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本性を見せた女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:本性を見せた女
投稿者: ぼぶ
「電話で声を聞いてるだけで…」
早苗の手が無意識に内股に伸びた。
体が火照ると言う感覚は、雅紀に出会って、初めて感じるようになった。
ましてや、一回り歳の離れた旦那 博にはその感覚すら覚えた事が無い。
早苗は夫婦の寝室で一人、電話を耳に当てながら、もう一方の手で自らの体を弄り始めた。
雅紀と出会うまで、いやらしい事や下ネタすら嫌いで避けていた。
年齢は38歳だから、それなりに男性との経験もあったが、積極的に求めた事はもちろん無く、むしろ、相手が求めてきたから仕方なく…と言うのが常だった。
そんな早苗が電話の相手には、それまでに感じたことない感覚に襲われ、自分でも変だと思うくらいに、雅紀を本能から求めてしまっていた。
雅紀は一つ年上で、早苗の高校の先輩のご主人だ。
二人が知り合ったきっかけは、早苗がバツイチの博と結婚し、雅紀の家の近くにマンションを購入したところから始まる。
会社帰りに立ち寄ったスーパーで声を掛けられたのが、雅紀の妻だった。
そこから距離が縮まり、さらに博が仕事の関係で出張が多い事から、雅紀の妻に良く夕飯に誘われるようになった。
必然として、雅紀とも顔を合わせて、ご飯も食べ、お酒も一緒に飲むようになっていた。
そのうちたまに博も交えるようになったが、一番の年上のせいか、雅紀たちにもマウントを取りたがる態度が、早苗は嫌だった。
社会的な実績としては、聞いている限り、博なんかよりも、雅紀の方があり、普段は人当たりが良い温厚な態度でそんな感じをさせないことが、余計に人間として、雅紀の方が尊敬出来た。
ある時、雅紀が休日出勤していて、雅紀の妻に誘われて、ランチから早苗は雅紀の家にいた。
その時に、日頃我慢していたせいか、博に対しての不満や愚痴が出ていた。
ランチと言えども、お酒が入っていた事もあるだろうが、雅紀の妻の話によると凄かったらしい。
一頻り落ち着いた所に雅紀が帰ってきて、その雅紀の両手にはお酒やツマミが大量に入った袋があった。
たしかに、普段目にしていた早苗とは違い、やや弾けた感じのテンションの早苗に雅紀は少し戸惑いつつも、親近感も感じてはいた。
軽い夕飯をキッチンで済ませた雅紀も女たちの酒盛りの場に加わった。
雅紀を女二人が挟んだような感じになっていて、二人とも当たり前だが、出来上がっていた。
早苗のマンションは徒歩で10分も掛からないところにあるけど、その時は泊まらせようと思っていた。
そのうち、先に雅紀の妻が酔いつぶれた。
雅紀は頃合いを見て、寝室に寝かせに行き、戻ってくると、早苗もテーブルにうつ伏せるように潰れていた。
雅紀は早苗をとりあえず起こそうと上半身を揺すってみた。
起きる様子はなかったのだが、タイミングが良いのか、悪いのか、早苗のスマホが鳴った。
表示に出ていたのは、博だった。
もちろん出るわけにはいかなかったが、博の性格通り、しつこく電話は鳴っていた。
反応すらしない早苗に、電話が鳴り終わった後、雅紀は酔っていたこともあったと思うが、少し悪戯してみる事にした。
早苗を抱えて、ソファに座らせて、雅紀は隣に座り、早苗の体を横から抱きかかえるようにした。
顎に手を掛けて、早苗の顔を上に向けさせた雅紀は早苗の唇を奪った。
そのままソファの背もたれにもたれ掛からせると、早苗の両足をソファの上に上げて、スカートが捲れて、パンスト越しだが、白い下着が露わになった。
スカートは雅紀によりゆっくりと腰までめくり上げられ、今度は雅紀はパンストをゆっくりと脱がせた。
片足ずつ脱がせていたら、雅紀の鼻息は荒かった。
再び早苗の両足を開いた状態でソファに乗せた雅紀は少しずつ指を早苗の下着の股間の所に近づけて、触れてみると、早苗の体が微妙に動いただけだった。
さらに少しずつ指を押し付けながら、動かしていくと、早苗の体が少し動き、微かだが、女としての声も漏れ始めた。
だが、起きる様子はなかった。
調子に乗った雅紀は、早苗の上半身も捲りあげて、小ぶりな胸も露わにした。
どうしてもDカップある自分の妻と比較してしまう雅紀は、
「小さいおっぱいだな…」
