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続:寿子
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:続:寿子
投稿者: Ken
続:寿子

寿子)
あら健ちゃん、元気だったぁ?
どうした?、何かあった?

俺)
うん。
来週の土日にさA市(東名1のSAのある街)に行くんだけどさ、・・・、でさ‥

寿子)
なに?、ハッキリしないわね?
寄ってくれるんでしょ?ウチにも、なんなら泊まる?、それともホテル代 会社が出してくれるの?

俺)
ホテル代ってさ、一応 個人事業主なんで‥。

寿子)
でしょ?、そこまでは請求できないんでしょ?。高速使ってガソリン代掛けて‥、そんな事して帰っても 次の日また朝早く出てくるんでしょ?もったいない、泊まんなさいウチに。

俺)
良いの?、ありがとう

寿子)
もぉぉ、そのつもりで電話掛けてきたんでしょ?、ハッキリそう言ってくれれば良いのに

俺)
でも、ほら‥、林さんも居るしさ‥。

寿子)
叔父さんなら歓迎してくれると思うわよ、いつも健ちゃんは元気にしてるか?って‥。
いらっしゃい、今度の土日でしょ?、待ってるから、ね?

俺)
うん、ありがとう。
時間とか また連絡する、ありがとう


高校に上がる春休みに 叔母さんに〔手ほどき〕をうけて 20年近く、ノブが高校を卒業するのを待ってノブの父親と離婚して 林さんと再婚してから もう10年。
俺も その20年近くの間に 結婚と離婚を経験していた。

学生時代もそうだったし、俺が結婚している時も 叔母さんが林さんと再婚してからも 叔母さんとの関係は有った。
幸いと言ったら元嫁には失礼だが、彼女が苦手としていた 田舎で暮らす親戚や 都会に出てきた親戚 そんな人達の冠婚葬祭、そんな時には顔を合わせていたし、どちらからともなく親類縁者の目を盗んで‥、と続いていた。

土曜日、現場近くのカツ屋で お昼を食べながら叔母さんに電話をした。

俺)
あ、叔母さん?、仕事終わりで‥ってお客さんが一軒あってさ それが終わってからだから 18:30とかかな 行けるの

寿子)
6時半なの?
それまで健ちゃんは何してるの?

俺)
ん?、待機。
他のお宅で何かお願いされる事もあるし‥

寿子)
そう。
6時半ね?、待ってる

建築現場では 補修屋さんと呼ばれる仕事を俺はしていた。
フローリングやキッチンのカウンターなどの 木で出来た製品の凹みや亀裂などを補修する仕事が主で、クロスの修復やガラスの交換 時には網戸の張り替えまで 本職さんの手が足りない時には代わって行う事も しばしばあった。

仕事終わりに「これから向かう」と連絡して 叔母さんの家を目指した。
10階建て、ワンフロア8世帯、エレベーターは2機、そんなマンションの3階の角部屋。
この敷地には他に 12階建てと8階建てのマンションが コの字を崩した形になって建っている。階数の違いは日照権がどうとかこうとか‥、そこにアスレチックを思わせる公園 テニスコートにバスケのコート、囲碁将棋は当たり前で カラオケ部屋や卓球部屋まである 無駄にでかい集会所、管理費が月に二万円。
まさに バブルの遺産 そんな感じのマンションを 林さんは中古で購入していた。
そのマンションのエントランス、俺はテンキーで部屋番号を押した。

『いらっしゃぁい』と、叔母さんが笑顔で出迎えてくれた。

玄関を入ってすぐ左のドアを 叔母さんが開けた、『健ちゃん、ここ使って』と 取り上げた俺のバッグをその部屋に置いた。

廊下の奥、リビングのソファに林さんの姿が見えた、林さんと会うのは約5年ぶり。
俺は林さんの耳元で「こんばんわ、ご無沙汰してます。スミマセン お世話になります」と大きな声で挨拶をした。

『おお!、健ちゃん、遠慮はいらないよ、まぁ一杯やろう!』と、『寿子さん寿子さん‥』そう叔母さんを呼びながら立ち上がった。
叔母さんは叔母さんでキッチンの奥で『ちょっと待っててぇ』と答えていた。

「???、何かおかしい」
俺は違和感を覚えた。
ちょっと待ってと答えた叔母さんに 林さんは また『寿子さん寿子さん?』と呼んでいる、さっき林さんの右の耳には補聴器が無かった そのせいで叔母さんの返事を聞き取れていないのだろう?と思った。
が、それも 違った。
『健ちゃん、今日はゆっくりしてってよ』
『まあ、呑もう』
『明日は?、休みなんでしょ?』
『ゆっくり してってよ』
と、仕事で近くまで行く 土日の仕事 と言う事は叔母さんづてに知っているハズ、それに加えて 俺の返事を待たずに 矢継ぎ早に話し掛けてくる。???が溢れた。

