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里香ちゃん
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:里香ちゃん
投稿者: 阿佐ヶ谷てるお ◆tOXidBo9Do
20年ぶりに会った里香ちゃんは、お母さんになっていました。すっかりむちむちな体つきになっていたのにも関わらず、カフェで向かい合って、むかしと変わらないくりっとした目やふっくらした唇、シャツの下で盛り上がったおおきな胸を見ながら、なつかしいかわいい声を聞くうちに、僕の下半身には血流が流れ込んで例の海綿体を膨張させ、ジーンズの股間はどんどん窮屈になってきました。
里香ちゃん...。
大学の2年先輩だった彼女の名前は、僕が19才になったばかりのころの、淫らな体験の記憶を、呼び覚ますのです。
  
ある文科系サークルに入った新入生の僕を、里香ちゃんはとても目にかけて、かわいがってくれました。
当時の僕は、背もようやく平均に追い付いたぐらい。髪はさらさらのストレートで、童顔で、オシャレにも疎く、高校1年ぐらいに間違われることは日常茶飯事で、とても純情でシャイな少年と見られてました。
里香ちゃんは小柄ながらグラマーで、やさしいお姉さん。ぷりっとした胸とお尻が印象的で、明るくかわいらしい人でした。学年の上下に関係なく、サークルの全員から「里香ちゃん」と呼ばれていました。
僕がシャイなので、よく「山岡くん、かーわいい暖」とか、「悩み事? お姉さんの胸を貸してあげる♪」などと言って僕をからかいました。
周囲のみんなも、お姉さんぽい里香ちゃんと、子供っぽい僕を「カップル」として扱って、冗談の種にすることが多かったです。
実は、僕はみんなが思ってたほど完璧に純真無垢な少年ではありませんでした。
その前の年、高校3年生の時には彼女がいて、ちょっとだけ性的な経験もしていたのです。
今思うと、彼女はけっこう積極的な子でした。照れていつまでも手を出さない僕に業を煮やしたらしく、ある秋の夕暮れ時に、僕の冷たい手を「温めてあげる」と言って、自分のセーターを少しまくって、僕の両手をお腹に...素肌に、当てました。
初めて触れる女の子の肌のやわらかくすべすべな感触に興奮した僕は、勇気を出して、手を上へ動かし、ブラジャーの下へ指を這い込ませました。
乳房のあまりのやわらかさに言葉を失い、感動しながらも、手を動かすと、彼女は「はぁ、はぁ」と喘ぎだしました。
当時はうちにも友達の家にもまだビデオデッキのない時代で、AVも当然見たことはありませんでした。女性が性的な快感に喘ぐ声を直に聞くのは、大変な衝撃でした。
乳首に指が触れたのでつまんでみると、今度は、子猫が泣くような声を発し始めました。
その数日後、家に連れて行って、自分のベッドの上でその続きをしました。
セーターをすっかり捲り上げて、ブラをはずし、母親以外の女性のおっぱいを初めて見て、両手で揉み、しゃぶりつくと、彼女はまたあの声を出して喘ぎ続けました。
でも、いつ母親が仕事から戻るかわからない、そんな状況では、さすがに二人とも下半身を丸出しにする勇気はありませんでした。
彼女が帰った後、下着がぐっしょり濡れていて、ペニスの先が、それまで経験がないほど大量にあふれた透明な液で、ぬるぬる...。その時は考えが及ばなかったけど、きっと彼女もそうだったはずですね。
その後彼女とは別れることになり、僕の「初体験」は寸止め状態でお預けとなりました。
思春期真っ盛りでもともと妄想でぱんぱんに膨らんでいたアタマに、この体験がインプットされ、僕はますます性的な欲求に... セックスを体験したい願望に、悩まされていたのです。
  
そんな19才の夏。サークルの仲間たち8人が一人のアパートに集まって、そのまま泊まることになりました。
8畳ほどの部屋に、ベッドが一つ。雑魚寝です。
僕と里香ちゃんは、例によって「里香ちゃんと山岡は一緒ね」と囃したてられ、床に敷いた一組の布団で寝ることになりました。
他にも男女はいたので、あちこちでいやらしい声が...と、思うかもしれませんが、現実はAVのようにはいきません。僕以外はお酒を飲んでいたのもあってか、すぐにみんなすやすやと寝息をたてはじめました。
僕は...
