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1:つがい
投稿者:
あゆみの兄
僕には、3つ年下の妹がいる。
僕の母は、僕を帝王切開で出産した後、子どもが産めない身体になってしまった。 若い頃からどうしても女の子の母親になりたいと思っていた母は、里親登録をした。それをすると、児童養護施設などにいる子どもの中から希望条件に合う子を、あっせんして貰えるらしい。 そんな経緯で、妹は3才の時に、我が家にやってきた。 母が施設へ迎えに行き、家に連れて来た。玄関先で僕と父に 「はじめまして、あゆみと言います。今日からよろしくお願いします。」と緊張した面持ちで挨拶した妹。それを見て、涙もろい父親は目頭を押さえ、 「今日からここが、あゆみちゃんの家だよ。仲良くしようね!」と言った。 まだ6才だった僕は、その隣でせいいっぱいの笑顔で、頷いて見せることしかできなかった。 家に来て、少し慣れてくると、あゆみはかなり人懐こい子だと分かった。 元々、ひとりで寝たり、着替えたりできる子だったので、部屋は僕の子ども部屋にベッドをもう1つ入れることになったが、それもあって、一緒に部屋にいる間中「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と、何くれとなく話し掛けてきた。 その頃から妹は、初対面の人にも2度見されるほどの美少女だった。凡庸な顔立ちの僕や両親とは、明らかにレベルが違う。そんな可愛い妹に懐かれて、嬉しくない訳がない。僕は、友達と遊ぶ約束も二の次にして、あゆみの遊び相手をしてやった。 小学校高学年になると、あゆみの美しさには益々磨きがかかり、街で芸能事務所などにスカウトされるレベルになった。 性格も落ち着いてきて、以前ほどは僕に纏わり付かなくなった。 5年生になり、生理が始まると、あゆみは僕とは別の部屋を与えられた。ところが、学校から帰ってきてランドセルを置くと、すぐに僕の部屋に来てしまう。僕の机で宿題をやったり、ベッドに横になってマンガを読んだり。時々思い出したように、ポツリポツリと、学校であったことや、軽い悩み事など、聞かせて来る。そして、眠くなるとようやく自分の部屋に戻って行く。 『一人で部屋にいるのが不安なんだろうな』僕はあゆみの気持をそう想像して、黙って部屋に居させてやっていた。 ところが、あゆみが中2、僕が高2の年になると、困ったことになった。 その頃僕は、いわゆる『やりたい盛り』。同級生のバカな男子達と、誰の胸がでかいだの、誰はもう処女じゃないらしいだの、毎日下らない話で盛り上がっていたが、その内男子の中で、童貞を卒業するやつがポツポツ出てきた。 どんな形で、どんな相手としたかはあまり関係ない。『童貞卒業=モテるやつ、子供じゃない』と誰もが思っていた。 僕は焦り出した。 普通なら、容姿も成績も運動能力も凡庸な僕に、そう簡単に相手が見つかる訳がない。だが僕には家に帰ると、僕の部屋に入り浸っている美少女がいるのだ。 『あゆみをそんな目でみちゃダメだ!』 『可哀相な生い立ちなのに、守ってやらなきゃいけないのに、悲しませるようなことをしてどうする?』 僕は必死に自分に言い聞かせたが、初夏の頃に、ジーンズの短パンとタンクトップなど、露出の多い格好で僕の部屋でゴロゴロしているあゆみを見ると、決心が揺らぎそうになる。 『あゆみの気持を無視して、力尽くで犯すなんて、とんでもない!だが、元々血のつながりがないんだから、ちゃんと告白して彼女になってもらってからなら…』 ここまでの僕たちの関係からすれば、受け入れてもらえる可能性はありそうだった。しかしそれでも僕は、自分の容姿に自信がなく、なかなか言い出せなかった。 そんなある日のことだった。
2023/08/30 20:47:50(NCL0VhT/)
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あゆみの兄
