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天使の休日
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:天使の休日
知美は22歳、
学校を出ても就職をせず、いわゆる箱入り娘として、
今日まで育てられてきた。
厳格というほどの家庭でもなかったが、
郊外に一戸建てを構え、
犬を飼ったり、庭でバーベキューをしたりと、
不自由ない暮らしの両親に愛され、
清楚で美しい娘に成長していた。
 
男性経験は乏しかったが、全くないということもなく、
可憐な知美にはいつも、それにふさわしいパートナーが存在していた。
男性との性行為については、極々ノーマルといったところ、
 
だが・・・。
知美には人に言えない願望があった。
 
自分の自由が利かないような状況で、
弄ばれ、陵辱される・・・。
以前に官能サイトの体験小説で読んだ、
そんな内容のシチュエーションに、
どうにも下半身が疼いてたまらなくなる・・・。
そんな願望・・・。
 
知美はいつも、一人ベッドの上で自慰をするとき想像する。
満員電車で痴漢に弄くられ、濡れ落ちていく自分を・・・、
監禁され、縛られ、汚され、陵辱の限りを尽くされる自分を・・・。
 
 
 
普段外出しない知美が、電車に乗る機会といえば、
友人の休日に、買い物に誘われて、
郊外の自宅から都心に向かうときくらいであった。
5月中旬の、気持ちよく晴れて汗ばむような休日に、
知美は電車を乗り継いで、都心へと向かった。
久しぶりの外出の開放感と、暖かな陽気に誘われて、
普段はあまり着ないフレアのミニスカートと、
可愛らしい花柄にレースをあしらったキャミソールを着て、
知美は家を出た。
「彩の国」などと気取った名前を付けていても、
知美の自宅の周辺は、まだ畑も混在する寂しい町だった。
そこからボックスシートの電車に揺られて県境の川を渡り、
都内に入ってからは、痴漢の発生が異様に高いので有名な某路線に乗り継いで、
高層ビルを望む、大きなターミナル駅へとたどり着いた。
 
友人とおち合った知美は、
食事をしたり、デーパート内のブランド店を見てまわったり、
特に何を買うわけでもなかったが、楽しい時間を過ごした。
そして夕方・・・。
 
友人と別れ、一人改札をくぐる。
時間は17時少し前だった。
5月の陽はまだ長く、ホームに買い物帰りや学校帰りの人々の、
長い影が伸びて錯綜している。
17時丁度の快速電車が入線して来た。
平日なら、通勤の帰宅ラッシュにはまだ早い時間だが、
土曜日は買い物帰りの人たちで、混雑の時間が早まっている。
快速電車は、臨海副都心からの行楽客も乗っていて、すでにかなりの混雑。
知美は油断していた。
時間ぎりぎりにホームに上がったこともあって、
一番先頭のドアの人の波に飲まれてしまった。
 
激しい押し込みだった。
ただ単に、混んだ車内に乗り込もうとする意志以上の、
何か激しい力で、知美は囲まれ、押し込まれた気がした。
勝手に身体が持っていかれる感覚。
運転席後ろの壁際に押し付けられる。
何人もの男が、知美をめがけて突進してくる気がした。
粗暴な感じの一人の男が、知美を覆うように迫ってきた。
他の男を寄せ付けないように身体を被せ、
知美の前にべったりと張り付く。
男の匂いが突き刺さってくる。
薄汚く、年を重ねた濁った目。
毛深く小柄でがっちりした身体から発する腋臭と、
黄ばんだ歯の覗く口から漏れる吐息が、
一瞬知美の意識を朦朧とさせた。
 
ドアが閉まって電車が動き出すか出さないかのうちに、
ごつごつとささくれた手が、知美のスカートをたくし上げるのがわかった。
知美の柔らかな太腿・・・その素肌に男の手が届く。
すぐに自分の置かれている状況を悟った知美・・・。
なのに・・・なぜか・・・。
知美の脳は、危険を回避しようとするのではなく、
あの陵辱的な官能小説を再生し始めた・・・。
 
荒々しく股間を這い上がってくる男の指。
はあはあと顔にかかる生臭い腐臭。
自分が壊れていくのを知美は感じていた。
 
とうとう、この日が、来たのだ。
私は、これを、待ち望んでいたのだ・・・。
 
男の指が下着の上から知美の裂け目を突き上げるのと、
知美の下半身で何かが弾け、おびただしい液体が流れ出したのは、
ほぼ同時だった。
男はそれを察する余裕もなく、下着の中に指をくぐらせる。
久しぶりの獲物を貪り食うように、指を差し入れてきた。
荒々しい動きは、しかしすぐに滑りに包まれ、
淫靡な音を伴った往復運動となる。
直接的快楽とは違った、その陵辱感に、
知美も自分を忘れ身体を開いていく。
 