やさしくてかわいい先輩の里香ちゃんと、同じ布団の中。
仰向けに並んで横たわっていると、里香ちゃんが手を伸ばし、僕の手を握りました。そしてそのまま、眠るつもりだったのでしょう。
でも僕は...
カーテンのわすかな隙間から入る月の光と、壁掛け時計のかちかちという音、そして眠る6人のサークル仲間たちの寝息が聞こえる中で、どきどきして、悶々として、とても眠れる状態ではありませんでした。
そう... 下着の中で、あれが... ペニスが、固く、大きくなっていました。
僕は里香ちゃんの方にからだを傾け、その手を両脚の間にはさみました。
里香ちゃんが僕に顔を向けると眠そうな目をうっすらと開け、にっこりほほ笑んで、ささやきました。
「寝なきゃダメよ。」
僕は息がだんだん荒くなり、今まさにこの瞬間、勃起した性器の先端からとろりとした液があふれるのをはっきりと感じていました。
太ももの間にはさんだ彼女の手に腰をすりつけ、次第にその手を上へ...
かたくなったモノに手が触れると、里香ちゃんはぴくんとし、手をぎゅっと引き抜きました。
僕は彼女にからだを密着させ、片脚を彼女のからだの上にまわし、上を彼女のお腹に投げかけ、布団の中で、事実上横から里香ちゃんに抱きつく形になりました。
「...山岡くん... 寝なきゃ...」
かすれた、小さな声。
僕は、どうしていいかわからず...
今思うと、盛りがついた犬が何にでもしがみついて腰を振っている、あの状態ですね。
周囲にみんなが寝ているあんな場所で、何かできるわけもなく...
でも、里香ちゃんのからだから伝わってくる体温、やわらかさ、意識下に匂う甘い香り... それらに意志の力で対抗して眠りに就くのは、とうてい無理でした。
里香ちゃんのお腹の上にあった手を、ゆっくり乳房に近づけると... すぐに彼女の手が伸びて、僕の手を捕まえました。
僕はそのまま、強引なことをせずに、おっぱいのすぐ下のやわらかな場所を、やさしく、ゆっくりと指先で愛撫しました。
すぐ隣にある里香ちゃんの顔が切なそうな表情を浮かべると、そのふっくらとした唇の間から、押し殺したかすかな溜息がもれました。
そして僕の手を押さえていた彼女の手が、すっと僕を開放して離れ...
今はもうキスできるほど近づいた里香ちゃんの顔。耳たぶにそっと唇を触れると、はぁんと小さな声が里香ちゃんの口からもれました。
彼女が抵抗の様子をみせなくなったので...
彼女の髪の毛の匂いを嗅ぎながら、僕は手を、ゆっくりと彼女の胸へ。
ブラをしていませんでした。
当時流行っていた、おおきくゆったりとしたTシャツ。
その下の乳房は豊かに盛り上がり、時折呼吸に波打っていました。
腰を、ふくらんだ股間を里香ちゃんに押し付けながら、僕はゆっくりと彼女のおっぱいを揉みました。
鼻をぴくぴくとさせ、口を小さく開き、明らかに声を押し殺している、里香ちゃん。
僕はもうたまらなくなり、彼女のTシャツの裾の下から手を忍ばせました。
熱くて少し汗ばんだ里香ちゃんの肌の上で手を這わせ、彼女の乳房を、今度は直接、手のひらに収めました。
やわらかい....
そして、おおきい...
手のひらに触れた乳首は、ぷっくりとふくらんでいました。
もう片方の乳房へ...
...すごい...