中学入学後、運動部に入部したあゆみは、2年になるクラスと帰りが遅くなり、それでも帰宅するとすぐに宿題を持って僕の部屋に来てくれた。
僕が宿題を手伝ってやり、その後僕のベッドでゴロゴロするのはいままで通り。 違っていたのは、疲れているのか、ゴロゴロしている内に眠ってしまうことが多くなったことだ。 いつもは、11時を目処に、肩を揺すって起こして自分の部屋に戻らせた。 しかしその日、僕はこっちに背を向けて眠るあゆみを起こそうと、肩に手を触れようとして、ふと気づいた。 『よく寝てるな…』 僕はあゆみを、性の捌け口にするのは絶対嫌だったが、告白する度胸がない以上、その柔らかそうなお尻や、小振りに膨らんできているおっぱいに触ってみたいという欲望を、どこへ持って行っていいか分からない。 しかし、眠っている間、ほんのわずか、どの位の柔らかさかを確認するだけなら、許されるんじゃないか? 悪魔の囁きだった。 『胸か?お尻か?』 どちらに触りたいかより、どっちの方が、触ってもあゆみが目を覚まさないか。僕は迷った。 どっちつがずのまま、手だけが勝手に動き、タンクトップの裾を少し捲って指先で素肌に触れた。 予想をはるかに超えた柔らかさ!思わず顔を近付けると、汗の香りにクラクラした。 上か、下か。迷う気持そのままに、指先を上下させて背中をなぞっていると、不意に肩越しに 「いいよ。触っても…」 あゆみの声が。 僕は驚き、咄嗟に手を引っ込めた。 固まったまま、脳をフル回転させて考えた。これはどういうことだ? あゆみはおそらく初めから気づいてた。なのに、眠ったフリをした。恐怖からではないだろう。触られたい?あゆみが、愛のない愛撫に快感を求めるような子じゃないことは、よく分かっている。そもそもなんで、こんなに僕の部屋に入り浸るんだ? これらのことから導かれる答えはひとつ。 『あゆみも俺のことが好き』 それしかない。 僕はあゆみの耳に口を近付け 「あゆみ、愛してる。」と囁いた。 するとあゆみの背中がフルフルと震え出し 「遅いよ!ずっと、待ってたのに…」 と言った。 僕は天にも昇る気分だった。 「ごめん。何度も告ろうと思ったんだ。でも、自信がなくて。か、顔が…」 するとあゆみは 「そんなの!関係ないよ!」 と怒ったような口調で言った。 「…あたし、もらわれっ子だから、この家で受け入れてもらえるか、ずっと不安だった。でもお兄ちゃんはずっと優しくて、最初だけじゃなくて、何年経っても部屋に居させてくれて。それだけで十分なのに…」 僕が自然な気持であゆみと接していた態度が、あゆみにとっては恋心に変わるほど、うれしいことだったらしい。 あゆみの両親は事故死し、彼女を引き取ってくれる親戚もいなかったと聞いた。たった3才でそんなことになり、どれだけ心細かったことか。僕なんかには想像も付かなかった。 僕はあゆみを抱き起こし、きつく抱きしめ、キスをした。 「ごめん、俺、何にも分かってなかった。」 と言うと、あゆみはふーっとため息をつき 「こうしてハグしてもらってると、すごく安心する。やっと…」 と呟いた。 この時のあゆみの『やっと』という台詞。僕はこの時、好きな男とやっと恋人同士になれる、という意味だと思っていたが、後で聞くとそれだけじゃなかったようだ。あゆみは僕への恋心を意識して以来、『この家の跡取りである僕と恋仲になれば、今まで以上に安心して暮らせる』と考えていたらしい。 同じ家族でも実子であれば、よほどのことがなければ家族でなくなることなどあり得ないが、養子として迎えられたということは、親の都合で施設に戻されることもあり得るということ。僕の親がそんなことをするとは思えないが、あゆみの中ではずっとこの不安が拭えなかった。 14才の少女が、そんなことを考えながら暮らさなければならないとは。 僕はあゆみからこの話を聞いた時、改めて『守ってやらなきゃ』と強く思った。 僕は感動に震えながら、ずっとあゆみを抱きしめ続けた。『もう今日は、これで満足だ。これで終わりでいいや』正直、そう思っていた。 しかし、しばらくそうしていると、あゆみの方から 「続きは?」 と聞いてきてくれた。
