この春僕はある地方の商社に中途入社した。営業所ということで人数は4人しかいない小さな職場だ。所長に係長、同い年の営業社員と事務員の美紀さんという構成だ。所長と係長は50歳で、美紀さんは49歳、僕は30歳だ。この事務員の美紀さんが、綺麗ではないが色気があってついつい目が行ってしまう。胸がブラウスを突き上げるように前に張り出していて、おしりも大きく、同い年の鈴木といつもエロいよね、と話の種になっている。所長とはいつも口喧嘩をしているくらい気が強いが、これでも大学生と小学生の息子がいるのだから意外。高島ちさ子のような感じだろうか。そんな美紀さんに気を取られながら毎日を過ごしていたある日、鈴木からある相談を受けた。最近鈴木が美紀さんから集中的に怒られたりして厳しく当たられているのは知っていたが、我慢ならないようで、何とか復讐したいとの事だった。僕はなだめようとしたが収まらず、弱みを握って言いなりにさせたいらしい。そしてある作戦を実行することになった。