1年前に2回だけさわった、高校時代の彼女の乳房... その記憶がよみがえりました。
温かい肌と、その驚異的なやわらかさに感動しながら、ゆっくりと乳房を揉みました。
里香ちゃんは目をぎゅっと閉じ、いつもより開いた鼻の穴から、荒い息を吸ったり吐いたりしています。
指でさわる乳首は...
まるで、ワインの栓のコルクのような形に感じました。勃起していたのです。
見えないので、余計に大きく感じたのでしょう。
やわらかく敏感な乳首を指先にはさんで、乳房を、おおきく円を描くようにもんでいると...
里香ちゃんがふいに、熱っぽい眼差しで僕を見ました。
そして...
「はぁ... 静かに、外へ行こう...」
そう言うと、僕の手や絡みつく脚から身を振りほどいて、布団の上にすくっと立ち上がり、足音を忍ばせて、部屋の外へ出てゆきました。
僕は、何がなにやらわからず... もしかして叱られるのかなと思いながら、それでもジーンズをはき、里香ちゃんの後を追って、部屋を出ました。
ちょうど彼女は玄関で靴をはいたところ。僕を見ると、無言で手招きし、そのままアパートの外へ出てゆきました。
僕は、彼女を追うしかありません。
外は月の光で明るく、比較的暖かい夜でした。
街灯の下で、里香ちゃんは待っていました。
「しっ。」
口に指を当て、僕の手を引いて、庭の隅に連れてゆきます。
建物の横の外壁のところに大きな木があり、その下は塀に隠れて、道路からも見えません。もっとも、田舎なので、そんな夜中に外を歩いている人もいませんでした。
「もう!しょうがないね、思春期の男の子は。」
半分怒ったように、半分冗談のようにそう言うと、里香ちゃんは僕にくっついて立ち、僕のジーンズのファスナーに手をかけました。
「静かにしてたら、してあげる。その代わり、部屋に戻ったらおとなしく寝るのよ。」
聞こえてくるのは、草むらの虫の声だけ。
彼女の指が器用にジーンズの前を開け、少し下ろし、股間がふくらんだトランクスを露わにしました。指先でちょっと触れると、その指先をふと目の高さに上げました。
ぬるぬるした液が、里香ちゃんの指先で、月を映して光りました。
里香ちゃんはそのまま、僕に半身で抱きつき、僕の肩に頭をもたせかけ、左腕を僕のからだに巻き付けて、右手をパンツに忍び込ませました。
そして...
夜の空気の中、びよん!と勢いよく飛び出した、勃起したペニス。
里香ちゃんはその可憐な指をそろえて下側から添えて陰茎をやさしく包むように握りました。
「ね、はやく済ませようね。全部出すのよ。」
そうささやくと、僕に寄りかかり、熱い唇を僕の胸のあたりに押しつけながら、ペニスを上下にさすり始めました。
最初はゆっくり...
しだいに、速く。
初めて他人の手で触られ、しかもあこがれの里香ちゃんの指でしごかれ、頭にも血が上り、顔がどんどん紅潮してゆくのがわかりました。
あぁ、すごい... 里香ちゃんが、してくれてる...
里香ちゃんが、手で...!
無言で手を上下させる里香ちゃん、僕の呼吸の変化とからだの硬直で、いきそうなのがわかったようでした。
「ぜんぶだして。」
...ああぁっっ...!
月の光の中、里香ちゃんが握るペニスの先端から、真っ白い精液がどぴゅっとほとばしりました。
かまわずしごき続ける里香ちゃん。
続けて、ぴゅっ、ぴゅっ...
手の動きを次第に遅くしながら、最後の一滴まで絞り出してくれました。
ポケットからハンカチを出して、しんなりとし始めているペニスの先端を、拭いてくれる里香ちゃん。
「...もう寝なくちゃ。」
僕は...
