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主人の本当の遺産
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:主人の本当の遺産
投稿者: ほしの さなえ ◆0FvaR5cLWg
私は歳の離れた男性と結ばれました。
大学を出て、思い通りの企業に採用され、その創業家に見染めれれての事でした。
その男性は星野 鉄郎、結婚と同時に会社の経営から手を引き、残りの人生を
私に捧げると言ってくれたのです。
仕事一筋の鉄郎は、妻子もなく全ての愛情を私に注いでくれたのでした。
確かに人目には玉の輿、なに不充無くお稽古事や自分磨きに勤しむ毎日・・・・。
でも、主人にはもう一つの顔が有ったのです。
私が結婚したのは、私が27歳、主人は60歳・・・普通ならもう老人。
私の親とも変わらない筈でした。
結婚初夜にそれは覆されます。
60歳を超える身体では無かったのです。
それから毎日の様に身体を貪られ、少しづつ夫無しではいられない身体に
仕込まれて行ったのです。
それでも、最初はノーマルに愛してくれていました。
結婚してから半年位した頃、徐々に夫の性癖が露呈してくるのでした。
まず、今迄判らなかった自宅の秘密を、私に話したのです。
主人には夢があり、老後は若い女性を嫁に取り、自分の性癖を身体の芯まで
覚え込ませて、自分色に染める・・・。
そんな欲望を持っていた事、その為に私を迎えた事。
そして、私を迎えるに当たって新居を建て、地下に私との理想郷を作っていた事を
話して、使用人が寝静まる頃その扉を開き、私へのお披露目が始まりました。
主人の書斎の奥に隠しドアーが有り、『1126』テンキーを打ち込むとドアーが開きます。
その数字は私と主人が初めて交わった日・・・。
そのドアーは厚みが有り、決して外に音が漏れない事を感じました。
照明のスイッチを入れると、決して明る過ぎず暗すぎない照明が点灯し、明るさも調整
できる様でした。
地上の建物も平家でそこそこの大きさはあるのですが、この地下空間はほぼ、同じ位の
大きさがあるのでは無いかと思いました。
まずは、地上も地下も監視する部屋を案内されました。
夫以外の私達にプライバシーという概念は無かった事を自覚しました。
全ての行動をここで監視出来るのです。
次に通されたのは、プレイルーム、プレイに応じた状況を作り出せると言う事でした。
私はこの段階で夫の思いは、私の知らないSM世界だと知ったのです。
今夜は夫の今迄のプレイを見せられたのです。
もう、主人の身体から性癖迄全て私の想像を絶するものでした。
そうして私は、夫の夢の実現の為に使い切れない程の資産と共に新婚生活を続ける事に
成ったのでした。
 
2021/08/06 21:36:43(9J0UGxSg)
2
投稿者: ほしの さなえ ◆0FvaR5cLWg
主人の想いを知ったその日から、調教は始まったのです。
全くその手の知識など雑誌で読んだ事が有った位で、夫の言う自分色に染めたいと言う意味は
身体で覚え込まされる事になったのです。
今迄の夫との交わりは、私に快楽を覚え込ませてました。
全く男性経験など無かった私に、夫の物でしか逝けなくなる迄毎夜責め立てられたのでした。
それが序章だったとは思いもよりませんでした。
食べ物や飲物への媚薬の混入から、日々のマッサージさえ性感を高める物でした、また夫自体の身体の強化
など、知らず知らずのうちに快楽を植え込まれていたのです。
それでも昼間は、夫の良妻として振る舞いました。
経営から身を引いたと言っても、会社やその社会ではフエクサーとして人望が有ったのです。
親子ほど歳の離れた私達、夫もそれ迄ドンファンなどと、もてはやされ私は垂涎の的として家に嫁いだのです。
マスコミの取材にも、夫を支える健気な妻として発信されていました。
正直、夫は誠心誠意私を愛してくれていたのです、肉体的にも精神的にも満足させてくれたのです。
私もいつしか、そんな夫を誠心誠意愛し初めていました。
そんな時、夫からの打ち明けられたのでした。