『ゴメンね 健ちゃん、健ちゃんにはまだ話して無かったわね?』
お盆を持って現れた叔母さんが ツマミを並べながら話しはじめた。
聞けば 林さんは 耳がダメらしい。
以前 会った時には 確かに左耳は もうダメだとは言っていた、右の耳に補聴器を入れ それで会話になっていた、が その後も ろくにケアしなかった林さん それゆえ 今は 右耳も殆ど聞こえていない、大きな音がすれば〔音がした?〕と感じる程度、大切な話は〔筆談〕になってしまっている、と。
で、2人で同じ携帯を持ち 叔母さんがパートや買い物に出掛ける時には メールでやり取りしている、と。
そして、半年位前に 林さんは免許をようやく返納してくれた、返納以前から 林さんの通院はタクシー それ以外は 叔母さんが原チャリで全て賄っている、林さんのメルセデスは まだ処分せずに駐車場に止めてある、と。
そして叔母さんは 言いかけた何かを飲み込んで 言葉を濁した。

叔母さんが 俺にそんな説明をしてくれていても それが聞き取れない林さんは 構わず俺達ちに話し掛けてくる。
俺は〔言葉も見つけられず 恥ずかしいかぎりです どうぞお大事になさって下さい、私に出来る事でしたら お手伝いさせて頂きます 遠慮せずに何なりと おっしゃって下さい〕
と、テーブルに置いてある メモ帳に書いて 林さんに見せた。

すると林さんは 俺の言葉を待っていたかの様に 続けた。
『雨の日も風の日も バイクで動く寿子が不憫でならない。生活費や病院代も私の年金と蓄えで何とかなる 健ちゃんにお金を入れて貰う必要はない、あのメルセデスも健ちゃんにあげる 好きにして良い。考えて貰えないだろうか?、寿子からは FAX一台あれば何処でも仕事になると聞いている FAXは此方で準備させて貰う 駐車場も新たに一台分契約する、兎に角 健ちゃんは 私達には 一銭のお金も出さなくて良い。
どうだろう? 私達と一緒に住んで貰えないだろうか?、兎に角 寿子が不憫でならないんだ。‥(答えは)すぐで無くていい、一度 考えて貰えないだうか?。
と言うものだった。

林さんの突然の申し出にビックリした。
高校中退で出てきた叔母さん、車の必要はかんじなかったと言う、高校に入学して すぐに取った原付き免許 それしか持っていなかった、雨の日にカッパをきて‥、確かに大変だろう?
病院の度にタクシーで往復 これも大変なんだろう?
会話が成り立たなくなった2人 想像出来ない程の相当なストレスなのだろう?
林さんは まずは叔母さんのストレスを少しでも‥、きっとそう考えての事だろう?
耳だけではない、林さんは膵臓だか肝臓だか 何処かの臓器も悪いハズだ、しっかりと聞いておかなかった事を後悔した、薬を手放せない身体だと 以前 聞いていたのに‥。

一旦は保留にした返事、が 俺の中では もう決まっていた。


2021/08/16 12:22:19(61N4U.UC)
2
投稿者: Ken
続:寿子②

林さんの申し出からすぐに 俺は少しづつ 叔母さんの家を片付けはじめた。

俺の部屋にとクローゼット代わりにしていた 玄関を入ってすぐの部屋を開ける為に。
そして、客間にしていた リビングの隣の部屋に 林さんのベッドを移して 俺と叔母さんは 新たに ベッドを購入した。

もともと3LDKの部屋。
客間を無くしてそれぞれの部屋を独立させた。

以前から林さんを気遣い ダブルベッドでは寝ずに ベッドの脇に布団を敷いたりしていたらしい叔母さん。
俺のと同じベッドを購入して、リビングに置いてあった趣味の私物やドレッサー等を部屋へと入れると 部屋は瞬く間に物で溢れた。
『捨てないとダメね やっぱり、ここもそうだけどリビングも、アレじゃ誰も泊まれないわ』
叔母さんは そう 頭を捻っていた。

「叔母さん、物置は?」
「有るんじゃないの?、何年も入れっぱなしとか、向こう先に片付けたら?」
俺にそう言われて keyを片手に 俺の手を引いて 物置を目指した。
流石にバブルの遺産の様なマンション、2機あるエレベーター そのエレベーターホールには それぞれ一畳程の各戸の物置が有った。

着替えや何かを運んでは 叔母さんの家を片付け、リサイクルショップに引き取って貰える物は お金にかえ、知り合いのガラ屋さんにゴミを引き取って貰って‥、アパートを引払い ようやく叔母さんの家での同居がスタートした。