初めて「女性の手で」射精した快感の余韻に呆然とし、ぼうっとした頭で、彼女の後についてアパートに戻りました。
玄関に入り、部屋の前まで来ると、彼女はちょっと厳しい顔で、僕にささやきました。
「トイレにいくから。先に寝てて。」
誰も目を覚ましてはいないようでした。
布団の中で、たった今起こったことに思いを巡らせました。
童貞を、半分... いや、3分の1ぐらい、なくしたような気分...。
口でしてもらったら、どんな感じなんだろう?
そして、まだ見たことのないあの場所... 女性器の... 膣の中に挿入するのって、どれだけ気持ちいいのだろう...。
里香ちゃんは、なかなか部屋に帰ってきません。
僕はそっと立ち上がり、足音を忍ばせて、また寝室から玄関のあるダイニング・キッチンへ出ました。
里香ちゃんの姿はありません。靴もあるし、トイレの灯りがついてるので、まだトイレなのだと思ったけど、水の流れる音もしていませんでした。
ひょっとして具合でも悪くなって...
そう思った時、かすかな音が聞こえてきました。
音をたてないように、そっとトイレに近寄って、ドアに耳を近づけると...
ちいさな、かたかたという音。
かすかな、とてもかすかな、でも速い、はぁはぁという息遣い。
そして、聞こえるか聞こえないかという程度の、ぴちゃぴちゃという音...
里香ちゃん...
薄いドアごしに、彼女の悩ましい喘ぎ声を感じながら、僕も自分の指を、再び形を作りはじめた性器に這わせ、まさぐっていました。
 
2017/04/21 03:10:38(V3UQLsPU)
2
投稿者: (無名)
続きをお願い致します!!
17/04/21 06:54 (vWFNJH.z)
3
投稿者: 阿佐ヶ谷てるお ◆tOXidBo9Do
その夜のことがあってから、里香ちゃんは僕との間に距離を置くようになりました。
うぶでシャイな少年だとばかり思っていた僕にも強い性欲があるのを知り、しかもそれが自分に向けられ、しがみついて腰を擦りつけられ、乳房をもまれ、このままこの少年をからかい続けてはまずいことになると思ったのでしょう。多分、彼氏もいたんだと思います。あれだけかわいらしい人ですから、当然です。
僕が実際に初体験を済ませるのには、それから2年かかりました。
性欲だけは人並みにあっても、人見知りで内向的な僕はなかなか彼女ができず、ようやく友人の紹介で、看護師をしていた同い年の女の子と付き合い始めたのは、大学3年目の時。
里香ちゃんはもう大学を卒業していました。
僕はとても幸運でした。
看護師の千尋はとてもやさしい、母性にあふれる女性でした。
彼女は準看の資格を持って日中は病院で働き、夕方は看護学校に通って正看の免許をとるための勉強もしていました。病院の給料で学費と生活費を自らまかなう、言わば苦学生でした。
風呂なしの古い木造の、彼女のアパートで、僕は童貞を卒業しました。
初めて女性の前で素っ裸になって布団に入った僕は、緊張でぜんぜん勃たず、ふにゃふにゃのペニスをなんとか千尋の膣に押し込もうとするのですが、そもそも股間を広げて「下見」する度胸もなかったので、目でちゃんと見たことのないモノ、位置さえもハッキリとは把握していないモノに向かって、やみくもに下半身を押しつけていたことになります。
千尋はそんな僕を一切バカにしたり、失望したような素振りは見せず、「そのうちできるようになるわ」「一緒に練習してふたりで上手になりましょう」とやさしく言ってくれました。そして、「あたし、こうしてるだけで幸せ」と言って、全身の肌と肌を密着させ、僕を抱きしめてくれるのでした。
結局、ようやく緊張が解けてきちんと勃起し、千尋の中に挿入することができた時には、誕生日を過ぎて僕は21才になっていました。
この時には既に僕の人生から、里香ちゃんは完全に姿を消していました。
僕は初めて覚えた女性の肉体とそれが与えてくれる快楽に溺れ、千尋とふたりで色々なことを試し、学んでいったのです。
  
それから、長い年月が流れました。
