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1:スクールカーストから堕ちた少女
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
序
スクールカースト、それは中高の学校生活におけるクラス内の序列、とでも言えば良いのだろうか。 学業やスポーツの成績も無関係ではないが、それだけでもない。 活発でイケている生徒達のグループを頂点にした序列と考えてもいい。 これは、ふとしたキッカケにより、序列から転がり落ちてしまった少女の話だ。
2019/06/21 12:18:25(ARrH607r)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
そこは一見、何の変哲も無い公立中学校。
夏休みの終わりも間近なある日、内側から施錠された図書室に二人の少女がいた。 学校施設の開放日でもないにも関わらず、少女達がそこにいること自体が奇妙な話だが、奇妙なことは他にも幾つかある。 まず夏の終わりとは言え、熱暑の籠もった図書室の窓を閉め切っている。 それはまるで、いや、明らかに第三者の介入を避ける為としか思えない。 次に奇妙な点は、少女達が二人とも全裸である点だ。 しかも着替え等、一過性のものではなく、かれこれ二時間以上に及んでいる。 最後に二人の関係性だ。 明らかな上下関係が感じられるが、それは先輩後輩といったレベルではなく、時に隷属的とも感じる程に一方的な関係性。 例えば、まさに今そんな状況となりつつあった。 少女の一人は、もう一人の少女に言われるがまま、作業台の上に座り大きく脚を開き、いわゆるM字開脚の姿勢をとっている。 作業台の上に座る少女の癖のない髪は汗で額に貼り付き、肩にかかる部分もまた、汗に濡れた素肌に貼り付いていた。 成熟には程遠い華奢で細い肩から腰にかけてのラインは、薄いとしか表現のしようがない儚げな身体つき。 ようやく膨らみ始めた乳房の先端には、まるで取って付けたかのように桜色の小さな乳首。 地味ではあるが整った顔立ち、すらりと伸びた細く長い手足。 だが、肉体的には女の匂いが希薄であるにも関わらず、部分的に濃密な牝の臭気を放っている箇所があった。 ひとつはその表情。 あどけない顔に似つかわしくない程に歪んだ表情は、明らかに欲情し、身体の奥底から湧き上がる淫らな情動に支配されていた。 残るひとつは限界まで開かれた両脚の付け根に位置する肉の花弁。 極く淡い翳りの下に開いた花は、年齢、身体つきからも相応の成長が始まったばかりとしか見えないであろう。 その花弁の外側の素肌は陶磁器のように滑らかで、色白を通り越し蒼白い程の成長途中に特有の煽情的な色香を放っていた。 ここまでは普段のままであろう。 問題は花弁の内側、これも普段であれば健康的な薄い桃色の粘膜であるに違いない。 だが今は違う。 極限まで赤黒く充血した粘膜は、少女が淫らな感覚を貪欲に欲していることを示しており、その粘膜は汗だけではない粘りのある液体に濡れ、光沢すら放っていた。 作業台の前に立つもう一人の少女、こちらも一糸纏わぬ姿であるのは同じだが、その身体つきは年齢相応の成熟を遂げつつり、明らかな牝の香りを放っている。 作業台の上で脚を開いた少女と同様、ショートカットの髪は汗で額に貼り付いているが、その顔に浮かぶ表情には嗜虐的な笑みを浮かべ、上気した頬は彼女の興奮を示していた。 額に貼り付いた前髪を煩そうにはらいながら、彼女は作業台の上の少女を促す。 一瞬、怯えたような表情を浮かべ、作業台を降りた少女は床に両膝を突いた。 膝立ちの姿勢を取る頃、少女の顔には諦めと絶望、そして屈辱を受け入れざるを得ない自分自身に対する憤り、同時に屈辱を味わう悦びの表情が複雑に入り混じっていた。 向かい合ったふたりの少女の距離は近い。 膝立ちになった少女、カナエは、上半身を前傾させながら正面に立つ少女、ノゾミの下腹部に顔を近づける。 眼前に迫る素肌、恥丘の少し上のあたりにカナエは唇を触れさせ、半開きにした口から舌の先端を覗かせるとノゾミの下腹部を舐め始めた。 ぴくり 舌が触れた瞬間、身体を震わせたノゾミは、無意識のうちに徐々に腰を前に突き出していく。 カナエは舌を這わせながら、ゆっくりと顔の位置を下げ始め、恥丘から恥骨を経て秘裂の始まりから舌を谷間に潜り込ませる。 ついにノゾミの充血した突起を探り当てると、カナエは舌の先端で肉の芽を嬲り始めた。 惨めだった。 屈辱であった。 だが、この行為が他では得られない悦びをカナエにもたらしているのも、また事実である。 カナエは舌を蠢かせながら、あの日の出来事を思い出していた。
