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熟事務員 Ⅱ ①
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:熟事務員 Ⅱ ①
投稿者: ルコック
熟事務員 Ⅱ
なんてなってますが、単純な つづきです。

5時に◎◎駅ちかくの コインパーキングに車を停めて、
途中のスーパーで缶ビールを買って、星野さんの部屋にむかった。

エントランスで、自動ドアを開ける暗証番号は星野さんに聞いて知っていたのだか、部屋番号と呼び出しボタンをつづけて押した。


「工藤です。」

悦子
「俊くん、いらっしゃい。」
「(玄関の)鍵 開けてあるから、入ってきてぇ。」

エレベーターで上がり、701を目指した。

呼び鈴を押し 玄関の扉を開け 玄関で
「こんにちわぁ、工藤でぇす。」
と大声で呼んだ。


「お願い、ビール出しといてぇ。」
「はぁい。いらっしゃぁい。」
と、中の人に頼んで 星野さんだけが出てきた。

星野さんは 少し後ろを気にしながら 抱きついてきて、顎をつき出す様に 頭を少しかしげた。
俺は だまって それに応えた。

確か さっきは スキニーとか呼ばれるジーンズだったハズだが、今は おそらく部屋着なのだろう?、肩の辺りに
コメリのマークが付いたワンピースだった。
(コメリは、星野さんがle coqのことを そう呼んでいる。マークが似てるからだそぅだ。)

廊下を俺の前になって歩きだした星野さんが、ふと立ち止まり、自分で裾をめくって 尻を少しつき出して俺にみせた。
「パンツは履き替えてないわよ」
と、アピールするかのように。

廊下とLDKを仕切るガラス戸を開けながら
「おまたせぇ。はじめましょ!。」
と星野さんが声をかけた。

「こんにちわ~。」
と、稲葉さんと高橋さんが 立ち上がって出迎えてくれた。

俺は
「こんにちわ。」
と挨拶しながら、缶ビールの入ったビニール袋を 稲葉さんに無言で渡した。

テーブルには、温野菜でみる様な 2つのスープが楽しめる 少し大きめの鍋が、IHコンロの上にのっていて、それぞれの席にはランチョンマット、その上にグラスが伏せてあり 割りばしと取り皿が置かれ、テーブルの隅には刻まれた野菜があった。

悦子
「俊くんと朱美ちゃんは 奥で見つめ合って。」
「真里ちゃんは ここ 手伝ってもらうから。」
と、それぞれを席に案内した。

キッチンカウンター側に 俺と稲葉さんが 向かい合ってすわり、俺の右隣に星野さん、その向かい 稲葉さんの左隣に高橋さん、となった。

悦子
「真里ちゃん。さっそく手伝ってぇ。」
と、2人で冷蔵庫にむかった。

椅子に座った俺には 2人の上半身しか見えない。
立って覗き込まない限り 下半身までは見えないだろう。

真理子
「すごぉい。美味しそう。」
「どぉしたんですか?、これ。」
片手に肉の皿、もう片方の手に蟹の皿 見比べながら はしゃいでいる。

悦子
「蟹はね、朱美ちゃんが持ってきてくれたの。」
朱美(それにかぶせる様に)
「ホンとは 生 が良かったんだろうけど、無かったのよぉ。」

真理子
「お肉は?。お肉はどぉしたんですかぁ?。」

悦子
「それはね、昨日 俊くん、に、教えて貰った所に 母と行ってきたのよ。」
「すんごく 美味しかったから、お肉を お土産にしてもらったの。で、私が今日妹のとこに届けたのよ。」

真理子
「えぇ、どこ ですかぁ?。」

悦子
「東京駅の地下の、米◎牛の…、何てったけ?。俊くん。」


「黄色い木 って書いてあるとこですって!。」

朱美
「あぁ。前に言ってたとこ?。」
(稲葉さんは何だか ピリピリしている)