千尋とはとっくに別れ、学業も終え、やがて僕は仕事で東京に引っ越しました。
こんな僕ですが、何人かの女性と付き合いました。
運動神経が悪く、ガリガリにやせ、童顔で、人見知りが激しく内向的な自分は、女性にはモテない、ずっとそう思って生きていました。
不思議なものです。今、若い頃の自分の写真を見てみると、確かに堂々とした「男の中の男」とは程遠いけど、地味でおとなしそうな顔立ちとは言え、外見だけで即「女性に見向きもされない」と決めつけられるようなブサイクな青年ではなかったようです。
なによりも自分に自信がなく、女性に積極的になれず、すぐにあきらめて身を引いてしまう、そんな卑屈な性格が、自分を女性から遠ざけていたのでしょう。
現に、数が多いとは言えないまでも、幸運に恵まれて出会いがあった時には、何人かの女性が喜んで身を預けてきたのですから。
しかしどの女性とも長続きはせず、僕は一人悶々として、枯れることのない性欲を自分の手で処理している、そんな日々が多かったのです。
突然、里香ちゃんが僕の人生に戻って来たのも、そんな時期でした。
 
僕は36才になっていました。
大学の先輩で唯一交流の続いているTさんから、ある日メールが届きました。
「里香ちゃんに、おまえのメールアドレスを教えてもいいか?」
地元の同窓会で久しぶりに顔を合わせた時に、里香ちゃんの方から「山岡くん今どうしてるのかな。誰か知ってる?」と話題にしたそうです。
20代のうちに結婚して、今は2児の母親。ちょっとふっくらしたけど、相変わらず快活でかわいらしかったと、T先輩は言います。
里香ちゃん...
19才の夏、サークル仲間たちが寝息を立てる部屋の布団の中で、里香ちゃんのおおきくふくらんだ乳首をさわったこと。月に照らされた庭先で、里香ちゃんの指でペニスをしごかれ、射精させられたこと。そして... トイレのドアごしに、オナニーをする里香ちゃんの喘ぎ声とぴちゃぴちゃという音を聞きながら、薄いドアの板一枚をはさんだすぐ隣で自分も自慰をして、下着を汚してしまったこと...。
それら思春期の思い出が、生々しくよみがえりました。
この時、下心はありませんでした。
相手は子持ちの人妻だし、地元と東京を隔てる遠い距離。ただただなつかしく、どうしているのか気になっただけだったのです。
   
「いつもメールありがと。」
38才のお母さんになっていた里香ちゃんの声は、あの頃のままでした。
メールをきっかけに近況を報告し合うようになり、彼女は時折電話をくれるようになっていました。
「今、大丈夫なの?」
「うん。相変わらずダンナは出張が多くてね。子供はぐっすり寝てるよ。」
電話をくれるのはいつも、夜中でした。
「山岡くんは?」
「うん、職場は近いから家出るの8時半だし。ぜんぜん大丈夫。」
「まだ結婚しないのね。彼女はいるの?」
「いないよ。」
「どのくらい?」
「うーん... 3年ぐらいになるかな。」
「3年も?」
「うん。しかたないよ。相変わらずモテないし。」
「うふふ、そんなことないでしょ。」
メールのやりとりを頻繁にし、電話も3回目で、打ち解けてきていた時でした。思い切って、聞いてみました。
「ねぇ、○○さんのアパートに泊まった時のこと、覚えてる?」
「...。」
まずかったかな。
「...ふふ。...そうね、覚えてるわよ、もちろん。」
ふたたび沈黙。
「山岡くん、イタズラっ子だったわよね。お仕置きしてあげればよかった。」
冗談めいた口調に、少し安心しました。
「...ごめんね。あの時、夢中で... 里香ちゃんいつもやさしくしてくれてたから...。」
「わかってる。」
「あれって、今なら、犯罪って言われても仕方ないよね。」
「性的暴行? ふふふ、まぁね。でもあたしは訴えたりしないわよ。なんてゆうか、...暗黙の合意があった、ってことで。」
「あそこまでは、でしょ。」
「そうね。ギリ、あそこまでは。」
ふたりの間にあった薄い氷が、解けたような気がしました。
「それで、彼女なしで、都会で一人暮らしかぁ。大変ね。さびしいでしょ。」
