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「ちょっと、なにそれ・・・やらしぃ~・・・」 鼻から抜けるような甘い声でそう言うと、由美さんは男の目を見ながら妖しく微笑んだ。 町内会とゆう名の集まりで、近所にあるいつもの居酒屋で・・・今年で45になる人妻は、また今夜も男達に囲まれながら猥談に笑っていた。 「なになに?興味あるの?由美さん」 「ふふふっ・・・興味って、何に?」 「だから、今の話だよ・・・見られるかもしれない場所で、ギリギリの服装で・・・ってヤツ」 集まるたびに、男達は由美さんを そうとは言わないが口説いていた。 あの手この手で、あの話しこの話しで、由美さんに向かって変態行為を勧めていく。 そして『イヤ』『ダメ』『ヤメテ』と言わない由美さんを囲み、どんどんと内容をエスカレートさせていっていた。 「ちょっと・・・私、今年からアラフィフ・・・もついい年したオバサンよ?」 「や、オバサンだなんて・・・・・・なぁ?」 「そうそう、由美さんみたいな魅力的な女性なら、アラフィフだろうが何だろうが・・・」 「大歓迎だよ、絶対・・・男なら誰だってそう思うよ・・・なぁ?」 由美さんを囲む男達が、顔を見合わせながらウンウンと頷いていた。 そんな男達の目を一人ずつ見ていく由美さんは、まんざらでもない・・・とゆう顔で微笑んでいた。
2022/01/11 20:54:38(qhzvhbJ2)
「・・・でも・・・それって、どうするの?」 「・・・・・・どう・・・って?」 「アンタが言い出したんでしょ?だからほら、ギリギリ・・・って、例えば何よ」 由美さんは いつもこうだ。 下品な猥談に囲まれているのに話を止めない。 『したい』『やってみたい』とは決して言わないが、話の内容を進めていく。 「・・・あ・・・あぁ、だから例えば・・・えーっと・・・」 「えーっと、例えば・・・そうだな・・・」 そんな風に間抜けに悩む男の横で、一人が叫んだ。 「・・・・・・あっ!」 テーブルを囲む全員が、その男に顔を向けた。 男は急に全員から注目され、少しオドオドとしながら話していった。 「・・・あっと・・・えーっと・・・だから、例えば・・・例えばなんだけど・・・今からこのトイレで、下着を脱いでくる・・・・・・とか・・・?」 や、だって罰ゲームだしさ。 他の客にはバレない・・・と思うし、あのオヤジ連中にも・・・ で、ここの席のメンバーだけにエロエロになれてる・・・ ・・・・・・とか・・・かな・・・? いい年をした男は顔に汗をかきながら、そんな風にモジモジと話した。 そしてその男の決死の努力を、由美さんの言葉が切り捨てた。 「・・・・・・ムリよ・・・」 ・・・えっ? 男達は、全員が由美さんに視線を向けた。 それは全員が、もしかしたら・・・あわよくば・・・そんな事を思っていたからかもしれない。 もしかしたら、ちょっと大げさに笑いながらも下着を脱いでくるんじゃ・・・そんな期待が裏切られたからだろう。 由美さんは、まるでからかうように微笑んでいた。 そして男達の目を順番に見つめてから言った。 「・・・ムリよ・・・・・・だって履いてないもの、下着なんて・・・」
22/01/11 20:55
(qhzvhbJ2)
・・・・・・ゴクリ・・・ 男達が、由美さんを見つめながら生唾を飲み込んだのがわかった。 全員の喉仏が、大きく上下に動いていた。 全員がアルコールだけじゃない理由で顔を赤くしていた。 何人かは由美さんの腰に視線を向けたりもしていた。 「・・・ね?・・・だからムリ・・・でしょ?」 そう言って微笑む由美さんに、男達は渇いた笑いをする以外に何もできなかった。 「あ・・・あぁ・・・そっか・・・」 「あぁ、そうだな・・・そりゃムリだ・・・」 「あぁ、ムリ・・・そりゃね・・・履いてないんじゃね・・・」 はは・・・ははは・・・はははは・・・ そんな風に引きつって笑う男達の顔を、由美さんは満足そうに微笑んだ顔で眺めていた。