23/08/30 20:50
(NCL0VhT/)
投稿者:
あゆみの兄
「触りたいんでしょ?」
「うん。でも、今は…」 「あたし、分かってるよ。男の子は、好きって気持とエッチなことしたい気持ち、一緒なんでしょ?」 男と付き合ったこともないはずのあゆみが、どこでそんな知識を得たのか。だが確かにその通りだと思う。 僕だって、あゆみが中2になるまでは、単純に家族として大事に想っていた。それを、異性として意識し、恋愛感情に気づくのと、彼女に性欲を抱くようになるのは、ほぼ同時進行だったのだが、これが同世代の女子にはなかなか分かって貰えないのだ。 付き合ったばかりの女子に、安易に身体の関係を求めると『最初からコレだけが目的だったんだね?』などと言われて破綻してしまう事が多い。 しかし、あゆみ本人が『分かってる』と言ってくれているのだ。もうガマンする理由はない。 そっとあゆみを寝かせ、覆い被さるような姿勢になったものの、次にどうしていいか分からない。 すると、あゆみが自分でシャツの前のボタンを外し、スポーツブラに包まれた胸を見せてくれた。 それを見てようやく、僕の本能のスイッチが入り、夢中でブラをまくり上げると小さな乳首に吸い付いた。 「あっ!…んっ…んんっ…」 切なげな声で反応するあゆみ。 「はーっ…お兄ちゃんの唇、熱い…」 唇の熱がありがたいような季節ではなかったが、この言葉で、あゆみが僕の愛撫を歓迎してくれていると確信した。 あゆみが、呼吸を荒くしながら脚をモジモジさせ始めた。 『胸だけじゃなく、全身で感じるんだな…』 そうなると当然、気になるのはアソコのことだ。 『触っても、怒らないかな?』 そもそもあゆみは、『いいよ、触っても』と言った時、僕がどこを触ろうとしていると思ったのか?それさえも分からず、不安だった。 あゆみはその日も、ジーンズの短パンを履いていた。ベルトは革製のしっかりしたタイプ。僕は乳首を舐め転がしながら、右手をゆっくりと下に下ろし、ベルトのバックルに触れた。 僕がぎこちなくバックルを外し始めても、あゆみは黙って、抵抗もしなかった。 『いいのか?触っても』 僕は益々興奮し、でもせっかちにならないよう気をつけながら、短パンを太ももの中頃まで下ろし、おへその方からショーツの中に手を入れた。 そこに触れた途端、あゆみはビクビクッと震え、更に呼吸を荒くした。 ピッタリ閉じたままのアソコ。筋にそって指を動かすと、襞の中からヌルヌルのジュースが止めどなく溢れてきた。 『すげえ!これが、濡れるってやつか? 』 その当時、毎日童貞を卒業することばかり考えていた僕。それが、彼女になってくれたあゆみのそこに、実際に触れたのだ。あとは『挿れる』ことしか考えられなかった。 だが、僕の偏った性知識では、女の子は初めての時、かなり痛がるらしい。女子なら誰でも通る道かも知れないが、できればあゆみに苦痛を与えるのは避けたかった。どうすれば避けられるか? 『入り口が固くて、挿れられると痛いのなら、柔らかくほぐしてやればいいんじゃないか?』 そして、ほぐすためには、たくさん愛撫をして感じさせてやれば、よさそうに思えた。 僕は乱暴にならないように気をつけながら、一心不乱に柔らかい襞の中を撫でた。 あゆみの呼吸が更に荒くなり、小さく 「んっ、んっ…」と喘ぎ始める。 しかし、撫でれば撫でるほどそこは、ジュースでヌルヌルになり、ほぐれているのかただ濡れているだけなのか、区別がつかない。 「この汁、なんとかならないかな?」 ティッシュで拭き取るのは、違う気がした。それなら… 僕は唇を乳首から離し、お腹、おへそへとキスしながら、短パンとショーツを脱がして行った。 そして自分の顔が、あゆみはアソコの上まで来た所で、両膝を持って脚を大きく広げさせた。 僕がそこに唇を着けようとすると… あゆみは無言で、そこを両手で覆い隠した。 