「うん。さびしいよ。夜は特にね。」
二人とももうすっかり大人だし、あの話しをしたせいか、少し踏み込んでもいいような空気になっていたんだと思います。里香ちゃんが電話の向こうで、声をひそめて続けました。
「山岡くん、意外と... 強いもんね、欲求...。」
「...え? ...そうだね。...うん。」
「...寂しいわよね、男盛りが、毎晩一人じゃ。」
「...うん。」
「...ねぇ、せ...性欲... 強い方なの?」
里香ちゃんの声が、かすれました。
「え? ...うーん... そうだね、きっと、強い方かな...」
「彼女がいた時は、たくさんしたの?」
「...えーっと... 他の人がどのくらいするのかわかんないけど...」
でも、それまでの彼女みんなに、性欲が旺盛だって言われていました。
「前にね、専門学校生と付き合ってたことがあったの。」
「いくつの時?」
「僕は28か29かな。」
「やるじゃない。それで?」
「だいたいいつも僕のアパートに一緒にいて。たまたまその時僕の職場が近所で、歩いて15分ぐらいだったんだ。彼女が夏休みとかで、日中ヒマで家にいるじゃない。そしたらね、どうしても昼休みに会いたくなって、自転車飛ばして帰ってた。」
「それで、昼休みに、エッチしちゃうの?」
「...うん。あのね、まず朝に、少し早く起きて、せがんで彼女を起して、しちゃうんだ。」
「まぁ。朝から?」
「彼女が学校休みの時は、僕は社食のランチをキャンセルして、自転車で爆走してはアパートに戻るの。彼女は昼ご飯をすぐ食べれるように用意してくれてて、二人でさっさと食べて、セックスするの。そして、また自転車で職場まで爆走。昼休憩が45分しかなかったから、ギリギリだったなぁ。」
「やりたい一心で、自転車こぎまくるわけね。」
「そう。それでね、家に帰ったら、食事もせずにまず彼女を押し倒して...。」
「あらまぁ。」
「晩ご飯の後で風呂に一緒に入ったらまた興奮してきて。夜も、テレビ消してさあ寝るかとなったら、またしたくなったり。」
「絶倫じゃない。」
「そうかも。」
「...じゃぁ... つらいわね。」
「...うん。」
「...今も?」
「...うん。」
受話器の向こうで、布が触れ合う音がして、里香ちゃんの押し殺した声が、一段と耳元に近づきました。
「...ねぇ... 今も... ...なってるの?」
「...なぁに?」
「...今も、お... 大きくなってる...?」
「...うん...。」
今度は自分の声もかすれました。
パンツの中央のふくらみは、内側から染みてきた液で黒くなり、ぬるぬる、てかてかと光っていました。
「...さわってるの? 自分で...」
「...うん。...里香ちゃんと話す時は、いつもさわってるよ...。」
熱い、乾いたため息が、受話器のスピーカーからもれました。
里香ちゃんの鼻息が、時折送話口に熱風を吹き込み、耳元で大きな音をたてます。
「...あぁ...」
押し殺した、熱いささやき声。
「...あぁ、...して、あげるのに...」
「...なぁに、里香ちゃん...?」
「...してあげる... もし一緒にいたら、してあげるのに...」
「...なにを...?」
「...口で... 口で、いっぱいしてあげるのに...」
「僕も、してあげたい... 里香ちゃんに、口で... 一緒に...。」
大きく喘ぐ声が耳元で聞こえました。「...そんな... そんなことされたら、感じ過ぎて、できなくなっちゃうよ...」
「...ね、どこでもドアがあったら、いいね。」
「...うん。」
「...10センチぐらいの小さいやつでもいいから誰か発明してくれたら...」
「...10センチ? ...どうするの...?」
「...おちんちんだけそっちへ出して、してほしい...」
「...あぁ... はぁ、...はぁ...」
里香ちゃんは、もう露骨に喘いでいました。
彼女もずっと... 自分自身を、さわっていたのです。
