラの中に右手を滑 り込ませ、揉みがいのありそうな乳首と乳房を五本の触指で弄ってもいた。 (すけべ!) 無理強いする気など毛頭ないし、少しでも嫌がれば、仕舞いにする、はずだった。 (当たり前だ、暴行で訴えられるぞ) けれど、長過ぎたディープキスのせいだろうか、身を委ねるどころか、ズボンの上から勃 起した肉棒を左手で擦ってきて、一瞬、ドキッとした。 我慢汁で濡れた股間を更に擦られては「ううっ」、もう限界、もうダメ、ブリーフの中で ドクンドクン脈打ち、一気に射精してしまった。 ディープどころではなかった。 (あーあ、やっちまったな、童貞) 「どうしたの」「・・・・」 「クスクス、ねえ、どうしたの」「・・・・」 分かってるくせに。 (悟られてやんの、ダメなやつ) 「ほんとうに女性経験なかったのね」 「だから言ったでしょ、初めてだって」 「ごめんなさい」 「別に謝らなくてもいいですから」 「でも、嬉しかったわ」 「なんで」 「こんなくたびれた女を好きでいてくれて」 「あのですね、美熟女っていう表現がぴったりなんですから、卑下しないでくれません?」 「ごめんなさい」 「どうしてそう簡単に謝るかな、他の人は知らないけど、僕には正直に接して欲しいです」 「そうね、そうするわ、ごめんなさい、じゃなかった、好きよ」 「僕も大好きです」 「ねえ、正直ついで訊いちゃってもいいかしら」 「どうぞ、何でも」 「自転車のことなんだけど」 (ほーら、お出でなすった) 「あ、あああ、あれは、そのう」 「正直におっしゃって」 「だからー、あれは、そのう」 「だから?その先は何かしら」 「知ってるんでしょ、もう勘弁してくださいな」 「うふふ、うん、ぜーんぶ見てました」 「あわわわ」 (一巻の終わりだ) 「クスクス、でっ、どんなニオイだったの」 (それを訊きたかったのか) 「今まで嗅いだことのないいい匂い」 「いい匂いって、ええー、うっそー、ほんとに」 「本当です」 「お鼻、大丈夫よね」 「どこも何ともないです」 「でも、いい匂いなのよね」 「そうですよ」 「ちょっと、こっちにいらして、早く」 「何でしょう」 (よせ、やめとけ、ビンタ食らうぞ、フライパンで殴られるぞ、包丁で刺されるぞ) **************************************** 寝室に入るなり、下半身をバスタオルで覆い、いきなりボトムのパンツとパンティを脱ぎ 出し、穿いていたパンティを手渡しで寄こした。 「それを嗅いでみて」 「何です、急に」 「いいから、嗅いでみて、どんなニオイ」 嗅いでみた。「同じいい匂いがします」 「そうなのね、恥ずかしいけれど、正直に言うわ、それ、昨日の夜、お風呂に入ったあと、 穿き替えたものなのよ、時間が経っているから、汗や他のニオイも混ざってるわ、それな のに、あなたにはいい匂いなのね」 「ええ、好きな人のニオイがいい匂いなのは当たり前です」 「じゃあ、そのショーツを穿いてみて」 ブリーフを脱ぎ捨て、穿いてみた。 「えっ、ほんとに穿いちゃったの、どう、穿き心地、気持ち悪くないの」 「好きな人と一緒にいる気分で、とてもよい穿き心地です」 「でも、それ、汚れてるのよ、臭いものは臭いでしょ」 「好きな人のニオイを少しでも臭いと感じれば、その人は本当に必要とはしていない人 かもしれませんよ、我慢して付き合っても、多分長続きしないと思う」 「じゃあ、あなたにとって私はなあに」 「それは・・・・」 「ほら、ごらんなさい、答えられないんでしょ、ただ好奇心を満足させる女なんでしょ」 「それは違います!