「そぅそぅ。」
(星野さんが 皆の取り皿にポン酢とゴマだれを入れてくれていた。)
「ポン酢とゴマだれも 買ってきたんすか?。」

悦子
「そぉよぉ!。昨日はすき焼きにしたから。しゃぶしゃぶも食べてみたくなっちゃってさ。」
「どおせなら、お店の味 食べてみたいじゃない?。」
「美味しかったら、今度みんなで行こうねぇ。」

真理子
「東京駅でしょ?。お高そう。」


「ランチとかなら そんなでも無かったような?」

悦子
「ランチはそうでも無かったわね。だからって1980って訳にはいかないけど(笑)。」
「ほらほら!。お出汁も沸いたから 乾杯しましょ!。」

それぞれに 注ぎあって
「カンパァイ。」

悦子
「どぉぞぉ。食べて食べてぇ。」
(肉を昆布の入っている出汁に入れ始めて。)
「あとは勝手にやって。自分の箸で良いでしょ?。」
「ほら、真里ちゃん。煮えちゃうよ。」
と、取ってあげていた。
「朱美ちゃんも、俊くんも、勝手にやって。私も食べたいんだから。」

真理子
「美味しいっ。これ なんて お肉ですか?。」

朱美
「ホンと!美味しいわねぇ!」

悦子
「だから!、米沢牛だってば。」

真理子
「じゃ、なくって。有るじゃないですか。ロースとかカルビとか。」

悦子
「あんたね!、焼き肉じゃないんだから!。」


「3種盛り。とかっすか?」
「何か、色合いとか、霜降りの加減とか微妙に違いません?。」

悦子
「そぅそぅ。そんな事言ってた。」
「でも、今のが 何だったか なんて聞かないでよね!。」
「あたしゃ、美味しきゃ いいんだから!」

真理子
「そぉですよね。」
「あのぉ?、こっちの 何も入ってないのはなんですぅ?」

悦子
「あぁこれね。これはね、秘密。当ててごらん。」

朱美
「まさかの、ただの お湯、とか。」

悦子
「正解!。蟹 あっためたら お出汁でるかなぁ?、って。」

朱美
「ふふふ、悦ちゃんらしいわ。」

真理子
「蟹。いっても良いですかぁ?。」

朱美
「どぉぞぉ。遠慮なく。」

真理子
「1つは ズワイ蟹みたいですけど、こっちはタラバですか?。」

朱美
「これ?。これね。」


「花咲蟹。ですよね?。タラバの親戚みたいな奴です。」
「今は 冷凍なら 何でも 一年中ありますからね。」

真理子
「そうなんですかぁ?。両方 いっちゃお。」
「あっ、悦子さん。こう(蟹の身をホジル奴)する奴ないですか?。」

悦子
「ホンとに この子は。」
「お家で大丈夫なの?。ちゃんと(子供達に)してあげられてんの?、まったく。」

星野さんが立とうとした時に、星野さんのスマホが鳴った。

悦子
「…池沢さんから。」
「ゴメン。朱美ちゃん お願い。ほら!、高橋!、あんたも行って もってくる!、殻入れとか。」

2人で お勝手に取りに行った。

悦子
「もしもし。」
「あら、そう。良かったね。気を付けてね。」

2人がボールと蟹をホジル奴を持って戻ってきた。

悦子
「池沢さん、来られるって。」
「今 ご飯たべさせてるから、洗い物 終わったら すぐ来るって。」
「でも、椅子、4つしか無いのよねぇ。どぉしよ。」

俺は自分の膝を叩き
「高橋さん、ここでも良いですよ。」
「何か ふかふかで 気持ち良さそうなんで。」

悦子
「おっぱいも大きいしねぇ(笑)。」

真理子
「えぇーツ、それ、誉めてないから(笑)。」

朱美
「そぉよねぇ。誉めてないわよねぇ。」

真理子
「もぉ(怒)!。」
「(両手で自分で胸を押さえて)どおせ デブのタマモノですぅ!」

悦子
「でも、どおしよう?。」


「何か、パソコンの丸イスとか無いんすか?。有ったら 俺はそれでも(良いですよ)。」

悦子
「ゴメンね(そぅしてくれる?)。」

真理子
「でも良かった。今日は私も誘ってもらえて。」
と、意味ありげにいった。

悦子
「ちょっとお!。どぅ言う意味ィ?。」

真理子
「だってぇ、朱美さんはアレだけど、工藤さんも 悦子さん家 初めてじゃなさそうだし。」
「お肉も蟹も 工藤さんが…。って思っちゃって。」

(この一言が空気を一変させた。)

