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熟事務員 Ⅲ ①
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:熟事務員 Ⅲ ①
投稿者: ルコック
熟事務員 Ⅲ ①

しずちゃんの『板東さんが…』にもビックリしたが、
その板東が まさか『岩渕さんと…』とは、思ってもみなかった。

今回の旅行は、色んな意味で大変だったし、『旅の恥は何とか…』とは言うが、こんなに節操のない旅行も初めてだった。

結局 日曜いっぱい 悦ちゃんは しずちゃんに付き合ってくれたらしい。
言葉もなかった。
朱美さんと悦ちゃんには ただただ 感謝した。

妻からは『(旅行)どぅだった?』と、聞かれたものの、『いつも通りの旅行だったよ。』と、言葉を濁してしまった。
ただ、お土産に買った 輪島塗の夫婦箸と、年末に届く様に頼んだ 越前蟹などの入った 海鮮おせちセットは 『手間が省けた』と たいそう喜んでくれた。

そんな妻は 12月の第3日曜に控えた 園児達の発表会に向けて 今が一番 てんてこ舞いの時期で、12月には日曜でも仕事に行く時もあった。
で、平成になってからは 12月22日 天皇誕生日の前夜に、職員だけの 打ち上げと忘年会を兼ねて…、が毎年の恒例になったらしい。
来春、新学期からは 新しく立ち上げた 介助を必要とする幼児を預かる事業所に 責任者として移動、って事もあって 妻としては最後となる 今年の発表会への熱の入れようは例年には無いものだった。


12月。今年も いよいよ残すところ 1ヶ月をきった。
年末と四半期決算だのが重なって 朱美さんとも悦ちゃんとも 職場でも 話す機会が 減ってしまっていた。
しずちゃんとも 旅行以来 キチンと話が出来ないでいた。

何かスッキリとしない。頭の中の何処かに雲がかかった様な感じのまま 12月を向かえてしまった。
それでも 街はどこも 華やかなクリスマス一色だった。

クリスマスと言えば。
さて、今年は どうしたもんか?。
今年は確か 23 24 25が 金 土 日と、3連休だったハズ、う~ん(悩)。

悦ちゃんには 何か コートのお返しを考えなきゃ。

朱美さんと旦那さんの仲はどぅであれ、家族が居る事だし 成り行きにまかせるか 或いは この際スルーさせて頂こう。

しずちゃんは?。
もしかしたら 悦ちゃんと何か予定組んでるかも?。それとも学生時代の友達とか?。

と、1人 思い悩んでいた。
『身から出た錆び』と言ってしまえば それまでだが、こんな倫理に反する事をしてる者には、厄介な日である。

ただ、おそらく その前に忘年会が有るんだろう。
会社では 各生産ラインに お任せ。
俺のラインは 『暮れはプライベートでも 何かと忙しいだろうから』と言う あからさまに こじつけた理由で 殆どやった事がない。その代わりに 1月の給料日あとに 新年会を兼ねた食事会を有志で…、が恒例だった。


あれは何日だったろう?、定時後にラインのメンテナンスで 1時間近く 1人で残った日があった。

その帰りに しずちゃんと タイムカードの所で一緒になった。


「お疲れ様。」
「今 帰り?」

しずちゃん
「お疲れ様ですぅ。」
「パソコンが固まっちゃつて、こんな時間になっちゃいましたぁ。」


「お疲れ様。」
「あのさ、しずちゃん…。」

しずちゃん
「車 ですよね?、一緒にいいですか?」
「工藤さんと一緒に帰るの 初めてですよね?」
そぅ言って スタスタ歩き出した。

しずちゃん
「(板東さんの話しなら)やめて下さいね。大丈夫ですから。」
「朱美さんと悦子さんには、ホントに良くしてもらって。」
「聞きました、(岩渕さんの事)工藤さんも全然知らなかったんだ って、お2人から。」
「(工藤さんに)拾って下さい!、なんて迫ったりしませんから安心して下さいよぉ。」
「しょうがない ですよね?、彼女(岩渕さん)じゃ 敵いそうに 有りませんもん。」
「………。」
「………。」(なんだか、居たたまれない空気)

つづけて しずちゃんが
「あっ、そうだ、聞きました?、忘年会。」
「確か、第3の土曜日。」
「工藤さんは、その日が1番 出やすいだろう。って。」
「板東さん達 お2人にも声かけて下さいね。って お願いしたんですよぉ。」
「あと、私は良く知らないですけど、池…沢さん?掃除の。それとぉ?? そう!高橋真理子さん。」
「皆に声かけよう。って悦子さん達が…。」
「お店、何処もダメだったら 持ち寄って家でも良いや。って悦子さんが…。」
「悦子さんて言えば『クリスマスには何くれるのかなぁ?』って楽しみにしてるみたいですよ。」
「何 あげるんですか?、もぅ決まってるんですか?」
「ねぇねぇ、工藤さん?」
「どぅするですか?」
「私が先にさそっちゃいますよ、悦子さん。クリスマスにケーキ食べましょ、って。」
「良いんですかぁ?」
「ねぇ、ねぇ、工藤さん?」


「んじゃなに?、俺は 誘って貰えない って事?」
「俺には ケーキ ご馳走してくんないの?」

しずちゃん
「そんな事ないですけど、無理ですよね?工藤さん 24日なんて。」


「ゴメン、24日はそぅだね、無理だね。」

しずちゃん
「でしょう。」
「諦めて下さい。」
「大丈夫ですよ、悦子さん 独り占めしたりしませんから。」
「あの日(旅行のかえり)、結局 朝まで 悦子さんに腕枕してもらいましたけど。」
「てゆぅか、広いですよね?、悦子さんのベッド。なんて言うでしたっけ?、クイーンサイズでしたっけ?」
「あれなら寝相の悪い私でも 落ちなさそうです。」


