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セフレの性癖17
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:セフレの性癖17
投稿者: 玲衣 ◆BMgkDp1egc
大介達が帰った後も、玲衣は、はだけた布団の上で自慰行為を続けていた。
眼がうつろだ。きっと、本能的に疼く身体を慰めてるんだろう。

「・・・うっ、ふぅ・・ん・・気持ちイイのぉ」

「玲衣・・・ごめん。俺のせいでこんな目に・・・」

さっきから大介の目から涙が流れていた。大介は、玲衣の手をゆっくりと
股間から外すと、顔にかかっている髪の毛を取り払ってやった。

「翔・・・なの?」

「・・・ああ。俺だよ。翔だよ・・・もう2人しか居ないよ」

「ねぇ、翔としてないよ~、今度は翔とする番だよね・・・」

「ああ・・・」

否定はしなかったものの、翔は自分の身体に抱き付いて来る玲衣の腕を、
静かに自分の腕の中に収めて、そっと抱き締めていた。
玲衣の身体には、あらゆる所に男の体液が付着しているんだろう。怪しく光り、
汗と混じって異様な匂いを放っていた。
いまの翔にとっては、忌まわしいその匂いでさえ、いとおしく思えた。

「翔ぉ・・・私・・・あの・・・」

ぼんやりとだが、薬が抜けたのだろうか。そんな急には戻らないとは思うが。

「しばらくココで休んどこう。しんどいだろ?」

そう言うと、玲衣は目を瞑り始めた。自分の言うことは理解出来てるみたいだ。
次に眼を覚ます頃には、元の状態に戻ってるだろうか・・・。
でも、玲衣は元に戻っても、あの3人が玲衣にしたことは事実として
玲衣の身体に刻み込まれるんだ・・・。
観ていて何も出来なかった自分が、改めて腹立だしかった。


結局、あの日は起きてきた玲衣を風呂に入れて、身体を洗った後に、翔が家まで
送って行った。
玲衣は、帰宅する車の中でも、ただ泣いていた。
大介に薬を飲まされていたとはいえ、翔の前で3人にされたことは、
薬が抜けた今に考えると、耐えられない事なんだろう。
ただ玲衣は、翔を責めることをしなかった。それが、余計に翔には重くのしかかっ
てきた。いっそのこと激しく責めてくれれば・・・。
言葉に出さないのは、もう蒸し返したくないからなのか。
よく強姦などで警察に届けても、『その時』の様子を事細かに訊き出されて
恥ずかしい思いをし、『2度レイプされる』なんていうことを聞いたことがある。
まさに、そんな心境なんだろうな。玲衣。守れなくてゴメン・・・。

「守れなくて、ごめん・・・。」

家の前まで送り届け、ドアが開くときに、翔の口から思っていた言葉が出た。
玲衣から、ふっと強張ってた表情が解けた。

「私、本性はきっと、あんな女よ。愛想尽きてるでしょ・・」「でも・・」

「どんな女でも、玲衣なら俺の女だ!」

外に出ようとする玲衣を、なかば無理矢理引き戻し、翔は乱暴に唇を重ねた。
(玲衣・・・俺のものなんだ。誰にも渡さない。俺のもの・・・。)
今まで、玲衣を抱く度に抑えてきた感情が一気に溢れ出して来る。
家の前でのキスに慌てて唇を離そうとする玲衣のほっぺたを両手で挟み、更に唇を
擦り付けた。こんなに女に対して必死になったことは無かった。

最初は大介の連れていた相手だったが、玲衣の女性らしい身体付きや身のこなし、
若い娘には無い、香り立つような色気に翻弄されていった。
翔だって、今までも不倫相手として人妻と付き合ったことはある。
だが、玲衣は別格だった。何もかもが。
玲衣が既婚者という事実が、何度、翔を苦しめた事だろう。
決して、結ばれることの無い2人。そう思えば思うほど、翔の玲衣を想う気持ちに
拍車をかけた。それが、いま・・・爆発してしまってる。もう自制が効かなく
なってしまっている。あんな事があって、玲衣は俺を嫌いになってないだろうか。
これからも大介と逢うのだろうか・・・そんなこと、耐えられなかった。

「玲衣、もうちょっと一緒に居てくれ・・・」

玲衣の返事も聞かずに、翔は、車のアクセルをふかし、発進させた。







 
2008/02/08 16:50:46(3rTtRPGF)
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