夫が見せてくれた動画は、今迄夫が愛した女達が映し出されていました。
私も以前に、夫との噂になった女性達を見た事がありました。
それは各界で有名な女性達、アスリートから有識者まで色んな女性が噂に上がった事を覚えています。
そんな女性達があられも無い姿で、夫にアブノーマルな愛され方をされているのです。
だけど、今の私にはその女達に嫉妬を覚えていました。
そして、嫉妬と共にその頂点に私はいると言う満足感まで感じていたのです。
否応無しに私の気持ちは高鳴ってきました。
夫も私が受け入れると確信したのでしょう、畳み掛けます。

鉄郎) さなえ・・・私を受け入れてくれるか・・・

さなえ) は・・・い・・・あなた・・・
そして、二度目の初夜が始まったのです。
21/08/07 03:44 (TjxjWX2i)
3
投稿者: ほしの さなえ ◆0FvaR5cLWg
地上世界と地下世界・・・それから2年の歳月が流れました。
夫の書斎の隠し扉でその二つは区切られ地上世界では、歳の離れた夫を気遣う良き妻・・・、地下世界では主人の忠実な下僕・・・。
それでも、そんな夫を心の底から愛していました。
完全に調教され、夫の想い通りの隷奴となり、完全に夫の色に染められ私は幸せでした。
そんな時に、夫を悲劇が襲います。

さなえ) あなた、しっかりして・・・死んじゃダメ・・・

鉄郎)・・・・
久しぶりの夫婦旅行、夫の運転で旅先での出来事・・・。
突然の雨で、視界の悪くなった夜間に事故は起こりました。
普段なら運転手に運転させていたのに、その日は二人だけに成りたいと私が
駄々をこねて、私の運転でした。
しかも、夫の車では無く私の車・・・、ドイツ製の夫の車であればこんな事にならなかったかも
大きい車の運転は、私では出来ないと私の車で行く事になったのです。
見通しの悪い交差点、対向車が信号無視の車に接触して私の車と正面衝突・・・。
運悪く、助手席が大破し夫は今、目の前でベットに眠っています。
ICUに運ばれ、懸命の処置が行われましたがそのまま夫は帰らぬ人に・・・。
一瞬の出来事でした、何が何だか判らぬ間に夫は旅立ってしまったのです。
呆然と自失して何も入ってきません。
事故の現場検証が行われ、最初の信号無視の車は重過失で現行犯逮捕され、私達の
車に正面衝突した車の運転手も現場検証に立会っていました。
『草刈 拓海』25歳のインターン医師だそうです。
イケメンの今時の青年、それがたくみとの初めての出会いでした。
お互い保険での処理で、連絡先を交換しました。
たくみはその時、初めて私をテレビで見た事を思い出した様で、私が娘では無く
妻だと知った様でした。

たくみ) 奥さんですよね、本当にこの度は大変な事になって、僕もなんて言ったら良いか・・・

その表情には、私への配慮が感じられ、夫を亡くした妻への同情と言うものだった。
しかし、たくみは違う感覚も感じ取っていた・・・、私の普通と少し違う雰囲気を・・・。
私は夫と主人(あるじ)を同時に失った事をこの時理解できていなかった。
ただ動揺する事しかできなかったのだ。
現場検証も終わり、夫の亡骸と自宅に戻ります。
どうしたんだろう・・・涙も出ない・・・。
自宅に帰ると、夫が死んだと言う事が世間を騒がせて、マスコミや親族が押し寄せて来ました。
金に群がるハイエナの様に・・・。

使用人) あの女、遺産目当てに事故に見せかけて・・・

マスコミの男) あの女、やっちゃったんじゃねーか・・・

親族) いつか、こんな事になるんじゃ無いかと思ってたわ・・・
皆、一様に遺産目当ての殺人と、心の声が聞こえてくる様だった。
誰一人、私の喪失感を気付く者はいなかったのだ。
ただ、ワイドショーネタの噂話が聞こえる中、葬儀の準備が進んで行く・・・。
私は夫の為に気丈に振る舞おうとしていた。
他人の噂など気になる関係では無かったのだ。
喪服も和装できっちりとまとめ、弔問客をもてなした。
気丈に振舞えば振舞う程、世間の目は同情より妬み嫉みが増して行った。
そして、読経の流れる中通夜が始まる。
この頃には、徐々に夫の死を現実に捉えだすが、弔問客の数はそんな私の気持ちなど
考慮する事なく、押し寄せる。
そんな中に、たくみを見つけた・・・。
たくみは加害者の一人だ、原因となったもう一人の男は逮捕され、否応なしに目の前の
たくみに憎しみを覚えてしまう・・・。