「ダメ?」 僕が聞いても、あゆみは無言でアソコを覆った手を見つめているだけ。 『絶対イヤって訳じゃなさそうだな』 僕はそう判断し、あゆみの両手首を掴んでゆっくりそこから引き離した。 あゆみは、抵抗しない。 まだ発毛が始まったばかりの、柔らかそうに閉じたワレメが目の前に現れた。それを見たとたん、僕の獣性に火が付き、夢中でそこにむしゃぶりついた! 「あっ!」 初めての男の舌による刺激に、思わずひと声だけ上げたが、あとは無言で身もだえ、軽くイヤイヤをするように首を横に振るだけだった。 『舐めて感じさせるだけが目的じゃない!入り口の堅さは?入り口って、どこだ?』 僕は音を立ててジュースをすすりながら、膣口を探した。 それを発見し、舌先を固くして挿しこもうとすると、イソギンチャクのようにキューッと閉じて、僕の舌を閉め出した。 『なんて小さいんだ。それに、外敵を閉め出そうとする。もっと舐めれば、大きく口を開けてくれるのかな?』 僕は膣口周辺を重点的に舐めた。しかしいくら舐めても、中から新しいジュースが出てくるだけで、入り口は広がらない。 一方、淡々と舐め続ける内に、あゆみの方の様子が変わってきた。 ふだんの妹は、怒るにしても泣くにしても、声を上げて乱れることはほとんどなかった。だがこの時は… 「あっ…あっ…んっ!…んんっ!」 一瞬、僕の頭の後ろをつかみ、薄い太ももで僕の顔を挟み込んだかと思うと、一気に脱力した。 『な、なんだ、今のは?…そうか、これが女の子のイクってやつ…すげえ!』 その後も僕は、ひと仕事終えたあゆみのアソコを労るように、優しく舐め続けたが、反応がないのでそこから口を離し、あゆみの横に寝そべった。 まだ荒い呼吸をしているあゆみの背中を撫でながら 「気持ちよかったか?」 と聞くと、あゆみは小さく、でもしっかりと、肯いた。 そしてその呼吸が次第に穏やかになり…気が付くと、寝息に変わっていた。 僕はそんな妹がたまらなく愛おしくなり、左手で腕枕をし、右手で背中をさすってやっている内に、眠りに落ちた。
23/09/24 22:02
(mp2unUmK)
投稿者:
あゆみの兄
翌朝目を覚ますと、あゆみの顔が、すごく近くにあって、ギョッとした。
一瞬、昨夜のことは僕の都合のいい夢だったのでは?と考えたが、それならあゆみが朝から僕のベッドで、こんなに顔を近付けている訳がない。 どうも妹は、先に目覚めて、僕の寝顔をじっと見つめていたらしい。 あゆみの頭は僕の左腕の上。恋人同士になったことを確認するように、僕が右手を伸ばすと、あゆみは顔をさらに近付けてキスしてくれた。 それから目を伏せ 「夕べはゴメンね。あたし、ひとりだけ気持ちよくなっちゃって、先に眠っちゃって…」と言った。 「いや、夢のようだったよ。あゆみと、あんなこと…」 「でも、お兄ちゃんまだ…最後までしてないよね?」 「急ぐことないさ。ここまでになれたんだから、いつだって…」 するとあゆみは慌てたように 「こ、今夜、しよ?最後までちゃんと。あ、でも、ヒニンしなくちゃ…」 この時なぜ、妹がここまでロストバージョンを焦ったのか。その時僕にはよく分かっていなかった。 後になって聞いてみると、あゆみが不安に思っていた原因は、自分自身の成長。中学生になり、背も伸びて、大人の身体に近付いて行く。幼い頃は、周囲から自然と『守ってあげたい』と思われていたが、大人になると『もうひとりでもやっていけるんじゃない?』と言われそうだ。そう言って施設に戻されるのが『もらわれっ子』のあゆみには恐怖だった。それで、この家との絆を深めるため、僕からの告白を待っていたし、恋人同士になったからには早く『離れられない関係』になりたかった。 客観的に見れば、妹がこの家を追い出される理由などひとつもなかったが、この時期妹は結構切羽詰まっていたようだった。 一方僕の方は、やはり一刻も早く童貞を卒業したかったので、あゆみの誘いを断ることはできない。 さっそくその日、ドラッグストアで避妊具を購入し、夜に備えた。 