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普段の俺は、取引先でも一目置かれるような、落ち着いたスーツ姿の男だ。ミホもまた、オフィス街では誰からも好かれる、清楚で真面目な顔を持つ恋人だった。人前で過度に甘い空気を見せることはない。だが、我々には共有している、特別な「秘密のゲーム」がある。
待ち合わせは、平日の夕方、帰宅ラッシュが始まる直前の駅。 「ミホ、今日は特別だ。楽しみにしているよ」 俺がそう言うと、ミホはコートの襟をきつく合わせた。「分かってます。でも、本当にここでやるんですか……?」 「ああ。誰にも気づかれない密室で、君の限界を見るのが今日の目的だ」 電車がホームに入り、扉が開く。車内はすでに通勤客でごった返しており、私たちは人波に押し流されるように乗り込んだ。この空間が、これから俺たちの密室になる。 数分後、目的の車両に押し込まれた。車内は熱気と湿気で満たされ、乗客同士の距離はゼロだ。俺は意図的にミホを車両の端、ドアのすぐ横へ連れて行った。 「ここなら、少しだけ空間が作れる」 俺は彼女の背後にぴたりとつけ、壁を作るように立つ。私のコートと鞄が、彼女の身体、特に下半身を周囲の視線から完璧に隠した。表向きは、彼女が群衆に押し潰されないように守っている、ただの親切な恋人のように見えるだろう。 「大丈夫か? 辛いなら、もっと奥へ」俺は耳元で囁いたが、彼女は首を横に振る。 「だ、大丈夫……。ここで、いい」 それが、許可のサインだ。 俺は鞄を地面に置き、もう片方の手で、彼女の腰を抱き寄せるように固定した。彼女のスカートの生地越しに、太ももの感触が明確に伝わってくる。 「まずは、布越しに楽しもう」 俺の指は、コートの裾から滑り込み、スカートの生地の上から、彼女のスカートの中で待機していた。周囲の乗客は、スマートフォンか、窓の外の景色に集中している。誰も、この満員電車の中で、人垣になっているカップルが何をしているかなんて想像しない。 俺の指は、スカートの中のタイトな布地を乗り越え、彼女の薄いショーツの上を優しくなぞった。 「ふぅ……」ミホの吐息が、俺の首筋にかかる。それは、外に漏れないように必死に押し殺された音だった。 俺は数秒間、外側の感触だけを堪能させた後、一気に実行に移る。 「さて、布は要らないな」 俺の指は、パンツの縁を引っ掛け、一気にそれを捲り上げた。生々しい、熱い素肌が、俺の指先に触れた。愛液で濡れた感触が、一瞬で指先に伝わってくる。周囲の喧騒が遠のき、私の耳には、彼女の浅い呼吸音だけが響く。 「ミホ、君の秘められた熱が、こんなにも俺を呼んでいる」 俺は躊躇なく、指を滑らせ、直接、柔らかな秘部に触れた。彼女の身体は、まるで電気信号を浴びたかのように、全身を震わせる。 「ひっ……!」 彼女の指先が、俺の腕を掴む力が強くなるのが分かった。吊革を握る彼女の指が白い。彼女は声を出すことを極度に恐れているため、全ての興奮が身体の微細な動きと、内側からの圧力となって現れる。 俺は指を一本だけ使い、優しく、だが的確にクリトリスへと触れた。優しさが、今の彼女には最高の責めとなる。 「逃げ場はないぞ。電車は止まらない」 俺はその指を動かさず、ただ一定の場所を慈しむように愛撫する。同時に、自由になったもう一方の手で、彼女の背中側のスカートを軽く押さえつけ、体勢を固定した。 「ああ……だめ……っ、ここで……!」 彼女は必死に声を押し殺そうとするが、そのたびに喉の奥から擦れた音が漏れる。 「何を望む? ミホ。このまま、声を殺して、俺のものになるのか?」俺は意地悪く、耳元で囁いた。「外が静かだからこそ、君の内部の叫び声は、俺には何よりも大きく響く」 指の動きを細かく、執拗に変える。愛液で濡れた秘部を、指の腹、指先、そして爪の僅かな圧で弄ぶ。彼女はもはや耐えることに集中しており、顔は紅潮し、焦点の合わない瞳で、目隠しの中で虚空を見つめているようだった。 俺は焦らしの限界を計算していた。車内アナウンスが「次の駅は……」と告げる直前が、崩壊のタイミングだ。 俺は指の動きを加速させ、彼女の秘められた核を容赦なく攻め立てた。 「もう、我慢いらない。好きにさせていい」 それを合図に、彼女の中で堰を切った水が溢れ出した。 「っ……あ……ぁあ……!!」 声を押し殺そうとする彼女の喉から、甲高く、わずかに湿った「ひゅう」という音が漏れた。それは成功だ。彼女の身体が、抗うことをやめたのだ。 全身の筋肉が急速に弛緩していくのが、抱き寄せた密着した背中越しに伝わってきた。特に下半身の制御が完全に失われ、彼女の太ももが、俺の身体に沿ってがくがくと激しく震え始めた。膝関節が緩み、まるで重力を失ったかのように力が抜けていく。 「う……く……っ……」 ミホの身体は完全に制御を失い、膝が完全に折れ、まるで溶けた蝋のように俺の身体に縋りついた。吊革を握る腕の力も抜け、俺のシャツを掴んでいた指が、だらりと緩む。 彼女が絶頂している間、俺の指は彼女の湿った秘部で、まだ最高の感触を保持していた。外で何人がスマートフォンを見つめていようと、俺たちの世界は、彼女が崩壊した瞬間、完成したのだ。 電車がゆっくりと駅に近づき、ブレーキがかかる音が響いた。 ミホはまだ、完全な弛緩状態にあり、俺にしがみついたまま、呼吸を回復させようとしている。彼女の顔は真っ赤で、焦点の合わない瞳から、薄い涙が流れ落ちるのが見えた。 「ミホ」 俺は優しく、だが周囲に聞こえないように、彼女の耳元で囁いた。 「大丈夫か? 立てるか?」 彼女は自力で身体を支えようとしたが、膝の力が戻らない。身体がガクガクと、内側から揺さぶられているように震え続ける。 「……ごめんなさい、俺のせいで……」 俺は軽く笑い、彼女の震える膝を、自分の太腿でしっかりと支え直した。この行為は、彼女にとって最も恥ずかしい瞬間であると同時に、最も守られていると感じる瞬間でもある。 「謝るな。最高の景色だったよ、ミサキ。君が、俺の前で、誰にも知られずに崩れ落ちた。最高の証拠だ」 発車のベルが鳴り、ドアが開く。俺は彼女の身体を完璧に支え続けながら、優雅に彼女をエスコートした。満員電車から降りた彼女はまだ足元が覚束なかったが、その表情には、スリルと背徳感に満たされた満足感が、隠しきれないほど輝いていた。
2025/12/11 18:39:06(/qie18D3)
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