「気分はどうかしら？」
早苗（演・加山麗子）はその声で目を覚ました。
気が付くと体中がすべすべしていて、
何も引っかからないことに気付いた。
彼女は全裸で、いやビキニパンツ1枚で
両手両足を鎖で縛られて吊るされていたのだ。

「早苗さん・・・とうとう貴女を手に入れましたよ？」
「ここはどこなの！？アタシをどうするつもり！？」
「うふふふふ」
黒づくめの貴婦人は黒蜥蜴と名乗り、コレクションを見せた。
全裸の男達だ。
「まあ！なんてよくできた人形なのかしら！？」
「早苗さん、これ、人形だと思って？」
「何ですって！？」
「これはね・・・みんな剥製なのよ」
「剥製！？
もしかして・・・アタシも剥製にするの！？
そんなの・・・嫌よ！嫌よ！！」
「嫌だと言っても、もう決めてしまったんですもの、
あきらめなさいな？
そうそう、早苗さん、貴女には素敵なボーイフレンドをつけてあげないとね？」

黒蜥蜴が指を鳴らすと、中から、垢だらけの
たくましい若い男（演・宅麻伸）が、
これまたブリーフ一丁で鎖で縛られて連れて来られた。
「ハアハア・・・俺をどうするつもりだ？
もう、俺を剥製にするにするのか？」
「フフフ、落ち着きなさいよ？
貴方には素敵で可憐なお嬢さんを紹介すると言ったでしょう？
この娘さんがそうなのよ？」
「何だって！？まだ子供じゃないか！？」
「あらあ？いいのよ？貴方はこのまま剥製になっても。
せめて殺される前に、最後のお楽しみを用意してあげたのに、
アナタ、この娘さんとセットで剥製になるのよ？
愛の標本になるのよ？
だったら実際に愛し合わなくっちゃあ！！」
「あ・・・あ・・・あ・・・」
男のブリーフの中はもうパンパンで、
ペニスがギンギンに勃起していた。
相当タマっているようだ。ムラムラしている。

「ハアハアハア・・・」
「いや・・・！やめて・・・！お願い！よしてっ・・・！！」
早苗が必死に身をよじって抵抗する、が、
しかし鎖で縛られているためにカチャカチャと悶えるばかりだ。

「さ・・・どうするの？」
「ハアハアハア・・・」
「松吉！さっさとこの男を沈めておしまい！！」
「まて！まってくれ！！」
男は生唾をごくりと飲み込み、早苗の女体をまじまじと見た。
「いや！お願い！やめて・・・！！
ね・・・？お願い！！」
早苗が涙を流しながら、男に懇願する。
しかし・・・
「ああーーーっ！！お嬢さん！！許して下さい！！」
「ああーーーーっつ！！」
男は鎖を解かれて、まるで獣のように飛び出し、
早苗の女体に早速むしゃぶりついた！！

「あっ！あっ！あっ・・・！！！」
「いや・・・！いや・・・いやあああっ！！
やめてええ！！お願い！ああーーーーっつ！！！」
男はとにかくめちゃくちゃに早苗の女体にむしゃぶりついて、
撫でまわし、舐めまわし、
その柔らかな女体に射精しまくった！！
「あ・・・あ・・・あ・・・」
何度も白い毒液を彼女の女体に放出するたびに、
男の表情が安らかになって恍惚になってゆく。
「ああっつ！！ああっつ・・・！！」
そして早苗は、手首と手足に鎖でもがいたために血の跡が着くほど
抵抗し続けたが、男に猛烈に汚され、
涙と涎を垂らしぐったりと放心していた。
その女体を鎖が吊るし支えている。

「ほほほほ、まるでケダモノね？
アナタ、恥ずかしくないの？
こんなあどけないお嬢さんにここまでできるなんて？」
「もっと・・・もっとしたい・・・」
男は自分のペニスを握りしめたまま、
早苗の女体にしゃぶりついたまま離れない。
そのペニスの先っぽの穴からはまだ生温かい精液が滴っていた。

それを松吉が引きはがし、側の柱に鎖で再び縛りつけた。


「さて、お二人さん？
2人のうち、どちらが先に剥製になるか、よく相談することね？
アナタたちはあちらの世界で永遠に愛し合うんですからね？」

「お嬢さん！許して下さい！！」
「もう、何もおっしゃらないで・・・！！ケダモノ！！」
「ああーーーっつ！！！」

「うふふふ・・・
松吉、あの２人はとってもいい愛の標本になりそうね？」
「はい、奥さま・・・」
「「うふふふ、楽しみだわ！！」


「お嬢さん・・・本当にごめんなさい・・・」
「もういいわ・・・？アナタも苦しかったのよね？」
「ねえ・・・俺たち、このまま剥製にされちゃうのかな？」
「大丈夫よ！きっと助けが来るわ・・・！！
そう、きっと明智さんなら、アタシたちを見つけてくれるはず・・・」
「明智さん？」
「すごい探偵なのよ！？１度しかまだ会ってないけど」

「ほほほ！無駄よお二人さん！！明智なら、もう死んだわ！！」
「ウソよ！？」

「俺を先に剥製にしてくれ・・・！
お嬢さんを犯した償いがしたいんだ・・・」
「アナタ・・・」
「お嬢さん、貴女は少しでも生き延びて・・・
最後に・・・キモチ良かったですよ？」
「あ・・・！待って！！」

「連れて行きなさい！！」


「あのお嬢さんだけは助けてやってくれ！頼む！！」
「早く沈めておしまい！！」
「聞いているのか！？聞いて・・・ああーーーっつ！！」


「早苗さん、ウズウズしているのね？
あんなにたくましく抱かれたのは初めてなんでしょう？
いつのまにかあの男と本気で愛し合ってしまったのね？
名前も知らないのに・・・。
お嬢さん暮らしじゃ、それもそうよね？」
「あの方は・・・あの方はどうしたのです！？」
「「ウフフフ…知りたい？」
剥製になった男の姿。
「なんてひどいことを・・・！！」
「ふふふふ・・・貴女ももうすぐ後を追えるのよ？
アイの標本として永遠にあの世で愛し合いなさい！！」

（本編に続く）

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