たくみ) 奥さん、焼香させてください・・・
その表情は、やはり他と違って申し訳なさと、私に対する慈しみを感じるものだった。

さなえ) ・・・
私は無言で会釈のみでやり過ごした・・・。
憎い、夫を奪った、この男を赦すことなどできなかった。
事故である事は判っている、けど・・・たくみへの憎しみが、今の私を正常に機能させている。
読経も止み、家中が静かになった・・・残っているのは私と使用人・・・。
たくみは遠路からの為に、使用人が気を利かせて部屋を用意した様だった。
私は使用人に、夫との別れを二人でしたいと、夫の書斎に亡骸を運ばせた・・・。
もう、この世の中に私を理解する人間など居ないと思っていた。
一刻も早く、夫と二人になりたかった・・・。
明日には夫は灰になってしまう・・・。
その前に、主人との別れをしたかったのだ。
21/08/07 05:29 (TjxjWX2i)
4
投稿者: ほしの さなえ ◆0FvaR5cLWg
一方、部屋に通されたたくみは・・・
なんだか迷惑を掛けたみたいだ。
テレビなんかで見て、豪邸だとは思っていたがこれ程とは・・・。
まるでホテルの様な部屋でくつろいでいた。
しかし、たくみにはさなえの初見での雰囲気に違和感を感じていた。
実はたくみにも人に言えない性癖を持っていたのだ。
まだ、今はさなえへの同情の気持ちが強く、違和感を感じている程度だったのだ。
ベットに入り横になって先程のさなえの事を思い出す。
僕に対して憎しみを感じた、当たりどころが無いのだから、今ぶつけられるのは僕だけだから
かも知れないな・・・・。
さなえへの同情が興味になり始めている。
守ってあげたい気持ちが強くなっているのを感じ始めていた。
通夜の時も、事故の関係者であるたくみが居るのに、さなえへのバッシングを多く聞いた。
財産目当て・・・、事故も狂言なんじゃ無いか?など聞くに堪えないゴシップが飛び交う。
マスコミのもこのままだと同様に面白おかしく扱うと思うと、胸が苦しい・・・。
さなえをそんな風に追込む片棒を、自分が担いでいる、そう思うと居ても立っても居られないそう思うのでした。

そんな事を、たくみが思っている事など思いもせず、私は夫の書斎で夫の亡骸と一緒にいた。
使用人を下がらせて、ドアに鍵を掛け隠しドアを開き二人で中へ入る。
このドアを超えたら夫は主人となる。
亡骸となった今でも私はそう思っている、未だ現実を受け入れなかったのだ。

さなえ) ご主人様・・・
私の問いかけに主人は反応しません。
もう、死後硬直も解けエバーミングされた主人はまるで眠っている様でした。
そして、白い装束をはだけさせると、冷たい肢体はその魂が抜け出てしまった事を感じさせる。
私を抱いてくれた腕、私を調教した手、そして何度も私を天国に連れて行ってくれたペニスは
見る影もなく、枯れている様でした。
それでも、私の身体は反応し主人への奉仕を始めます。
もう、勃起する事は有りません、子宮を突く様な事はできなくなったのです。
いつもの様に真っ裸で首輪をして主人に縋り付き号泣してしまいます。
この地下帝国の帝は今、本当の意味で亡くなったのです。
私と言う隷奴を残して・・・。
21/08/07 07:16 (TjxjWX2i)
5
投稿者: ほしの さなえ ◆0FvaR5cLWg
使用人男A) 奥様!・・・奥様、そろそろ葬儀の準備になります。
鍵を開けてください、それにお食事も少しはお食べになって下さい・・・奥様!

