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「すみません、一番近いラブホで」 駅西口タクシーの運転手の男に窓越しにそう言ってから酔い潰れた馬場典子を後部座席に乗せて僕は乗り込んだ。 池袋ラムセスクラシックの廊下を、馬場典子の腰に手を回してゆっくり歩き、僕は予約した番号の部屋まで行った。 「到着っと……ふぅ」 ベットの上に酔い潰れた馬場典子を仰向けに寝かせた。 「うぅん……」 かなりできあがった馬場典子は半分寝ているような状態だ。 吐かないか心配しながら僕は、横になった馬場典子の黒いブーツと茶系コートを脱がせていく。 「ねむいよぉ、んん……」 白の丸首ブラウスのボタンを上から順に外していると、譫言のようにそう言ったので、騒ぐかと思って僕はぎょっとしたが、馬場典子はすぐに寝息を立てはじめた。 「これはなかなか」 パンティ以外脱がしてみた。きれいな曲線美に思わず僕は見とれた。痩せた体型で華奢な感じなのに、おっぱいがそれなりにある。 iPhone14でたまらず僕は画面下の白い二重丸を連打した。 「うーん、武さん……」 「ハイハイ、僕は武さんですよぉ、なんちゃって」 (こんなかわいい奥さんなら、武さんだっけ、ちゃんと守らなきゃ駄目だろ。酔い潰れたまま路上に放置してよ、豊島の自宅マンションまで歩かせるなんて無防備すぎだろ、武っ) 白地に緑の花柄パンティを下ろすと、僕も上下灰色のスウェットと黒のボクサーパンツを脱いで、日焼けのない色白の裸になった。 (拾われちゃったから。奥さんのマンコに指突っ込まれても文句ないよな、うん) くちゅ……。 僕の唾液をつけた指先を、馬場典子の小さなワレメに押し込んだ。 「あ、はぅっ、ふ……うぅん」 ぐちゅ、ぬちゅ、ぐちゅっ、ぬちゅぬちゅっ。 「ん……っ」 ぴくっ、ぴくっ、と、馬場典子が小さく痙攣した。 「おっ、気持ちいいみたいだな。意識がほとんどないのに、身体はちゃんと反応するんだね」 「はぁ、はっ、んっ」 (すげぇ、濡れてきたし) ぶるっぶるっと、乳房まで震えて来て、指を抜き出すとシーツ表面にあふれた膣分泌液で染みができた。 「挿れるよ」 酔っているせいで誰かと、たぶん武さんと、間違えたんだろう。目を閉じたまま馬場典子は、頬を赤らめてうなずいた。 亀頭をあてがい、馬場典子に被さるように僕は抱きついて、腰を前後に動かした。 「んあぁっ……はぅっ」 亀頭を小さなワレメに押し込んだ。 腰を前後に動かす度に、馬場典子の膣口が反射的に収縮し、僕のぺニスをぎゅむぎゅむと絡みつくように絞めつけて来る。 喘ぎまくる馬場典子は僕にしがみついて来て、柔らかい肌の感触とぺニスの快楽に、僕も低く喘いだ。 「ぁん、んんっ、ふぐっ、んん……」 キスしながら前後に腰を動かしていると、勢い余って射精しそうになる。 (やっぱナマだと全然違うな。すげぇ、いい) 「ふぁっ……んっ、あうぅん、あぁ……んっ、あぁっ」 僕の身体の下で、僕に突かれる度に豊かな乳房を上下に揺らし、馬場典子は身悶えて身体を捻り、高い淫らな声をあげる。 避妊具をつけず見知らない男にレイプされているのに気づかないのか。亭主とセックスしていると勘違いしているのか。どっちでもいい。もう関係ない。もう止まらない。 「くっ……あっ、やべっ」 慌てて膣の中から脈打つぺニスを抜いたが、間に合わなかった。 馬場典子の下っ腹と陰毛の辺りに白く濁った精液がわずかにかかった。 股を開いたままぐったり仰向けに横たわる馬場典子の紅く染まった頬にほつれた髪が纏わりついている。 突き解されたワレメが、ひくひく反応するのが艶めかしい。 間に合わずに膣内に出された膣分泌液混じりの白く濁った精液が単細胞生物のようにとろとろ吐き出されて来た。 