悦子
「ちょっとぉ。呑みすぎたんじゃないの?。」

(確かにペースは早かったが。)

真理子
「だって そぅじゃないですかぁ?。」
「お肉も蟹も 全部知ってるし。」
「家の部屋番号だって そぅだし。」
「パソコンの椅子にしたって。」

朱美
「そぉなの?。」
と、更に追い討ちをかけてきた。

悦子
「そぉ?!。真里ちゃんには そう見えたんだ?。」
「で?。どうしたいの?。何が言いたいの?。」

真理子
「工藤さんて朱美さんと。…ですよね?。」

悦子
「工藤さんと朱美ちゃんが?、何?。」

真理子
「付き合ってる んですよね?。」

悦子
「喧嘩なんか売る気は無いけど、この際だから言わせてもらうワ!。」
「いい?、真里ちゃん。」
「付き合ってる。ってのは、独身の男女の関係を言うの。」
「2人は どぉ?。」
「2人とも結婚してるワ。」
「私達は 倫理に反する事をしてるの!、だから 不倫 って言うの!。」
「それを 面と向かって ごちゃごちゃと 何が言いたいの?。」
「私達に ごちゃごちゃ言って良いのは、工藤里美さん ただ1人よ!、稲葉朱美でも 高橋真理子でも 星野悦子でも 無いの!。」
「工藤俊介が どこで 誰と 何をしてようと、私達は何も言えないの!。工藤俊介にも 私達にも、文句を言って良いのは 工藤里美さん 只1人よ!。」
「《もう会えない。》って言われたら 《はい 分かりました》って答えるしかないの!。」
「隣の芝生がキレイに見えてる位で チョッカイだすもんじゃないワ!。」
「その覚悟が有るんなら、工藤俊介を口説き落として ごらんなさい!。」
「稲葉朱美も 星野悦子も、その覚悟は とうに出来てんの!。」

真理子
「ゴメンなさい。」
「何だか 嫉妬みたいな。」
「私を仲間ハズレにしないで みたいな、なんだろ?。」
「ホンとに ゴメンなさい。」

悦子
「だから言ったでしょ?。」
「工藤俊介が どこで 誰と 何をしていようと、私達は誰の事も責められないのよ。」
「だからって、皆でシェアしましょ、なんて軽いノリでも
 ついて来られないわよ。」