22/01/11 20:56
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「・・・・・・ねぇ、由美さん・・・さっきの、やってみない?」 一人、また一人と消えていく 宴会場である居酒屋の席で、俺はいつものように由美さんと二人っきりになったテーブルで、グラスを口に運びながら話しかけた。 「・・・やってみる・・・・・・って、何を?」 由美さんも酔っ払っているのが、その声でわかった。 まぁ今夜もまた、このテーブルの全員が酔い潰れるまで付き合ったのだから仕方ない。 そんな由美さんに、俺は意を決して言葉を続けた。 「だから、さっきのだよ・・・誰にもバレないようにギリギリ・・・ってヤツ・・・」 ふふふっ・・・ 由美さんは視線を自分のグラスに落としながら、そんな風に笑った気がした。 「・・・だぁからぁ・・・言ったでしょ?・・・・・・もう、恥ずかしいから何回も言わせないの!・・・今、履いてないのよ・・・わかった?これでいい?」 それは子供を嗜めるような雰囲気・・・ けれど大人の色香を振りまく雰囲気の声だった。 「・・・・・・でも、ブラの肩紐が見えてるよ・・・着てるよね、下着・・・」
22/01/11 20:57
(qhzvhbJ2)
「・・・ね、着てるよね・・・下着・・・」 「・・・・・うん・・・・そうね・・・」 「じゃ、できるよね、さっきの罰ゲーム・・・」 「・・・・・・そう・・・ね・・・」 由美さんの唇は微笑んだままだった。 キツく強張った目が俺に向けられていた。 でも俺は、その視線の強さに 怒りではなく興奮が漂っているように感じていた。 「・・・まさか・・・・・『やれ』とか、乱暴な言葉で命令しないわよね?」 「・・・・・・やれよ・・・」 「・・・・・・ちょっと、どうしたの?・・・酔っちゃったの?」 「いいから・・・ほら、行けよ・・・・・やれ・・・」 由美さんが、俺の目を見つめながら唇をギュッと噛んだ。 (これはさすがに・・・ヤバイ・・・かな・・・?) そんな風に、少し不安が脳裏によぎった。 怒られるかもしれない・・・そう思った。 けれど由美さんの反応は、全く違った。 「・・・・・・・・・はい・・・」 小さな声でそう言うと、由美さんはトイレに向かって歩いていった。
22/01/11 20:57
(qhzvhbJ2)
「・・・ちょっと、いい加減にしなさいよね」 そう言いながら、真剣に怒りながら帰ってくるだろうか・・・ そんな風に不安になった。 「まったく、冗談よジョーダン!」 そう言って笑いながら帰ってくるから、まだ救われる・・・ せめてそうであって欲しいと願っていた。 そんな俺の前に、テーブルの向かいに、トイレから戻ってきた由美さんが静かに座った。 俯き、小さく震えていた。 ギュッと唇を噛んだままだった。 さっきよりも顔を赤くしていた。 そしてその胸の膨らみ・・・男達があこがれる、ふくよかな乳房の丸みの頂点が、薄くてセクシーな由美さんの服の布を押し上げていた・・・ 「・・・・・・脱いできたんだね・・・」 俯いたままの由美さんが、小さく震えながらコクリと頷いた。 「・・・乳首が固くなってるのがわかるよ・・・・・・恥ずかしい?」 顔を真っ赤にしながら、また由美さんがコクリと頷く。 「・・・・・いやらしい・・・」 それは、思わずでた言葉だった。 言った瞬間に「しまった」と思った。 さすがにコレは怒られるかも・・・そう思う俺の目の前で、由美さんはプルプルと肩を震わせていた。
22/01/11 20:58
(qhzvhbJ2)
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