会えない日々が続いた時に彼は言った。
「電話でしてみよう」と。
私は恥ずかしいと思いながらも、彼からの電話を待った。
着信音が鳴ると、身体のドキドキが止まらなくなった。
電話口から、彼の優しい声が聞こえる。
その声に誘導されるように、自分の中をかき混ぜていく。
ぐちゃりぐちゃりと粘着質の音が漏れる。
彼にも聞こえたようで、彼の指の動きも早くなっていった。
指を深みに入れ込んでいく。
くぷっと膣の奥に飲み込まれていく。
彼が欲しい
彼が欲しい
画面越しに見える、彼自身を見ながら、激しく指を出し入れする。
せつなくなりながら、もだえて小さい声を上げる。
頬を上気させ、短いオルガズムが何度も襲う。
私の終わりに合わせて、彼も達してくれた。
血管が浮き出た、逞しいペニスから、沢山の精液が流れ落ちた。
もったいない
私はそれを舐めてしまいたい。
もしくは中に出してどろどろにして欲しいと思った。