朱美
「え?、て事は何?。」

ピンポーンとチャイムが鳴った。
稲葉さんが何かを言いかけた時に、池沢さんが鳴らしたチャイムにすくわれた。

悦子
「ほら、新たなライバルの登場かもよ?、真里ちゃん。」
「はぁい。いらっしゃい。鍵開けてあるから、入ってきてぇ。」

程なくして
「こんばんわぁ。」
と、池沢さんの声がした。
2017/10/25 01:29:03(hH/R4GPr)
2
投稿者: ルコック
熟事務員 Ⅱ ②

悦子
「芳恵さんは ここに座ってぇ。」
自分のビールや取り皿をどかしていた。

芳恵
「そんなぁ、悪いワ。」

悦子
「いいから いいから、工藤さんの隣 譲ってあげる。」
「はい。どうぞ。」

芳恵
「はい。これ。味は分からないけど。」
と、差し出した。ワインの様だ。

悦子
「ありがとう。早速 頂く?。」
「はい。開けて。」
と、俺に渡した。

悦子
「朱美ちゃん、ゴメン。グラスと開けるヤツお願い。」
「イス、取ってくるから。」
「ほら!、高橋。(朱美ちゃんと)一緒に行く!。酔っぱらい!。」

真理子
「だってぇ、お酒呑んでるですよ、酔っぱらうじゃないですかぁ。」

悦子
「もお!。この娘は。」

食事会が始まってから、色々とバタバタしていたが、落ち着きを取り戻した時には、何とか動物園が始まっていた。

高橋さんは 相変わらず うるさかったが、5人が揃って
 暫し歓談となるハズだったのに、池沢さんから 質問攻撃をくらった。

仕事の事。
工藤晴男との関係。
女性の好み。
何か返すたびに、その答えに かぶせて聞いてくる。


〔4人の女性を少し整理してみます〕
暖年齢(日頃の会話などから推定)
高橋真理子 42
池沢芳恵 47
星野悦子 51
 稲葉朱美 52

暖 はからずも、身長の低い順も ↑となった。
  上から 153 158 163 164 だそうだ。

暖体型など(高橋、池沢は想像です。)
 高橋 激という程ではないが そこそこぽっちゃり。
    胸は デブのタマモノらしい。
 池沢 普通にぽっちゃり。胸もお尻も4人の中では
    一番大きいだろう。超強力な補正下着などを
    着けて無い事を願おう。
    俺には 一番 そそられる体型をしている。
 星野 この人が おそらく世間で言うところの、
    ぽっちゃり かも知れない。出産経験が無い
    からだと 本人は言っていたが、年齢のわりに
    そこそこ有る胸も垂れてもいないし、
    張りもある方だと思う。
    が、デブ専に近い程の ぽっちゃり好きの俺
    には、いささか もの足りない。ついつい
    池沢さんと見比べてしまう。
 稲葉 ↑の様な理由から どぉしても 痩せて
    見えてしまうし、本人がブラにこだわる程の
    垂れ具合で、自称 ちっさい たれぱんだ
    らしい。
ただ、稲葉さんも星野さんも、お肌のお手入れは、手を抜かないらしい。2とも ツルツル スベスベ している。 

〔ザックリ と こんな感じです。〕



さて。
肉の皿も蟹の皿も 空になり、野菜を少し残す程度だった。

真理子
「何か足らなぁい。」

悦子
「ホンとに この娘は。だから…。」

真理子
「あぁー、今 だから太ってるんだ って言おうとしましたよね?。」

悦子
「うるさいわよ、酔っぱらい!。」
「俊くんも芳恵さんも足らないでしょ?、ピザでも取ろうか?。」

真理子
「賛成賛成!。メニュー どこですか?。」

星野さんは 困った表情で 黙って頭を抱えていた。

メニューを持って来て、高橋さんに選ばせ、星野さんが リビングの奥の方で 家電から注文していた。

悦子
「20:00過ぎちゃうかも。だって。」
「ゴメンね、俊くん。」


「俺の事はいいですから 皆さんで どぉぞ。」

悦子
「じゃぁ、俊くんが居るうちに リハーサル会 決めちゃおっか?、いつに する?。」

芳恵
「ゴメンなさい。私 来週はちょっと(ムリ)。」
「2週つづけて(家)空けるとと、ウチのが うるさくて。」

朱美
「私も 再来週のが ありがたいワ。」

悦子
「酔っぱらい は?。」

真理子
「私は いつでもOKでぇす。」
「前もって教えてくだされば。」
「俊さんは?。」
「悦子さんが 俊くん って呼んでるから、私は 俊さん て呼ぼう。(稲葉さんを見て)良いでしょ?。」

朱美
「どぉぞぉ。」

真理子
「俊さんは何て呼んでんですか?、朱美さんのこと。」
「悦子さんの事は 悦ちゃん て呼んでましたよね?」

俺 
(うるせーぞ!酔っぱらい!。と たしなめ たかっが いつ 聞いたのかが気になって 下手なことはいえない。で、)
「悦ちゃんと一緒。朱美ちゃん て呼んでるよ。」