「...ね、里香ちゃん... 今、どんな格好...?」
「...はぁ... パジャマ...」
「...脱いで欲しいな。...パンティーも、全部...」
「...はぁ、...はぁ、...うん... わかった...」
耳元で、受話器を布団か枕か、なにかやわらかい布がこすります。
「...はぁ... 脱いだよ...」
「...もう、裸...?」
「...うん...」
「...じゃぁ、四つん這いになって... 膝を立てて、お尻を持ち上げて...」
受話器を持ちかえて、体勢を変える間、またごそごそと音が。
シーツの上に置いた受話器に顔を押し付けたようで、突然里香ちゃんの声が大きくなりました。
「...四つん這いに、なったよ... ねぇ、山岡くん... 大きくなってる? おちんちん... おおきく、なってる?」
「...うん...。とっても、かたくなってる...」
「どうしたいの...? 山岡くん、もし一緒にいたら、どうしたいの...?」
「...里香ちゃんのお尻をぎゅっとつかんで...」
大きく息を飲む声。
「後ろからこれ、入れたいの。里香ちゃんのあそこに...」
「...はぁっっ...」
「...それでね、激しく、いっぱい、突きまくりたい... 」
「...ああん! ...はぁ、...はぁ、」
「...里香ちゃんのお尻に指が食い込んで赤くなるぐらい、つよくつかんで、ぱん!ぱん!って大きな音をたてて... 里香ちゃんのお尻が真っ赤になるぐらい、激しく...」
「...はぁっ ...ああっ ...ああっ あっ、あっ、あっ、あっ...!」
「...あぁ、したい... 里香ちゃんと... うしろから... 激しく...」
「...あぁ、はぁ、して...ほしい... あぁっ...」
僕は普段は、ティッシュを広げたその上に上手に射精するのですが、この時は...
里香ちゃんの喘ぎ声が一段と速く、激しくなり、「ああ、いい、もっと、ああ、いいの...」と熱い声でささやくのを聞きながら...
仰向けに寝て天井を見ながら、液にまみれてぬるぬるのペニスをしごきつづけるうちに、その先端から、ついに大量の真っ白な精液が...
どぴゅっ!と、吐き出されました。
そして、後に続いて、どくどくとあふれだし、幹を伝って流れ、陰毛が茂る下腹部を濡らしました。
少し遅れて、電話の向こうの里香ちゃんも、「あぅーん」という呻き声を最後に息を止め、しばらくの静寂。
そして、電話ごしに遠い距離を挟んで、一緒に肩で息をする、ふたり。
「...はぁ... ...はぁ... や... 山岡くん...?」
「...なぁに...?」
「...すっごく、よかった...。...あたし、電話でしていっちゃったの、初めて...。」
「...僕も...」
言われてみれば、自分もそうでした。女の子と電話中に盛り上がってきて、それぞれさわることはあっても、射精するまでに至ったことは、それまではなかったのです。
「ね、会いたいね... 今度こっちに帰ってくる時...」
「...そうだね...」



(無名)さん、コメントありがとうございます。<(_ _)>
17/04/21 17:24 (UG7GLKJU)
4
投稿者: (無名)
俺の元カノの名前も里佳!なんか懐かしく感じた♪
17/04/22 06:54 (0eYaXN49)
5
投稿者: 阿佐ヶ谷てるお ◆tOXidBo9Do
>4(無名)さん、コメントありがとうございます。
それは奇遇ですね♪
モデルとなった実在する僕の先輩も、漢字は違うけど「りかこ」という名前でした。名前のイメージって大切ですよね。どうしても全然違う名前に変えたくなかったです。
後で続きを書くので、よかったら読んでくださいね。 <(_ _)>
17/04/22 15:01 (QpwRqKrr)
6
投稿者: 4です
楽しみに待ってます♪
17/04/23 06:52 (PzMaaqLi)
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