この2ヶ月あまり 何度も叔母さんの家に泊まった。
片付けの疲れも有ったろうし それ以上に当然〔林さんの目〕も気にした、叔母さんからも俺からも〔求める〕事は無かった。


『車 どうしようか?』
ある日の夕食時 誰からともなく そんな話しになった時だった。
「メルセデスを頂いて良いのなら それと今乗ってる車を下取りに出して 2台とも買い替えようかと思ってる」、そんなふうに答えた。

体力的にも 明らかに衰えの見える林さん、そんな林さんの事も考え 少しでも乗り降りの楽なモノに‥、そう思っていた。

『あのさ健ちゃん?』
『健ちゃんは会った事ないけど 職場の人でさ 豊川さんて居るんだけど 車がね エンストって言うの? 時々止まるんだって 、車屋さん行くんなら一緒に見て貰ってあげてよ』
車の話しをしていると 叔母さんから そんなお願いをされた。

聞けば豊川さん、近所の戸建てに住む 叔母さんよりも年上の ご婦人。
ご主人は単身赴任中、子供はそれぞれ独立、ご主人も盆暮れにしか帰らず ほぼ一人暮らし、暇をもて余し 小遣い稼ぎの為にとパートをはじめ 叔母さんと一緒になったそうだ。

数日後、カラカラと音のするミ○カで その豊川さんが訪ねてきた。
ドアミラーは言うに及ばず 所々にエクボは出来てるし あっちにもこっちにも ペタペタとタッチペンを塗った跡がある、素人目に見ても 買い替えては? と思う程 ハッキリ言ってボロボロに見えた。

豊川さんには 叔母さんちで お茶をしてて貰う事にして、俺は その車で三菱を目指した。
仕事用の車の本命にはジムニーを考えていた。
八王子や山梨、時には群馬と 雪の降る地方にも仕事で赴く、経済性と機動性を考え そう思っていた。
が、三菱にもPjミニなる車がある、此方も気になっていた。

三菱の駐車場に入ると すぐに若い営業マンションが駆け寄り 大きな身振りで 駐車をアシストしてくれた。
エンジンを切らず カタカタとなる音を確認して貰い、外観よりも まずは この音、そして時々エンストする事、その辺りを直したら‥‥?、そんな事を話している時、一台のクラウンが駐車場に入ってきた。
そのクラウンの誘導に 店舗から出てきたのは 俺よりも年上に見える女性店員。
若い男性店員は その女性店員を呼び「こちらのお客様 お願いします」と 自分はクラウンの方に向かった。
〔貧乏人は相手にしねぇよ〕、そんな思惑が ありありと見えた。

暫くして 工場長と共に 修理見積もりを手に 戻ってきた女性店員、ネームプレートには 小林裕子。
「こちらが見積もりになります」
「小林とよく ご検討下さい」
と、工場長まで戻っていってしまった。

『いらっしゃいませ』
『ご挨拶が遅れてしまって申し訳ありません』
と、見積もり書と共に 小林裕子の名刺を差し出した小林さん。

「あ、スミマセン、お願いします」
「これ(名前)は、ゆうこさん‥、??」

『いえ、ひろこ です』
『て言うか そこからですか?、お車の事じゃなくて(笑)、面白いかたですね?』
と笑っている。

「いえ、実は アレ私の車ではなくて‥」
「アレ 直して乗るんなら 中古を探した方が安いかなぁ?って‥、素人目にも何となく‥」
「で、今回は それの理由と言うか 根拠と言うか、そんなのが欲しくて伺っ次第で‥」

『‥ですよね?』
『あっ、失敬致しました』
『私も買い替え と言うか、修理はお薦め出来ませんと申し上げるつもりで その‥』
と、はにかんでいた。

家に戻り 豊川さんには 修理見積もりを手渡し、先刻の話をそのまま伝えた。
が、あの若造、アイツの鼻っ柱をへし折ってやりたい、なんなら工場長も‥、そんな事の方が気にかかっていた。
俺は 叔父さんのメルセデスで また三菱に向かった、途中 小林さんに電話を入れて。

駐車場に入ると 誘導に出てきたのは あの若造、「先程は失礼しました」としきりに頭を下げている。
席に案内され 飲み物はどれにするか?と、さっきとは えらい変わり様だった。
が、俺はあえて 話しを進めた。
このメルセデスと もう一台のミニバン、それを下取りに出して 買い替えを検討している、車種はPjミニとシャリオ、その辺の話しを聞きに来た、そう若造に伝えた。

「お待ち下さい」と、奥に消えた若造が、カタログを手に工場長と戻ってきた。
工場長は「お話し 伺いました」
「そう言う事でしたら 先程の修理の件 こちらも最大限勉強させて頂きます」と、しきりに頭を下げ始めた。
車が変わると こうも態度が変わるモノかと 呆れていた。