艶やかなその姿に見とれてしまってから僕は頭側面を掻き、ティッシュペーパーで拭き取ろうとしたら、 「……さん、好き……」 小声だが、つぶやくように言ったのが聞こえた。 (今だけしかどうせこいつとヤれないんだ。くそっ、こうなったら。勃たなくなるまでヤってやるっ) 小さなお尻に後ろから挿れた。萎えそうになれば、腰を前後に激しく動かして勃起を保ち、射精をねっとり我慢してスローセックスを愉しんでいると、馬場典子の呂律がしっかりして来た。酔いがようやく冷めて来たらしい。が、完全に酔いは冷めておらず、相変わらず僕を武さんと勘違いしているようだ。 「ぅうん……あ……なに……んっ」 乳房を揉むのを止めて、すっかり弄られてぷっくり勃った乳首を僕はくにゅとつまんだ。馬場典子は思わず、驚いた声を上げた。 「ああ、すげぇな、おいっ」 僕は耳元に囁いた。乳首をこね回しながら、片手をすべらせて敏感なクリトリスも一緒に触ってやる。 「いやぁ、や、やめて……はぅん、あぁっ、んっ」 腰を激しく前後させ、一気に射精まで突き抜けようとした。 酔いが冷め、意識がはっきりして来たら、膣口の締めつけがきゅっと急にきつくなった。 失敗した最初の外出し一回、スローセックスで中に三回出して、すっかりゆるまった膣口はまだ淫らに反応してくる。 「やだぁ、もう、やめてぇ、んっ、くっ、あぅん、あぁっ」 両方の手のひらで乳房をつかみ、深くまでぺニスを押し込んだ。 爽快さが背筋を経て、頭頂まで突き抜けた。 「……えっ、中に出しちゃ……できちゃうぅっ」 「ふぅ、はぁ、はぁ、はぁ……」 たっぷり時間を置いた。射精が落ちつくまで熱くとろけた中からぺニスを抜かなかった。 (できていいぐらい中に出したから、今さら手遅れだろう) 「ひどい、最低……」 身体を起こしてベットから降りて、僕はアイコスを咥えてぼんやりする。セックスの後の一服はうまい。 裸のままソファに座って、薄い煙を吐き出していると、ワレメのにゅるにゅるとした感触に気づいた馬場典子が涙目で僕をにらみつけながらゆっくり身体を起こし、僕に話しかけてきた。 「そっちから誘ってきたんだろ。酔っぱらって抱きついてきて、キスされたんだ。服だって自分で脱いだんだぞ」 「お、おぼえてないけど、そんなこと……」 「証拠に撮影したんだけど」 ベットの上に全裸で仰向けになった馬場典子の、酔っぱらっていて気分がいいのか、口元は微笑を浮かべる、写真を本人に見せた。 「えっと、武さんだっけ、たしか。これが送られてきたら、どんな顔するだろうね」 見ず知らずの他人が自分の旦那の名前を脅し文句に使う恐怖で、馬場典子の顔は強張り、青ざめて、肩や手が震えて来て、涙目になる。 「はい、馬場さん、しゃぶったまま笑ってピースしてっ」 ソファに座ってiPhone14で、フェラチオする馬場典子の姿を撮影してみた。 目が引き攣った不自然な感じだが、目を細めてぺニスを咥えたままピースする。 「よくできました」 と言いながら片手で乳首を撫であげたり、頭をなでる。 「んぐっ、んっ、ふっ、んぅ……」 「旦那にしてあげるみたいにもっと舌を使って一生懸命やらないと、ほら、がんばってっ」 ぺニスの裏側から亀頭の先っちょまで、馬場典子は目を閉じて泣きながら、髪を揺らしながら、丁寧に舐め回してくる。 他の男にヤられたのをどれだけ亭主に知られたくないのか。腹が立った。 両手で頭部をつかんで、喉奥に当たらないように気をつけながらフェラチオからイマラチオに切り替えた。 「おぷっ、うぅ、んんっ……」 「はぁ、はぁ、口から出さないで、もったいないから全部ごっくんしてください」 こくっと一回小さく喉を鳴らして、僕を涙目で睨みつける馬場典子は、口の中に放った精液を迷わず全て飲み込んだ。
2024/04/05 20:13:59(q59.zm8X)
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