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覗き
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:覗き
投稿者: 貴之 ◆QmymJSDcqA
壁の時計の針が10時の針を指したのを確認し、俺はまたカメラのファインダーを覗きこんだ。
三脚に固定したカメラの望遠レンズは、160mほど先に建つマンションのベランダに合わせてある。
そして俺は、今日もまた窓ガラスが開き、そこから出てくる女を確認する。


女は顔を伏せたままベランダに出てきた。
長い黒髪に、その顔のほとんどが隠れている。

白いTシャツが風になびいている。
下半身は磨りガラスに隠れているが、そこには肌色の肌が透けて見えていた。
そして女は、磨りガラスの向こうで 右手に持ったピンクの物体を股間に近づけていった。

体を左右に何度か揺らし、足を肩幅ほどに広げると、ピンク長い物体がゆっくりと肌色の中に呑み込まれていく。
女は小さく、ピクッ、ピクッ、と体を反らせている。
数センチずつ、ゆっくりと、時間をかけて肌色の中に消えていくピンクの棒。
その全てが飲み込まれたとき、女は艶めかしい仕草で天を仰いだ。

大きな瞳は閉じられていた。
頬は赤く紅潮している。
少し開いた肉厚な唇は、聞こえるはずのない声と感じるはずのない息の熱さを感じさせた。

ゆっくりと引き抜かれ長くなっていくピンク色が、またゆっくりと飲み込まれて消えていく。
繰り返されるたびに早くなっていくその動きは、5分以上をかけてようやくピストンと表現するべき速さになっていった。

激しい女の右手の動きに、白いTシャツが揺れる。
膝に力が入らなくなってきたのか、女の体はガクガクと揺れている。
そして全身がビクンッと跳ねるたび、女は何かに耐えるように顔を左右に振った。


女の唇の端から垂れ落ちる唾液が、まるで溶けだした理性を表しているように感じた。
聞こえるはずのない艶めかしい喘ぎ声が 俺の頭の中に鳴り響いていた。
熱い息が、まるで自分の耳元に吹きかけられているように感じた。
そして女の理性が溶けだし、なくなってしまった事を証明するように、女の左手がTシャツを捲り上げていった。

俺の視線の向こうに、ふくよかな乳房が露わになる。
薄い色の乳輪の先にある乳首は、見て分かるほど固く尖っていた。
そして女の体がビクンッと跳ねるたび、乳房が大きく揺れた。


右手の動きの激しさは変わらないまま、女の体がと跳ねる。
それが何度目なのかは 女の体がひときわ大きく、そして連続でビクンッビクンッビクンッビクンッ、と揺れたことで俺に伝わった。

女は20回目の絶頂の波を耐え、そしてようやくイク事を許されたのだ。
 
2021/02/15 13:21:26(Hmjl6kYB)
2
投稿者: 貴之 ◆QmymJSDcqA
こんな覗きのような犯罪まがいな事を始めてもう2ヶ月になる。
言い訳だが、もちろん最初から意図していたわけではなく、趣味であり商売道具であるカメラの性能テストを兼ねた練習がきっかけだった。

複数の探偵事務所や雑誌社から仕事を請ける自分にとって必要な事であり日課。
買い換えた望遠レンズに慣れるために、遠くの看板や目立つ建物にピントを合わせては撮影し、その写真の解像度が『使えるものがどうか』の確認をしていた。
そして偶然、あの女を見つけた。


いつもの通りに手入れしたカメラにレンズを取り付け、ファインダーを覗いた。
ただの練習だったので三脚を使わず、雑居ビルの看板を拡大してみたり、駐車場に停まる車のナンバープレートにピントを合わしては試し撮りを繰り返した。
そんな事を繰り返した先、偶然にピントを合わせたマンションのベランダだった。

最初は何をしているのかわからなかった。
数分経ってもベランダの外を向いて立っている女。
気付いたのは女の体がビクンッと跳ね、その髪の向こうの顔を見た瞬間だった。
女はそそくさとガラス窓の向こうに消えたが、俺は思わずシャッターを切っていた自分を褒めた。