違う、答えられないんではなく、答えたくないから」 「どういうこと」 「やめましょう、この話」 「いいえ、お聞きしないわけにはいかないわ、私を好きにさせた人ですものね」 「ふうー、・・・・長くなるかもしれませんけど」 「いいわよ、好きな人のことは何でも知っておきたいし、お話してくださるわよね」 「覚えてお出でにならないでしょうけれど、初めて声を掛けてもらった時のこと、あな たの中に母親の面影を見たんです。 もちろん、年も違えば声も顔立ちも違いました。でも、似ている体格体型、微笑み方、 話し方、そこここに表れる女らしい仕草、胸を張って歩かれる姿勢、美しい後ろ姿、 すれ違いざまに香るそこはかとない匂い、それら全てに心奪われたんです。 付き合うなら、相手はこの人しかいない、他の女性では駄目なんだ、と思わせるに十分 な魅力がありました。今もそうですよ。 でも、たったひとつ、僕には到底願い叶わないことがあります。 それは、あなたがご主人のいる方であったということです。 涙腺が緩くて、すいません」 (正直にも限度というのがあるんだぞ、黙っていれば、誰も傷つかず、苦しまず、悲 しまずに済むものを) 暫し、呆然として固まってしまっていた。 どれほど沈黙が続いたろう、突然、咽び泣きして飛び付いてキスをせがんできた。 (飛び掛かかられて、吸血されなくてよかったな) 「こんな気持ちになったの初めて、好きよ、大好きよ」 「それはさっき」 「ううん、そうじゃないの、違うの、本当に好きなの、大好きなの、信じて」 ふたりして涙と鼻水で顔をグショグショにしてキスしたのは初めてだった。 (ハンカチ拭き拭きやれよ) 飛び付いだせいで、バスタオルがポロリ、下半身丸見え。 (今だ、いけ!) キスしながらベッドに倒れ込み、指で下半身を触ってみた。 既に濡れに濡れている女性自身、しなやかな肉体がピクンと跳ね、入れた舌から「ハァー ハァー」と小さな吐息が漏れ伝わった。 愛液の小陰唇に顔を埋めて鼻先と唇で愛撫し、顔をベトベトにして、香しい匂いを思う存 分嗅ぎまわった。 「ああーん、いやー、いいー、あうー」髪を振り乱し、眉間にしわを寄せて大きく仰け反 った。 とめどなく滴る愛液を舐め、先走りと精液でヌメる肉棒を滑らせた。 「来てー」華奢で可憐な指先で肉棒を挟み、膣口へと導いてくれたおかげで無事、ズブッ。 「ああ、いい、もっと突いて、もっとよ、もっと奥まで突いてー」ズブッズブズブ。 「ああ、すごい、ああー、いいわー、子宮に当たる、当たるのー」 中出し宣言もせず、精液を子宮奥深くにドクドク流し込むと、下腹部が痙攣を起こし、焦 点の定まらない目をして、イってしまった。 抜かずの二度目も最奥へ放った。 (童貞卒業、おめでとさん) 肉棒を抜いても、膣口からなかなか垂れてこない。 心配になり、指を1本2本と挿し込み膣内を掻き回してみた。 出るわ出るわ、プチュプチュ、音をたてて垂れ出てきた。 股間の腕を締め付けるように太腿をギューと閉じ、指を抜かせまいとしているようで、 「あーん、いっちゃう、ああー、だめだめ、たすけて、イクイク、いっちゃうのー」 相当敏感になっていたようだ。 乱れた体、いい匂い、淫らな声に再び勃起、こうなったら、何度でも肉棒を突き刺してイ カせてやりたい、忘れかけていただろう女の喜びを、究極まで味合わせてやりたい、そう 思った。 (覚悟は出来ているんだろうな、全ては己の責任、相手の一生を狂わせるかもしれない んだぞ、若さ故の過ちでは済まないのだぞ) **************************************** 心地よいけだるさが余韻となって残り、愛液と精液にまみれた肉棒が萎えと緊張を繰り返 し、好きな人の膣内を出入りして射精する夢を見ていた。 これほどはっきりした夢は今まで一度もない、と覚醒し始めた時、股間に柔らかなものを 感じ、手を添えてみると、そこには紛れもない美熟女の顔があった。 