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1:人妻夏希
投稿者:
黄泉
「いってらっしゃい!車に気を付けるのよ!あと水分はちゃんととってね」
「はーい」こちらを振り返ることもなく子供たちは陽炎の中へ走っていった。 一ノ瀬夏希38才。 近所の建設業者の事務所でパートをしているごく一般的な主婦である。 子供たちを送り出すと仕事に行く準備を始めた。 使い終わった食器をシンクに入れると寝室に入り部屋着を脱ぐ。 少し首の部分が伸びたTシャツとスウェットのパンツを脱ぐと熟れた果実を思わせる大きな乳房と細く引き締まったウエスト、そして小さな布地に包まれた大きなお尻がカーテン越しの淡い光に浮かび上がる。 「うん、まだまだイケるな!終わってない」 自分に言い聞かせるように下着姿で鏡の前に立つと一回転した。 夏希はもうここ何年もセックスレスで男に体を触られていない。 このまま女として終わってしまうことに恐れを感じながらも行動に移せずにいた。 夏希は加齢に対するほんの少しの恐怖に似た感覚に追われながら仕事に行く服を選んだ。 パート先には制服は無く自分の好きな服で働くことが出来た。 「うーん、今日はコレと・・・これ」 体のサイズに対して小さめなポロシャツとストレッチ素材のベージュのパンツを選んだ。 ポロシャツとパンツを身に付けた体を改めて鏡で見てみる。 Fカップの胸がポロシャツを押し上げ、大きなお尻にベージュの布地が張り付いている。 「ちょっと体の線が出過ぎかなぁ・・・でもまぁいいか!夏だし!」 そう呟くと夏希は洗面所に向かい整髪料を髪に付けた。 途端に髪から女を思わせる芳醇な香りが立つ。 「よし、今日はこれでOK!」 夏希はバッグを持ち玄関の鍵を閉めると職場に向かった。
2020/05/26 14:45:44(8BnPUv.c)
投稿者:
まみ
◆OJRJuFh7Us
ぜひ、続きを読みたいです♪
20/05/26 15:52
(E/zCeqZQ)
投稿者:
黄泉
「おはようございます」事務所に着くと先に出社している男性社員に挨拶を済ませ自分の席に着く。
机の一番下の引き出しを開けるとクッキーやお煎餅などのおやつが詰め込まれている。 そこにバッグを押し込むと机の上に乱雑に置かれた伝票に目をやった。 請求書、領収書、見積書・・・様々な書類が積み上げられている。 「はぁ、また今日も・・・ちょっとは分けて置いてくれてもいいよね」思わずポツリと呟く。 その声を聞いた隣の男性社員飯田28才が夏希に声をかけた。 「いつもすみません、みんながさつで。一ノ瀬さんが仕事しやすいようにもうちょっと気を付けてくれたらいいんですけど・・・」 自分がやった事でもないのに申し訳なさそうにペコリと頭を下げた。 「あっ、聞かれちゃった?いいのいいの、飯田くんはいつもちゃんとしてくれてるから」 夏希は一回り近く下の飯田を弟のように思っていた。 「あっ、そうだ。もうすぐ恒例のバーベキューですよ。今年は海だって言ってましたけど。一ノ瀬さんは何人で参加します?」 飯田は楽しそうに夏希に問いかけた。 「んー、うちは私一人かな。去年から子供も来なくなっちゃったしね。もう私と遊ぶより子供同士で遊んでた方が楽しいみたいで」 伝票を整理しながら夏希は答えた。 「そっか、去年来なかったですもんね。ご主人は?連れてきても大丈夫ですよ?」 「いやー、うちの旦那はね・・・私になんて興味無いから」 夏希の表情がほんの一瞬曇った。 「じゃあ弾けちゃいましょ!一ノ瀬さん、泳ぎましょうよ!水着!持ってきて下さいね!ビキニですよビキニ!」 飯田は夏希の涼しげな横顔と突き出した大きな胸を交互に見ながら興奮して捲し立てた。 「えーこの歳でビキニ?ヤバイでしょ。かえって怒られるわ」 笑いながらはぐらかそうとする夏希。 「いやいや、似合わない訳無いですよ。それに言ってましたよね?たしか。学生時代に水泳部だったって」 「あれ?その話しちゃったっけ?失敗したな~」 以前会話の流れでほんの少し話した事を覚えていてくれたことに少し嬉しくなった。 「じゃあ着ちゃう?って言うかまず買わなきゃ。みんなには内緒にしといてよ?」 恥ずかしさで飯田の顔を見られず伝票を整理しながら小さな声で答えた。 【あ~あ、変な流れになっちゃったな。ビキニか・・・もう10年以上着てないよね、まだ大丈夫かな?とりあえず後で見に行こうか】 机に向かいながら砂浜でビキニを着ている自分の姿を想像し口元に笑みを浮かべる夏希の横顔を隣の席で飯田が眺めていた。
20/05/26 17:00
(8BnPUv.c)
投稿者:
黄泉
この日の帰り、夏希は最寄りの駅に隣接するショッピングモールに寄り道をした。