と、笑みを浮かべながらも舌先で乳首を突いてみた。
そして、早苗が起きない様子を確認すると、吸い付いて、早苗の乳首は硬直した。
次にパンツをずらして、早苗の恥部を露わにすると、少し弄った後で、舐めてみた。
早苗の声が漏れ、下半身が動いた。
再び早苗の隣に座り、片手で早苗を抱き寄せながら、もう一方の手は早苗の体を弄りつつ、耳元で、
「君の本能が俺を求めてるんだよ」
まるで催眠でも掛けるかのように、いや、洗脳するように、何度か呟き、早苗とまた唇を重ねた。
心なしか、早苗の唇が反応するように動いていた。
それに気付いた雅紀はまた耳元で呟くと、早苗が雅紀にもたれ掛かってきた。
さらに調子に乗った雅紀は、上半身が露わになったままの早苗が着てきたカーディガンを羽織らせ、スカートの裾を腰に入れた状態にした。
早苗のバッグを漁って、マンションの部屋のカギを確認してから、パンストを入れて、その状態の早苗を立たせて、玄関まで連れていった。
玄関で座らせて、靴を履かせようとしたが、やはり下着が気になった雅紀は、「この方が目立たないだろ…」と呟きながら、早苗のパンツを脱がせてしまった。
早苗のマンションまでの道すがら、人とすれ違う道は極力避けつつ、早苗の体を弄り、耳元では早苗に自分を求めている事を何度も呟いていた。
早苗もそう思い込み始めたらしく、吐息を漏らしながら、唇が重なると舌が絡むようになってきた。
まさか自分が知らない間に露出プレイをさせられていとは思いもしなかっだろう。
マンションに入り、エレベータの中では、早苗を前から抱き寄せながら、すでに露わになっている尻を撫で回していた。
早苗は無意識に下半身が動いてしまっていた。
部屋に入ると、玄関に座り込んだ早苗に「おうちに着いたよ」と雅紀は声を掛けた。
そして、再び立たせると、早苗の部屋の玄関先で、唇を重ねた。
舌が絡み合い、雅紀に体を弄られていた早苗の体は無意識に動き、吐息も漏れた。
「寝室に行こうか…」
雅紀の囁きに頷いた早苗は、自分から雅紀を寝室に誘うかのような感じになった。
もちろん雅紀が支えないと早苗は立っていられないから、雅紀が連れ込んだようなもんだが…
意外にもクイーンサイズのベッドに倒れ込む前に、早苗の着ていたものは全て脱がされていた。
普段の…いや、過去の早苗は酔ったとしても、男に体を許す事なんてなかった。
それがすでにここまで乱れているだけでも、あり得ない事だった。
酔っていたこともあり、反応はそれなりだったが、早苗は雅紀に体を許した。
「舐められただけで…イクッ…」
早苗からしたら、初めての事だらけだった。
一度目で全身から汗が溢れていたのに、二度目を求めていたのは、早苗の方からだった。
夫婦の寝室で、夫婦のベッドで貞淑のはずの早苗は雅紀を相手に乱れた。
四つん這いになり、雅紀に向けて尻を突き出し、そこを雅紀に舐められ、さらには自ら雅紀のを咥えた。
そして、少し体を痙攣させながら、雅紀を求めた。
頭には『先輩のご主人』と言うのはなくなり、雅紀の洗脳通りに本能のままに求めていた。
博には見せたことがない姿…それを雅紀はいとも簡単に見る事が出来た。
そこには、元からあった、早苗の雅紀への敬意もあったせいもある。
さすがに全身に玉のような汗が吹き出れば、早苗の酔いは、少しだが覚めていた。
普通なら冷静になるところだが、早苗の体も頭も熱くなっていた。
二度目なのに、雅紀の強弱付けた愛撫が長時間に渡った事もあって、いつの間にか窓からは日差しが差し込み始めていた。
雅紀の家で辱められていたことなんか、早苗の記憶にはなく、ただ自分が雅紀を求めてしまっていた事しか記憶にない。
早苗をそんな事を、雅紀が浴びているシャワーの音を聞きながら、ぼぉーっと考えていた。
してはいけない事に足を踏み入れてしまった事にも気付き、雅紀がシャワーから出てきたら話そうと思った…ところが…
結局は雅紀の姿を見ただけで、雅紀の言葉通り、まだ求めてしまっている自分がいた。
満足しなかったわけでない…むしろ、どんな男よりも早苗を満足させた。
その満足を早苗はさらに求めた…そして、それを出来るのは、雅紀しかいないことを早苗は分かっていた。
そして、何も言えないまま、雅紀を送り出す事しか出来なかった。
それが、雅紀と早苗の始まりの日だった。

2020/08/16 21:47:26(9E0dAuBc)
2
投稿者: テツ
始まりですね!