「なに?しずちゃん、ベッドから落ちるほど寝相悪いの?。だったら俺とは一緒に寝らんないよ。」

しずちゃん
「えぇっ、そんな事言わずに寝ましょうよ。悦子さんと3人で。」
「旅行の時だって一緒に寝てくれたじゃないですか?」
「朝早くに 悦子さんと どっか行ったみたいですけど!」


「えっ?、起きてたんだ?」
「で、俺が(布団に)潜り込むのまってた。とか?」

しずちゃん
「そんな訳ないじゃないですかぁ、あの時点ではまだ。」


「そう?、あの時点では。なんだ?」
「3人で寝るのは、寝る位置しだいだな、しずちゃんが真ん中なら良いよ。何しても 悦ちゃんには判んなきゃ。」

しずちゃん
「なんでぇ、工藤さんが真ん中じゃないんですかぁ?」

(いつまでも 車の前で立ち話 って訳にもいかず)


「じゃぁ、俺が真ん中で 一緒に寝てあげっから、今日はもう帰んな!」

しずちゃん
「はい。そうですね。失礼しまぁす。」


「ちゃんと 磨きかけてから 寝なよ。」

しずちゃん
「え?、何 磨きかけるんですか?」


「おんな をだよ。」

しずちゃん
「分かりました おんな ですね?、悦子さんに教えてもらいまぁす。」
「じゃぁ、おやすみなさぁい。」


「悦ちゃんだけは やめとけぇ。」
「余計な事まで 教えられっからぁ。」
「おやすみぃ。」

と、しずちゃんとは駐車場でわかれた。

俺はエンジンをかけると すぐに 悦ちゃんに電話した。

悦子
「はい。ダーリン。どぅしたの?」


「最近 あまり話せてないからさ、まずは お詫びとお礼。それと忘年会の事とか。」
「今 帰りに しずちゃんと一緒になってさ。」
「結構 元気そうには してるけど、強がってるって言うのか、空元気って言うかさ。」

悦子
「そりゃそうでしょ。昨日の今日よ。」


「俺の くだらない話しにだって 突っ込むって言うより 夢中で喰らいついてきてるって感じでさ。」
「でも、ありがとう。何にもしてあげらんなくて ゴメンね。」

悦子
「いいわよ。そんな謝らなくても。」
「それよりなに?、聞いたの忘年会。」


「ああ、さっき しずちゃんから。」
「板東達も誘ってくれって言われたの?」

悦子
「そう。しずちゃんの方から。」
「きっと、岩渕さんを安心させてあげたいんじゃない?」
「で?、良いの?、第3の土曜で。」


「いいよ。いつでも。」
「で?、場所は?」

悦子
「あの居酒屋に無理言ったわよ。」


「居酒屋って、あの?」

悦子
「そっ。貴方が初デートにジャージにサンダルで来た あの居酒屋ですうっ!」
「16:00~18:30まで、その時間なら って席作ってくれた。19:00には席空けてくれるならって。」
「あとはカラオケでも行くっきゃないでしょ?」


「ありがとう。」
「でさ、2つばかり お願いがあんだけど。」

悦子
「あらっ、なぁにぃ?」


「22日、夜 仕事終わってから空けといてくんない。」

悦子
「なぁに22日って?、奥さん 打ち上げだか何だかで(帰り)遅い日でしょ?。」
「何か イケない事 企んでんでしょ?」


「そ、悦ちゃんと同んなじ事。」

悦子
「まぁ、やぁらしい。」
「で?、あと1つはなぁに?」


「今度の土曜日、付き合ってくんない?」
「朝 ちょっと早いけど。」
「早いって言っても 9:00とか9:30とか。どぉお?」

悦子
「今度の土曜日?、ここんとこ 週末は たいがい しずちゃんが来んのよ。ご飯食べに。夕方だと思うけど。」
「なんなら 俊くんもどぉ?一緒に。」


「俺は構わないけど。」

悦子
「そう。じゃぁ、私から言っとく (しずちゃんから)来るってライン来たら。」
「でも、たいがい 『これから、良いですか?』なんだけどね。」
「でも、ホントに どぉしちゃったの?」
「ホントにイケない事 考えてんでしょ?」


「だから、悦ちゃんと おんなじ。」
「やぁらしい事だって。」

悦子
「もぉお!」


「んじゃ、お願い。」

悦子
「うん、分かった。」
「気をつけて 帰ってね。」
「また、明日。じゃぁね。」

『コートのお返し』って言ってもねぇ?、そんな事を考えてみたり。
先刻の しずちゃんの《返し》を思い出しては、悩んでみたり。
色んな事を考えながら、車を走らせていた。

2017/12/13 22:29:08(5v5dXL77)
2
投稿者: ルコック
熟事務員 Ⅲ ②


その週の金曜日、珍しく悦ちゃんが守衛さんとこの喫煙所に 俺を訪ねてきた。

悦子
「ねぇねぇ、明日ってさ なに?、どっか行くの?」
「朱美ちゃんにも しずちゃんにも言ってないわよ?、その方がいいんでしょ?」


「アウトレットにでも行ってみようかなぁ?、って。」

悦子
「なんだ、そうなんだぁ?」
「何か買ってくれんのぉ?」
「でも、あれよ。早く行かないと、車停めるのに1時間とか かかっちゃうわよ。」


「そっかぁ。」
「じゃぁ、8:30にでようか?。それで お願い。」

悦子
「分かった。じゃぁね。明日ねぇ。」
と、手を振りながら帰って行った。

悦ちゃん家からアウトレットまでは30分位のもんだろう?、10:00開店に9:00着は いささか早いような気がしてきた。
が、特に変更の連絡を入れる事もしなかった。