真理子
「そっかぁ。ねぇねぇ、芳恵さんは?、何て呼ばれたいですか?。」

芳恵
「私ィ?。私は おい とか おまえ とか 呼び捨て、が良いかなぁ?。」

真理子
「それって ズルくないですかぁ?。」
「私も それが良いです。2人っきりの時には。」

悦子
「こら!酔っぱらい。」
「うるさいわよ。俊くん そろそろ帰る時間なんだから、困らせないの!。」

真理子
「はぁい。」

朱美
「あらっ、もぅ そんな時間?。気を付けて帰ってね 俊ちゃん。」

そんなふうに呼ばれた事が無かったので、この〔俊ちゃん。〕には ドキッとした。
稲葉さんの 対抗心の現れ だと直感した。

だが、それ以上に 高橋さんの〔悦ちゃん。〕には 肝を冷やした。どぉなる事かとヒヤヒヤした。
星野さんが 切らずに 放り投げた電話が繋がっていたのか?。
まさか 星野さんが そんなドジな事をするハズがない。
かまをかけて きたのかも しれない。
酔っぱらい。も、ただの フリ なんじゃないかと さえ 思った。全部 計算 なのかと。

また、嫌ぁ な 汗をかいた。

ただ、いずれにしても。
皆さん 勘違いも 甚だしいです、はい。

〔こんな程度の男、そこら辺に ゴロゴロ居んでしょうに。隣の芝生 そんなに 青々して見えるんですかねぇ?。気に入ってくれるのは 嬉しいですけど、絶対 皆さん おかしい ですって。〕

そんな事を思いながら、
「じゃあ、再来週ね。」
と、4人に見送られた。


17/10/26 18:45 (IljWzqYf)
3
投稿者: (無名)
次まだですかー
早く続き読みたいですー
17/10/30 14:10 (F48jL65H)
4
投稿者: ルコック
熟事務員 Ⅱ ③


いつもの様に 妻の荷物持ちの日曜日が終わり、週があけた。

9:00を少し過ぎたころ、いつもの様に 星野さんがバインダーを持って まわってきた。
ただ いつもと違うのは
「俊くん、おはよー。」
と、声をかける様になった。

この変わりように、ラインの長老からは
「なんだぁ?。ヤッちゃっのか 工藤?」
と、からかわれた。


「えぇッ。土曜日にヤッちゃったんすよ。」
と、いつもの調子で答えた。

長老
「オメェの言う事は どこまでホントなんだか 分かったもんじゃねぇや。」
と、いって笑っていた。

で、社内でも臆すること無く「俊くん」と呼ぶ様になった星野さんに刺激されてか 対抗心なのか?、稲葉さんまでもが「俊ちゃん」と呼びはじめた。


長老のように「ヤッちゃったのか?」と、あからさまに聞いてくる人は そうは居ないが、結構な 噂 になっているらしい。

定時あがりの日だったので、確か水曜日。
稲葉さん 星野さん、の2人と駐車場まで一緒だった。

朱美
「なんだか ゴメンね。噂になっちゃってるみたいで。」


「いきなり あからさまに (呼び方)アレだけ変われば、皆が なんだぁ? って思うでしょ。」

悦子
「何か言われた?」


「月曜だったかな、長老に ヤッちゃったのか? って聞かれたから、えぇ 土曜日にヤッちゃったんすよ、って答えといた。」
「オメェの言うこたぁ 信用ならん!。みたいな事言われたけど。」