寝たふりをしようにも、緊張を増した肉棒はどうにもならず、思わず射精して果てた。 「起こしちゃったわね」 「いつからそこに」 「だって、あなたが気持ちよさそうに眠っているんですもの、ちょっといたずらしてみた かったの」 「寝てないの?」 「寝たわ、というより、あまりに激しすぎて意識を失ってた、っていうほうがよいかも」 「今、射精したよね」 「ええ、したわ」 「それで」 「飲んじゃった、てへ、男性の精液を飲んだの初めて」 「苦くなかった」 「いいえ、原液のカルピスより飲みやすいわ、大好きな人のだからかしら」 「はは、それはどうも」 「どういたしまして」 「ぷっ」「うふふ」 「大好きだよ」 「私もよ、裏切らないでね」 「もちろん」 (今の言葉、忘れるな) **************************************** 風呂から上がると、女性の下着が置かれていた。 「着ていた下着はどこ」 「洗濯機の中」 「じゃ、ご主人のでもいいよ」 「そんなもの、とっくにありません」 「えっ、ないの、ご主人、困らない」 「私の旦那様はあなたよ、心配しないで」 「ありがとう、じゃ、アパートへ戻って着てくるよ」 「だあーめ」「ん?」 「サイズもあまり違わないようだし、似合いそう、私の着て」「ええー」 「あなた言ったわよね、好きな人のニオイはみんないい匂いだって」 「言いましたよ、ほんとだもの」 「何の迷いもなく私の汚れたショーツを平気で穿いた時、ほんとうにびっくりしたわ、 特別な性癖でもあるのかなって思ったわ、でも、あなたに心から必要とされていると知 って、嬉しくて涙が止まらなかったわ、でね、私、思ったの、私もあなたのニオイに包 まれて毎日過ごせたらどんなに幸せだろうって、あなたにも私のニオイで包んで毎日過 ごさせてあげられたらいいのにって」 (ヘンタイも伝染するのか) 「嫌だ、無粋なメンズものなんか着せたくない、ぜったい嫌だ」 「早とちりしないで、私のを交換すればいいのよ」 「意味分からない」 「んもうー、鈍感なんだからー」 「えー、うーーーーん、ああ、それでその下着を着せたいわけ」 「やっとわかったの」 「うん、でも、それ、洗濯したてーーー、あれっ、違う、さっきまで着てたものだよね」 「そうよ、ぜーんぶ身に着ていたものよ、早く着て見せて」 「恥ずかしいだろ、あっち向いてホイ」 「うふふ、イヤです、大好きな人ですもの、全てを見ていてあげたいの、ほら、早く」 「うーーん、ブラも?」「そうよ、後ろのホックは難しそうね、いいわ、こうして前へ もってきて留めて後ろへクルッ、そうそう、お上手お上手、カップ大きすぎるわね、ス トッキングを丸めて詰めて、こんなものでどうかしら。ワオー、私の、こんなに大きか ったかなあ」 「遊んでない?」 「うふ、あなたはAかBで良さそうね、ブラジャー選びの楽しみが一つ増えたわ」 「パンティは丁度いいよ」「男性って、ショーツをパンティって言うのよね」 「そういえば」「前の方、きつくない?」 「全然、ぴっちり収まって気持ちいい」 「そうなのね、まあ、可愛らしい、うふ」 「そんなに突っつくなよ、大きくなったらどうすんのさ」 「いいもん、また抱かれちゃうから」 「体がもたないよ」 「それもそうね、うふ、残りも着せてあげるわね」 「いい着け心地」 「思っていたよりずっと自然でお似合いよ、女の私でも嫉妬しそう」 「よせやい、でも、うーん、好きな女が着けていたこの感触、この香り、最高」 「うふふ、そんなに嬉しいの」 「この世の天国じゃあー」「あはは」 「おっといけない、またモゾモゾしてきた」 「あら、ほんと、濡れてるわね、いけない子、頬擦りしちゃおうっと」 