期待しています!
20/08/22 19:50 (NFVPnyt7)
3
投稿者: ぼぶ
仕事が忙しく更新が遅れてますが、近々更新できるように頑張りますね。
20/08/26 21:38 (rdCkWq.o)
4
投稿者: ぼぶ
初めて関係を持った日に、早苗は雅紀の連絡先を聞いてはいたが、様々な感情が入り混じり、連絡する勇気が持てなかった。
出来なかったわけではなく、何度も連絡先を開くたびに考えてしまい、閉じることを繰り返していた。
雅紀からの連絡はないから、一夜限りの酔いに任せた行為であったと思い込もうとしたある日。
その日、早苗は午後からの打ち合わせの段取りで、いつもよりも早い時間の電車に乗り込もうとした。
最寄り駅のホームで雅紀に気付いたときに、胸の鼓動が聞こえてきそうな感覚に陥った。
周囲の動きがスローモーションのように流れていくなかで、早苗の視界には雅紀しか入らなかった。
そして、その雅紀が早苗に気付き、笑顔を向けた時に、早苗の足は自然と雅紀に向かっていた。
いつもよりも早いと言えども、ラッシュアワーの時間帯、同じ電車に乗り込むと、向かい合いながらも、体は揺れに合わせて触れ合うこともある。
そのたびに、胸の鼓動が早くなる感覚に早苗はなっていた。
どんな会話をしたのかも覚えてないが、雅紀と他愛のない会話をしていた。
その雅紀の手が一度だけ、早苗の腹部に触れた。
早苗はその手を避ける事をしなかった。
それでも他愛のない会話が続き、降りる駅も同じだったが、雅紀はそこから他の電車に乗り換えた。
早苗のスマホが鳴ったのは、駅から会社まで歩いている時だった。
『久しぶりに顔が見れて、元気そうで良かったよ。それに、早苗さんの本能はまだ俺を求めているんだね。子宮の鼓動が手に伝わったよ。』
雅紀からのSNSのメッセージだった。
…私の体が求めてるのは、雅紀さんなの?…
それまでそんな事を考えた事もなかった。
だけど、子宮の鼓動が伝わるくらいと言われると、せっかく朝早く会社に着いたのに、
仕事が手に付かない早苗だった。
なんとか仕事を片付け、少し落ち着いた夕方。
頭を整理して、とりあえず雅紀の言ったことを否定しておいた方が良いだろうと考えて、
『そんな事は無いと思いますが…』
結局その一言だけの返信をした。
ところが、早苗の頭の中は雅紀に少しずつ支配されていった。
その証拠に早苗は翌朝も同じ電車に雅紀と乗っていた。
前日のメッセージのやり取りとは裏腹に会話は盛り上がりつつ、電車の揺れのせいというよりも、無意識に体が密着に近い状態が続いていた。
『やっぱり早苗さんが本能的に求めているのは、俺だよ。』
早苗は否定出来なかった。
そして、その日は博が家にいたにも関わらず、会社帰りに早苗は雅紀と二人で会うことになっていた。
自然なメッセージのやり取りでそうなったのだが、良く読んでみると、雅紀よりも早苗の方が喜びを露わにしている感じのやり取りだった。
雅紀との待ち合わせは、最寄り駅からほど近い駅とは言え、ビジネス街だが、その裏側には居酒屋とラブホテルが立ち並ぶ場所だった。
平日だし、間違いは起きないと思っていた。
だが、雅紀は早苗と会うなり、少し路地に入った所に連れていき、キスをした。
そのキスを早苗は拒まない自分に驚いていた。
どちらからともなく舌を絡め合うと、早苗は少し腰砕けのようになり、雅紀のキスに翻弄され始めていた。
そんな感覚は初めての事だった。
自分は身持ちが固いと自負していた早苗だったが、雅紀には簡単に落とされたと言うか、負けた感じがした。