その日から、女の観察が日課になった。
9時までには起床し、女を見るためだけにセットしたカメラで覗くのだ。
三脚を動かないように固定し、ピントも合わせたカメラは女専用となった。
観察し始めて数日後には監視しやすいようにパソコンに接続してディスプレイでも確認できるようにした。
録画機能も使ったが、やはりライブでの鑑賞が一番興奮した。

1ヶ月ほどすると、別の欲が出てきた。
覗く興奮が薄れたわけではなかったが、毎日必ず現れるわけでもなかった。
そして、もちろん行動を指定できるはずもなかった。
だから俺は次の行動に移った。

郵便ポストに投下した茶色い封筒には、女の顔がアップに写った写真を同封した。
自分が撮影したなかでも、最も艶めかしく官能的な表情を選んだ。
もちろん女には言い訳のしようはいくらでもある。
言い訳できなくなっても、最悪は俺を逆に訴えることもできる。
大きな賭けである事は自分でも自覚していた。
職業柄、リスクの大きさも十分すぎるほど知っている。
だからこそ、その賭けに勝った瞬間・・・・女が 俺の書いた文字の通りの時間、俺の書いた通りの服装でベランダに現れ、俺の書いた通りに行動した瞬間は最高だった。

1人の女を 自分の思うとおりに操る。
しかもそれは性的で、卑猥で、アブノーマルな内容で。
そんな興奮は、俺をエスカレートさせていった。
それは賭けに勝った2週間後には、小さな小包に入れたピンクのディルドと、フリーのメールアドレスを同封してポストに投函させるほどになった。


21/02/15 14:01 (Hmjl6kYB)
3
投稿者: 貴之 ◆QmymJSDcqA
ファインダーの中の女は、肩を上下させて息をしながら 右手に持ったディルドをゆっくりと持ち上げ、顔に近づけていく。
それは俺が小包に入れてポストに投函した時のままのリアルすぎる裏筋と大きなカリ、そして現実にはありえないほど脈打った棒だった。
下品なピンク色の棒は全体がヌラヌラと光を反射し、その根元には白濁した泡状の液体がこびりついている。

女は口元にディルドを近づけると、ゆっくりと口を開いた。
音が聞こえそうな動きで舌を出すと、根元から先に向かってネットリと舌を這わせていく。
その表情に、ベランダに出てきた時のような羞恥は残っていない。
快楽に酔い理性が溶けてなくなったメスの貌で、ディルドを舐め続ける。

大きく出した舌の腹に裏筋を擦り付け、固く尖らせた舌先でチロチロと舐めあげる。
亀頭を口に含んで頭を振り、唇で棒を甘く食み、根元にこびり付いた液体を削ぎ取る。
大きなカリに掻き出された唾液が、顎から胸に垂れ落ちるのもかまわず、何度もそれを続けていく。

そんな卑猥な『奉仕』を終え、女はようやく 俺からの『1つめの命令』を達成した。
21/02/15 14:11 (Hmjl6kYB)
4
投稿者: 貴之
玄関の扉のポストに投函された茶色い封筒。
それは私が最も恐れていたモノだった。

宛名も差出人も書かれていない無地の封筒は、開くよりも前から予感を感じさせていた。
そして現実にそれを手に取ると、私は玄関の床にへたりこみながら、自分が本当はこれを待ち望んでいたのだと知った。

A4の紙いっぱいに写る私の顔は、自分でも思うほどメスの貌になっていた。
赤く紅潮した顔と、だらしなく開いた唇から垂れる唾液がはっきりと映っていた。

同封されていた文字の通りにベランダに出た。
恐怖は消えていなかったが、それよりも強い興奮を感じていた。
だから私は、またメスの貌になり絶頂するまでクリトリスを弄り続けた。


その日からは、旦那を送り出した直後にポストを確認するのが日課になった。
封筒は毎日、投函されていた。
必ずメス貌の私の画像が入っていて、『また見られた』という事実を私に証明した。
そして同封されている紙に書かれた時間の通りに また見られるとわかっているのにベランダに向かった。