「あ、なにを、あー」「あら、すごーい、ショーツからはみ出したわ、お汁も出てる し、小さい時と大きい時とでは、こんなにも差があるものなのね、知らなかった」 「何するん、ああー、手コキ、ダメダメ、ううー」 「出していのよ、出して、お口にいっぱい出して」 「あ、あー、フェラ、ダメだ、ああー、出そう、ううう」 ドピュッドピュッ「ゴックン、ふぁー」 「また飲んだの」 「量はさっきより少ないかったけど、サラサラで飲みやすくておいしいわ」 「へえ、そうなんだ、たまにはこういう経験もいいもんだ」 「たまじゃないわ、これからはずっとよ」 「でも、そうすると、好きな女の下着を一日中着ていることになる」 「そうよ、私が身に着けていたものをあなたが着けて、それをまた私が身に着けるの、 誰に見せるわけでもないし、いいじゃない」 「それはそうだけど」 「ね、今夜からそうしましょ、はい、決まり」 「決まり、って、あのねー、うーーん、ま、いっか、はい、はい」 「はい、は1回、お返事は」 「はい」「はい、よくできました、うふ、これから毎日が楽しみだわ」 「ハマりそう」「ハメられそう」 「意味違うし」「そっか、そうよね、うふふ」 (一生幸せに繋がってろ、ビバ!ヘンタイカップル)
2017/08/04 00:19:57(BcYrI.Yf)
投稿者:
(無名)
◆dfSN.V0pH6
めくるめく官能世界に程遠く 前途は多難、それもまた楽しからずや
若造をおもんばかってだろうけれど、ご主人と二人だけで密会したらしいと、美熟女の知 り友がわざわざ教えに来た。 密会と言われると、正直、心穏やかではないけれど、話には尾ひれが付き物、ゴシップ紛 いのことになると、俄然、頭の回転が速くなる女性の言葉に一々気を揉んでも、心身を擦 り減らすだけ。 別居とはいえ、ご夫婦には間違いはなく、込み入った話を聞かされても、あまり楽しくな いし、直接本人の口から云われるまでは、見ざる聞かざる言わざるに徹しようと決めた。 (それでよい、少しは成長したか) 「ちょっと、聞いた?ご主人の車に乗ってたんですって、あなた、奥さんと付き合てっる んでしょ、のほほんとしていいの?、気をつけなさいよ」と、知り友のお仲間まで。 「はあ、どうも、ありがとうございます、気をつけます」 何に気を付ければいいのだろう、美熟女に?ご主人に?それとも不倫を? (その全部と思え) **************************************** 「ねえ、耳に入ってるんでしょ、あの人とのこと」 「えっ、ああ、うん、聞いたよ」 「どうして訊ねてくださらないの、知りたくないの」 「ご主人のことは、事情をよく分からないし、何とも言えないからね。大事なことなら話 してくれると信じてる」 「そうだったのね、あーよかった、私はまた、つまらない女に思われたんじゃないかって、 怖かったわ」 「つまらない?冗談でしょ」 「だってー」 「だってもあさってもなーいーの、どこにいても一心同体だよ、仮にそんなふうに思うな ら、世界一素敵な人を好きになった僕はどうなるさ、つまらない女を選んだ大バカになる わけ」 「そんな」 「だからね、先ずはそういう自虐は捨てて、自分を大事にしてくれないと」 「分かったわ、ごめんなさい」 「分かればよろしい、えっへん」 「まっ、うふ」 **************************************** 「それで、あらためて訊くけど、ご主人のことは、どうするの、離婚するのしないの」 「もちろん、離婚よ、調停が終われば、全てすっきりするわ」 「そう、僕はそれだけ知れば十分、あと他には」 「あの人ったらね、見違えるほどいい女になったな、今迄のことは謝る、酒も絶つ、手を