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1:放課後廃墟・2
投稿者:
はるか
◆l8teEZGpGI
へたれだった。弱っちい奴だった。
有り余る性欲はぎんぎんなのに高橋に言えなかった。 「…う、嘘だよ。そんな卑怯なこと…しないよ…」 僕は高橋から目を逸らした。高橋のシャツから覗く白い胸をもっとまじまじ 見たいくせに。 「ふうん…」 高橋の表情は分からない。でもそのため息は何処かつまらなそうだった。 「は…早く制服直せよ…他の奴来たらどうすんだよ…」 僕は高橋の足元、ローファーはボロいソファーの下にほったらかされてい て、靴を履いていない紺のスクールソックスを見ながらやっとの思いでその 言葉を吐き出した。 「木崎くんって…真面目なんだね…」 高橋の細い指がまた小さな窓越しに伸びてきた。僕の首に優しく…凄くイヤ らしく指を回してつつーと撫でる。 「な…なんだよ…」 「だってつまんないんだもん」 高橋はまたにっこりと笑った。 「せっかく木崎くんが私のこと犯してくれるかもって期待したのに…ざ、 ん、ね、ん」 高橋の指は僕の首から耳へそれから僕の唇へ容赦なく迫って僕の身体を追い 詰める。高橋の紡ぐ言葉も途切れない。 僕は林檎みたい真っ赤になっていたかもしれない。ちきしょう…恥ずかし い…こんなガリ勉女って思ってた奴になめられてたまるか…いや…別のとこ なら舐めて欲しいけど…僕はぐるぐると頭の中を動かされ、短い息と一緒に なんとか言ってやった。 「じゃ…じゃあお望み通り…犯してやるよっ…!はっ…あっ…あ…」 高橋の指は僕になんとも情けない声を出させた。 高橋の指は僕の耳も口腔内もめちゃくちゃに犯していく。僕の制服からカッ コ悪く顔を出したそいつは既にヨダレまみれだ。…早く…早く高橋にぶちこ みたいっ!! 高橋の指なんかでいってやらない!僕は歯を食い縛って高橋の指を取り、言 った。 「高橋…高橋が誘ったんだからなっ…最後までやらせろよっ…途中でやめろ ったって無駄だからなっ」 僕は高橋を自分の出来る限り怖い顔で睨んでやった。 高橋は 「優しくしてね、私初めてだから」 とのたまった。 こんな処女いるわけねーだろ!僕には高橋の笑顔はいやらしさの自信の固ま りにしか見えなかった。 「早く入ってきて? こっちに」 甘えた声の高橋に誘われて納屋の中に入った。 早く高橋の中に入りたいのを 僕は隠せるわけもなくもう隠す気もない、第一そんな余裕どこにもない。 僕は入るなり高橋を糞ボロいソファーに押し倒して乱暴にキスをした。キス というより、力任せに僕の唇を高橋の唇に無理矢理押し付けた。バランスの 悪い体勢で無遠慮に僕の体重を高橋にかけた。無理矢理舌で高橋の唇をこじ 開け、中で暴れた。高橋は少し苦しそうだったけど止まらなかった。高橋の 苦しそうな息継ぎもの唇の端っこから僕のか高橋のか分からない水滴がだら しなく光ったのも僕を興奮させるものでしかなかった。 右手は高橋のシャツから覗く胸をまさぐった。ブラからはみ出た乳首を人差 し指と中指の間に挟みこみ、ぎゅうぎゅう揉んだ。ぱっつんぱっつんに張っ ているのに、凄く柔らかい高橋の、綺麗な胸。柔らかいっ!柔らかいっ!! すぐに高橋の乳首に吸い付こうとした。 でも、止められた。 高橋は僕の頬を優しく両手で包み込み、その繊細な指の感触とは裏腹に辛辣 な言葉を吐いた。 