キスにより、罪悪感よりも雅紀に対する興味みたいな、好奇心みたいなものが上回った。
二人は、コンビニで適当な物を買い、そのままホテルへと入った。
雅紀に連れ込まれた訳ではなく、早苗の意思だった。
ホテルのエレベーターでも深いキスを重ねた二人は、部屋に入るなり、求め合おうとしたが、流石に早苗はシャワーを先に求めた。
我慢したと言うよりも、キレイにしてから、雅紀に抱かれたかった。
そんな早苗の気持ちを汲んでか、先に早苗にシャワーを浴びさせると雅紀はかなり時間を置いて頃合いを計り、浴室に入ってきた。
早苗にキスをすると、「洗って」と一言言った。
早苗は手にボディーソープを泡立てて、雅紀の体を洗い始めた。
今までの男達にはそんな事はした事がなく、全てが淡白だった。
もちろん雅紀のものにも触るが嫌な感じなんかあるわけがなく、
丁寧に洗うと、少し反応を見せた雅紀のが愛おしくさえ思った。
雅紀の前にしゃがみ込み、雅紀の足も丁寧に洗った。
「ありがとう」と言って、キスをされると早苗は素直に嬉しかった。
好きという感情が具体的には説明出来るものではないと思うが、これも一つの好きという感情なのだろうと思った。
だが、雅紀は少し違った。
雅紀からしたら、幾分神経質な大人しい顔した本当はエロスで満載の早苗の本性を暴きたかったのが本音だった。
浴室でキスをしながら、お互いの体を流し、そのまま雅紀は早苗の体を弄った。
雅紀の少し固くなったものが、抱きついていた早苗の腹部に当たると、早苗はさらにきつく抱きついた。
「ほら、早苗は俺を求めているんだよ。」
呼び捨てで呼ばれた事なんか気にせず、雅紀の肩口で頷くしかなかった。
体を拭くのもそこそこに、二人はベッドへと。
電気を消したがった早苗だったが、雅紀が「早苗の全ての姿を見ていたいんだ。」と言われて、押しに負けて、電気はついたままだった。
恥じらいはあったが、雅紀の愛撫で早苗は一気に熱くなった。
過去の男達よりも太いものを口に含み、舌で慰め、早苗自身も雅紀の愛撫で、自ら足を大きく開いてしまうくらいだった。
愛撫だけで汗だくになり、何度もイカされた早苗は雅紀を自ら求めた。
物欲しそうな目で雅紀を見つめ、雅紀が足の間に入ってくると、早苗は雅紀のを手で掴み、自ら宛がった。
「今までこんな事してたの?」
雅紀のその言葉を否定した。
「やっぱり早苗は俺を本能で求めているんだよ。」
頷いて、早苗は雅紀の腰に手を当てて、自分から雅紀のを体に沈めていった。
メスの声が我慢できなかった。そんなに大きな声で喘いだことなんかなかった。
「ほら、早苗の子宮と俺のち○こがキスしてるよ。」
グリグリと雅紀の太いのが早苗の中で暴れると同時に子宮口に亀頭が擦り付けられ、早苗の子宮もそれに応じて、ヒクヒクしているのが、早苗自身も分かった。
腰は無意識に動いてしまう。
頭は真っ白になり、ただ雅紀から与えられる快感の中に身を委ね、時折訪れる絶頂で乱れた。
途中で一息付いた時に、終電の時間までと決めたが、早苗はすでに雅紀と離れたくなくなっていた。
二人とも汗だくになり、シャワーを浴びようとしたら、早苗は下半身が軽く痙攣するくらいだった。
なんとか急いでシャワーを浴び、ホテルを出て、終電には間に合った。
コンビニで買ったものは、それぞれ持ち帰る事にした。
最寄り駅に向かうので、体が密着させる事が出来ない苛立ちを早苗は隠せなかった。
雅紀は早苗のマンションの前まで送ると少し通り過ぎた所にある路地に誘い、お別れのキスをした。