若造に伝えた、『さっきの小林さん、それと店長が居るなら一緒に呼んで欲しい」と。
間もなく現れた3人、事のいきさつを最初から話した。
「工場長は立場上 忙しかったのかもしれない、が、木で鼻をくくった様な態度は頂けない。若造は若造で 車で人を判断している と言うか比べている、そんな奴から買うつもりは無い、教育はシッカリとお願いしたい。今後の話しは小林さんと進める」と、そう店長に ハッキリと伝えた。
そして、明日の朝①でウチまで来て 今日乗って来れなかったミニバンの査定をして貰う、そこまでの約束を取り付けて その日は帰った。


21/08/22 14:09 (HlCXwkSH)
3
投稿者: Ken
続:寿子③

翌朝、駐車場のミニバンの前に2台の車が現れた、降りてきたのは店長と小林さん。
店長は 形どおりの挨拶のあと そそくさと査定をはじめた、このあと行く所が有るのだと。

車は他にジム○ーも検討している事。
このあと SUZ○KIにも行くつもりで居る事。
経済性機動性を考え その2つに絞った事。
などなどを小林さんと 査定を終えた店長にも伝えた。

『肝心のPミニのお見積もりがまだ‥』
『是非ご来店頂き その辺りのお話しをさせて頂きたいのですが』
と、しきりに小林さんが誘っている。

既にSUZ○KIと約束が有る事。
仕事用はミニバンを下取りに‥、メル○デスは叔父さんの乗り降りを優先に‥、それぞれ独立して考えている事、下取り2台でいくら 新車2台がいくら なので この金額、そうは考えていない事。
ジム○ーになってしまうかもしれないし、メル○デスの代わりにエスティ○やセレ○といった他社のミニバンになってしまうかもしれない事 その辺りの念を押して、ありもしないSUZ○KIとの約束を理由に その場は別れた。

その日の夜 叔父さんと叔母さん 3人で夕飯を食べている時に 着信があった、名前は三○自動車、小林さんだった。
『是非、ご来店を‥』との電話だった。
「明日の この時間なら伺えますが」
そう伝えると 暫く間があって
『19:00でよろしいでしょうか?』
『お待ち申し上げます』
と、誰かに時間の確認をした そんな様子だった、確か店は19:00までのはずだが。

『誰?』
「ん、三○の人、見積もりさせてくれって」
『女の人の声だったけど‥』
「そうだよ、小林さんて女の人‥」
『何か怪しい、普通 男の人でしょ?車の営業って、さては何か変なコト考えてるな健ちゃん、そうでしょ?』
「んな訳ないでしょ、叔母さんより ずっと年上っぽいしさぁ」
『あれ?、一回り以上も上の私に筆おろしさせたのは 何処の誰でしたっけ?』
叔母さんは 叔父さんの前でも 平気で そんな事を言ってのける、そう 叔父さんは耳が不自由 俺達の会話は聞き取れない。
俺が一緒に住む様になって安心したのか 何かが緩んだのか 最近の叔母さんは 叔父さんが目の前にいるのに 平気でそんな事を言うようになっていた。

が、それよりも気になる事が 今は有った。
それは『変なコト考えてない?』と言う 叔母さんの一言だった。
俗に言う〔保険のオバさんの枕営業〕的な事は 聞いた事はある、が、車屋さんで‥?、そんな事があるのだろうか?。
上流階級のご婦人が 若い営業マンと 購入をエサに‥、なんて話しは 何処ぞの小説でも エロビデオでも 昼メロと呼ばれたTVドラマでも見た事はある、が、その逆は有るのだろうか?、その事ばかりが気になっていた。

暫くして 叔父さんが お風呂に行った。
それを見送ると『さて、片付けるか‥』と、叔母さんもキッチンに向かった。

タバコを消して 叔母さんの後を追った。
「ありもしない事想像してる?叔母さん」
背中から 手を回し 耳元で そう聞いた。
叔母さんは 何も答えない。

「そうなったら そうなったで ちゃんと教えるから 叔母さんには‥、ね?」
『ホントよ、ちゃんと教えてね』
叔母さんが 少し寂しそうに 言った。

「大丈夫、ちゃんと教えるから」
そう言いながらも 腰を抱いた手は上を目指した、少しずつ焦らしながら 叔母さんの胸を。

指先が乳首を探り当て 叔母さんが一瞬ビクッとなった。
俺は わざと そこで叔母さんから離れた。

「健ちゃん、疲れたでしょ?」
「何度も何度も往復して」
「ウチの片付けまで やって貰って」
「私は何も手伝えなくて‥」
「本当に ありがとう‥」
「疲れたでしょう、ありがとう」
と、お風呂から出てきた叔父さんは しきりに俺を労ってくれた。