その夜。僕は前日より更に入念に愛撫し、可能な限りそこを解してから、大きく脚を開かせ、挿入を試みた。 ワレメの下端に先端を押し付けると、意外なほどあっさりと、亀頭の下までが膣口の輪の中に呑み込まれ、接合部分から破瓜の血がにじみ出て来た。 その瞬間あゆみは 「くぅっ…」 とひと声呻き、美しい顔を大きく歪めた。 僕は更に奥まで挿れようと、身を乗り出して接合部に体重を掛けた。ところが、押しても引いても進まない。それに反し、あゆみの方にはとんでもない苦痛が来ているらしく、僕に遠慮して苦痛の声は上げなかったが、イヤイヤをするように小さく首を振りながら激しく歯を食いしばった。 その姿を見て僕は、どうにも堪えられなくなり、挿入を諦めて引き抜いた。 あゆみの股間からどいて、あゆみの隣によこたわり、血まみれのアソコをティッシュで拭いてやった。 初セックスに失敗したと悟ると、あゆみは手で顔を覆って静かに泣き始めた。 「もうやだ…私の身体、背ばっかり伸びて、全然大人になってない…」 そこで俺は、 「あゆみ、見てごらん」 と言ってティッシュを見せ、 「あゆみの処女は、俺がもらったぜ」 と、普段使わない言い方でおどけて見せた。するとあゆみは一瞬だけ泣き笑いの表情になったが、すぐにまた泣き顔になり、僕の胸に顔を埋めた。 僕はあゆみの背中に手を回し、撫でてやりながら 「あ~幸せだ~」 と言った。 「…ほんとに?」 「ああ。だって、おとといまでお前とこんな風になれるなんて、夢にも思ってなかったんだぞ?」 「…ほんとに、ゆっくりでいいの?」 「俺、ほんとにあゆみのことが大好きだから、お前が苦しむ所なんか見たくない。お前の身体が準備できるまで、いくらでも待てるさ」 「ありがと。お兄ちゃん大好き!」 そう言って妹は、強くしがみついた。 翌日から、あゆみの『お勉強』が始まった。
23/10/09 22:13
(tmc/mmea)
投稿者:
あゆみの兄
翌日、あゆみは学校から帰り、僕の部屋で宿題を済ませたあと、パソコンを貸してほしいと言った。
あゆみはまだ、スマホもタブレットも持っていなかったので、ネットで調べ物をする時は僕のパソコンを使った。 『まだ、宿題が残ってるのかな?』 と考えながら、あゆみの後ろに立って画面を眺めていた。しかし、あゆみが調べようとしていたのは宿題の答えなんかではなく…なんと『男の喜ばせ方』だった。 「あ、あゆみ!そんなことしてくれなくたって…」 表示された映像は、男のモノをちいさな口に頬張る女性。それも、あゆみと同年齢くらいの少女だった。 僕は次の言葉が出て来なくなった。 もしこれが、化粧の濃い成人女性だったら、嫌悪感が先に立ったかも知れない。だが僕は、その映像を見て『あゆみの口で、同じようにしてもらえるのか?』と想像したら居ても立ってもいられなくなり、そっと部屋を出て浴室に向かった。 シャワーを浴び、勃起したモノを入念に洗ってから、腰にバスタオル1枚で部屋に戻った。あゆみはその映像を見ながら、エアでペニスを口に含む練習をしている所だった。 僕に気づくと、近寄ってきてタオルを外し、そそり立ったペニスにそっと手を伸ばし、横から握った。 それだけで僕のモノは、妹の手の中で勢いよく跳ね、妹をギョッとさせた。 それから、あゆみはためらうように、しばらく先端を睨んでいたが、やがて意を決してパクッとそれを口に含んだ。 「あっ!ああっ!」 あまりの快感に僕は思わず、男らしくない声を出してしまった。 それで自信が付いたのか、あゆみは映像の少女と同じように、唇をすぼめ、頭を前後に動かしながら、ちいさな舌を亀頭にからめてきた。 『こ、これは!膣の中より気持ちいいんじゃないか?』 膣の奥まで挿れたことがないくせに、僕は勝手にそんな風に思った。それほど、気持ちよかった。 そして…ほんの数分もたたない内、あゆみの口の中で、激しく射精してしまった。 「気持ちよかった?」あゆみが聞く。 「ああ、すごく…」 「よかった!これから毎日してあげるね!」 