早苗は涙さえ浮かべていた。
「また朝会えるでしょ?」
雅紀は笑顔で帰っていった。
帰宅途中、雅紀はスマホをいじった。
そこには動画と写真があった。
どれも自分は写っていない、そこにあるのは、早苗の非れもない姿だった。
早苗に気付かれないように、予めベッド際に用意していたのが功を奏した。
雅紀との行為に夢中な早苗には撮られたことさえ気づかれなかった。
「これがさらに…」
…そんな中で早苗からメッセージが来た…
『今度はもっとゆっくり会いたい』
文章は相変わらず淡白だが、早苗の素直な気持ちが現れていた。


20/08/26 23:23 (KxXIk2wq)
5
投稿者: ぼぶ
早苗からのメッセージを受け取った雅紀だが、焦りはなかった。
これから早苗が陥るであろう罪悪感と欲情の狭間の葛藤を早苗が本当に脱却出来たときが、本当の早苗のエロスを引き出せる時だと思っていた。
その雅紀の予想通り、早苗は帰宅後に博の姿をまともに見れず、すぐにシャワーを浴びながら、
自分の体に残る雅紀の余韻と夫である博を裏切ってしまった事への罪悪感が交互に襲ってきていた。
もう会わない方が良い…会いたい…
シャワーを顔に掛けながら、心の中ではその葛藤が大きくなっていた。

「顔色悪いよ。大丈夫?」
雅紀は駅のホームで乱れた見掛けた早苗に心配そうに聞いた。
夫である博には、家を出る時まで気付かれなかったのに、雅紀はひと目で気付いてくれた。
前夜に疲れもあったはずなのに、心の中の葛藤が大きくなりすぎて、寝られなかった。
この日、雅紀の時間帯に合わせたのは、会わない方が良いと話そうと決めていたはずだったのに、
結局言い出せないどころか、電車内では今まで以上に密着し、顔の距離はキス出来る近さだった。
そして、雅紀からのキスを求める事をどれだけ我慢したかは…雅紀にも気付かれてないと思っていた。
だが、その時も見透かされていた。
『よく我慢したね。今度ゆっくりね。』
その日以来、本当はこれ以上会わない事を告げようと、なんだかんだと雅紀と同じ電車で通った。
雅紀から誘いが無いのは、仕事が忙しいとも聞いていたし、雅紀にも家庭があるからだろうと思い込んでいた早苗だった。
たまに電車の中で、雅紀は早苗の服の上から早苗の体を弄ってくるが、早苗はより体を密着し、それを受け入れていた。
それだけでも雅紀との繋がりを無意識に求めてしまっている自分に早苗がきづき、少しずつ罪悪感よりも欲情の方が勝りつつあった。
誘って欲しい…
自分から男を誘ったことはなかった。過去の男達に対しては、受け身だった。
それが物足りないと振られた事さえあった。
今の夫の博から何でも言う事を聞く、従順な女を求めていたとまで言われた事さえあった。
そんな早苗が、ある夜雅紀にメッセージを入れた。
その晩は、博は出張でマンションの部屋に1人。
雅紀にメッセージを入れる前に、少しお酒を飲んだ。
そうでないと…何かしら理由を自分なりに持っていないと、行動を起こせなかった。
そのメッセージを送ってから30分くらい経った頃、マンションのインターホンが鳴った。
部屋に上がった雅紀は部屋着姿だった。雅紀の妻には適当に理由を付けて家を出てきたと言う。
「寂しくなっちゃったんだね。」
雅紀は早苗の頭を優しく撫でると、早苗は雅紀の胸に頭を寄せた。
「たくさん我慢してるもんね。」
雅紀の優しい言葉に早苗は自然と涙を流し、しばらくしてからキスを求めていた。
まさか夫が留守の間に雅紀を自分から招くなんて…と信じられない気持ちは吹き飛んでいた。
