大学二年の時に、友人Ａから体の弱い児童の学校でボランティア活動する仲間に誘われた。
他のクラスメート計五人と、Ａの従妹Ｂ女達五人の計十名で月に一度の活動が卒業するまで続いた。
仲間の内、Ｂ女は控えめの女子だったが、私には時折ウィンクしたり魅力を感じたものの、Ａ男の親戚なので近づくのを避けていた。

二年後の卒業でグループは解散のお別れパーティとなり、Ｂ女からソット小さい封筒を渡された。
家に帰ってから中を開けると、メモ用紙の他に「砂利粒が九つ、１㎝大の石が一つ、爪楊枝と米粒」が有りメモには「恋し九つ、思いは一つ、用事あれどもママならず、の積りです。説明が無いと分かりにくいと思ってメモを添えました。私の気持ちです」とありました。大人のシャレた恋文なのだと、やっと理解しました。

就職後の配属は遠隔都市になったので実家に帰る機会もなく彼女とは年賀状交換程度でした。彼女が結婚した葉書を貰った翌年に私は転勤で実家に戻り、久しぶりに彼女に電話すると「是非お会いしたい」の返事で、有名な庭園でデートしました。

彼女曰く「結婚したけど彼の母親と同居で、細かい事にうるさいし、夫婦生活も少なくて・・いつも貴方に抱かれる事ばかり夢見ていたの、だって昔から好きだったから・・」とベンチで寄り掛かって来たので思わずキスをした。
「私の事を好きだったら、抱いて欲しいの・・」の言葉に二人の思いのままにラブホでセックスを楽しんだのです。
その後は月に一回、同じホテルでセックスを楽しみました。
私の好意気持ち以上に彼女のセックスの悦びは、まるでエロ映画並みに激しくて、終わってから一眠りしてから分かれる程でした。

お互いに結婚している者同士のセックスは飽きる事無く続きましたが、同居の義理の母が夫に「おかしいよ」と告げ口をしたようで、二人の関係は一年余りで終止符となりました。
その後は会う事も無く、また夫との間に子供が出来た後は連絡も自然になくなりました。

女に好かれて、女の思いのままにセックスを楽しんだ経験はこの一つだけです。