19/06/21 12:20
(ARrH607r)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
「・・んっ・・んくっ・・」
梅雨明け間近の深夜。 ベッドの上に横たわり、タオルケットで身体を覆い隠したまま、かれこれ一時間以上に渡りカナエは自分の敏感な部分に指を這わせ続けている。 十三歳になったばかりのカナエが幼い性に目覚めたのは、中学に入学した直後だった。 入浴中、身体を洗っているうちに偶然触れてしまった股間に存在する肉の芽。 触れた瞬間、奇妙な感覚が生じて思わず手を離したが、その奇妙な感覚を再び味わいたいという思いが心を捉えて離さない。 おずおずと指の腹で触れた『それ』は先刻に比べると厚みを増しているような気がした。 ゆっくりと圧力を加えると痛いような痒いような、しかし好ましい感覚が蘇る。 その日から二ヶ月に渡り、カナエは罪悪感を感じながらも、自慰行為に夢中になっていく。 今日もそうだ。 日付けが変わり、家族が寝静まった頃を見計らい、部屋のカーテンを閉めドアの内鍵を掛けると、カナエはベッドの上に仰向けに横たわり、タオルケットで身体を覆い隠す。 カナエが寝巻き代わりに身に着けているのはキャミソールとパンツ、その上から薄手のパーカー、学校指定のハーフパンツだった。 タオルケットの下、カナエはハーフパンツ越しにゆっくりと右手で股間を覆い撫で始める。 じんわりと甘い感覚が広がり、乳首が硬く尖るのが分かった。 パーカーの下に潜らせた左手で、ようやく膨らみ始めた乳房をキャミソールの上から優しく覆い、摩するように撫でると尖った乳首から甘い疼きが身体中に広がり始める。 我慢しきれずカナエは右手をハーフパンツの下に潜らせ、コットンの下着の上から秘裂に沿って指を這わせた。 指の腹が探り当てた突起は、既に充血して厚味を増している。 潤い始めたカナエ自身から溢れる蜜が下着を汚さないように、ゆっくりと下着ごとハーフパンツを脱いだ。 パーカーを脱ぎ、薄いキャミソールだけを身に付けて慎重に己の秘部を弄り続けるうちに、少女は更に昂ぶっていく。 未だ絶頂こそ迎えた経験こそ無いものの、この二週間程の間にカナエは果てる寸前まで自分を慰める術を身に付けていた。 絶頂を迎えることが可能な程に昂ぶり、狂おしい程にそれを求める瞬間もあるのだが、思春期の少女特有の潔癖さが辛うじて押し留めるのか、或いは単に未知なるものへの畏れなのか、カナエにもそれは分からなかった。 蕩けてしまいそうな感覚に身も心も委ねながら、ふと窓の外が白み始めていることにカナエは気付く。 慌てて身体を起こし時計を見ると、既に時刻は四時近くなっていた。 夜明けの冷たい空気のせいだろうか、急に催した尿意が我慢出来ない。 カナエはベッドの上で身体を起こし、一瞬躊躇いながらも、そのままトイレに向かうべく部屋から出た。 キャミソールの上から薄手のパーカーを羽織り、下半身を覆うものは何も無い状態のまま、階段を降りてトイレに辿り着く。 便座に腰を下ろし小用を済ましたカナエは、トイレットペーパーで股間を、いや、股間だけではない。 仰向けの状態で長時間に渡り自慰に耽った為、粘りのある液体が秘裂から肛門にかけて染み出していた。 自慰の際、昂ぶれば昂ぶる程、溢れ出す蜜の量は増え、粘度も増す。 下着を脱いで自慰に耽るようになったのも、はしたない液で下着を汚さないようにする為であった。 今、下半身に何も穿かずにトイレに向かったのも同じ理由である。 心地良い気怠さを味わいながら自室に戻ったカナエは、照明を消してタオルケットの下に潜り込む。 ウトウトとし始めた時、自分が下半身丸出しであることを不意に思い出す。 半分眠りながら手探りでハーフパンツを探し出して脚を通すと、カナエは今度こそ眠りについた。
19/06/21 12:22
(ARrH607r)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