『お背中でも お流ししましょうか?』
『お疲れ ですものね?』
と、叔母さんが 意味ありげに笑っている。
『そうだ!』と、メモ帳に何か書きはじめた。
そして そのメモを叔父さんに見せている。
「そうだね、寿子さん」
「それが良い、そうしてあげて下さい」
と、叔父さんも笑っている。

そのメモを俺に見せた叔父さん
「健ちゃん 疲れてるから 背中 流してあげる、どうですか?、お礼に」
そう、書かれていた。

甥とはいえ 自分の妻が男性の背中を流す そう書かれているメモを見て ニッコリと笑いながら同意をしている。
俺の頭は???で一杯だった。

風呂に入って暫くすると
『健ちゃん、良いい?、開けるよ』
と、叔母さんの声がした。
まずは背中を流し 俺を立たせて腿と脛を洗い 前を向かせて身体を洗い また椅子に座らせ足を洗った。
そして『そこは自分で洗って』と、さっきのお返しと言わんばかりに ナイロンのタオルを俺に渡して 叔母さんは出て行ってしまった。

〔‥やられた〕、ベッドに転がり 天井を見上げながら さっきの叔母さんの態度に そんな事を思った。

悶々としていた。
さっきの 叔母さんの仕返しもさる事ながら、叔父さんが意外にもOKした理由、叔母さんが言った 小林さんとの〔変なコト〕、色んな事が頭の中をグルグルと回った。

〔小林さんが枕営業?〕、頭の中では否定しつつも、身体は確かに それを期待している。
アレやコレや‥、やがて俺は どう そんな風に仕向けようか‥、新車2台‥ その歩合は幾らなのか? それが魅力的な金額ならあり得ない話しではないかもしれない、が何処のディーラーも営業は男性が主だ 店長には小林さんとしか話しをしない そうは言ったものの‥‥、そんな事ばかりを考え始めていた。

〔小林さんと‥〕、期待ばかりが膨らんで なかなか寝付けない夜だった。




21/08/22 21:30 (HlCXwkSH)
4
投稿者: Ken
続:寿子④

翌日 18:55 三○に小林さんを訪ねた。

商談中の1組を横目に奥へと案内された。
『お飲み物は?』の問いにコーヒーと答えると 小林さんがドアの向こうに消えた。
テーブルには カタログと小林裕子とテプラの貼ってあるノートPC。
『お待たせしました』とコーヒーを手に 小林さんが戻ってきた。

『早速ですが‥』と切り出した小林さん。
俺は 希望する内容を伝えた。
カタカタとPCに打ち込む小林さん。
俺は カタログをパラパラとめくった。

『ターボ付き 4WD 寒冷地仕様 HDDナビをお付けしまして この金額となります』
『ここから お値引きと下取り金額を‥』
小林さんが言いかけた時に店長が現れた。
その店長が 挨拶とそこそこに 小林さんに代わって 何やら打ち込みはじめた。
「スミマセン店長さん、お決め頂けるなら‥とか、そう言う金額ではなくて 向こう1ヶ月位の金額でお願いします、ハッキリ申し上げますが この場で決めるつもりは ありませんので‥」と、念を押した。
ハイと答えながらも 店長の顔色がかわった。

出された金額は100。
「向こう(SU○○KI)さんと同じですか?」
「見ます?」
俺は 有りもしない SUZ○KIの見積書を探すふりをした。
「ゴメンなさい、置いてきちゃいました」

すると店長さん 再度PCに向かって
『いえ、ありがとうございます』
『では こちらで‥』
『向こう1ヶ月となると わたくしどもも こちらが‥』
と、言葉を濁しながら 95と出してきた。