妹としては、挿入ができないため、自分ばかり気持ちよくなって、僕の方に快感を与えられない関係が不安だったのだろう。 しかし僕としては、複雑だった。3つも年下の妹に、大事な所を握られて、抵抗することもできず、射精させられて… 僕は少し意地悪な気分になり 「ありがとう。じゃあ今度はあゆみの番だね」 と言って妹をベッドに寝かせ、脱がせ始めた。それも、わざと恥ずかしがらせるように、明かりを点けたまま、全裸にさせた。これは、この時が初めてだった。 あまりの恥ずかしさに、乳房とアソコを手で隠そうとするあゆみ。それを、手首を掴んで引き剥がし、隅々まで観察した。 「あゆみ、綺麗だよ。天使みたいだ」 「うそ!まだ胸も小さいし、お尻も…」 「大きさは関係ない。すごくいい形で、やわらかくて…俺は!」 僕は堪らなくなって、乳首にむしゃぶりついた。 「あっ!んんっ!」 すぐに、かわいい声で喘ぎ出すあゆみ。 乳首を勃起させながら、右手をアソコへと伸ばした時、ふと思い付いた。 『あゆみが今日、口でしてくれたのは、いつか僕と最後までする時までのツナギだろう。それなら、それに向かっての準備なら、受け入れてくれるかも。』 僕はこれまでと同じように、襞の中を中指の先で弄って愛液をたっぷりまとわせてから、そっとそれを、膣穴に挿し込んでみた。 「痛っ!」 あゆみが小さく叫ぶのと同時に、膣壁が僕の中指をキュンキュンと締め付けて来た。 『指1本でこれじゃあ…』 しばらく挿れたまま動かさずにいると、痛みは薄らいでくるらしい。 「あゆみ、中で動かしてみていいか?」 「…そうだね。ゆっくりなら…」 僕はゆっくりと、膣の中を探検するように指を動かした。 あゆみが『勉強』したように、僕もあゆみに喜んでもらう方法を、ネットで調べてみた。それによると、女性の膣壁のお腹側に、Gスポットという場所があるらしい。クリトリスのちょうど裏側にあるため、そこを擦られると強い快感が得られる、と書いてあった。 僕が中指を挿入したまま掌を上に向け、膣壁のお腹に近い部分を、入り口から奥へ慎重に探っていくと、ある場所であゆみがビクッと反応した。 「ここか!」 「…?そこに、なにがあるの?」 「Gスポットだって」 「なにそれ?…あっ!」 指先でそこを擦りながらだと、指挿入の痛みが中和されるのか、僕が次第に指の出し入れを早くしても、途中なら中指と薬指2本に増やしても、あゆみはそれほど痛がらなかった。 そして、どんどん指の動きを、右手がつるほど早くしてゆくと… 「んっ!んーんっ!んっ!」 あゆみは両手で僕の手首をしっかり掴みながら、2回目のエクスタシーに達した。 「あ~、しかえしされちゃった」 「しかえし?」 「せっかく私がお兄ちゃんをイカせたぞ!って思ったのに…」 僕はおかしくなり 「じゃあ、これからはどっちが先にイカせるか、競争だな」 と言って笑った。 あゆみがGスポット責めを気に入ってくれたので、狭い膣の拡張は順調に進み、3カ月後、僕たちは無事合体した。 やりたい盛りの僕は、セックスさせてくれる彼女がいつでも部屋の中にいるので毎日でもやりたかったが、間もなくふたりとも受験期になったので、『週に2回まで』と約束した。 それが、ふたりとも志望校に合格し、大学生と高校生になると、タガが外れてほとんど毎晩になった。 そうなると、コンドーム代がバカにならない。バイトもしていたが、たまにはあゆみをデートに連れ出したり、ちょっといいラブホに行ったりと、何かと金がかかる。 そこで僕たちは話し合って、オギノ式避妊法で安全日と危険日を算出し、危険日以外はコンドームなしで交わった。これがいけなかった。 元々生理不順の傾向のあるあゆみ。その日、安全日だと思っていたのは間違いで、見事に妊娠してしまった。 あゆみに「生理が来ない」と相談され、すぐに妊娠検査薬を買ってきて試させたが、何度やっても陽性。未成年のあゆみを、親に黙って産婦人科に連れて行く訳にも行かない。 俺は決断した。 「父さんたちに打ち明けて、助けを求めよう!」 