翌日は妻と一緒に家を出た。
この時期 洗車場が混むからと苦しい言い訳をして。
妻の車は明日 洗う事にして。

8:00にマンションの前に着いてしまった。
『8:30に出る』ハズだったから たいして早くもないが、『ゴメン、着いちゃった。』と、悦ちゃんに電話した。

悦子
「おはよう。(鍵)開けとくから、(部屋まで)上がってきて。」


「あいよ。」

エントランスのテンキーで暗証番号を押して自動ドアを開けて、エレベーターに乗った。
チャイムを押して 玄関ドアを開けた。

悦子
「おはよう。」
「(開店)10:00よね?」
「9:00過ぎ 位でいいよね?」
「まだ着替えてもいないのよぉ。」
そんな事を言いながら珈琲と灰皿を出してくれた。

椅子に座り 片肘をついて、ふとテーブルを見渡すと、カラフルな毛糸玉の様な物が置いてあった。
ただ、毛糸のそれと何となく違うのは、透明の頑丈そうなビニールでシュリンクしてあり、玉の真ん中から 紐状の物がテーブルに垂れていた。


「悦ちゃん、これ何?」
「この 毛糸みたいなやつ。」

「あぁ、これね。」
と、持ち上げた 悦ちゃんが、
「さっき新聞とか雑誌とか縛ってたの。」
「これ結構便利なのよ。」
「紙で出来た荷造り紐 なんだけど。処分場で分別が要らない とかって。」
(紐の端を持ち上げて、手首に何回か巻いて)
「ほら、こうするとミサンガみたいでしょ?」
「しずちゃんなんか、ネームのストラップにしてるわよ。」
と、長がめに引っ張りだして クルッと回して 首にかけて、その手を胸の前で合わせている。

俺は、その時 良からぬ事を思いついた。
「それ、少しくんない?」

悦子
「良いわよ、何すんの?」


「ん?、車で…。」
「あと、輪ゴム。2本頂戴。」

悦子
「輪ゴム?、普通のやつしかないわよ。」


「普通のやつで大丈夫、輪ゴムは見えないから。」

悦子
「はい、これで良いの?」
と、輪ゴムを2本と鋏をテーブルの上に置いてくれた。

俺は、今しがた悦ちゃんがしてた様に 首に回して 両端がベルトの辺りになる位の長さで切った。

俺は『ありがとう。』と鋏と紐の玉をテーブルに返し、紐の端っこで 輪ゴムを縛った。同じく もう片方の端も。
3メートル近くの紐の両端に輪ゴムが付いた そんな形になった。

悦子
「車の何処につかうの?それ。」


「うん?、後で乗ったら解るよ。」

悦子
「そう。」
「着替えてくるね。」
と、寝室に消えた。

俺が煙草を吸っていると、洋服を何着か持ってもどって来た悦ちゃんが、
「ねぇ、俊くん、どっちが良い?」
と、ハンガーに吊られたニットを2枚 胸のあたりに合わせている。


「う~ん、どっちだろ?、下は?」

悦子
「そうだよね、上たけじゃ分かんないよね。」
「ちょっと来てよ。」

悦ちゃんの あとについて 寝室に入った。
ベッドの上には スカートやらpantsやらが 広げてあった。

悦子
「どぅしよう?、スカートのが良い?」


「そうだね、こっちかな。」
と、適当にスカートを拾って 悦ちゃんに渡した。

悦子
「やっぱり こっちだよね。」
「寒いそうだもんね。」
と言いながら受け取ったスカートは結構長めのタイトだった。
「なら、上は こっちにしよっと。」
「ハイ。着替えますよ(部屋を出てって)。」


「えっ?、見せてくんないの?、悦ちゃんのストリップ。」

悦子
「もぉお、朝から何言ってんの?」


「あれッ?、朝からは お嫌いでしたっけ?」

悦子
「もぉお!。知らない。」
と、部屋着のワンピースを脱ぎだした。
中は『ブラトップ』とか言ったかも知れない、ユニクロとかでコマーシャルをしている、タンクトップのなかにブラのパットが付いてるやつ。
「中はこれで良いよね?」


「良いんじゃない。」
「でも、チョッとまってて。」
と、悦ちゃんの前に立って、そのブラトップの裾を捲り上げ、左手で 上から 胸を掴んだ。
揉んだのではなく、乳首が前に突き出る様に 掴んだ。
服が落ちて来て 乳首を隠してしまわない様に 掴んだまま肘を張り ガードした。

悦子
「もぉお!ホントにぃ?」

悦ちゃんは、オッパイを舐められるものだと思ったらしい。
が、俺のやった事は違った。

ポケットから さっきの 輪ゴムの付いた紐を取り出し、手探りで 輪ゴムに指をかけ 何回か上下に振って紐を伸ばした。

悦子
「えっ?、チョッとぉ、何するの?」


「え?、何するって?、こうするの。」

と、その輪ゴムを乳首に巻き付け始めた。

悦子
「チョッと、やだ、痛いわ。」


「あれ?、痛いのも好き だったよね悦ちゃん。」

悦子
「お願い、やめてぇ。」


「どぅしたの?、切なそうな声だしちゃって。」
「やめて に聞こえないよ、そんなんじゃ。」
と、何回かグルグルと巻いた。
「ハイ、出来上がり。」
と、チョンチョンと紐を引っ張ってみた。