「ハッキリ申し上げて良いですか?」

『はい、何なりと』

「随分と安直ですね?、最大限 勉強なさって下さったのかもしれませんが‥」

『‥なにぶん‥』

「わかりました、今日の所は コレを頂いて帰ります、閉店間際に失礼しました」

『とんでもございません、わざわざ 起こし頂き ありがとうございました』
『是非ご検討のほど 宜しくお願い致します』
と、店長は頭を下げて奥に消えた。

『あの、是非 宜しくお願い致します』
そう言いながら 名刺を取り出した小林さん。

「名刺なら 先日‥」
そう言いかけた時 名刺に何か書きだした。

『これ 私の携帯番号です』
『是非 こちらに‥』
と、手書きで携帯番号を書き加えた名刺を差し出してきた。

「ご期待に添えるかどうかは‥」
第一関門クリアに 心の中で小さくガッツポーズをしながらも 俺は 素っ気なく答えた。

「まぁ、いずれにしても連絡は させて頂きますので、では‥」と、カタログと見積書の入った封筒を手に立ち上がった俺を 小林さんは出口まで見送ってくれた。

『あの、お休みの日とかは?』
『決まってるんですか?』
最後の自動ドアを出た所で 小林さんは 辺りを見渡しながら そう聞いてきた。

「いえ、自営で‥」
「1人親方ってヤツなんで 特には‥」
「依頼が有れば‥って感じです、特にコレといって営業もしてないので‥」

『ちなみに 明後日とかは?‥』

「え?、一杯付き合ってくれるんですか?」

『いえ、夜はその‥』
『ランチとかなら‥』

「‥立派だなぁ」
「ヤッパリ営業って そこまで しなくちゃダメですかね?俺も見習わないと」
「でも小林さん 俺の軽自動車1台の為に 何もソコまでしなくても‥」

『営業だなんて、そんな‥』
『ただ お時間が有れば‥って それで‥』
『昼は私1人ですし‥』

「明日でも良いですか?」
「(予定)確認して 明日 携帯にかけます」

『はい』
『お待ちしております』

小躍りしたい程の 大きなガッツポーズを心の中で決めた。
明日は残業して 明後日は早出して終わらせてでも 昼はあけようと。
21/08/23 18:35 (IBeSrT3y)
5
投稿者: Ken
続:寿子⑤

翌日、昼飯終わりで 小林さんに電話をした。
が、呼び出し音が鳴るばかり。
俺は諦めて電話をきった。

仕事に戻り フローリングの補修をしていると 着信音がけたたましく鳴りひびいた。

「もしもし‥」
『先程は失礼致しました、お電話でられずに』
「いえいえ」
『明日のご予約でよろしいかったでしょうか』
きっと周りを気にしての事だろう、いやに事務的な話し方だった。
「ええ」
「明日は帰りが戻りが14:00過ぎてしまうと思います、折角ランチに誘って頂いたんですが 15:00位にお茶とか‥くらいなら」
『はい、ありがとうございます』
『では その様に申し伝えます、ご連絡ありがとうございました、失礼致します』
電話が切れてしまった。

それから1時間くらい経っただろうか、また着信が鳴り響いた。
『先程は失礼しました、デスクから掛けてしまいまして』
「いえいえ、そんな事だろうと思ってました、で?今は大丈夫なんですか?」
『はい、休憩時間なので‥』
『で、早速なのですが、明日 よろしいのでしょうか?、ご無理なさらなくても‥』
「いえ、大丈夫ですよ、午前中には終わるので、小林さんの方こそ ご予定がお有りなら、その‥、そちらを優先して頂いても‥」
『15:00でなくても構いません、時間がお分かりになりましたらご連絡頂けると‥』
「はい、分かりました 連絡します」
『ありがとうございます、では明日』
『失礼致します』

結局 その日は残業をして明日に備えた。
珍しく残業する俺を 不思議そうに見てる監督には「明日の午後 他の現場に呼ばれていて‥」と有りもしない言い訳をして。

『あら、今日は随分遅かったのね?』
『ご飯は?』
家に帰ると 叔母さんが そう出迎えてくれた
「まだ、(ご飯)ある?」
『無いわよぉ』
『てっきり小林さんと何か食べてるんだとおもってたわ、違ったの?』
「違うよ、残業だよ」
『あら そう』
『お風呂入ってきたら?、その間に何か作っとくわ、(ご飯)要らない時は電話してよね』
叔母さんは少々機嫌が悪い。

『明日は?、明日も遅いの?』
テーブルにご飯を並べながら 叔母さんが聞いている。
「うん、明日も多分残業」
「明後日 自主検査だって言うから」
俺は タオルで髪を拭きながら答えた。

「叔父さんは?」
姿の見えない叔父さんを尋ねた。
『ん?、横になってる』
『何だか疲れたって』
「まだ9時前だよ、大丈夫?叔父さん」
『昼に薬飲み忘れたんでしょ?』
『良くある事よ』
『・・・・』
『横浜の現場は もうすぐ終わるの?』
「今月中には たぶん、何で?」
『そしたら少し落ち着く?』
「落ち着くって?」
『少しは休めるの?仕事』
「来週の後半は何日か休めるよ、施主検査の指摘が終われば、何で?」
『2日位 時間取れる?、それとも小林さんで忙しい?、誘われてんでしょ?』
「だから 誘われてないって!」
『ホントかなぁ?』
「ホントだって、で?、2日間って何で?」
『ん?、叔父さんをさ 施設にお願いしようかと思って‥』
「お願いって?」
『朝 迎えに来てもらって そのまま その日は泊めてもらうの、で次の日の夕方 送ってきて貰うの、送り迎えは私達がやっても良いらしいんだけど、8:00と18:00だったかな?』
「そんなのが有るんだ?」
『そ。みんなね 抱えてるのよ 色々な事、たまには〔お休み〕欲しいって‥』
「でも それって結構(料金)かかるんじゃないの?」
『そうね。でも そこは 健ちゃんは心配しなくて良いわ。ね?、ダメ?』
「ダメな事は無いけど、どうするの?、何処っか行きたいの?」
『ん?、温泉、近くて良いの、行こ?、ね?』
「なら 再来週の(月)(火)にしようよ」
「それなら 間違いなく休めるし、週末よりは安いし ゆっくりも出来るでしょ?」
『ありがとう』
『予約しといて良いの?、宿とか』
「うん、任せる、お願い」
『ありがとう』
『(食器)桶にだけ入れといて 明日洗うから、叔母さんも今夜は寝むわ、お願いね』