協力的な知美に気を良くした男は、
一層知美に顔を近付けて、その可憐な表情を視姦していく。
目を閉じている知美・・・。
男は周囲の様子に一瞬気を配ると、
知美の顔に舌を這わせようとした。
気配の変化に一瞬目を開いた知美の視野いっぱいに、
汚らしく泡立った唾液にまみれた、男の舌が写った。
避ける間はなかった。
ぬるぬると、酸っぱい腐臭を放つ男の唾液が、
知美の顔中に塗りたくられていく感触。
全身の毛が逆立つような悪寒・・・いや・・・快感。
唇をなぞる男の舌。
微かに開いてそれを受け入れてしまう知美。
離れると糸を引く、混ざり合った唾液・・・。
 
一つ目の駅で大きく乗客が入れ替わる。
知美の周りにもスペースができる。
逃げようと思えば逃げられる状況に・・・、
しかし知美は動かなかった。
余裕の出来た隙間から、
捲り上げられた自分のスカートと、
そこに差し入れられた男の手が見える。
知美の恍惚は深まっていった。
再びたくさんの乗客が乗り込んできて、
壁に押し付けられる知美・・・。
・・・儀式の再開。
知美の官能小説は、次のページに進んでいく。
 
知美の胎内で指を往復させたまま、
男は、ジ・・・ジジ・・・と微かな音を立てて、
もう片方の手でズボンのファスナーを下ろしていく。
ゴソゴソと、物を取り出す気配。
やがて・・・尿や分泌物の入り混じって発酵した、
饐えた匂いが辺りに漂い始めた。
知美の手が、男の手で導かれていく。
知美の手に、硬く、弾力のある、熱い肉隗の感触。
先端から、耐え切れず分泌されている粘液が、
掌に塗広げられていく。
知美にそれを包み込ませるように、男の手は誘導する。
理解した知美は、従順にそれに従う。
剥けきれずにいた包皮が、知美の手の中で反転する。
べっとりとした感触・・・強まる臭気。
周りの乗客も気配に気付くのでは・・・?と思わせるほどの、
濃密な淫臭が、交じり合って2人を包み始めた。
 
二つ目の駅・・・。
2人と反対側のドアが開く。
何も変わらない・・・何も動かない。
下半身を弄くる指だけが、人知れず動きを続けている。
少しずつ、少しずつ、男がリズムを上げていく。
往復している指に、
剥きだしに腫れた知美の突起を刺激する指が加わる。
たまらず男の物をしごき始める知美・・・。
 
三つ目の駅・・・。
改札から遠くはなれた先頭に、乗り降りはない。
踏み切りの警報機の音と、商店街の有線放送が、
かろうじて知美から発する淫靡な音を隠してくれる。
電車が加速し、男はさらに動きを早める。
知美は砕けそうになり、必死の余り、男の物を激しくしごき続ける。
男の腰が、微かに、しかし確かに、リズミカルに動いている。
男の滑りが増す・・・男の硬度が増す・・・。
切通しを抜け、視界が開ける。
右方向から、知美の乗り継ぐ中距離電車と新幹線が合流する頃、
男は知美に入れていた指を、一瞬さらに深く突き立てると、
知美の手の中で、自分の物を大きく脈打たせた。
先端から黄白色に混濁した精液が・・・。
最初は勢いよく、知美の乱れた着衣や下着、滑らかな太腿に・・・、
やがてだらしなく、だくだくと、いつか涸れるのか?と思うほどの量を、
知美の手の中に滴らせて男は果てた。
身勝手な男が、知美の着衣で後を始末し、
一物をしまいこみ、ズボンのファスナーを上げるのと、
電車が知美の乗り継ぎ駅に滑り込んだのは、ほぼ同時だった。
 
知美は半分は放心したまま、
しかし半分は覚醒して、よろけるようにホームに降り立った。
汚された着衣、太腿を流れ落ちる白濁液。
男を握っていた形のままの手の中にも、
まだ大量の精液が滞留したままだった。
そのまま階段を下り、女子トイレに転がり込む知美。
個室に入り手を開くと、汚れた男の性器の匂いと、
青臭く生臭い精液の匂いが、
一緒になって知美を襲った。
再び恍惚の世界に引き込まれていく知美・・・。
手をこすり合わせ、両方の手をぬらぬらと汚すと、
片手は下半身へ、そして・・・片手は自分の口へ・・・。
声を殺した静かな錯乱の中で、
知美は今まで体験したことのない、
激しい絶頂へと誘われていった・・・。
 
 
 
トイレの外、乗換駅のコンコースの柱の影。
先程の車内での淫靡な儀式を、すぐ近くで一部始終見ていた、
もう一人の濁った目が待っていることを、
知美はまだ知らない・・・。
 


2004/05/19 20:15:35(TmtlJ8aI)
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