朱美
「えぇーッ。そんな事 いっちゃったの?」


「…、言っちゃいましたぁ。」
「いっその事、3人でヤッちゃいますかぁ?。」

悦子
「私は良いわよぉ!」

朱美
「もぉ!。2人とも何言ってんの!?。」


「でも、いきなり呼び方変わったんすから、何かしら噂にはなるでしょ?」
「ほっとく しか無いんじゃないっすか?。」

悦子
「だからさ、ホントの事にしちゃえば良いじゃない?。」


「まぁ、ヤッちゃった、って言っちゃいましたしね。」

朱美
「もぉ。貴方たちって、ホントに…。」
「どうしちゃったの?。まさか本気じゃないよね?。」

「本気ですよ。」「本気よぉ!。」
2人 ほぼ同時だった。

朱美
「……。どぉかしてるワ(困惑)。」

悦子
「ちょっとぉ、本気にしないでよぉ。(笑)。」

朱美
「だってぇ!。本気だって言うから!。」
「もぉ。わけ わかんない(怒る)。」

確かに 俺も星野さんも 本気 だったんだと思う。
この頃には 上着を1枚羽織る 事も多くなり 透け具合も なんだかなぁ? という程度になってしまって、あまり 稲葉さんに 服装の指示とかも出さなくなっていた。
そんな事やなんかが 稲葉さんからしてみれば、星野さんの出現で かまってもらうのが減った と思っているのだろう?。

稲葉さん1人と… よりも、機会が有ればと言うより どぉしたら 3人で… に持ち込めるか?、なんて事を考えていた。
が、どれも ピンと来ない。
だったら いっそ 星野さんに おまかせ、と言う結論に 俺のなかでは なっていた。
もぅ、星野さんに 好きにさせて、あとは成り行きまかせ。
が、良いかなぁ? と。
リハーサル会の時がよいのか?。
それとは別に 何かこじつけて 3人の時をつくるか?。
〔今日は定時だし。いっそ このままの流れで…。〕などとも期待していた。
が、どぅやら星野さんも様子をうかがってる様だった。

結局、何の進展らしきものも、どちらか~の お誘いも無いまま「また明日。」と、3人が それぞれの車に乗った。

さて どぉしたもんか?。

それぞれが それぞれの 様子をうかがう かの様に、
(メールで)日常的な会話のやり取り だけの週末となった。

初めてGSで稲葉さんと会って以来 こんな週末は初めてかもしれない。

週があけて 会社では、
皆に呆れられてるのか、人の噂も何とか…ってヤツなのか、〔俊ちゃん〕〔俊くん〕を気に止める人も居なくなっていた。

火曜日だったか?、
「リハーサル会、金曜日 19:00 ◎◎町の
SH◎◎AXで。大丈夫?。」
と、星野さんからメールがきた。

俺が 大丈夫です と返すと、しばらく間があって 「乗せてって。大丈夫?」
と返ってきた。

「それも OKです。」
と、返した。

悦子
「ありがとう。朱美ちゃんは?何か連絡あった?。」


「いえ、まだ。」

悦子
「そう。」

稲葉さんからの連絡は無いし、星野さんとのメールも そこで途絶えてしまった。

〔?????。なんで?。??〕
てな 感じだった。


17/10/31 18:36 (yUV9r.o4)
5
投稿者: ルコック
熟事務員 Ⅱ ④

稲葉さんから リハーサル会の連絡をもらったのは、翌日 現場にまわってきた時だった。

稲葉さんは、
母の今後(介護など)の事で、稲葉さんの兄妹達と 配偶者も含めて 話し合ったらしいが、稲葉さんのご主人など 要は 血の繋がらい人達は逃げ腰と言うか 何とか避けたい のが見え見えで、出来ない理由を並べ立てる だけ。
結局 兄も妹も それに合わせてしまう始末で、てんで 話しにならない。
そんな様な ゴタゴタが有ったらしい。

星野さんは星野さんで、
主人が珍しく返って来るって連絡があって 何かと思ったら、「定年まで2年を切った。そろそろ このマンションを出る準備もして欲しい、新しい所に引っ越しても 定年までは そこの家賃も払うし 引っ越し費用もだすから。」と。
定年後 嘱託で何処の部署に残るのか?。
退職金は、一括で受け取るのか 半分だけもらって残りの半分は月々でもらうのか とか。
退職まで一年を切ると 会社側とも話をしなければならなくなる。
などなど、と。
要は、「早いとこ ケリつけよう」って話をしに来たらしい。

