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そんな投稿をある大人の漫画本の投稿欄で紹介されました。
長屋住まいは、空き家が多く独身の男の方もいたようです。
　日曜日に私がプランタの花を世話している時、窓腰にたって私をジロリと
見つめる視線が気になりました。

　ある時には郵便受けにコンドームの使い古しが入れてあったり、いかがわ
しい写真が封に入れて置かれたり・・・。

　怖くもあり・・・・はしたないかも知れませんが興味もありました。
私も女、時には夜布団に入って自慰することも。

　あれは、4月の自治会総会の後の酒宴で福祉委員の男性からお酒を奨められ
飲んで皆さんと歓談している時、やはり男性はどうしても猥談に花を咲かせ
ます。
　私も酒宴の話題に・・・
「奥さん、おひとり・・・寂しくない」とか「いい身体してるよな」とか
私は歳の割にはグラマーでしたから、特にお尻が大きくてお年寄りの旦那衆
の話題でした。
　
　私もそんなに悪い気にはなりませんでした。
そして、暫らくした夏の晩の事でした。

それから…

夜7時といってもまだ夏のとばりが落ちたばかり、チャイムの音で玄関に出
ると人影が・・・
「ナオミさん、俺・・・笹島です」

ああ・・私は夫の従兄弟の連れ合いの男だと思い玄関を開けました。
　農業と借家を営む笹島は還暦を迎えそうな年だがなかなか顔艶もよく、夫
から聞かされた話では好色男という話しでした。

今日、農協の会合で近くに来た、明日は大阪に行くとの事で寄ったとの事で
した。
　私は葬儀でも世話になっている事もあり家にあげました。
「久しぶり・・・元気かね」
　酒の臭いがプンプンしました

土産だと差出たワインは一緒に飲もうと言う事か、私が好きな事を察してい
たようです。

　卓袱台の前に座り込むと早速グラスを要求しあつかましい男だと思いまし
た。
「ナオミさんはいつまでたっても色っぽいな・・」
「俺のカかなんか抱く気にもならん、仙一さんはあんた残して、今頃悔やん
でいるろう」

そんなたわいない話が続き次第に話しがエスカレートしていきました。

「尺八やったのか・・・・」
「ええ・・・」
「知らねーのか」
私はよくお年寄りが言っていた事なのかと思いました。

「いやだわ・・・・」
「照れる事も無いだろう・・・」

笹島は私の顔の表情を覗き込むようにみつめました。
その時、もしかして襲われるのではないかと感じましたが笹島は意外とそん
な行動にもでませんでした。

　正直私の夫は短命でしたからやはり夜の営みも淡白でした。
性の喜びを感じた三十代からは私から積極的に誘い、夫の腹に馬乗りになっ
て激しく腰をくねらせた事も・・・・

　むろん、夫のアレも咥えたこともありました。
それでも満足いかない夜は内緒で手に入れたバイブで慰めました。

　酔いが回ってトイレに行って戻ると笹島は大きないびきをかいて寝込んで
しまっていました。

　私は仕方なく笹島にタオルケットを掛け、浴室に向かいました。
笹島の年に似つかぬ体格と、いかにも強精を感じさせる顔が私の身体を火照
らすのか下着の奥で熱いモノを感じたのです。

　しかし私からというわけにはいきません、身体を流しなてソープの泡で肌
を包み妄想の世界に入っていきました。

　今日はもうそろそろ出かけます、スティングさんよろしく。