数日後、白いTシャツを指定された。
そのまた数日後には、イク前に全裸になるように書かれていた。
そのうち、イクのをガマンする回数が指定されるようになった。

恐怖が無くなったわけではない。
抵抗を感じなかったわけでもない。
けれど瞼を閉じるたびに『男の影』が私の前に立ち、私に命令した。

聞いたことの無いはずの声が 頭の中に響いた。
その影は紙に書かれていた命令を繰り返していた。
そして私は、聞かなければいけない『絶対』のように感じ、紙に書かれていた通りに実行していった。


ベランダに立ち、外を向いてクリトリスを弄りながら、(恥ずかしい・・・)(辱められたい・・・)そんな感情が交互に湧きあがった。

Tシャツの裾を手に取り、(見られてしまう・・・)と思っているのに、同時に(見られてしまいたい・・・)と思っていた。

そのうち快楽が高まり、絶頂が近づくと体がビクンッと跳ねると、瞼の裏側に立っている男が『まだイクな』と命令した。
指の腹でクリトリスを押し潰し左右に激しく動かしながら、1度目の絶頂の波を我慢した。
2度目の絶頂の波が過ぎ去り、3度目の絶頂が近づく頃には、頭の中はイきたくてイきたくてしかたがなくなってしまっていた。

あと2回・・・2回ガマンすればイケる・・・いきたい・・・あと2回で・・・はやくいきたい・・・

見られてしまう・・・見られたい・・・いきたい・・・逃げられなくなる・・・捕まえられたい・・・いきたい・・・

私の手は私からTシャツを剥ぎ取り、5回目の絶頂の波は私から理性を奪い去った。
そして私は全裸で絶頂を迎えた。
21/02/15 15:47 (LYlPr3Q7)
5
投稿者: 貴之
ある日、女がいつもよりも左側に立った。
それは何かから避けようとするような動きだった。
だから俺はカメラの固定を緩めて角度を調整しようとした。
そして偶然、女が逃げた左側ではなく、右隣のベランダがファインダーに写った。

そこにいたのは男だった。
女よりも背が低く見える、頭の剥げたメタボな中年男。
それが頭のバーコードを俺に向け、ベランダを区切る仕切りから身を乗り出すようにしながら女を覗いていた。

おそらく、けっこう前から覗いているのだろう。
そう思わせるほど露骨な覗き方だった。
よほどのバカ・・・の可能性はあるが、普通に考えればあんなにも身を乗り出して覗く男はいないだろう。
物音に気づき、もしかしたら聞こえてくる声に確信し、こっそり覗き、覗いても覗いても毎日オナニーする隣人の妻にエスカレートしていったのだ。

中年男が女を覗きながら何をしているかは、その小刻みに揺れる姿を見ればすぐにわかった。
隠れる気など微塵も感じないほど露骨に覗く男。
隠す気があるはずのない、揺れる体。
その視線の先で、気づいていないはずのない女が、ピンク色のディルドを激しくピストンしていた。

女の体がビクッと痙攣する。
中年男の体が、さらに激しく揺れ始める。

女の口が喘ぎ声を上げる動きをする。
すでに中年男の片手は、仕切りを掴んでいる。

女が背を反らし、さらに激しく体を痙攣させると、それに合わせるように中年男が体を硬直させた。
ピクン、ピクン、と体を震わせ、ようやく体の力を抜く中年男。

中年男のほうを向かないように意識しているのがわかる動きで、女はディルドの掃除・・・『奉仕』を始めた。
いつものように舌をいっぱいに出し、舌の腹で裏筋を舐め上げていく。
舌先を固く尖らせ、チロチロと左右に揺らしてカリを刺激する。
そして丁寧に唇で棒を甘噛みしていった。

21/02/15 18:48 (LYlPr3Q7)
6
投稿者: 貴之
俺がソレを決めたのは、中年男に気付いてから18日目だった。
その文字を打ち込みながらも、印刷し終わった後も、封筒に詰めながらも迷っていた。
その迷いはポストの前にたっても消えなかったが、俺は封筒を投函した。

俺が封筒に同封したのは、【ベランダの1番左に立て】の文字だった。

21/02/15 18:49 (LYlPr3Q7)
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