星野さんが、「女にケツ叩かれたの!?。」って聞いたら、モゴモゴと クチごもって しまったそうだ。
図星だったらしい。
「だから言ってやったの!」と前置きして
「退職金の額が決まったら 半分が幾らなのか分かる様に 明細持って出直してきて。」
「例え 明日 新居に越す事になったとしても、貴方にその住所を教える気は無いし、離婚届けには ここの住所を書く 移転先には実家の住所を書くワ。私も貴方の居所 知らないんだから 文句は言えないハズよ!。」
「貴方の年金まで半分よこせ! とは言わないから、引っ越し費用だの 慰謝料だの なんだかんだで300位上乗せしなさいよね!。」
「何なら 今 出す?。弁護士に事情を話せば 住所でも 何でも キッチリやってくれんでしょうから!?。退職金の半分と300じゃ足らないかもしんないけど!」
「どぉ なさいます?。」
「って、言ってやったら、『取り敢えず100は すぐに準備するから 不動産屋を回ってみるとか 引っ越しの準備を進めて欲しい。』ですって。」
「定年まで家賃払うって言ったわよね?って言ったら、『コピーで構わない。見られたく無い所は黒く塗り潰して構わないから 家賃が分かる書類なんかを見せてくれ 引き落とし口座は離婚まで俺の口座で構わない。払うかどうか疑うんなら それは ここに居ても同じ事だろう? 今も俺の口座から落ちてるんだから。』だって。足元見やがってサ。」
と、そんな事があったそうだ。

なんだか俺の未来予想図を聞かされてる様だった。

大人のオママゴト気分で 宇津々をぬかしてばかりは いられない現実が そこには有った。


誰しも この歳になれば 大なり小なり 頭を抱える事の1つや2つはあるんだろうし、人に言いたくない事も それなりに あるんだろう。
職場でも家庭でも ストレスの無い人も居ないんだろう。

それぞれ 色んな事と 向き合いながら、リハーサル会当日を迎えた。
(リハーサル会には結構な人数が集まった。
俺は 社内で一番話しの合う 坂東さん(男)を誘ったし、高橋さんは後輩女性を連れて来ていた。
池沢さんも同僚の 何とかさん て オバサンと。
総務の あかねちゃん て人も同僚女性と。
と、10人を越えた。
一番大きな部屋でも けっこう狭かった。)

ホントは そんなモンから 一時でも解放されるハズの
リハーサル会だったハズだったのに…。

特に 池沢さんと高橋さんが 星野さんの 浮き沈みの激しさに、何かを感じたのだろう。
俺に『喧嘩でもしたの?。』と聞いてきた程だった。

俺は 特に 破目を外す 事もなく、
気の利いたホスト役 を こなせた 訳でもなく…。
誘われて 来てくれた人達には いささか失礼な、
???なリハーサル会となってしまった。

それでも 切り替えが早いと言うか 喉元すぎた から なのか、週明けの 稲葉さんと星野さんの会話は、来週末の旅行の事で盛り上がっていた。

朱美
「今年は何着てこうかしら?。」

悦子
「この前、母と行った時に 新◎ビルで コートとかは買ってきたのよ。」

朱美
「そっか。私 どぉしよう。」

悦子
「私も。」

朱美
「準備してあるんじゃないの?。」

悦子
「コートとpantsはね。でも ヒールって訳にもいかないじゃない?。歩きやすい靴とか欲しいなぁ。って。」

朱美
「東京駅よね?。電車なら一時間位でしょ?。」
「土曜日、母の お昼 早めにするから、行かない?。」
「夕方には帰って来られるわよね?。」
「連れてってぇ。」

悦子
「一緒に行くのは構わないけど、母に案内されたのよ。
たまに 観劇とか行くから私よりも詳しいのよ。」
「それより 夕方って、なんか(用事)あるの?。」

朱美
「私は 母の お昼が済めば何も…。悦ちゃん方が…(有るかも)。」

悦子
「そんなに 気ィ使ってくんなくても いいわよぉ。」
「(女に)尻 叩かれて来ただけなんだから。」
「いくつ になるんだかも知らないけど、向こうだって(お金)出すのは少ない方が良いんだろうからサ。そんなトコだと思うわよ。」

