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ある少女との出会い
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:ある少女との出会い
投稿者: マサ
その少女を初めて見た時の衝撃は、今でも忘れません。

ある家の玄関から出て来たのは、セーラー服を着た長い黒髪の美少女だった。自転車のカゴに学生カバンを押し込み、家の門を開いた。
彼女は西に向かって自転車をこぎ出します。その方角には、僕の通っていた『西部中学校』しかないため、そこの生徒だと分かります。
しかし、僕が衝撃を受けたのは、彼女にではないのかも知れない。彼女を通して見てしまった、25年前の映像なのです。

25年前、僕は中学3年生でした。学校でレクリエーションが催されることになり、1年生から3年生まで全員参加となります。
レクリエーションは、なぜか町内別に分けられることになり、僕は同じ町内に住む学生が集まる教室へ向かいました。
そこにはかなりの人数が集まっていて、同じ町内とは言え、上級生下級生が入り乱れているので、みんな遠慮がちになってしまい、意外と静かな教室でした。
集まったばかりの僕達でしたが、更に『何丁目別』に分けられます。知った友達とは別になり、少しガッカリもしてしまいます。

分けられたチームを見て驚きました。僕以外、全員下級生の女子なのです。男が一人もいません。ウブな中学3年の少年には、この状況はキツすぎます。
『上級生だから。』と、リーダーにも指名されてしまい、踏んだり蹴ったりです。結果、女子に圧倒されてしまい、リーダーらしいことなど何一つ出来ません。
救ってくれたのが、『矢野美和さん』と言う2年生の女の子。頼りにならない僕にさっさと見切りをつけ、彼女がリーダーシップを取り始めるのです。
顔立ちのハッキリした美少女でした。太い眉毛、そして長い黒髪が印象的な少女です。気も強く、年上の僕よりも、全然しっかりしたリーダーでした。
矢野さんに会ったのは、その時が初めて。同じ学校に通っているのですから、きっと何度かはすれ違ってはいたはずです。全然、気づかなかったのですね。

そして、あの映像を見ることになります。
学校に向かっていた僕の視界に、少女は現れました。玄関から出てきた少女は、自慢の黒い髪をなびかせていました。『矢野さんだ!』と気づき、僕は陰に隠れます。
『頼りにならないヤツ。』と彼女に思われていると、勝手に思い込んでいたんです。矢野さんは自転車にカバンを押し込み、門を開きます。
『早く行け!早く、先に行け!』と僕が見守るなか、彼女は門を閉めて、西に自転車をこぎ始めるのです。


25年ぶりの映像でした。僅かに見えた少女の顔は、顔立ちがハッキリとしていて、眉が濃く、あの矢野さんの生き写しです。
その少女こそ、僕が中学校3年の時の苦い思い出にだけ存在する、『矢野美和』と言う美少女の娘さんなのです。
娘さんは、現在中学2生。偶然なのか、母親の美和さんと初めて出会った時と同じ年齢でした。


僕の住む、マンションのチャイムが鳴りました。扉を開けると、両手で学生カバンを持った少女が立っています。
『おお。七奈美ちゃん、おかえり~。』と声を掛け、『入りや。』と言うと素直に部屋の中へに入って来ました。
僕の片付けが悪く、座るスペースがない七奈美ちゃんはベッドに腰を掛けます。僕は飲み物を用意し、彼女の元に向かいました。
少女は、飲み物を渡してもすぐには口をつけず、コップは膝に置かれました。その姿を見て、素直に『かわいい。』と思ってしまいました。
太い眉毛と、長い黒い髪が印象的な彼女の名前は『七奈美』。『美和』という母親の名前から、一文字を貰ってつけられたそうだ。
2018/07/07 16:41:46(TLSCCbBV)
2
投稿者: (無名)
続き期待してます
18/07/10 20:00 (JzqKxRJ6)
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