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熟女ソープ  美貌の館  千里42歳  その十一
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:熟女ソープ  美貌の館  千里42歳  その十一
投稿者: (無名) ◆YaXMiQltls
千里は少なからず戸惑い、驚いた。
今、目の前にいる少年は、到底このような場所に遊びにくるような感じではない、至って普通の存在だ。ルックスも渋谷によく居る感じの若者風で、物凄く違和感がある。
顔もアイドルのような涼しげな美形で、ちょっと声をかければ幾らでも可愛い少女が寄ってくるに違いない。

その上、この店は高級店である。
フリーで入っても入浴料が諭吉2、個室サービス料は4だ。
おいそれと払える金額ではないだろう。

しかしながら今は自分の客である。
落ち着いて丁寧に挨拶をして、彼を部屋へと案内した。


「初めまして、 ですよね?」

千里が彼に話しかけると

「はい。 始めて来ました」

と返事をした。
そして、キョロキョロと周囲を見回して観察している。

「こう云うところも初めて?」

と再び千里が聞くと

「はい。  えっ、 初めてです」

と、か細い声で答えた。

仕方がない。千里は先ずシャツを脱がそうと彼の肩に手を添えた瞬間、彼の身体が、ビクンっと反応して千里の手を強く振り払い彼女から一歩遠ざかった。

「?????!」

何が起きたのか判らずに千里は混乱した。

「この子、一体?」

彼は深く息をして立ち竦んでいる。
千里は床にゆっくりと膝をついて、暫く様子を伺っていた。
彼も落ち着いてきて、重い口を開いた。

「あの、  ごめんなさい。  でもわざとじゃないん・・・」

千里は直ぐに、敢えて親しげに優しい口調で応えた。

「うん。いいよ。  落ち着くまで、ずっと待ってる」


二人は黙ってソファーに腰掛けた。



少しの間、ゆっくりと時が流れた。
彼は、千里の差し出した冷たい緑茶を飲みながら、少しづつ話を始めた。

彼の名は原田浩司。二十歳になったばかりの大学生だ。
アルバイトをしてお金を貯めたらしい。

以前、同級の女の子と交際寸前までいったが、極度の女性アレルギーがバレて離れて行ってしまった。
それ以来女性との関りは一切無く、今も童貞のままだそうだ。

以前に、溜めたバイト代を持って若い女の子ばかりのソープランドに行ったときに、自分の仕草を見た女の子から、腹を抱えて笑われた経験があるという。

そして、年上の女性だったら、ひょっとしたら少しは自分のことを理解してくれるかもしれない。
そう思って、今日、ここに来たと話してくれた。

彼の眼は真っ赤である。
そして、こんなことを他人に話さなければならないなんて、どれほどの屈辱であろうか。

千里は、この少年が愛しくて堪らなくなった。
何としても彼の気持ちに応えたい。

彼女には一つ考えがあった。



 
2017/08/24 17:11:59(sXrJoXq9)
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