あげるのも無しにする、だから元の鞘に収まろうぜ、なんて言いながらラブホまで連れ込 もうとするのよ、もう最低な男、呆れ果てたわ、だから言ってやったの、彼のおかげよ、 勘違いしないで、あなたとはもう関係ないし、二度と顔も見たくないからって」 (ははーん、それでか、酒が飲めないと聞いて安心したのは) 「へえ、すごいね、ご主人のことを初めて聞いた、その場をちょっぴり見てみたかった気 も」「やめて、思い出すだけでも嫌、気分がわるくなるわ」 「でも、更にいい女になっているのは事実だよ、滅多にいない魅力的な女性だからね、ご 主人、ダイヤとガラスの違いが判らなかったんだと思う、多分」 「あなただけよ、そんなこと言う人、学歴ないし、仕事もミスが多くてしょっちゅう迷惑 掛けてるし」 「そんな学歴とか、仕事とかで魅力を測れるなら、女性はいらないよ、有能なセックスロ ボットを愛せばいい」 「あなたって、ほんと変わってるのね」 「そうかな」「そうよ、私なんか選んで、滅多にいない魅力的で素敵なおバカさんだわ」 「喜んでいいんだか、悲しんでいいんだか」「あはは」 「研究室に置き忘れた実験データファイルに挟んであった写真を見て、研究室の連中が、 いい女だと騒いでいたよ、付き合いたいから姉貴を紹介しろというのもいたし」 「ま、写真を持ち歩いているの、恥ずかしいわ」 「冗談に、俺ちょっとシコってくる、なんてのもね、はは」 「まあ、どうしましょう、顔を合わせられないわね」 「内外両面共、丹精込めて磨けるテクの男が相手なら、もっといい女になれるはずだよ」 (おい、余計なことを言うな、自分がゴミ箱行きになったらどうすんだ) 胸の中で小さくなって、こうべを垂れ、涙を床にポトポト落とした。 「イヤよ、あなたがいいの」 「余計なこと言ってしまって、ごめん」 「お願いだから不安がらせないで」 独り我慢に我慢を重ねて生きて来た美熟女に、必要とされてるのは自分なのだ実感。 「離さないから、離れないように」 泣き止むまで呪文のように唱え、小刻みに振るえる両肩をずっと抱き締めていた。 (山あり谷あり、前途は多難、それもまた楽しからずや)
17/08/05 18:05
(Hd4wvHyR)
投稿者:
(無名)
素敵な作品ですね!続きをお願いいたします。
17/08/06 07:47
(d0aIZemW)
投稿者:
(無名)
◆dfSN.V0pH6
めくるめく官能世界に程遠く 愛に方程式はない
「ねえ、お買い物へ行きましょう、一緒に」 「何買うの」 「差し当って、今日はあなたの半袖シャツとズボンね、それと私のスカートとかパンツと か、あと下着類もね」 「スカートを履いてるの見たことないんだけど、履くの」 「まっ、失礼ね、すこしおばさんはいってるけど、これでも女よ」 「はあ、そうですか」 「そこで納得しちゃうわけ」 「いや、納得はしてませんよ、どこから見てもいい女だし、いい匂いの女だし、妻だし」 「えっ、今、何て」 「どこから見てもいい女、いい匂いの女って言ったけど」 「そのあとよ、何ておっしゃったの」 「何だっけ」 「んーもう」 「牛」「なにそれ、今、言ったのに忘れちゃったの」 「妻」「そうよ、そうそう、もう一度おっしゃって」 「妻」「うんうん、もう一度」 「妻」「はい、もう一度」 「妻、って、何回言わせるのさ」 「うふ、いい響きよねー、やすらぎを覚えるいい響きだわ」 「へえ、そうなんだ」 「さっ、早く行きましょ」 急いでいる時に何度も言わせるか、フツウ。 (気分よくショッピングをするための、ウォーミングアップか、心の体操なんだろうよ) 「今日はありがとうございました。