雅紀と舌が絡ませ合いながら、服の中に入ってきた雅紀の手を受け入れた。
服はリビングで全て脱がされてしまった早苗だが、そんな事もどうでも良かった。
全裸の早苗は自分からまだ服を着ていた雅紀を寝室に招いた。
雅紀が前に望んだ通り、電気を付けたまま、二人してベッドに倒れ込んだ。
「脱がせてごらん。」
雅紀が優しく囁くと、早苗は雅紀の服に手を掛けた。
そして、仰向けになって寝ていた雅紀に覆いかぶさるように、雅紀とキスをして…そこから雅紀の体に舌を這わせ、下半身へと移動していく。
そんな娼婦みたいな事をしたのは初めてだったが、恥じらいを何とか押し殺して、自分から招いた雅紀に喜んでもらおうとしていた。
雅紀の手が早苗の体に伸びてくる。
触らせやすいように、早苗も体の向きを変えたりしていた。
早苗の下半身からはすでに音が寝室に響くくらい濡れていて、時折動きは止まるものの、雅紀のを口や舌、手で慰めていた。
「早苗のここがヒクヒクしてるよ。いつもこんな感じなのかな?」
雅紀からの意地悪い質問に。
「そんな事ない…雅紀さんだけ…初めての事ばかりで、色々と少し怖いよ…」
恥じらいを見せながら、何とか早苗は答えたあとも、雅紀のを咥えていた。
「入れたかったら、入れても良いんだよ。欲しいんでしょ?ここに。」
クチュクチュと言う音が大きくなった。
早苗は手で雅紀のを掴むと、上になり、それを自分の股間に宛行った。
恥ずかしくて、雅紀の顔を見ることが出来ずに、目を瞑りながら、腰を落とすと、女としての声を抑える事が出来なかった。
「腰を動かしてごらん。」
雅紀の言う通りに、早苗は腰を動かした。
「自分が一番気持ちいい所に擦り付けるように…」
その通りに、早苗は声を上げながら腰を動かした。
「もうダメ…ホントに怖いよ…」
それでも早苗の腰の動きは止まらない。
雅紀の手が早苗の両肩に下に押し付けるように乗ってきた。
早苗の子宮口と雅紀の先が擦り付けられ、それに耐えられなくなった早苗は雅紀に倒れ込んだ。
「ほら、早苗の子宮が求めてるのは、誰のおちんちんかな?」
早苗は小声で、「雅紀さんの…」と答えた。
その質問が事あるごとに繰り返されると、早苗からは完全に罪悪感は消えた。
男性から放出されたものを飲み込んだのは初めてだった。
それどころか口に出された事すらなかった。
それも一つの愛情表現で雅紀が喜んでくれると思えばこその行為だった。
2回目はシャワーを浴びようと浴室に二人で移動しようとした時に、洗面台の前だった。
早苗からしたら、そこは日常生活を過ごす所で、滅多に夫婦以外は入らない生活感のある空間にも関わらず、
鏡に映っていた自分は、非日常的な行為をして、喜んでいる姿だった。
恥ずかしがりながらも、自分が雅紀にだかれ、喜んでいる姿を目にすると、余計に雅紀への欲情が大きくなった。
そして、自分の中に潜んでいたエロスに少しずつ気付かされていく。
雅紀に洗面台の上に片足を上げられ、繋がっているところを見せてもらったが、嬉しいと早苗は感想を持ってしまった。
「中に出そうか?」
雅紀は腰を早苗に打ち付けながら冗談っぽく聞くと、早苗は笑みを浮かべながら、
「また飲んであげる…」と雅紀の前にしゃがんで、咥えると、手を動かした。
シャワーを浴びている間もイチャイチャしつつ、長いシャワーを浴びて、雅紀は早苗のマンションを後にした。
もう少しだな…
早苗からまだ求めてくるようなメッセージが、スマホに届くのを見ながら、雅紀は思った。