叔父さんの体調、叔母さんの心労、小林さんとの明日、翌朝洗うと言っていた食器を洗いながら 頭の中では色々な事がグルグルと回った。

翌日、指摘箇所を全て終え、監督に確認して貰うと 道具を片付けて 車に乗りこんだ。
そして すぐに小林さんに電話をした。
「仕事終わりました、14:00には三○に着けます」と。
『三○で待ち合わせするわけには‥』と、小林さんは笑っていた。
『でも、市内でも‥』と、小林さんが提案したのは北○倉の駅だった。
この有名な観光地なら 例え誰かに見られたとしても どうにでも言い訳出来る。
きっとそう思っての事だろう。

横浜から鎌倉に向かった。
途中、スーパー銭湯に寄って入浴し、念入りに歯磨きをし 着替えを済ませて。
向かう車中、念入りに歯磨きしたハズなのに タバコの本数は やけに増えた。

鎌倉駅の近くのコインパーキングに車を停め、北○倉を目指して電車に乗った。

駅の脇にある喫煙所でタバコを吸って小林さんを待った。
灰皿は 俺のタバコで溢れた、現場を出る時に開けたタバコが もう空だった。

駅近くのコンビニでタバコを買って戻った。
駅前には 辺りを見渡す小林さんの姿があった。

21/08/30 11:08 (d5Ekd82Y)
6
投稿者: Ken
続:寿子⑥

『こんにちは、お待たせしちゃって』

「こんにちは、そんな事ないですよ、タバコが切れたんでコンビニまで‥」
「でも、アレですね?、髪型も洋服も いつもと違うんで‥。そうですよね? 会社の制服で来る訳ないですもんね?」

『おかしいですか?』

「いえ、新鮮です」
「とても、似合ってますし」

『ありがとうございます』

「で?、このあとは?」
「何処か目当てのお店が有るとか‥」

『ゴメンなさい、特には無いんです』
『鎌倉の方に歩いて行けば何か有るかなぁ?って、1人じゃ滅多に来ませんし。ただそれだけだったんですけど‥、ご迷惑でした?』

「いえ、そんな事は‥」
「行きますか?」

『ハイ』
小林さんと2人 鎌倉を目指して歩きだした。


「久しぶりだな、こんなとこ歩くの」

『私もです』
『その‥、以前はやっぱりデートか何か?』

「ええ、まあ」
「縁切寺寄ったら 見事に別れちゃいましたけど‥、もう10年以上前の事ですけどね」

『あらッ、いけない事聞いちゃって‥』
『やめておきましょうね、あそこは。ご縁が切れてしまったら悲しいですから』

「‥ですね」

『そう言えば林さんとは‥、名字も違っていたので‥、メル○デスとは』

「ええ、叔母です」
「訳あって 母の妹夫婦と今は一緒に暮らしてます」

『そうなんですね?』
『立ち入った事を‥、失礼しました』

「そんな謝らないで下さい」
「叔母さん、どう周りには話してるんだか?」

『皆さん 色々ありますよね?』

「ええ、私もバツ1ですし」
「別のオジサンには 何だお前 芸能人の仲間入りしたのか? なんて聞かれました、離婚した時に、そんな世代です、みんな」

『ホントですよね?』
『他所の事なんて ほっといてくれれば良いのに‥、みんな噂話は大好きみたいだし‥』
『で?、今 お付き合いされてる方とかは‥』

「‥、残念ながら‥」
「それより良いんですか?、俺とこんな所歩いてて、それこそ噂になりますよ」

『‥ですよねぇ(笑)』
『きっと あっと言う間に広がるんだろうな』

「尾ひれが付いて巨大化してね」

『そうそう(笑)』
『どなたか いらっしゃらないんですか?、気になる人とか いいなぁって思ってる人とか』

「居ますよ。今 目の前に‥」
「・・・・」
「ね?、上手でしょ?、こんなに上手なのに 未だに‥」

『それ私が言うところですよ、あら お上手ね って、フフフ』
そんな下らない話しをしながら暫く歩いた。
〔営業の一環〕だと思っていたが 小林さんからは 車のくの字も出てこない。