私は監視室のモニタからの音に気がついた。
主人への奉仕と、泣きながら眠ってしまった様だった・・・。
外界の様子が判らないこの部屋は念の為に書斎入口のドアには外部の様子をモニタし
物音などがした場合、知らせてくれる機能がある、例えば火災の時への対応の為だった。
もちろん、直接外部に避難するルートも用意してあったのだ。
私は正気に戻って監視室からモニタに・・・

さなえ) ええ・・・判ったわ・・・暫く待って頂戴、そうねあと十分待って頂戴
ここから話すと書斎のスピーカーから部屋の中から話している様に聞こえるのだ。
私は主人の体裁を整え、自分自身も喪服を着付けて書斎のドアを出る。
これからは夫を送り出さなければいけなかったのだ。
もう暫く泣いてなんかいられない・・・。
私は夫の亡骸の体裁を確認して書斎の鍵を開けた。

使用人男A) 奥様、少しはお眠りできましたか?もうすぐ弔問客も来られます、旦那様の亡骸は
私達で祭壇にお戻しします、シャワーでもお浴びになって軽くお食事をして下さい。

私は言われるままに自室に戻り、熱いシャワーを浴びた・・・。
夫と地下世界に行くまでの間、表向きの生活を営んでいた部屋・・・。
また、最初の初夜から女の悦びを刻まれた部屋・・・。
今でも優しい夫がドアを開いて入ってくる・・・そんな気持ちが湧き上がる。
今までならこれから朝の散策をして、食事を摂る・・・。
そんな日常を・・・。
もう、そんな事出来ない事を、脱ぎ去った喪服で思い知らされる・・・。
姿見に映る私の肢体・・・、29歳の私の身体・・・、もう誰も愛せない・・・。
歳の差があって、いつかはこんな事になる事は判っていた。
こんなにすぐに訪れるとは予想もしていなかった。
ましてや、夫の肉体は鍛えられとても62歳の身体では無かったから・・・。
女盛りをこれから迎える私は一人にされてしまったのだ。
21/08/07 12:02 (TjxjWX2i)
6
投稿者: ほしの さなえ ◆0FvaR5cLWg
夫から和服を着る時には下着を着ける事を許されなかった私は、喪服も言いつけを守ります。
使用人が気を遣って夏物を用意してくれたので少し薄めです。
下着に線が出ない為にも下着を着けないのです。
気を引き締める為に少し胸元、帯はキツく締めます。
そして、髪を上げて姿見で確認して部屋を出ました。
夫の亡骸は既に祭壇に祀られており、徐々に弔問客も集まりだしていました。
私も数珠とハンカチを持ち弔問客を迎えます。
弔問客の中に草刈さんを見付けます。
使用人から昨夜は宿泊させた事は聞いていましたが、やはり冷静に対峙する事はできそうに有りません。
歳が近い事もあるでしょうが、お互い意識している事は間違いありませんでした。
ただ、その意識は私は憎悪・・・、彼は同情なのでしょう・・・。
私の動向をマスコミは面白おかしく報道するでしょう・・・。
三十路前の使い切れない遺産を受け継ぐ私を世間の男達が放って置く筈がない、きっと私がボロを出す・・・。
そう思っているのでしょう。
私と主人とは本当に愛し合っていました、この家だって地下の部屋だって私と夫の思い出なのです。
私が守らなければ・・・そんな使命感のような物を感じていました。
葬儀が始まり、私は喪主として最前列に一人で座っています。
夫には身寄りがなく、親戚筋と言っても何人もいる訳では有りません、夫から聞いているのは叔父と叔母の
存在程度でした。
葬儀の司会進行は、使用人に任せています。
親族の席は私を含めて三人程、後の参列者は300人程だったそうです。
読経の流れる中、葬儀は進行して行きます・・・、私の留め焼香で読経は終わって、棺が祭壇から引き出されます。
そして、棺の蓋が開かれ沢山の参列者から花を入れられています。
もう・・・あの蓋を閉められたら夫は灰になるだけです、私の目には涙が溢れます。
そして・・・あろう事か一瞬、オーガズムに似た感情を感じてしまったのです。
気が遠くなりました、その後はどうなったかよく判りませんが、気が付くと私は自室のベットに寝かされていました。
近くに居た使用人と草刈さんに抱き抱えられて連れて行かれた様でした。
それから、葬儀は私を置いて行われ、斎場へは私は行けずに終わってしまったのです。
せめて、お骨拾いだけでもと、使用人に懇願しましが、また倒れる可能性があるのでダメだと草刈さんから止められていると
聞きました、草刈さんはインターンの医師で精神内科が専門だと言う事でした。
今迄憎しみを抱いていた人に助けられた・・・。
夫への申し訳ない気持ちが、私の胸を締め付ける・・・。

21/08/07 23:51 (TjxjWX2i)
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