悦子
「やぁん。」
「痛い。」


「痛い。なんて言いながら こっちの乳首も固くなってるよ、こんなに。」
と、もぅ片方の乳首を摘まんだ。

悦子
「あぁん。」
「ダメだってぇ。」


「こうやって、乳首 大きくしようね。朱美さんよりも。」
「こっちの乳首だけ、大っきく!」
「嫌らしいね、片方の乳首だけ 大っきいなんてさ。」
「こっちは 誰の乳首に巻き付けよっか?」
と、反対側の紐に付いた輪ゴムを 悦ちゃんの顔の前で ブラブラと揺らして見せた。

悦ちゃんの顔の前で 輪ゴムを揺らして見せながら、紐を またチョンチョンと引っ張った。

悦子
「あぁん。イヤぁぁ。」
と、俺の前に 膝から崩れ落ちてしまった。

俺は紐を持ったまま、ベルトを緩め ジーパンとパンツをゆっくりと下ろした。
その度に、何度も 紐が引っ張られる。

ハアハアと荒い息をしながら、『ダメぇ。』『イヤぁん。』『そんなぁ。』と、悦ちゃんが喘ぎ声を漏らしはじめた。


「ほらッ、どぅしたい?」
と、上を向いてヨダレをたらしたチンポを見せつける様に 腰をつき出した。

俺を見上げながら、目をそらす事なく、悦ちゃんが喰らいついてきた。
咥えたまま舌を伸ばし、根元を舌で左右に舐めている。


「…どぉしたい?」

悦子(咥えたまま)
「ひれはい。ひれへぇッ。」


「そう、入れたいの?」
「でも、ダメ。」
「1日 これで居れたら 入れてあげる。」
「いいよね?、出来るよね?」

悦子
「はひッ。」


「そう。じゃぁ、それまで お預け。」
と、悦ちゃんのクチからチンポを抜いた。
「ほら、着替えよう。」
「パンツなんか履いちゃダメだよ。」

悦子
「うん。」
と、言いながら 立ち上がり、着替え始めた。

上は黒っぽいニット。
襟はタートルっぽいが ゆとりが有って Uの字に前に垂れている。ニットの割には 素肌にもチクチクしない 肌触りの良い物だった。

下は 何処かで見た様な、厚手のスウェット地で薄いグレーの霜降り、ふくらはぎがすっぽりと隠れ くるぶし近くまで有る。が、振り返ると 真ん中のスリットが膝の上まであった。
その中は パンツは履かずに、冬物なのか 少し厚手の、朱美さんの様な 太ももまでの白っぽいストッキング。

で、ウエストを絞った女性らしい 白いダウンのコート。
そんな出で立ちだった。

例の[紐]は どうしたかと言うと、襟ぐり~出して 背中にまわした。
それでも あまりにも長すぎたので、指が掛かりやすい様に お尻の辺りで 輪っかを作って 結んで垂らした。


「ほら、パンツ履いて 行くよ。」

[パンツ履いて]に 悦ちゃんは キョトンとしていた。


「良いよ、履いて。」
「てか、もう ビチャビチャなんでしょ?」
「そんな(スカート)の、向こうに着く前に 染みになっちゃうでしょ?、皆に見られるよ。」
「バレバレだよ、まんこ汁の染みだって。いいの?」
「今だって 垂れて来ちゃってんじゃないの?、オマンコから。」

悦子(コートを持った手をあげて)
「だって これ 有るから。」


「そんの着せて貰えると思ってんの?」
「そんな深いスリットのスカートはいてんのに?」
「皆に見てもらおうよ、屈んで何か探してるとこ。」
「それとも なま まんこ 見せる?」
(悦ちゃんが何度も 首をふった)
「でしょ?、履いてって良いよ、1番 役にたたなそうな オマンコ隠すだけの きわどい奴なら。」

黙って頷いた悦ちゃんが 引き出しから パンツを取り出して履いた。


「はい、スカート あげて。」
「そぅそぅ。」
(わざと顔を近づけて)
「やぁらしい。はみ出しちゃってるよ、おけけ も ビラビラも。」
「はい、舞われ右」
「やぁらしい お尻だね。」
「そんなんで隠れてんの?、お尻の穴。」
「屈んで 自分で ケツ広げてみな?」  
「ほら、やっぱり。」
「もう、染みになっちゃってんじゃん。」
「てか、全然 隠れてないね?、オマンコもケツの穴も。」
「よし!。じゃぁ、行こうかぁ?」
終始 無言で 俺に応えていた悦ちゃんの顔が 紅みを増していた。

車に乗ると、悦ちゃんは時々 身をよじったり していたが、俺は 乳首に輪ゴムを巻いている事など、何も無かったかの様な、天気だの 混み具合の予想だのの話に あえて終始しながら車を走らせた。

毎年 盆暮れ正月には 迂回を余儀なくされる アウトレットに曲がる交差点は、時間が幾らか早かった事も有ってか、1度の信号待ちで曲がれた。
が、駐車場に入ってから、入り口が何ヵ所か有るせいなのか、入ってから停めるまでの方が時間がかかった。
車を降りた時には 10:00になろうと していた。

いつか アメ横を歩いた時の様に、悦ちゃんの腰に コートの内側から手をまわし、幾つも連なるショップに向かって歩きだした。
ただ あの時と違うのは[紐]が垂れ下がっている事。
俺は その紐の輪に指をかけて 悦ちゃんの腰を抱きよせた。