『好みの女性なんて お聞きしても‥?』

「ですから 小林さんですって!」

『もう それは いいですッ!』
『これでも 真面目に聞いてるんですよ』

「どなたか紹介して下さるんですか?」

『ご紹介できるかどうかは‥』
『そんなに顔が広い訳でもありませんし』
『でも 好みだけは 聞いておこうかな?と』

「そうですね、性格が良ければ それだけで」

『ホントですかぁ?』

「嘘です」

『フフフ、正直ですこと』

「まずは お尻を見ますね」
「顔よりも お尻を‥、で 前に回って胸を見て、そこから少しずつ視線を上げてゆきます」

『フフフ、またまた正直に‥』
『で?、お尻の大きな私が好みだと‥、そう言うことですか?』

「ええ。あの事務服にやられました」
「好きなんですよ、小さなベストの下の タイトスカートに包まれた 主張する お尻」
「たまんないですよね?」

『そんなに〔主張〕してましたか 私のお尻』

「ええ、俺には それはもう この上なく‥」

『え?、みんな そんな目で見てるのかしら』
『若い子だって何人も居るのに‥』

「皆んなが 皆んなを見てると思いますよ」

『そうなんですか?』

「ええ、特に小林さんは‥」

『何で?、何で私なんか‥』

「大人の色香 ってヤツですかね?」
「魅力的 でしたよ」

『もう!、やめて下さい』
『それより 何処か入りません?、喉も乾いたし。お食事もまだ なんじゃありません?』
『何処か入りましょ?、ね?』

鶴岡八○宮の近くまで歩いてきていた。
その近くの 小洒落た喫茶店に入った。
小林さんはケーキのセット。
俺は コーヒーとパスタとグラタン、この店はホワイトソースが売りらしい。

『グラタン、美味しいですか?』
『ホワイトソースがオススメとかって』

「ゴメンさない 気が利かなくて」
「先に食べちゃいました」

『気が利かないなんて そんな‥』
『ただ ちょっとだけ味見したいなぁ、って』

「じゃ頼みましょ」
「何にします?」

『いえ、そこまでは‥』
『それを少し分けて貰えれば‥』

「‥ですか?」
「あっ、スミマセン フォークを‥」

『そんな‥、それで良いです』
『今 お使いの物で‥』

「でも‥」
「間接何とかになっちゃいますよ」

『‥全然‥』
『大丈夫です‥』
と、俺のフォークを取り上げてしまった。
『ホントだ、美味しい!』
『もう少し良いですか?』
と、更に食べ進めている。
『大変!、ご飯食べられなくなっちゃう』
と、グラタンを返してきた。

「そうですよね?」
「帰って ご飯の支度とか有るんですよね?」

『ええ、これでも兼業主婦なので‥』
『でも 気を使わないで下さいね』
『娘も部活だし、あの人も何時に帰って来るやら‥、でも作るだけは作って置かないと‥』

「‥ですよね?、大丈夫ですか?時間」

『ええ、何とか‥』

「えっ?、なら出ましょ!」
俺は 慌てて掻き込んで 店を出た。

「どうしましょ?、駅の近くに車停めてあるんですが 電車の方が早いですか?」
「もし何なら ご迷惑じゃない所まで お送りしますが‥?」
との申し出に 小林さんは 少し考えていた。

『お言葉に甘えても良いですか?』
『出来れば北茅○崎まで‥』

「駅で良いんですか?」

『はい』

「ちょっとタバコ臭いかもですけど‥」

『フフ、大丈夫です、お願いします』
小林さんと2人 車で北茅○崎を目指した。

『あの‥、お幾らだったんでしょ?、お支払いさせて下さい』
『私の方から お誘いしたんですし、先程は男性に恥をかかせるのも‥と』
『お幾らですか?』

「あの‥小林さん?」
「これが営業なら お支払い下さい、ただ そうで無いのなら 遠慮しないで下さい」

『・・・・・』
『正直言うと半々です』
『その‥、営業と私個人の想いと‥』
『払わせて下さい、せめて私の分だけでも』

「そうですか?」
「じゃぁ、こうしましょう」
「もう少し営業頑張って貰って この次‥、この次 また半々だったら その時は遠慮なくご馳走になります、答えは その時まで取っておくってのは?」

『でも‥』

「でも、何ですか?」

『でも私 もう営業しなくなるかもしれませんよ?』

「その時は その時です‥」
「あとは お客と事務員さん‥、それで良いじゃないですか?、ね?」

『その‥、そう言う意味じゃなくて‥』
『その‥』
『営業 抜きで‥』

ハンドルを握る手に 力がこもった。
心の中では また 派手なガッツポーズを決めた。
21/08/30 18:50 (d5Ekd82Y)
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