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祭り
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:祭り
投稿者: HO ◆HU7XfvOYA2
一人気ままな人生。
30歳を少し超えた頃、地元を離れとある地方の昔は宿場町として栄えた街に移り住んだ。
この街の祭りは小さいながら熱のこもった祭りだ。
規模こそ小さいが、僕が育った東京下町の祭りにどこか似ている。街の雰囲気も育った所を思い出すような地域だった。
そんな事もありこの街に越して来て早々に、自治会の様々な行事やら活動に参加しても嫌な気持ちや窮屈な感じはなかった。

越して来て数年、祭りの実行副委員長に就任することになった。
実行委員長は自治会長、副自治会長他2人が実行副委員長となり、実行委員15名、婦人会や子供会なども他の部会も参加して祭りを作り上げる。
古くから住む人達が多くいる中で、僕なんかで務まるのか不安であったが自治会長の一声で決定した。
僕の役目は主に婦人会のサポート。
婦人会の仕事は料理や飲み物を作り、訪れた客などに振る舞うのだ。祭りの前に婦人会幹部との打ち合わせが行われた。献立などは大体同じようなものなので、買出しする店、日時など決めた。
少し離れた街にある大型ショッピングセンターへの買出しは当然、僕が運転手兼荷物持ち。婦人会会長と副会長2人の4人で向かう。
婦人会会長は地元で小料理屋を営む、まり子さん(56歳)。みんなからは女将さんと呼ばれている。小柄ながらチャキチャキして威勢のいい姉さん。昔はさぞかし綺麗だったであろうと思われる。店ではほぼ和服姿だが、今日はラフにベージュサマーニットの上下。タイトな膝下丈のスカート姿は新鮮で素敵だった。
副会長の一人、地元でお茶屋さんを営む、時枝さん(58歳)。彼女は数年前に旦那さんを亡くした未亡人。顔もスタイルもこれといって良くは無い。というかブスの部類だ。化粧は濃い。この人が中々のトラブルメーカーで、何でも口出すが手は出さない。婦人会の嫌われ者。彼女が婦人会会長をやると言い出した為、婦人会全員で当時は婦人会に関わりのなかったまり子さんにお願いして会長になってもらったらしい。まり子さんは匠子さんを副会長にする事を条件に、会長を引き受けたと前に聞いた。
もう一人の副会長は自宅で化粧品(ノエ○ア)の販売をしてる、匠子さん(52歳)。僕が密かに憧れている人。職業柄か常日頃から綺麗にしているお洒落でセンスが良く、何しろ美人だ。スタイルもモデル体型でないにしろ、脚は細く腰はくびれてお尻は程よくムッチリしている。今日のスタイルは白シャツに黒のロングスカート。7センチのピンヒールの黒いミュールの爪先から真っ赤なペディキュアが何ともセクシーだ。
匠子さんのお宅はウチの3軒隣。間の二軒は学習塾と事務機器の会社になっている。いつも愛想良く挨拶してくれてる。笑顔が素敵な彼女に会えた日はテンション上がる!
僕の名前が匠(たくみ)という事もあり、親しげに接してくれる。

彼女達を乗せ、僕の車でショッピングセンターへ。
助手席は残念ながら時枝さん…。車中ずっと喋っていてうるさい。
時枝『本当に良かったわ~。君みたいな若くてかわいい子が私達のお手伝いをしてくれて!ねぇ?』
みんなは苦笑いしていて、彼女のハイテンションについて行けないといった感じだが、時枝さんはお構い無しに喋りまくる、触りまくる。見兼ねて、まり子さんがピシャリと
『時枝さん、危ないじゃない。彼、運転中なのよ。もう…』
時枝は前を向き、舌を出しベーという顔してる。
バックミラーでまり子さん見ると辟易した顔をしている。匠子さんは薄っすら笑っていた、見惚れてしまう。
そんなこんなでショッピングセンターへ到着。中々の混み具合だった。
『二手に別れましょう。全員で回ってたらラチが開かないわ。』
まり子さんが提案する。まり子さん&時枝さん。匠子さんと僕のペアになった。時枝さんは渋々といった感じでカートを押すまり子に着いて行った。
『僕たちも行きましょう。』
カートを押して匠子さんと買い物へ。
早速、匠子さんと必要以上に身体を寄せ合ったり、品定めするフリして彼女の背中に軽く触れてみた。最初は匠子さんも『えッ?』ってしてたけど、匠子さんも途中から僕の二の腕に触れてきたり、『これなんかどう?』と言って、背後にいる僕に背中を預け聞いてくる。僕は品物を見るフリをして彼女の顔の真横に自分の顔を寄せる。彼女の愛用してる香水の香りが。
(いい匂いだぁ。こんなに近くで匠子さんと話してるなんて。)
匠子さんも意識しているのか。顔をチラリとこちらに向ける。そのままキスでもしてしまう様に見つめ合う二人。だが直ぐに、他の客に押されて離れてしまった。その後は、何気なく手を握ってみたり、腰に手を持っていったり。匠子さんも手を握り返してきたり腕を組んだり、先程の様に身体を預けてきた。側から見れば完全なるカップルに見えるだろう。しかもアツアツの!
レジに着いて周りを見渡すと、すでにレジを終えた二人が見えた。
彼女達に気づかれないよう、レジ待ちの間ずっと匠子さんの手を握っていた。お互いに指を絡めて時折見つめ合う。至福の時はもう終わる。

2018/02/03 16:59:51(ljQr5VEY)
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