「がっつきすぎ…木崎くん、童貞?」 高橋の瞳は冷たかった。僕は軽く青ざめた。 「あ…ち、違うけど…ごめん…痛かった?」 嘘じゃなかった。高橋処女説はどう考えても嘘だろうけど。 でも知ってるのは、まだ一人。普通に明るくて可愛い彼女。もう別れたけ ど。エッチも何回もした。そんなに積極的な子じゃなかったけど気持ち良か ったし僕のを舐めてもらったことだってある。嬉しかったし、野郎の友達に 自慢したこともある。 でも 「ごめん…こんなに興奮したのは…マジ…初めて…」 僕はしどろもどろになっていた。だってこんな女初めてだ。 こんなエロイ女…初めてだっ…。 あれ?でも高橋が犯してほしいって言ってたんじゃなかったっけ?僕の頭の 中はまだぐるぐるしてた。 「木崎くん…」 高橋の瞳の色がゆっくりと柔らかくなって、唇が優しく微笑んだ、と思った ら、 キス された。 優しく柔らかい唇の感触。 下唇を軽く押し付け、次に上唇。軽く唇をついば むように吸われた。それからゆっくりもう一度唇を押し付けられた。 柔らかくて、暖かくて、なんて気持ちのいい感触。唇と唇が触れ合ってるだ けなのに、蕩けそうだった。早く入れてぶちまけてしまいたいのに、もっと このまま口付けされてされるがままになりたい、なんて思ってしまってい た。もちろん僕の相棒だって高橋の唇を睨み付けていたけれど。 「木崎くん…私木崎くんにもっとゆっくり味わってほしい…私のこと…」 高橋はまた僕の頬に優しく指を伸ばした。 「……」 高橋は潤んだ熱っぽい瞳で僕を逃がさない。 「私の唇…どんな?木崎くんのは…柔らかくてあったかくて…結構肉が厚く て…早く中を知りたい…中に入って掻きまわして…舌の感触も唾液の味も確 かめてみたいな…でも入口ももっと味わっていたいような…噛んだり…舐め たりして…ね。私の唇で木崎くんの唇も…色んなところを全部味わって…食 べたくなっちゃうような…そんな感じ、ねえ?私のは…?」 「…ろ…すぎっ…」 高橋はエロイ、えろすぎる。 高橋の舌で僕の耳の中を悪戯しながら、既に僕の丸出しのアイツを指で優し く弄びながらそんなこと囁くんだから。もちろん僕が高橋の紡ぎ出す言葉で 一々反応してしまうのを楽しみながら。高橋の言葉で僕自身のものがびくん びくんと反応するのを楽しみながら。 僕が高橋の言葉で何を、どんなことを想像してるのかを知っていながらにっ こりと微笑んでなんかいる高橋は本当に僕の知っている高橋なんだろうか、 ってさえ気がする。 ほんとに高橋ってえろすぎる・・。 少なくとも僕の知ってる女の子の中じゃ、ダントツだ・・。 友達の彼女の話の中でもいやしない。 高橋はえろい漫画の中から出てきた痴女みたいだ・・。 「ね、木崎くん…」 高橋の声でまた僕は思考回路を奪われる。高橋の指が僕のを優しく撫でるた びに僕は反応してしまい、高橋の視線は僕を逃がさない。 「ふっ…あっ…」 僕は高橋に翻弄されて恥ずかしい音と息を吐くばかりだ。 高橋の指は僕自身の露で滑りその水分でゆるゆるといやらしく僕を追い詰め る。 「ねぇ…木崎くん…答えて?私の唇…どうかな?」 答えさせる気なんてないだろっ、お前っ と僕は高橋に毒づいてやりたかったけど、このエロ女!って言ってやりたか ったけど、 高橋の指はますますいやらしく僕をいたぶって僕に荒い息をさせることしか 許さない。 高橋の卑猥な唇は僕の耳にキスして耳朶をはむはむと優しく噛んだ。