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ふたなりMK2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:ふたなりMK2
投稿者:
 二人は大の仲良しである。喧嘩など滅多にしない。したとしても、後で冷
静になったときに、一時の感情に任せて相手を傷つけてしまったことに、自
分のほうが心を痛めるくらいである。だからすぐに仲直りをする。
 よく、双子の片方がどこかを怪我したら、もう片方も同じ箇所を怪我して
いたとか、別々の場所にいるのに二人とも同じような行動をしたとかいう話
を聞くが、MとKも、そういう双子の例に漏れずにいた。二人の思考、行動
は、似すぎるほどよく似ていた。これは二人はお互いに知らないことだが、
例えばMが自分の部屋で欲情を起こして、自慰を始めるとき、隣の部屋では、
必ずKも欲情して、自慰をしていた。それくらい心のつながっている二人だ
から、お互いの感情は、わずかな表情の変化や、ちょっとした仕草だけで知
れる。そうしてそれが、喜びなどのいい感情であれば、共有したいと思う
し、悲しみなどの悪い感情であれば、なんとかして打ち消してやりたいと思
う。それから、なにかを欲しているのであれば、その欲求を満たしてやりた
いと思う。
 だから、自らの股間をまさぐりだしたKを見て、MはKの欲求を満たし、
快楽を与え、喜んでもらいたいと思った。
 Mは自分の前にひざまずいているKを、隣に座らせ、ジャージを脱がせ
て、下着の上から陰部を刺激した。Kの愛液はすでに生地を染み通って、下
着の外側まで濡らしていた。Kは相変わらずMのそれをしごいている。二人
の腕がⅩの形になった。KはMの指に過敏に反応し、狂おしい息を吐いた。
Mはそれが嬉しくて、さらに刺激を強め、パンツの中に手を入れ、直接愛撫
した。クリトリスを転がしたり、ひだをなぞったりした。愛液はとめどなく
溢れ出た。
「はあ………」
 Kは快感を享受しながらも、それをしごく手を休めなかった。
 どちらともなくキスをした。もちろん、二人とも手は止めない。下を絡め
あい、唾液を混ぜ合わせる濃厚なキスを終えると、二人はシックスナインの
体勢になり、互いの性器を、もっともMのものは性器ではないかもしれない
が、舐めあった。得体の知れないものだが、Kはためらうことなくそれを口
に含んだ。本物の男性器にすらそんなことしたことないのに。Mも負けじと
Kの陰部を舐めた。手で拡げて、奥まで下を潜り込ませた。二人とも、
時々、声を挙げずにいられなくて口を離すこともあったが、夢中になってむ
しゃぶりついた。
 二人とも根はスケベなのである。二十歳にしては幼い容姿と、恋人のいな
いことから、どうしても清純に見られがちであったが、欲求は並みでなかっ
た。子ども扱いされるたびに、もう大人なのにと思いながら自慰に耽った。
だから今はまさに、欲求が満たされているという気持ちがしている。身体に
感じる快楽とは別に、精神も大いに愉快である。相手は異性でない。しかし
そんなことは問題でない。自分たちの求めていたものがここにあるというの
が、たまらなく満足である。それに、相手は愛すべき姉妹である。並の男な
どよりもむしろいいかもしれないとさえ思う。
 Kのはじめの態度は欺瞞であった。うわべは嫌がる素振りを見せつつも、
実はMのそれを一目見た瞬間から、本能はそれを欲しがった。ただ、そんな
異常なものを欲しがろうなどとは、あまりに変態的すぎやしないかという不
安があったのである。しかし今はそれもない。ただ快楽を貪るのみである。
 二人は性器を重ねた。処女であるKからは血が出たが、さほど痛がらなか
った。動き始めると、同じ声色の二人の喘ぎ声が部屋に響いた。
「Kちゃん。私たち、一つになったよ」
「うん。一つになったね」
 そう言って、つながったまま再びキスをした。女同士が、セックスをして
いるその光景は、確かに異常であったが、二人はごく当然のことのように感
じていた。運命であるとさえ感じた。
「Kちゃんの中気持ちいいよ」
「Mちゃんのおちんちん気持ちいいよ」
「出ちゃうよ。なんか出ちゃう」
「待って。中はだめ。ううん。わかんない。なに?」
 普通の男性器であれば、精液が出てくるはずであるが、それからなにが出
てくるのかはわからなかった。受精能力のあるものかどうか、膣内に出して
もいいものかどうかわからなかった。しかし、たぶん大丈夫だろうというい
い加減な判断と、どうせなら中に出したい、出されたいという思いから、M
は最後まで抜こうとはしなかった。
 Mはいわゆる射精感を味わい、Kは液体が体内に充満するのを感じた。全
身に汗をかいて、息を切らせながら、快楽の余韻に浸って、二人は互いの体
を抱いてしばらく離れようとしなかった。

 そのまま少し眠った。目覚めたときには、Mのそれはなくなり、平生の陰
部があるだけであった。
 薬の効果も消えていたらしく、二人はお互いの裸体を見てひどく赤面し、
気まずそうにし、苦笑しながら順番にシャワーを浴びに行った。
 Kはシャワーを浴びながら、陰部を拡げ、Mの出した粘液が垂れるのを見
て、先のことを思い出し、恥ずかしく思いながらも、また興奮が甦ってき
た。またしたい、今度は自分があの薬を飲んで、Mに挿入したいと思った。
あの薬の正体はなんだろうか、副作用など危険なことはないのだろうかとい
う不安がないではなかった。もう服用はせざるべきだと思わないでもなかっ
た。しかし、もはやあの快楽を知ってしまった自分は、結局誘惑に負けて飲
んでしまうのだろうなと思った。
 シャワーからあがると、先にシャワーを浴び終えたMが、先ほど行為に燃
えたソファに腰掛けて、薬の入った小瓶を手に取り、眺めていた。Kは、き
っと自分と同じことを考えているのだろうなと思いながら、
「Mちゃんの夢に出てきたお婆さんって、なんだったのかな」
 と言った。するとKは、
「それはね。作者の妄想と、勝手な都合なのよ」
 と意味不明なことを言った。Kは、
「ああ。薬の副作用だな」
 と思った。
2006/06/24 16:06:04(07ZXd8rH)
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