お疲れになったでしょう」 「ふうー、どっちを向いても女性ばかり、どこから湧いて出て来たかと思うぐらい、 これでもかこれでもかとわんさかいて、目のやり場に困ったよ」 「うふ、女性への免疫が全然ないあなたですものね、わかるけど、そのうち慣れるわ」 「いや、慣れないと思うよ、女性が集合したあのニオイ」 美熟女が後ろを向いてガッツポーズ「うふ、ヨシ」 いい匂いといわれてる自分の匂いに確信が持てず、他の女性達と匂い試しでもしてたのだ ろうか。 (夢遊病者のように、他の女性達の匂いに釣られでもしていたら、今ごろ、命がなかっ たろうな、ナムナム) 「ここに来て服を脱いで立ってごらん」 「これでいいかしら」 目の前で服を脱いだ美熟女の肉体は、精細画から抜け出てきたように美しい。 彼女だけが常に発する匂いも素晴らく、目隠しをして、鼻を数センチ近づけただけでも美 熟女と分かる。 下半身へ顔を落とし、桃尻を両腕で掴んで引き寄せて、パンティを穿いた下腹部ごと、鼻 に押し付けてみた。 日々、体を重ねる男と女が漂わせる情愛深き香りが鼻腔を突いた。 まだ舌舐めもしていないのに、美熟女のパンティは湿りを滲ませ、「ふうー」と彼女の 口からは吐息が漏れた。 股間に密着させた顔を両手で押さえ、腰を前後に揺らし始めた。 脚の力が抜けて太腿が震え、膝折れしそうになり、たまりかねてソファーに倒れ込んだ ポロシャツとズボンを脱ぎ、朝の情交の後、美熟女と交換して穿いた彼女の下着を露わに すると、愛液と精液が混じり合った淫らな匂いに、肉棒が一気に膨張、そのまま美熟女の 左に横たわった。 ディープキッス、乳房と股間への愛撫、1度目の性交は全て下着着衣のまま行い、全裸で 抱き合ったのは2度目以降だった。 (100組200人のカップルがいれば、セックスも100通り、愛に方程式はないんだよ) **************************************** めくるめく官能世界に程遠く たかが下着、されど下着 「もう、私、ふらふら、何度イカされたか分からないわ」 「そう?まだできると思うけど」 「ええー、まだできるの、すごい人ね、私が初めての女だなんて、信じられないくらい」 「買ってきた下着多くない?」 「ああ、それね、今までの全部処分するつもりよ」 「新品もありそうだし、もったいなくない?」 「いいの」「どうして」 「うーん、どうしてかしらね、急にそうしたくなったの」 「何かあった?」「べつにー」 「まっすぐ目を見て」「・・・・」 「やっぱりな、嘘です、ってちゃんと顔に書いてある」 「どの辺に」「この辺」 紅さす唇を人差し指でなぞってみた。 軽く指を噛み、指を口の中で舐めから、キスしてきて、唾液を絡ませてきた。 言わないで、というサインなのだろう。けれど、気になって仕方なかった。 浪費家でもない美熟女が、何故。 時をおいて、話す気になってくれた。 「あの人とのことを全てなかったことにしたいの、だからよ」 「そうだったんだね」 その後、二度と下着の入れ替えを訊ねることはなかった。 たかが下着、されど下着 (ようやく女が分かってきたようだな) **************************************** めくるめく官能世界に程遠く 一重の桜に思いを重ね 美熟女が童貞を初めて体内に迎え入れたその日から、彼女の左手薬指には結婚指輪がなく、 指輪の跡だけがくっきり残されていた。 以前から離婚調停は始まっていたのだから、むしろ、はめているほうが、おかしかったと もいえるけれど、世間体や、窺い知ることのできないご主人への複雑な思いを抱えていた のだろうと、敢えて訊ねることはしなかった。 