悦ちゃんは、小さく『んッ』っと唸って 肩をすぼめた。

17/12/14 21:49 (xzFTuncX)
3
投稿者: まさ ◆zEGpD4VZDY
いつも楽しみにしています!
続きを宜しくお願いします!
17/12/16 12:23 (US9m02Bo)
4
投稿者: ルコック
熟事務員 Ⅲ ③

時折 [輪っか]をツンツンと引っ張りながら、GUCCIだのCHANELだの何だのと覗いてみたが、目当ての物が見つからず、仕方なく化粧品屋さんを探した。

よくデパートとかの1Fに有る様な、幾つものショップが入った店舗の中の Diorのショップで足をとめた。
すぐに店員さんが寄ってきて
「おはようございます。」
「気になる物が御座いましたら 遠慮なく お声掛け下さいませぇ。」


「すみません、口紅を彼女に…。」
「流行りものとかじゃなくても良いんで、毎朝 返して貰いたくなる様なやつを…。」

店員さん
「それなら、此方にどうぞ。」
「でも、羨ましいです。ウチなんか もぅとっくに…。」

店員さんが案内してくれると言うので、俺は悦ちゃんの背中を押した。

悦子
「なに?、どぅしちゃったの?」


「なんだかね、真似 してみたくてさ『少しずつ返して貰うヨ。』ってやつ。

『此方にどうぞ』と、店員さんからカウンター前の椅子に促されて しばし待つと 何本かの口紅を手に戻ってきた。
「こちらなどは如何でしょう?」
「お試しになられますか?」

悦ちゃんは 何とかシートで口紅を落としては 勧められるままに 幾つか試していた。

店員さん
「如何ですか?、ご主人。」
「そそられ そぅな物は御座いましたか?」


「いいっすね、その『そそられる』ってやつ。」
「なら、一番最初のやつをもぅ一度 良いですか?」

店員さん
「かしこまりました。」
「では奥さま。」
と、また 何とかシートを渡されていた。

店員さん
「如何でしょう?」


「やっぱり これかなぁ?」
「どぉ?、悦ちゃん。」

悦子
「うん。」


「じゃぁ、これを。」

店員
「あらッ、呼び方まで 羨ましいですこと。」
「では、商品をご用意致します、少々お待ち下さい。」
と、カウンターの奥に消えて行った。

悦子
「…奥さま。だって、どぉしよう?」


「どおもしなくて良いんじゃないの?、お く さ ま。」

商品を受け取って会計を済ませて 店員さんに尋ねた
「此方で尋ねるのは失礼を承知で伺います。」
「GUERLAINのMITSUKO を探してるんですが…。」

店員さん
「申し訳ございません。当店には…。」
「ここ(アウトレット)にも GUERLAINは無かったかと。」
「お役にたてませんで…(ペコリ)」


「いえ。此方こそ失礼しました。」
「ありがとうございました。」
と、店をでた。


「無いんだって。ここ(アウトレット)には。」
「娼婦の香り。」

悦子
「私も使った事 ないわ。」
「結構 (香り)キツイもの。」

そんな話しをしながら、時々[輪っか]をツンツンとしながら、各ショップを巡った。
が、結局 これ!といった物もなく 帰ろうと中央の通路を歩いていると、紳士の小物を扱うショップの前で 悦ちゃんの足が止まった。俺の手を引いて入っていった。

悦子
「俊くん?。お財布もキーホルダーも 随分使ってるよね?、これなんか どぉ?」

どうやら、俺の財布の革がひび割れてきている事に 気が付いたらしい。


「ありがとう。」
「だけど、俺なりにこだわりがあってさ。」
「2つ折りでも長財布でも小銭入れが無いこと。」
「で、別に持つ小銭入れは、こんな形 馬蹄型とか言うらしいけど で 小さなポッケがあること。」
「キーホルダーもこんな形、鍵それぞれが個別に取り外せること、これ買ったの いつだろ? 平成17年かな、10年以上使ってんだぁ。」
「気付いた時に探してはいるんだけど、なかなかね 無くてさ。」
「そもそも 諭吉が2人も3人も居ることって 滅多にないからさぁ、1万も出す気ないし。今のなんか小銭入れのが高いくらいなんだから。」

悦子
「めんどくさぁい。」
「良いじゃない、買ってあげるっていってんだから。」


「ダメダメ。そんな訳にはいかないよぉ。」
「気に入った物を探すさぁ。」

悦子
「もぉお!」


「そぅだ、もぅ一軒行きたいんだけど。」

悦子
「どこにぃ?」


「新製品が安いぃ♪。ってとこ。」

悦子
「何か買うの?」


「それはお楽しみ。行こ。」

と、アウトレットを出て ケ◎ズ電気に向かった。
店に着くと、一目散に[血圧計:健康機器]と 天井から看板の下がった売り場をめざした。

悦子
「えぇ?、血圧計?、心配なの?」


「違うよ、こっち。」
と、マッサージ器を指差して
「中で暴れ回ったりはしないから、悦ちゃん家の クローゼットに隠してあるやつよりは 破壊力に欠けるかもしんないけど。」