それか ら首筋から鎖骨へ僕の体に楽しそうに侵入して僕の喉仏をぺろり、と舐め た。 「は…あ…もう…った…たかはし…っ」 高橋はいつの間にか僕のYシャツに指を滑り込ませ、あろうことか僕の…! 男の!乳首をいじりはじめた。 「あ…あんっ…」 男なのに…! こんな声をっ!! 僕は恥ずかしさと情けなさに泣きたくなった。でも高橋の指を振り払えな い。もういきたくて出したくてたまらかった。 僕は右手で自分の口を押さえた。 すぐに高橋にその手は取られてしまった。 「木崎くんの声…好きなの…もっと聞かせて…その可愛い声を…」 言いながら高橋は僕を責める手も一切緩めない。高橋の唇で、舌で、左手 で、右手で、声で、言葉で。僕を貶めるようにもしくは愛しいものを見つめ るような瞳と笑顔で。 「は…ぁっ…お…おとこにっ…かわいいとか…あんっ…あっ…は…言うな っ…あっあぁ…」 僕だって普通の男だ。痩せてはいるかもしれないけど、身長は175近くある し、それなりに筋肉もある。 それなのに。 高橋に無理矢理襲いかかることだって力づくで犯してやることだって出来る はずだった。高橋もそれを挑発して誘惑したのに。それなのに。 なのにいつの間にか僕ばかりが喘いでいた。 あんな暗い真面目そうな奴がこんないやらしい女だなんて詐欺だ。こいつ… 成績だっていいくせに… 僕は廻らない頭で学校での高橋を思い出すけど、すぐにまた高橋に思考回路 を奪われる。 「そうだよね…ごめんね木崎くん…でも木崎くんの声…私ホントに好きな の」 高橋は僕の乳首をかりっと噛んだ…! 「あっ…やっ…!」 「木崎くんて感じやすいね」 高橋がエロすぎんだよ!!僕は言ってやりたかったがもうホントのホントに 限界だった。 「た…高橋っお願いっ…も…あっ…ちょっ…もう出そ…いっ…入れさせ…入 れさせてっ高橋にっ…高橋のに…っ」 せめて指でなく、高橋の中でいきたかった。 ホントはもうこのまま高橋の手の平に出したくてたまらなかったけどそれは ちょっとなんか悔しい気がした。 けど…高橋は許してくれなかった。 「だめ」 シンプルにばっさりと断る高橋は僕のものをもうすっかり涎でべとべとの奴 を激しく擦り始め、高橋の唇で僕の唇を塞ぎ、高橋の舌で僕の中を貪るよう に、いやらしく揉輪した。 高橋の柔らかい舌が僕の舌に絡み付いて吸い付いて、僕を真っ白にさせる。 体が熱い・・・っ!!もう・・ 「ちょっ…高橋っ…やだっ…あっ…」 開放された数秒の息継ぎで僕は必死のに懇願した。 いやだっ高橋の中でいきたいっ…入れたいっ! でも。 高橋の指は僕の乳首をぎゅうっと摘み、もう片方の指は僕のちんこをいやら しく激しく擦り、高橋の唇は僕の唇を強引に塞ぎ、高橋の舌は僕の口腔内を 蹂躙し続けるのをやめてはくれなかった。どころか、さらに激しく僕を追い 詰めた。 結果・・あ…あ… だめだ・・っ・・ 「ふっ…―--ぅぅっ!!」 願いは叶わず僕は…あっけなくいってしまった…。 「あ…は…ぁっはぁっ」 僕は余りの快感の余韻にまだ息もまともに出来ない。 高橋はにこり、と微笑み 、僕のまだびくびくと動きながら白い液体を放出し 続ける奴に唇を近付け、ぺろりと舐めた。 「ひっ…」 いっている最中に刺激を与えられ僕は背中をビクリと伸ばした。気持ち善す ぎて耐えられないっ大きすぎる許容出来ない快楽に僕は高橋に懇願した。 「だめっ…やめろ…高橋っい…今は敏感っ…あ…あんっあんっ…!」 