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貧乳大作戦! 10(終)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:貧乳大作戦! 10(終)
投稿者:
「あうッ…はあッ!!」
部屋には明らかに年端も行かぬ少女の喘ぎとわかる、猥褻な声が響いていて2人は硬
直した。休みの日に笹木工は梅澤かんなを伴って、入内島さくらの要請に応じて、彼
女が常宿にしているホテル最上階のスイートを訪れていた。
「いらっしゃい」
隣の部屋から途切れ途切れに聞こえる少女のよがり声が聞こえないかのように、さく
らは嫣然たる笑みを浮かべてバスローブ姿で2人を入り口で出迎えた。
さくらの美貌に驚く間もなく、ヘンな声の方に神経が行ってしまう。部屋には静かに
FMクラシック音楽が流れているが、喘ぎ声の方が遥かに大きい。工もだが、かんな
も人のセックス中に居合わせるのは初めてとあってすでに顔は真っ赤ッ赤だ。工の袖
を掴んで引っ張る。
(ちょっとッ…これどういうことッ)
「ごめん」工はそう言うと、かんなの頭を抱きこんだ。同時にさくらが少女の腕をね
じり上げ、あっと言う間に後ろ手に縛り上げてしまう。
「なッなんでッ」
かんなは動転して工の胸の中でもがく。
「もういいわよ」
さくらが指示すると、工が手を放す。かんながよろめく所をさくらが抱き止めた。
「ごめんなさいね。ちょっとだけ言うことを聞いて」
さくらが極上の笑みをたたえながら耳元でささやくと、抵抗できるような気がしない。
第一、隣の部屋のいやらしい声がまだ続いている。
「実物ははるかに綺麗ね。素晴らしいわ」
女助教授は、あたかも賢い飼い犬を誉めるかのような眼差しを工に向ける。
「ヒッ」
さくらが急に少女の右の乳首をブラ越しにつまみ上げたのだ。身体が女の腕の中で直
立する。
「かわいい」
さくらは上を向いたかんなの唇を吸い取った。
「んッ!」
女性にいきなり口を吸われてしまったショックで、かんなは固まってしまう。口を開
かされ、生き物のような動きで熱い女の舌が入り込んできた。少女の舌があっという
間に絡め取られる。
(い…やあ…)同性とのキスなど考えられない、おぞましいことと思っていたが…実
際にされてみると、それほど抵抗がない。
(なんで…こんな)妖艶な美女にぬぷぬぷと舌先を送り込まれ、唾液を飲まされる。
思いっきり舌の根まで吸われると、腰がじんとしてしまう。
まるで舌で犯されるような激しいディープキスの嵐に、中学2年の美少女は完全に翻
弄されていた。
「はあ…」
少女はようやく口凌辱から解放されたが、すでに身体はふらふらでソファに倒れ込む。
「笹木」
さくらが呼ぶと、工が飛んでくる。
「キスをしておあげ」
言われるままに、かんなの顔にキスの雨を降らせる。にんまりとその様子を見ていた
さくらは、工の腕を取ってがちゃりと後ろから手錠をかけた。
「ええっ僕も」あわてて振り返る。
さくらが2人の腕を取って隣の部屋に向かう。相変わらず少女の悩ましい声がひっき
りなしに上がっている部屋へ。
「あ…あ…乃子せんぱいッ!」
仰天して思わず大声を上げたのはかんなだ。
「か…んな…見ないでぇッ…」
先輩でクラブの部長でもある柿沢乃子は、白い少女の肌に無惨にも縄化粧をされ、大
きく股を開かされて男のあぐらの上に乗せられ、ずっぽりと中心を貫かれていた。
頬から胸までが赤く染まり、汗でじっとり全身が濡れている。いや、もっとも濡れて
いたのは結合部で、赤く見える陰唇が開いて太い肉棒を呑み込んでいる部分がぬらつ
いて光っている。
「ああんッ…見ちゃだめッ…」
乳房の下まで届くストレートの長い黒髪をひるがえしながら、少女の緊縛された華奢
な身体がずんずん跳ね上げられる。黒ずんだ剛直が少女の白い股間の肉裂に姿を隠し
たり、姿を見せたりする。
粘液の音がぴちゃぴちゃ、ぬちゃぬちゃして肉襞が広がり、たたまれて壮絶な眺めだ。
何時の間にかさくらはかんなを後ろ抱きにして、前を完全にはだけて乳房をいじくり、
パンツの中に手を突っ込んでこすり立てている。中2の少女はぼうぜんとして、卑猥
な責めを受け入れるがままだ。
乃子を串刺しにしている男――新藤玲一郎は腰をいやらしく回しながら、後ろから少