可憐な指の白い窪みが跡形もなく消え去ればいい、そう願えば願うほど、見えない指輪が 「どうだ、青二才、叩かれても蹴られても何も言えない女に躾けたのはこの俺だ、この女 は俺の女だ」と、あざ笑う。 いたたまれなかった。 しかし或る時、突然ひらめいた「そうだ、思いを逆転させればいい」 苦い思い出なら誰でも心の中にある、消してしまいたい過去を引きずることに何の意味が ある、「今ある思いを分厚くし、嫌な思いは心の片隅で砂粒ほどに小さくさせておけばい い」、何故、気付かなかったのだろう。 (頭がわるいからだ) 即断即決、即、実行に移した。 「はい、これ」 「なあに、何かしら、えっ、なにこれ、私に」 「指を出して」 美熟女の左手の薬指にはめてみた。 ものの見事に白い窪みにドンっと居座った。 「!婚約指輪!?」 「学生の身だから、分相応なことしかできないけどね」 「一輪立爪、高いのよ、どうなさったの」 「貯まったバイト代で、下戸だし、ラブホはおろか、風俗へ行ったこともないから、自然 に貯まった」 一輪立爪にしたのには訳がある。 バイト代だけで買える代物ではなく、母が息子のためにと、蓄えてくれていたものも含ま れている。今は彼女に言わないでおくよ、母さんありがとう、母さんの息子に生まれてよ かったよ、心からありがとうを云いたいよ、会いたい。 (年上の女を好きになった原点だ、純なる母の美、努々忘れるでない) 「何も知らされてなかったから、嬉しくて嬉しくて、もう何て言えばいいの、どうもあり がとう、まだドキドキしてる、ほら、触ってみて、ね、ドキドキしてるでしょ」 シフォンのブラウスに手を当て耳を当て、心臓の鼓動を聴いてみた。 香る匂いに脳天パー、乳房をついでに揉み揉みしたかったけれど、ここはじっと我慢の子。 (どこまでイヤラシイ奴なんだ、顔を洗って出直してこい、ご町内のみなさーん、むっ つりスケベがいますよ、ご注意くださーい) 「ほんとだ、けっこう速いね、喜ぶ顔を見れてよかった・・あー、また、そんなに涙を溜 めてー、お化粧が台無しになっちゃうよ」 「だって、思ってもみなかったんですもん、私、あなたに逢えて本当に幸せよ」 キスの嵐に涙の随喜、か細い指の小さな光りがぼやけて見えた。 香しき 一重の桜 腕の中 思いを重ね 共に咲くらん
17/08/08 04:20
(iYpWW9rX)
投稿者:
(無名)
ご婚約おめでとうございます!続きをどうぞお願いします!
17/08/08 07:04
(UKU6SgID)
投稿者:
(無名)
◆dfSN.V0pH6
めくるめく官能世界に程遠く ツルツル美女体
美熟女が「ムダ毛剃って」 剃りマンしようとしたら、「どこ剃ってんのよ、腋毛よ」 おもしろがって腕、脚、背中、と体中剃ってやり、ツルツル美女体の完成。 ツルツルマンコを指で開いて淫靡なきれいさをじっと見ていたら、中からじわじわ、 じょびじょび、何もしていないのに、本人が恥ずかしがるくらいびっしょり濡れ、顔を 両手で覆った。 「すごく可愛いくて、うーん、いい匂い」 (あーあー、救いようがないドすけべ) *************************************** めくるめく官能世界に程遠く 眩しく見えた日 美熟女が近くの横断歩道橋を、お年寄りのご婦人と一緒に、反対側へ降りて行くところ を偶然見かけた。声は聞こえなかったけれど、ご婦人が彼女に何度も礼を言っていた。 「さっき、歩道橋にいた人、知り合い?」 「ううん、知らない方、キャリーバッグをお持ちでお辛そうだったから、持ってあげた だけよ」 彼女が眩しく見えた何気ない日常の一コマ。
17/08/09 07:04
(yyh/3OuK)
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