20/08/27 23:40 (vrTvIYTv)
6
投稿者: ぼぶ
早苗は博への罪悪感は失せていたが、雅紀の妻への罪悪感は時折感じていた。
休日にスーパーとかでばったり会ってしまったりすると気まずさを隠しきれなかった。
それなのに、その妻の隣にいる雅紀は普通に対応している、まるで早苗の反応を楽しんでいるのかもしれないと、早苗は思うこともあった。
ただもう早苗の頭から雅紀の存在が離れた事がなかった。
ある朝の事だった。
いつものように同じ電車で揺られていたら、雅紀が早苗の耳元で「今日、会社休める?」と聞いてきた。
「我慢出来なくなってさ…」と雅紀からきちんとストレートに誘われてしまうと、断れなかった。
いつもの駅で降りたものの、会社に連絡を入れて休んでしまった。
そして、雅紀に付いてホテルに入った。
我慢が出来ないと言った雅紀はシャワーを浴びないまま、ズボンとパンツを脱ぐと、早苗に軽くキスをしながら、早苗の体を弄りつつ、あっという間に下着姿になった早苗をそのまま膝を付かせて、咥えさせた。
博が同じことをしたら、嫌悪感ですぐに嫌になっていただろうが、雅紀なら許せた。
雅紀の言葉通り、雅紀の準備が整うのは早かった。
早苗はベッドに押し倒され、下着を脱がされると、いつもの長時間の愛撫はほとんどなく、それでも十分に雅紀を受け入れる準備が整うと、雅紀がすぐに入ってきた。
雅紀の腰の動きは、早苗の気持ちいい所を刺激し、早苗はメスの声を我慢できなくなっていた。
「早苗も我慢できなかったんだね。ここがヒクヒクしてるよ。」
そう言うと、子宮に雅紀のが擦り付けられ、早苗の頭は真っ白になった。
ルームサービスで昼食をとった以外は肌を重ねて、合計4回もしてしまった。
さすがに雅紀も腰が少し軽い感じになっていた。
「帰るまで俺との余韻を楽しんで欲しい。」
雅紀はそう言うと、早苗の上下の下着を自分のバッグに入れてしまった。
早苗は贖えなかった。
電車の中で早苗の恥じらいもあってか、空いていたのに密着まではいかないが、距離が近かった。
雅紀が早苗のスカートのチャックが後ろにあったのに、それを前にずらしてしまい、チャックを開けられると、そこから手を入れてきた。
下着は履いていない早苗は雅紀に抱きつくようにして耐えた。
恥ずかしいはずなのに、早苗の足は少し開いていた。
そして、スカートの中から時折イヤらしい音も聞こえてきて、早苗の顔は赤くなっていた。
電車の床に早苗から垂れたものもあった。
最寄り駅まで触られ続け、早苗の思考回路は停止してしまったようだった。
さっきまであれほど抱かれたのに、博のいない自宅マンションに雅紀に促され、招いていた。
敏感になっていた早苗の体はまた雅紀を求めてしまっていた。
玄関からすぐに寝室に入り、乱雑に服を脱ぐと、雅紀の服も脱がしていた。
雅紀の長い時間を掛けての愛撫をまた堪能しているうちに、何度もいかされてしまい、腰の感覚がなくなるくらいの所に、ようやく準備が出来た雅紀が入ってきた。
それだけで、大きく体が仰け反った早苗は、もう5回目だし…と初めて雅紀から放出されたものを体内で受け止めた。
離れたくない気持ちが強くなっていた。
周囲から暴走と言われようが、どうしようもなかった。
下半身が痙攣していても、雅紀に抱きついていた。
いつしか眠ってしまい、起きると雅紀の姿がなかった。

20/08/28 23:31 (Dg6MYnRT)
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