女のわずかに膨らんだ乳房を揉み立てる。
「ああんッ…」
少女の薄腰は、男の剛棒がすべて入り込んでしまうと腹に形が見えるのではないかと
思わせるほど幼く、痛々しく見えるが男の上で自由自在にくねり、肉棒をきつく締め
上げている。
「そら乃子、口を吸わせろ」
言われるままに顔を後ろに振り向け、男と情熱的に口を吸いあう。その淫猥さはとて
も15歳の中学生には見えない。
「ああ…」
さくらがかんなのクリトリスを弄り始め、思わず声を上げてしまう。初手からの部屋
に満ち満ちた猥褻過ぎる空気に、すっかり平常心を失わされてしまったようだ。ふだ
んなら受け入れるはずがない人前での辱しめにも、うつろな目のままで感じている。
さくらはかんなを抱いたままソファに腰掛け、腿の上に乗せると、膝裏に手を回して
幼女に用を足させるポーズを取らせる。
「いや…」
抵抗する声にも力がない。足を開かせたまま震えるばかりだ。
「新藤」さくらが命令すると、少女から剛直を引き抜いて床に横たわらせる。
「あん…なんでぇ…」
途中でやめられてしまった乃子は不満そうな声を上げる。
「乃子。彼を気持ちよくさせてあげて」
「はい…」
乃子は理解したのか、膝立ちで工の方へにじりよる。
「の、乃子ちゃん、だめだよ」
そう言いながら工はすでに、乃子の激しいセックスを見せ付けられて息子が勃ちっ放
しだった。素っ裸で縄の巻きついた極上の美少女が迫ってくるのを、拒める男はなか
なかいない。工はあえなく床に押し倒された。
「ふふ」
乃子は工の体に逆向きにまたがると、口で器用にズボンのベルトを外し、チャックを
下ろしてしまう。この間まで処女だった中3の少女がいったいどこで覚えたのか。続
いてトランクスを口で強引に引き下げると、びんと硬直しきった肉棒が飛び出した。
「うああ」
解放された勃起を、間髪を入れず乃子がくわえ込む。熱い粘膜で陰茎が包み込まれる。
すぐに少女の口による上下動が始まる。
「せんぱいッ…そんなことしちゃダメッ」
余りに大胆すぎる乃子の行動に虚を突かれたかんなは、口淫が始まったことに仰天する。
そうこうしているうちに、かんなの股間の前に入り込んだ新藤が下着をずらし、べろ
りと縦割れを舐め上げた。
「はああッ」
ただでさえ淫ら過ぎる先輩の姿を見せ付けられてアソコを濡らしていたところに、い
きなり生で舐められてはたまらない。かんなは軽い絶頂を味わってしまった。
玲一郎は構わず容赦なく中2の美少女のおまんこをべろべろと舌腹で舐め立てる。ぬ
るついた陰唇、肉襞と突起全体を激しく舌のざらつきでこすり上げる。
「うああああッ」
女に足を開かされたまま、恋人の友人におまんこを舐め立てられ、それでも快感に喘
ぐ女子中学生。開発された身体は、柔らかい粘膜で舐められば自然に感じてしまう。
さくらは膝に回した腕を深く差し入れ、手を少女の胸まで伸ばして飛び出した乳首を
ぐりぐりと回し出す。
「くうんッ」
真っ赤にした顔をぶんぶん横に振って、びりつく快感に必死に耐える。
「舐めて…」
工に肉棒をけなげにくわえ、唾液を垂らしながら口に出し入れしていた乃子がいった
ん口を放し、後ろを向いて工に愛撫を求める。
工は目の前に恥ずかしげもなく全開にされた、中学3年生の綺麗な薄紅色をしたおま
んこにしゃぶりついた。
「はあんッ」
乃子は悩ましい声を上げて後ろテに縛られた背中を反らせる。シックスナインの態勢
で、大学院生と女子中学生は互いの性器をびちゃびちゃ舐めあう。
足を持たれてひたすら股間を舐められ続けていた、かんなの腰のびくつきが大きくな
ってきた。
「ああ…ああん」
口が開いてしまった中学生は感じている声を上げるばかりになった。さくらは目で玲
一郎に合図をする。女助教授は少女の耳を噛みながら告げる。
「いま入れてあげる」
玲一郎は肉棒を突き立たせた状態で、かんなの前に立つ。
「だめぇ…」
淫欲に満ちた表情を振り払い、懸命に拒絶の意思を伝えようとするかんな。横を見る
と、乃子と工が激しく舐めあっている。
(もう、どうでもいい…早く犯して)かんなは快感とともに、自暴自棄な気分に陥り、
ぐったりと身体の力を抜いていた。
少女のおまんこは上を向いて濡れそぼって開き、どんなモノでもすぐに呑みこめる状
態で待ち構えている。さくらがにやりとする。