あゆみもそれ以外ないと思っていたようで、うつむき、泣きながら頷いた。 僕は両親に「大事な話がある」と言って、時間を作ってもらった。 リビングで、親父とお袋が並んで座り、僕とあゆみはその正面に並んで座った。 話の内容を予想してか、親父は苦い顔、お袋はニコニコしている。あゆみは緊張からか、始めから俯いたまま泣いていた。 僕から切り出す。 「実は俺、少し前からあゆみと付き合ってて…真剣なんだ!いい加減な気持ちじゃなくて!」 すると親父は苦い顔のままゆっくり頷き、お袋もニッコリ頷いた。どうやらとっくにバレていたらしい。 「それで、今、あゆみのお腹に赤ん坊が…!」 すると親父は目を剥いて俺を睨み、お袋も『あらまあ!』といった顔をした。 その時。あゆみが突っ伏すように頭を下げ 「そ、育ててもらった恩も忘れて、こんなだらしないことになって、ごめんなさい!」と謝った。 すると、普段温厚な親父が、立ち上がって怒鳴りだした。僕にではなく、あゆみにだった。 「何を言ってるんだ!ふたりとも、うちの大切な、子どもじゃないか!子どもが大変なことになったら、親が助けるのは、当たり前だ!」 その言葉に感動し、安堵したあゆみは、声を上げて泣き始めた。 するとお袋が立ち上がり、あゆみを抱きしめて 「お父さんの言うとおり。どうするにしても、絶対私たちが支えるから、ね!」 と言ってくれた。 俺はこのふたりの子どもに生まれたことを深く感謝し、深々と頭を下げた。
23/10/27 13:44
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投稿者:
あゆみの兄
その次の夜、僕たちは家族会議を開いた。議題は『あゆみのお腹の子をどうするか?』だった。
しかし、当のあゆみは最初から『産みたい』の一点張りだった。 「お兄ちゃんのこどもなのに、殺すなんて絶対いや!」 あゆみはそう言って譲らなかった。せっかく、希望の高校に入学したばかりなのに。 結局あゆみは、通信制高校に編入し、家で母と一緒に出産に備えることになった ふたりになった時、妹に 「後悔しないか?」と聞いてみると 「私の人生の目標は、学歴とかじゃなくて、幸せな家庭を持つことだから」 だそうだ。 物心ついた頃から、血の繋がった家族と暮らしたことのないあゆみにとっては、その通りだったのかも知れない。 あゆみのお腹がいよいよ大きくなり、お袋が赤ん坊の産着など、出産の準備を始めたので、僕もできることは何でも手伝った。お袋とふたりで手を動かしている時だった。お袋がしみじみと 「最初にあんた達を会わせたときから、なんとなくこうなる気がしてたのよね」と言った。 そういえば、児童養護施設からあゆみを斡旋してもらった時、他にも何人か候補がいたらしい。その中からお袋が、写真を見て選んだ。もしかしてその時お袋の脳裏に、僕とカップルになるかも知れない、と言うイメージがあったのかも知れない。 だとしたら僕とあゆみは、最初から『つがい』だったことになる。 顔も頭もパッとしない僕のために、母がこんなに可愛い妹を家に迎えてくれたのだとすれば、感謝しかない。 その一方で、僕はあゆみとカップルになるために、これといった努力をしていない。ただ、あゆみの境遇が可哀相だったことと、あゆみが美少女だったから、普通の兄以上に優しくした。それだけだ。 そんな僕を、あゆみは愛してくれた。別の部屋を与えられてからも、いつも僕の部屋にいてくれた。その想いに僕は全力で答えなければならない。 幼い頃からめおとになることを決められ、雄雌が同じ籠で育てられるつがいの鳥のように、僕たちは同じ部屋で育ち、そのまま夫婦になろうとしている。この幸福がいつまでも続き、あゆみの『人生の目標』が叶えられるために、努力は惜しまないつもりだ。
23/11/02 15:19
(Ql91Z6JZ)
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