悦子
「な、なんでしってんの?」
「見せた事なんて無いでしょ?」


「だってさ、言ってたじゃん、旅行の時、朱美さんに。」
「中で暴れるのじゃなきゃ駄目?、って。さ。」

悦子
「もぅ、かま かけたのね?」
と、真っ赤な顔をしていた。

幾つか並んでるなかの、[充電式:小型 だけどパワフル] の手書きのポップに、迷わず決めた。

確かに通常のものと比べると、頭の大きさが 3分の1程度かもしれない。
これなら、前でも後ろでも 色んなところに入れられそうだった。


「ほら!、これなら悦ちゃんのバッグにも スッポリ入るよね?、仮に見つかっても『肩こりがひどくてぇ』なんて誤魔化せるでしょ?」

悦ちゃんの顔が 更に紅くなった。
どうやら、用途は見当が付く様だった。

会計を済ませて車に戻った。
エンジンを掛けると すぐに[輪っか]をツンツンと引っ張って
「(電マ)試してみたい?」
と、聞いてみた。
が、悦ちゃんは 物欲しそうに 黙って俺を見てるだけだった。


「ダァメ。家帰ったらね。」
「それとも どっかで お昼してく?」
「そん時でも良いよ。どぅする?」

また黙って俺を見てる。
その時だった、悦ちゃんのバッグの中でスマホの着信音が鳴った。

悦子
「もしもしぃ。」

俺は すかざず [輪っか]を揺すった。

悦子
「んんッ。」
「アッ、しずちゃん?。」
「えッ?、なんでもないわよ。」
「うん。今ね 出 先 なの。うん、そう一緒よ。」
「うん、良い わよ。まってね。」
「しずちゃんが ね。お昼 一緒に。って。」


「そう。じゃぁ、ピザでも取ろうか?」
「そうしよ。ね。」

悦子
「俊くん がね、ピザ 取ろう。って。」
「うん。じゃぁ、1 時間後 に。ね。」
(俺に)
「もぉお!意地悪なんだからッ!」


「えぇッ?、嫌だった?」
「もぉ ドロドロなんでしょ?どうせ。」

悦子
「んとに もぉお!、知らないッ。」


「さて、帰りますか?急いで。」

悦子
「そぅね。帰ろ。」
「…(無言)…」
「それはそうとね、怒らないでね。」
「あの日、旅行の晩、チューしたのよ、しずちゃんと。」


「腕枕してもらった。とかって しずちゃんが。」

悦子
「そう。そしたらね、『お休みのチュー』とか言い出しちゃって、軽く『チュッ』て。」
「それから ずっとなの。泊まってくと 寝る前に。」
「どぅいうのかしら?、あの子。」


「そりゃぁ、次の展開 期待してるんでしょ?」
と、適当に言ってみたら、

悦子
「やっぱり?、そぅなのかしら?」
「だんだん 長くなってる気がするし。」


「今度 舌でも入れてみたら(笑)」

悦子
「もぉお!」


「でもね、こないださ、悦ちゃんのベッド広いねって話になって、俺が冗談で一緒にねるか?って言ったら、『3人で寝よう』なんて言ってくるし、俺が真ん中で。」
「なんだろ?、ただの淋しがり屋なのか?、心の隙間 身体で埋めようとしてんのか?、どぉなんだろうね?」
「やっぱり、悦ちゃんが舌入れて確かめてみる しかないんじゃん?」
なんて、大いに期待を込めた冗談で誤魔化してみたら、

「そぅなのかなぁ?」
と、悦ちゃんなりに、結構 悩んでる様子だった。


「それよりさ、しずちゃんが来る前に帰って試さないと、マッサージ器!、ねッ。」

悦子
「もぉお!」

俺は手探りで 後部座席から ケ◎ズ電機の袋を取って、信号待ちのたびに 少しずつ 包みを開けていった。

悦ちゃんのマンションに着いた時には、約束の1時間後に あと20分しか無かった。
早めに しずちゃんが来てしまったら、時間など無いに等しい。
俺が後ろ手で玄関の鍵を締めて 悦ちゃんを抱き寄せ 廊下を歩きだした時だった。
しずちゃんだろう?、チャイムが鳴った。

「はい。」と、インターフォンの受話器を取った悦ちゃんの背後から 輪ゴムを巻いた乳首を摘まんで「少しまってもらって」。
「でもぉ。」と、悦ちゃんが俺に振り返る。
「5分、5分でいいから。」

悦子
「ゴメンね、今 着いたとこなのよ。」
「チョッとまってて。」


「悦ちゃん、ローター。ローターは?、出して。」
「持ってんでしょ?、早く!」

悦子
「えッ?、何するの?」


「いいから!、早く!」

ベッドの枕元、[宮]とか言ったかも知れない ランプのつく所。
そこの引き出しから、ピンクのローターを取り出して 俺に渡した。

俺は 荒々しくスカートを捲りあげ、悦ちゃんのパンツの中に突っ込んだ。
スイッチはスカートのゴムで固定して。


「残念だけど、こっちは また あとで。」
と、ケ◎ズ電機の袋をベッドの上に放り投げた。


「行こ。しずちゃん待ってるから。」

「お待たせぇ。上がってきてぇ。」
と、悦ちゃんが 電話で しずちゃんをよんだ。

「こんにちはー。」
と、入って来た しずちゃんが、俺達の顔をみるなり
「『…最中』に お邪魔しちゃいましたぁ?」
「大丈夫でしたかぁ?、悦子さん?」
と、いきなり 下ネタをかましながら 入ってきた。