その時、FMでピアノ曲が流れてきた。チャイコフスキーの花のワルツだったが…ピ
アノ連弾用の編曲だった。
(連弾…あたし…たく兄ぃと…弾いてる)工も舐める口が離れた。
「いやああああッ!」
かんなの身体に急に力が戻り、さくらの手を振り払うと思いっきり両足で玲一郎のそ
そり立ったものを蹴り飛ばした。
「ぐえ」
新藤は急所を直撃されて吹っ飛び、床を転がっていく。
「な…な」目を見開いたままのさくらの腰の上からかんなは逃れ、同時に工も乃子の
口をもぎ放して立ち上がる。
「かんなッ」
「たく兄ぃッ」
2人は後ろ手に拘束されたままでぴたりと「抱き」合い、その場に座り込んだ。そし
てどちらからともなく、唇を重ねた。
「いったい、どういうこと?」
静かな、恐ろしい怒りを秘めた声が上からした。さくらが瞋恚の表情を浮かべて突っ
立っていた。
「あたしは、たく兄ぃだけのものなのッ…他の人にはさせない」
きっぱりと言い切る少女。
「この…生意気な」
さくらは2人を引き離そうとするが、かんなが体当たりをしてよろける。
「!…?」
信じ難いという顔で立ち尽くす女助教授。
「ほかの人は、いやなの」
かんなは言うやいなや、工の胸に寄り添い、突き立ったままの工の肉棒に自分自身を
埋めていく。
「くううう…」
いきなりはきついのだろう、かんなは顔をゆがめる。それでもそのまま腰を下げ、根
元まで入れてしまった。
「もうこれで離れないんだから」
「あんたたち…」
さくらは思いついたように工の顔を見据えた。
「笹木、あたしに逆らうとどうなるかわかってるわよね?」
「はい」
冷静に答えた工は大きく息をつく少女の額にキスをする。
「すみません。これだけは、譲れません。放校にして戴いても構いません」
ぼうぜんとしたままのさくらの表情が徐々に静まっていく。玲一郎はうめきながら
身体を折って痛みに耐えているようだ。
                                      
2人は帰りの電車の中にいた。手を握っている。
――さくらの性癖が凶暴なものに変わったのは、大学時代だったという。その美貌と
肢体の魅力で連戦連勝だった彼女が、初めて愛し、初めて拒否された。その男を勝ち
取った女が肉体の面では特段の魅力のない貧乳だった。そんな女に自分を全否定され
たように感じて激怒した。
「ま、いいがかりに近いんだけど」
以来彼女は貧乳の女を目の敵にして、数多く奴隷に堕としてきた。結局は男も女も、
性の力に、肉体のパワーの前に敗れる。自分の身体でそれを証明してみせては暗い悦
楽に浸っていた。
乃子も堕ちた、かんなも堕ちる…はずだったが、今回ばかりは土壇場でひっくり返さ
れた。
「むしろ、私の妄想を打ち破ってもらって感謝してるのかも」
憑き物が取れたようにすっきりとした顔で微笑んださくらは、かつてない美しさを発
散していた。
「別に2人が純愛だとか信じてるわけじゃないけど…少なくともあの時は、とてつも
ない繋がりの力を感じたわ」
                                      
かんなは横の工を見上げる。
「でも…」首をかしげる。
「あのまま行ったら、たく兄ぃは先輩とシてたのよね」
「そ、それは…」ぐっとつまる。
「で、でもお前だって。玲一郎にメロメロになってただろッ」
「あ、あたしがやめたから助かったんでしょ!」
妙な会話に周りの乗客からじろじろ見られて、2人は小さくなる。
「でも…先生とはしてないよね?」
怒っていたかんなが、不安そうな顔で聞く。
「してないよ」
事実、さくらは生徒とは…いや、だれともセックスはしていないのだろう、と工は直
感していた。
「それならいいの」
少女は微笑んで前を向く。
「…でも、大きくなるかなあ」
そうつぶやいた工の独り言をかんなは聞き逃さなかった。
「…小さいままだったら嫌いになる?」
もっと不安そうになったかんなを、工はとてつもなくいとおしく思う。
「まさか。大丈夫だよ」
「うん。でも明日から牛乳飲むよ」
電車が2人の降りる駅へ向かって、速度を落としていく。(終)
2003/09/12 00:09:02(9rYj4cwK)
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