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教団(嫉妬の行方5)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:教団(嫉妬の行方5)
投稿者:
最終教義を終えた絵美は、教祖に使える巫女としての教育を受けていた。そ
の内容は、最終協議以前に受けた教義の内容と似たようなもので、絵美にと
ってはとても退屈なものであった。特に絵美の場合は、最終教義に望む覚悟
も大変なもので、内容も心身ともに衝撃的であっただけに、言いようのな
い、わだかまりのようなものが残っていた。

もう一つ、絵美を悩ませる問題があった。最終教義以降、抑えようのない性
欲が湧き上がるようになっていた。教団医の玲子からは、教祖の体液を受け
ることで、激しい感情の変化と性欲を含めた欲求が強くなることを聞いてい
たが、それは想像を大きく超えていた。
絵美は最終協議の翌朝、卓也との余韻の中で初めてのオナニーを経験した。
それ以降、毎日のオナニーをやめられないばかりか、何かに没頭していない
と、容赦無く絵美の体を襲ってくる。絵美は罪悪感にさいなまれ、性欲の原
因となる卓也との思い出を意識的に遠ざけていた。

教団医の玲子から食事の誘いがあった。これまでも何度か誘いを受け、食事
をする度に色々なアドバイスをもらっていた。また、玲子の身のこなしや話
題の作り方、話し方は本当に魅力的で、絵美は玲子を姉のように慕うように
なっていた。
しかも玲子は同じ最終教義の経験者でもあり、絵美は思い切って相談してみ
ようと想っていた。

「絵美、感じが変わったわ。とても綺麗になった。」
「玲子さんこそ、本当にお綺麗ですわ。」
「まあ。」
二人は声を上げて笑った。玲子との食事は楽しかった。絵美は全てを忘れて
玲子との会話を楽しんでいた。そのとき、
「絵美、ところで体の方は大丈夫?体をもてあましたりしていない?」
「そのことで、相談したいと想っていたんです。」
「まあ、やっぱり。声を掛けてよかったわ。」
「私も大変だったけど、人によってはおかしくなってしまう人もいるの
よ。」
「よければ相談に乗るし、どうしても苦しければお薬もあるのよ。」
絵美の瞳から大粒の涙がこぼれた。玲子が心配していてくれたことが本当に
嬉しかった。
「絵美、一人で悩んでいたのね。もう大丈夫、私がついているわ。ここでは
話にくいと想うから。あとで私のマンションにいらっしゃい。」
絵美は涙を拭くと輝くような笑顔をみせた。
玲子は計画を忘れ、絵美の魅力に引き込まれそうになっていた。

 
2008/03/18 15:37:37(2P/VMSXq)
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