17/12/18 23:58 (58F9ATAv)
5
投稿者: ルコック
熟事務員 Ⅲ ④

しずちゃん
「ホントに大丈夫でしたぁ?」
「邪魔しちゃったかなぁ?って。」

悦子
「あんたね!、ホントにそぅ思うんなら も少し遅く来なさい!。」
「おかげて イキそこねちゃったじゃないの!!」
「もぅ少しだったのに!」

しずちゃん
「ゴメンなさい。そぅなんですか?俊さん?」


「そぅだよ!、まったく!」
「まだ こんなだゾ!。見るか!」
と、上着を捲って ベルトに手をかけた。

しずちゃん
「あッ、まだ。」
「今は まだ いいです。」
「あとで 見せて頂きますから、あとで。」

悦子
「あんたになんかね、見せてやんない。」
「目隠しでも してなさい!」

しずちゃん
「えぇッ!、そぅいうプレイなんですかぁ?」
「なんだか ワクワク しちゃう。」

悦子
「あんたねぇ。」
と、流石の悦ちゃんも しずちゃんには頭を抱えていた。
「いいからッ、ほら! 選んで!」
と、ピザのメニューを渡していた。

暫くして 家電から注文を終えて戻ってきて
「ほらッ、頼んだからビールでも飲んで待ってな。」
「俊くんは?、ノンアル?、どぅする?。」


「じゃぁ、乾杯だけ ビールで。」
「後はノンアルかな。」

悦子
「缶のまんまで良いわよね?」
「じゃぁ、乾杯しましょ。」

しずちゃん
「何に乾杯しますぅ。」


「そぅだ!、3人の初夜に!」
「一緒に寝んだろ?、俺が真ん中で。」
「ハイ!乾杯!」

悦子
「3人の初夜に!」

しずちゃん
「…(困った様に無言で)…、乾杯。」

悦子
「あっ、しずちゃん 今 『乾杯』って言ったわね?」
「それは 合意 したって事だかんね!」

しずちゃん
「えッ?、そぅなんですか?」
「でも 俊さん 泊まれなくないですか?」


「しずちゃんと 寝れんなら泊まるさ、嘘ついてでも。」

悦子
「あら そう!」
「1度も泊まってくれた事なんか無いくせに!」
「あぁ悔しい!(笑)」

しずちゃん
「そぅいえば 悦子さん、口紅変えました?」

悦子
「あぁこれ?、買って貰ったの 今日 俊くんに。」
「買って貰ったって言ったって 返すんだけどね!、毎朝。」

しずちゃん
「何ですか?、返す って。」

悦子
「こうやって返すのよッ。」
と、しずちゃんの頬に チュッとした。

そんな話しをしていると『ピンポーン』と、チャイムがなった。ピザが届いたのだろう?

悦子
「はぁい。部屋まで お願いしまぁす。」
「俊くんゴメン、手伝って。」
「しずちゃんは、お皿とかお願い。向こうのソファーのが良いかな?、テレビも近いし。お願いね。」


「ほら。来たみたいだよ。行こ。」

部屋着に着替えるには間に合わず、何て言うんだろ?、割烹着?、園児で言えば『スモック』の様な。
プルオーバーでストンとしていて、左右にポッケがあって…。
あとで聞いたら『その方が、乳首もスイッチも目立たない』と、思ったのだそうだ。
ニットだけ脱いで それを着ていた。

リビングの扉を閉めて、その 悦ちゃんに続いた。

俺(ホントに小声で)
「悦ちゃん、チョッと待って。」

悦子(小声でかえす)
「なぁに?」


「ほらッ、あんまり強くはしないから。」
と、そのスモックの裾から手を入れて、ローターのスイッチを回した。

とたんに悦ちゃんが
「あッ。」
と、崩れそうになる。
が、俺は[輪っか]を摘まんでいる。
崩れそうになると、自然と乳首が引っ張られる。
「いッ。」(少し痛かった様だ)
崩れ落ちる寸前で立ち上がった。
立ち上がったら立ち上がったで、何処に当たってるのか俺にはハッキリとは分からないが、[おマタ]をローターが刺激するらしい。
俺は[輪っか]を離す事なく、悦ちゃんを先に行かせた。
悦ちゃんは、腰を引いて お尻を突き出す様に歩きながら、玄関に着いた。


「はい。すみません。」
と、扉を開けた。

配達の人が、品名と値段を繰り返し、尋ねてくる。


「ほらッ、悦ちゃん、大丈夫?間違ってない?」

悦子
「えッ?。ええ、大丈夫です。」
「お疲れ様。」
と お辞儀をすると、また乳首が引っ張られた。
「あッ。」

ピザ屋さん
「何か?、何か違ってますか?」

悦子
「いえ、大丈夫です。」
「お幾らかしら?」

ピザ屋さん
「◎◎◎◎円になります」


「はい。じゃあ これで。」
「悦ちゃん、(ピザ)もらって。」

悦ちゃんが、半歩前にでて 両手をのばす。
と同時に、乳首が引っ張られ ローターが何処かに当たる。
「んッ。」
「ハァ。」
と、小さな喘ぎをもらしてしまった。

ピザ屋さん
「大丈夫ですか?」


「ゴメンね、悦ちゃん。」
「(ピザ屋さんに)ゴメンなさいね。妻がこんなんなんで ピザ頼んだのに、配達員さんにまで心配かけちゃって。」
「(悦ちゃんに)ゴメンね、やすんでた方がよかったね?、ゴメン」
「(ピザ屋さんに)すみません、ありがとうございました。では。」