水着売り場を覗くためである。 海水浴シーズンが近付くと若い子たちで溢れる水着売り場も今日は閑散としていた。 夏希は辺りを見回し知った顔が無いことを確認すると足早にビキニコーナーへ向かった。 「んー、確かに今時ワンピースの水着もないよなー。でもビキニを着るにはちょっと勇気がいるなぁ」 ハンガーに掛かったビキニを手に取りながら様々な考えが頭を巡った。 「ビキニ買っちゃおうかな・・・もっと歳を取ったら絶対着られないし。人生最後のビキニになるかな?」 夏希は苦笑いを浮かべながら一つのビキニを手に取った。 白のビキニ。 ブラはハーフカップであり胸の上部はほぼ丸出しである。 ショーツは布の面積が少な目で後ろ側は他のビキニに比べて股間に向かっての角度が若干鋭角である。 「これ着られるかなぁ。人生最後のビキニだったらこれぐらい冒険してもいいかな?サイズもちょうど良さそうだし」 夏希は周囲に目をやり、服を畳む店員を見つけ声を掛けた。 「あのぅ、試着ってできますか?」 「はい、あちらの奥に試着室が御座いますのでそちらでどうぞ」 満面の笑みを浮かべて店員が答えた。 夏希は白のビキニともう一つ、青のビキニを手に取って試着室へ消えていった。
20/05/26 23:29
(8BnPUv.c)
投稿者:
黄泉
試着室に入るとバッグを床に置きポロシャツを脱いだ。
締め付けられていた二つの果実がブラジャーからこぼれ落ちそうなほど存在を主張している。 続いてパンツのウエストに指を掛けると足元まで一気に下ろした。 試着室の中で下着姿になった夏希。 38才とは思えない抜群のスタイル、まるで熟女モデルのような姿がそこにあった。 両手を背中にまわしブラジャーのホックを外す。 胸を押さえていた存在から解き放たれた胸は垂れることもなくそこにありつづけた。 夏希はまだ垂れていない胸を自慢に思っていた。 「Fでこの歳になっても垂れてないなんて結構頑張ってるよね」 白のビキニを取るとまずはブラジャーの方をハンガーから外し身に付けた。 胸を下から支えるようなブラジャーは大きな谷間を作り、これでもかと言わんばかりに大きな胸の存在をアピールする。 「これは・・・やり過ぎかなぁ。38で着られるビキニじゃないか?」 続いてショーツをパンティの上から履く。 明らかに今着けているパンティより股間の角度が狭い。 ヒップも半分ぐらいの面積しか覆っていない。 「これはかなりの冒険だなぁ・・・でもスタイルは良く見えるかな?うーん・・・」 何度か試着室の中で自分の姿を鏡で確認すると意を決したように「人生最後のビキニだからこれにしよっ!」と呟いた。 ブラジャーの背中の紐をほどくと再びたわわな胸が露になる。 「意外と安いし私のお小遣いで買えるもんね」 夏希は手早く下着を身に付けポロシャツとパンツを履いた。 会計を済ませビキニの入った袋を手に家路につく夏希の足取りはいつもより軽やかであった。
20/05/27 05:17
(t5n5bPBQ)
投稿者:
黄泉
「今日はお母さん、帰ってくるの夕方になるからね」朝食のテーブルで子供と夫にそう伝えた。
ビキニを買ってから一ヶ月、バーベキューの日を迎えた。 あれからビキニの似合う体になるために多少のダイエットと筋トレをした。 そのせいもありウエストは引き締まりバスト、ヒップとウェストのコントラストはまるでグラビアアイドルのようだ。 出かける準備をしながら自分が久しぶりに女に戻るのを感じた。 「今日は何か起こるのかな~、誰かに口説かれちゃったりして」 いけないことと思いながらも顔がにやけてしまう。 会社に集まってチャーターしたバスに乗り込むと二時間程でビーチに着いた。 「凄い人だね~さすが夏だわ。あ、この海の家なのね。荷物預けて着替えてこよっかな」 みんなそれぞれ海の家に上がると荷物をほどき、バーベキューの準備をする者、水着に着替える者に別れた。 「一ノ瀬さん、めっちゃ期待してますよ!」 飯田が夏希に声を掛けた。 「おい!飯田!お前セクハラに気を付けろよ!」 離れた所から営業部長の宮田が声をかける。 「いや、部長ぜんぜんセクハラじゃないっすよ!」 慌てた飯田が顔の前で手を振り否定する。 「飯田くん、目付きがイヤらしくてセクハラなんですよ~、お説教お願いします」 夏希がイタズラっぽく宮田に訴えると更衣室に消えていった。 更衣室に入るとバッグの中からビキニを取り出しロッカーに入れた。 着ていたTシャツとパンツを脱ぐと下着姿になりビキニを広げた。 夏希は今日に合わせてエステで脱毛処理をしていた。 もともと毛の薄い体質であったがせっかくビキニを着るんだからと陰毛を全て脱毛した。 「ちょっとお金かかったけどこれで気兼ね無く弾けられるわね」 夏希は小さく薄手のサポーターを身に付けパンティを履くとブラからパットを外した。 「パット入ってると形は綺麗に見えるけど揺れかたがねぇ。ここは無しで頑張ってみよ!」 ビキニを身に付け上にTシャツとホットパンツを履くと更衣室を後にした。
20/05/27 16:04
(t5n5bPBQ)
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