寒い十二月の中頃、男はプラットフォームで電車が来るのを待っていた。彼の前には、小さな男の子を連れた、女性の後ろ姿が。暖かそうな紺色のオーバーコートの下から伸びているかの様に、はみ出たした美脚に刺激されて、押さえ切れない興奮にかられた若い男。ただの興奮ではなく、性的興奮である。男は自分の前にいる女性がはいている濃い肌色のナイロンのパンストと白いソックスに興奮していた。「なんと色っぽいくて、綺麗な脚なんだろう。茶色味を帯びた肌色のパンストと白いソックス。触ってみたいし、この母親のスカートの中を見たい。はいているパンツは何色かな。」そう思っているうちに、電車が来た。電車は停車すると、何の躊躇いなく乗り込む。母親と子がシートに座ると、男も彼女の横に座る。すると、男はその女性の脚に自分の手を伸ばし、脛や脹ら脛に触った。彼女の脚を触るなどの猥褻行為した若い男にとっては、忘れられない感触となり。ザラザラしたナイロンのパンストのザラザラ感触と温もりをこの手で。その後、男はどうなったのかは読者の判断次第。