ピザ屋さん
「はい、ありがとうございました。失礼します。」
と、帰っていった。

悦子
「もぉお、なんで?、恥ずかしいでしょ。」


「恥ずかしいのも好きなんじゃ なかったっけ?」

しずちゃん
「え?、何が恥ずかしいんですか?」

悦子
「あんたは いいの!」
「ほらッ!、食べよ。」

例のソファー。3人掛けなのだが、ソファーには俺と しずちゃんが座り、悦ちゃんは『膝や腰がらくなんです』と、通販番組でやってる様な 藤で出来た椅子を 何処からか持ってきて座っていた。

「いただきまぁす。」と、しずちゃんが最初に手を伸ばした。

悦子
「俊くんも どぉぞ。」
「って、俊くんが払ってくれたのよね、そぅ言えば。いただきまぁす。」
「ところでさ、しずちゃん。あんた 幾つになんの?歳は。」

しずちゃん
「私ですか?、春に26になりますけど、何でですぅ?」


「え?、去年の入社じゃなかったっけ?」

しずちゃん
「そうなんですけど…。」
「良く言えば就職浪人。ハッキリ言っちゃうと遊んでたって言うか…。短大出てから。」


「浪人してまで来る会社じゃねぇだろ?、こんなとこ。」

悦子
「そぅよねぇ、中途採用だってゴロゴロ居るんだから。」
「私達だって そうよねぇ。」

しずちゃん
「でも私だって 来たのは4月で新卒と一緒ですけど、中途採用みたいなものですから。」

悦子
「そっかぁ。」

《悦ちゃんが 余りにも離れすぎてる。
イタズラなんぞ出来やしない。
どぅしたもんか?。
こんな事なら向こうのテーブルにすれば良かった。》
俺は そんな事ばかり考えて 2人の話しを上の空で聞いていた。

そんな時、しずちゃんから とんでもない質問が飛び出した。
「悦子さん、変な事きいても いいですか?」

悦子
「なに?」

しずちゃん
「怒らないで 聞いてくださいね。」
「悦子さんて、左の…、そのぉ、乳首のが大きいですか?」

悦子
「突然 なに言い出すのよ この子は!」
「んな訳ないでしょ!」
「もぉ酔っちゃったのかしら?」

しずちゃん
「でも、右は判らないのに 左は判るから。」

動揺を隠す様に 
「ホントにぃ?」
と、しらじらしく 自分で胸を見下ろして
「あらッ、ホントね。服のせいじゃない?」
と、例のスモックを左右に揺すっていた。
「まぁ、右と左 まるっきり同じって人も居ないでしょ。」
と、悦ちゃんが答えていた。

俺の方が ヒヤッとして 脇の下に嫌な汗をかいた。
が、もっとビックリしたのは 悦ちゃんからの質問だった。

悦子
「あのね しずちゃん。」
「乳首がどうこう言われたから 聞くんじゃないのよ。」
「私も 酔っちゃったのかしら?」
「ねぇ、聞いていい?」

しずちゃん
「いいですよ。」

悦子
「さっき、短大出てから遊んでた って言ったわよね?」
「短大ったら20で卒業でしょ?」
「24か23で入ったのよね、うちの会社」
「に、しては長すぎない?」
「何かあったの?」

しずちゃん
「特には…。」

悦子
「そう…。」
「今まで、どんな人と 付き合ってきたの?」
「てか、ズバリきくとね、どんなセックスしてきたの?、今まで。」


「悦ちゃん。それは ストレートすぎねぇ?」
「しずちゃんだって困っちまうよ。」

悦子
「て言うかね、勘、女の勘とでも言うのかしら。」
「今日 来た時もそうだったし、俊くんは知らないかもしんないけど、しずちゃんの受け答えってさ、中身はまるで『オバサン』なのよ。」
「俊くんだって 違和感なかったでしょ?、しずちゃんと話してて。」
「24.25の娘って感じじゃないのよ、なんとなく。」
「もっと言っちゃうとね、ファザコンが災いして 相当 仕込まれてる。って感じなの。違う?」

しずちゃん
「ゴメンなさい。」
「実を言うと 遊んでたって言うのは嘘で、短大出て入った会社の上司と、その…。」

悦子
「で?、捨てられちゃった?」

しずちゃんが無言で頷いた。
今にも泣き出しそうに。

悦子
「ゴメンね。」
「辛いこと 思いださせちゃったね、ゴメンね。」
と、俺としずちゃんの間に入ってきて、しずちゃんの肩を抱き寄せている。

しずちゃん
「でも、やっぱり ファザコンはファザコンで。」
「同じ位の歳の人とか全然ダメで。」
「合コンなんか行っても つまんないだけで…。」
「悦子さんも 工藤さんも 大好きで。」
「でも、今思えば坂東さんも どんな『好き』だったんだろ?、って。ファザコンからくる『憧れ』だったのかなぁ?って。」
「ゴメンなさい。上手く言えませんけど。」
「ファザコンのうえにマザコンなんですかね?、私。」

悦子
「ゴメン、ゴメン。」
「(缶を振って)もう空ね、取ってくるから。」


「いいよ、俺が取ってくるよ、悦ちゃんも(要る)?」

悦子
「ありがと、私のも お願い。」

缶ビールを取りに行く事で その場から逃げた。
この 思わぬ展開に バクバクしてるのが、自分でも判った。
が、なにせ こんな展開は初めてだった、何をどうしたら…、なんてのは 皆目 見当もつかない。
ただ、オロオロしていた。

17/12/19 22:39 (sbn/1VZl)
6
投稿者: まさ ◆dzQMpJO/do
おはようございます。
たまりませんね!
俺もこんな体験がしたくなりましたよ(笑)
是非続きを宜しくお願いします。
楽しみにしています。
17/12/20 06:25 (/PnBwbua)
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