高橋は容赦なく僕のを口に含み舌を動かし…僕の小さな出口に舌を軽く刺し た。 「あああんっっ!!」 僕は全身を強ばらせまた我慢出来ない声を出してしまった。そして背中をビ クビクさせながら二回目を出してしまっていた…。 嘘だろ…早すぎんだろ… 僕はぐったりとソファーにもたれた。 「木崎くん」 唇の周りを白く汚した高橋が顔を上げて言った。 ここへ来て、風が吹いて高橋の黒い綺麗な髪が揺れた時と同じ、もしくはそ れよりも無邪気な魅力的な笑顔で。 「遅くなっちゃったから、私帰るね。木崎くんの声沢山聞けて嬉しかった」 ……させてたまるか…帰られてたまるかっ!と僕は思った。 なんとか残ってた体力で高橋をソファーに押し倒した。 「まだ俺出来るぜ、高橋のこと犯すまで絶対帰さないからなっ」 高橋は猫みたいな目を軽く細めて嬉しそうに僕を抱きしめた。 「木崎くん…私のうちホントに厳しいの、門限あるから…その代わり来週も ここに必ず来るから…約束するから…その時…して…沢山…犯して…木崎く んの気が済むまで…私の胸もお尻もおまんこも…木崎くんがしたいならお尻 の穴も…好きなだけ…犯しまくっていいから…ね…木崎くんの精液まみれに なるのだって…我慢するから…ね…だめ…?」 だっ、だめだっ…そんなの嘘に決まってるっ…。それに…なんてこと言うん だよ高橋…。僕のさっき欲望を二度も吐き出したばかりのソイツはまた高橋 に従順に返事でもするかのようにぎんっと高橋を見上げた。 「信じてくれないの?」 ………高橋の言うことなんか信じられるか… 「じゃあ…木崎くん…写メあるでしょ?今私の恥ずかしい写真撮っていいか ら…ね?」 ……な…なんて?今なんて? 「木崎くんがカメラ向けたら私…恥ずかしいけどパンティを脱いで脚開くか ら…ね?ちゃんとあそこ…指で拡げて見えるようにするから…ね?そしたら 信じてくれる…?それで私のこと脅してもいいよ…?」 おっ…お前・・マジ信じられねーよ!高橋ぃ!! んなこと言うなら門限とか 言わねーでやらせろよっ! 「どうしたの?木崎くん…顔赤いけど…」 「あ…当たり前だろ…写メは…いいよ…友達に見られても困るし…そ…その かわり絶対!来週の水曜日はやらせてもらうからなっ!」 高橋は笑って 「うん、でも今私のおまんこ写真撮れば私木崎くんの奴隷だったのに、木崎 くんて詰め甘いのかな優しいのかな、そうゆうとこ好き。これでまた木崎く んでオナニーするね」 そう言うと僕のほっぺたに軽くキスをした。それから唖然としてる僕の耳元 にワントーン低い色っぽい声で 「またね来週」 と言うと制服を正し、納屋を出ていった。 納屋に残された僕は高橋のおまんこにぶちこむことを想像して、さっきの高 橋にされたことを反芻して、それから信じ難いけど高橋が僕でオナニーする ところを想像して三回もオナニーして出した。 ぐったりして家に帰って爆睡 した。 次の朝起きて・・携帯で高橋のえろ写メ撮っとけばよかったかな、と今にな って後悔した。 でも次のときは絶対高橋のまんこにぶちこんでやるからな・・!と 僕は脳 内の高橋を何回も何回も犯しまくってやった。今度は僕が高橋を責める番 だ・・!と強く自分を戒めて。 毎日水曜日を待った。もちろん毎日高橋をおかずにオナニーして。
2009/03/29 12:32:03(zZAymDuJ)
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