朱美
「…、どこも 一緒ね。」
「父の時もそう。普段は電話一本よこさないクセに、『長男でぇす。その家内でぇす。』みたいな顔しちゃってサ。今回だって そうよ!。あぁ、腹がたつ!。」

悦子
「どぉしたの?朱美ちゃん。」
「朱美ちゃんが そんな言葉使うなんて珍しいわね。」
「(ニャッとして)溜まってる。とか?。」

朱美
「もお!、すぐ そっちに(下ネタ)いくんだから!。」

悦子
「違うの?。」
「私は溜まってるワ。」
「この何週間かの 長い禁欲生活のせいで!(笑)。」

朱美
「もぉ。」
「(新◎ビル)俊ちゃんなら知ってるかなぁ?。」

悦子
「あらあら 朱美さん?。」
「それって『私 溜まってます。』って言ってるよ、分かってらっしゃいます?。」
(稲葉さんは たちまち 真っ赤になったらしい。)
「ホント 分かりやすい わね、あんたって。」
「俊くんなら知ってるんじゃないの?。(だって私 俊くんと行ったんだもの、フフフ)。」

朱美
「そうよね?知ってるわよね?。」
「悦子ちゃんから 頼んでよ。ダメ?。」

悦子
「私は構わないけど。なんでまた。今まで そんな事 言ったことないくせに。」
「あぁ、そっか、シテ って悟られんのが嫌なんだ?。」
「ほらっ、また 赤くなってぇ。」
「いい歳して そんなにモジモジしないの(笑、怒)!。」
「良いワ。明日にでも電話しとく。」
「先に 私が俊くんと しちゃっても 文句言わないでよね。」

なんて やり取りが有ったらしい。

翌朝。俺が駐車場に着くと 星野さんの車が有った。
駐車場の入口からだと、稲葉さん 俺 星野さん と順に遠くなる。
ただ星野さん側には 人だけの出入り口が有るので みんな そこを通って会社に向かう。

その出入り口というのは、よく一般家庭にも有る様な アコーディオン式のフェンスの馬鹿デカイやつの隣に有る。
要は 朝と夕方で 車を一方通行にしている。
全部署が定時あがり だったりすると、駐車場から出る車で渋滞が起こる。
それを知ってる 急いでない人達は 煙草を吸ったり お茶したり してから帰るのだが、今度は その人達で プチ渋滞が起こる事も有る。

そんな位置関係なので 星野さんは、常にミラーで確認 でも してない限り 俺が停めたのは分からないハズだが、すぐに車から降りて 俺を手招きしている。
2人 会社に向かいながら…。

悦子
「おはよー。待ってたのよぉ。」
と、↑↑↑の2人のやり取りをきかされた。
「大丈夫?。俊くん。」


「大丈夫ですよ。」
「正直に 旅行に着てくの探して来る って言って出るので。」

悦子
「正直なのは そこ だけでしょ?。」
「誰と。は言わないのよね?。」


「…ですね。電車で行く事も(言わない)。」

悦子
「電車で いいの?。」


「楽しそうじゃないですか?。イロイロ と(ニャッ)。」

悦子
「何か ワルイ 事、考えてない?。」


「て事は、悦ちゃんも おんなじ事 考えて 電車になったんだ?。」

悦子
「電車って言い出したのは 朱美ちゃんよぉ。」
「俊くんに聞いてみて って言ったのも。」
「嫌なら 車にするぅ?」


「ゴメンなさい。電車が良いです。」

悦子
「…でしょう(ニャッ)?。」
「朱美ちゃんには 来たら 言っとくワ。」
「時間とか決まったら 教えるから。」

と、タイムカードの前でわかれた。

17/11/03 11:18 (QbD33vBV)
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