「カナエ!いい加減に起きないと遅刻するわよ!」 階下からの母の声に、枕元の目覚まし時計に手を伸ばしたカナエは我が目を疑った。 それもそのはず、八時に家を出れば学校にはギリギリ遅刻しないのだが、既に時計の針は八時までに余すところ二分。 慌ててタオルケットを跳ね除けると階下に向かう。 母の小言を聞き流しながら、朝食代わりに牛乳をグラスに注ぎ飲み干すと、洗面所で歯を磨きながら、それでも嗜みとして髪を整える。 部屋に戻ったカナエはパーカーを脱ぎ捨てると、ブラウスとスカートを身に着け、通学用のバッグを掴み、再び階下に向かう。 仕事に出掛ける支度をしている母に声を掛け、靴を履くと一目散に学校に向かって走り出したのだった。 奇跡だった。 全ての信号が青、危ない瞬間はあったにせよ、最短時間でカナエが学校に辿り着いたのは予鈴と同時。 汗まみれで教室に潜り込み、朝のホームルームを終えた頃、冷えたのだろうか、カナエは耐え難い尿意に襲われる。 幸いにして一時間目は家庭科、教室移動の合間に済ませようと、友人に教科書を託すとトイレに向かい便座に腰を下ろしながらハーフパンツと下着を下ろそうとした瞬間であった。 え? どうして? あたし・・ ・・パンツ・・穿いてない・・・
19/06/21 18:49
(ARrH607r)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
我に返ったカナエは慌てて用を足すと、とにかくハーフパンツを引き上げ、スカートの裾を整える。 やや遅れ気味だが、それでも教師よりは僅かに早く特別教室に入り、席に着くことが出来た。 授業が始まっても教師の話は全く頭に入ってこない。 今、カナエは下着を穿いていない。 その事実は受け止めざるを得ない。 だが、何故? 5時間ほど記憶を遡り、思い当たるのは自慰の後、寝惚けながらハーフパンツを穿いた時のことだ。 恐らく、下着と重ねて穿いたつもりが、何らかの理由でハーフパンツのみを穿いてしまったに違いない。 それからの時間は、カナエにとって地獄であり天国であった。 全く触れていないにも関わらず、昂ぶり始めたカナエ。 しかも尋常ではない程の昂ぶりが、身体と心を苛み続けるのだ。 恥ずかしい。 誰にも知られている筈はないのに誰もが知っているような気がする。 カナエがハーフパンツの下に何も穿いていないことを。 しかも、よりによって学校で、授業中に、何よりも昂ぶりながら、だ。 授業どころではない。 クラスメイトの、いや、学校中の人間に知られているかもしれない妄想がカナエを苛む。 早退をしようか、しかし休み時間に申告するタイミングを逸してしまった。 二時間目、三時間目と授業は進む。 昼休み、ほとんど給食に手をつけることなく席を立ったカナエの肉体は、完全に妄想に支配されていた。 端的に言えばカナエの股間はグズグズに湿っている。 こっそりと教室を出たカナエはトイレに向かった。
19/06/21 18:51
(ARrH607r)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
トイレに向かう一歩一歩が、そして衣摺れがカナエの敏感な部分を刺激した。 足を一歩進める毎に振動が股間に伝わり、身体の微妙な振れに連れて衣服が乳首を擦する。 気息奄々の態でトイレの個室に籠もったカナエは、スカートの裾を気にしつつハーフパンツを下ろすと便座に腰を下ろした。 思った通り、いや、想像していたよりも更に酷い。 溢れ出した蜜は股間をグッショリと濡らし、それでも足らずに左右の太腿に垂れていた。 ハーフパンツは、と眼を凝らせば生地が黒いこともあり、外観上は特に変わりはないが、触ってみれば明らかに湿り気を帯びている。 泣き出しそうになりながら、はしたない液をトイレットペーパーで拭っているうちに、思わず指先が充血して厚くなったクリトリスに触れてしまう。 んくっ! 思わず漏らしてしまった喘ぎ声にカナエ自身が驚き、無意識のうちに左手で口を塞ぐ。 もう一度だけ。 そう思いながら右手の中指を秘烈に沿わせ、そっと敏感な突起を探ると、痺れるように甘美な感覚が下腹部に広がった。 やめられなかった。 これが最後、そう思いつつも繰り返しクリトリスを圧迫するカナエは、呼吸を荒げながら酔い痴れていた。 学校のトイレで自慰に耽る破廉恥な自分自身に。 公共の場で秘すべき行為に及んでいる、その思いがカナエの身体の奥底に灯った小さな火に油を注ぐ。 油を注がれた小さな火は燃え盛る炎となり、カナエを内側から焦がしていた。 このまま続ければ絶頂に達することは間違いない。 達してしまおう。 果ててしまおう。 そう思った瞬間であった。 何人かの話し声、続いて足音が話しながらカナエのいるトイレに入って来たことを知らせる。 指を止め、呼吸すら止めてカナエは沈黙を守り続けるしかなかった。
19/06/21 20:29
(ARrH607r)
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