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ハイエナの罪 泥酔女狩り #2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:ハイエナの罪 泥酔女狩り #2
投稿者: カフカ
ID:kafka00
「ねぇ、酔っ払って痴漢されたことある?」
麻由美が美和に聞いた。女子校以来からの友人で、いまは二児を育てる専業主婦になった美和。互いに40歳になったとはいえ、何でも話せる友人だった。
「痴漢?お持ち帰りにならされたことあるけど」
美和がベビーカーを揺らしながら言った。
平日の午後、麻由美は奥村容疑者が勤めていた大船のスーパーに訪問する予定だった。夕方に訪問する、その前に久しぶりに会った美和と横浜でコーヒーを飲んだ。

「上司にね、飲まされて介抱されながらホテルに…」
美和は独身時代の話を嬉しそうに話した。
親しい男女がお酒のチカラでホテルに、なんてことは良くある話だろうと麻由美は思った。
「その時上司に両手をタオルで縛られて…」
美和が嬉しそうに話す。子育てに疲れた彼女は、過去の華やかな時間を思い出し笑顔になっていた。
「撮影されてさ」
キャッキャと話す姿は女子校時代と変わらなかった。

「見知らぬ男に何かされたことは?」
麻由美がコーヒーを一口飲みながら足を組みかえて聞いた。
「んー、肩を触られたことはあるかなぁ。え!何何、麻由美は何かされたわけ?」
ジーンズ姿の美和がスーツ姿の麻由美に聞いた。
「違う違う、事件があってね。」
「ああ。案件。」
お酒があまり飲めない麻由美。お酒を飲んだ後に当時の彼氏とセックスをしたことはあるが、美和と同じく痴漢にあった経験はない。
美和がコーヒーを飲む。麻由美がまた足を組み変えた。
「ねぇ、麻由美のクセだよそれ」
美和がそう言い、続けてい言う。
「足を何度も組み変えるよね?男は皆んな見てるのよ」
美和が嬉しそうに言い、続ける。
「麻由美みたいな無意識な服装、動きが実は男を欲情させているんじゃない?」
美和のその言葉を聞き、麻由美は奥村が言っていた言葉を思い出した。
〈男からしたらさ、そんなスーツ姿がたまらないんだよ〉
麻由美は周囲を見回す。スーツ姿の男性がこちらをみていた。思わず足を組むのをやめた。
「酔っ払わなくても痴漢されたことならいくらでもあるよ…」
美和の話が続いた。

美和とその末っ子と横浜駅改札前で手を振り別れた麻由美が京浜東北線のホームに向かう。
パンツスーツを着た麻由美の後ろに男がいた。さきほどコーヒー店で見かけた男は、エスカレーターに立つ麻由美の後ろで、彼女のパンツスーツ姿のお尻を眺めている。麻由美は気づいていないであろう。エスカレーター、喫茶店、街を歩いているときでさえ、女の身体を眺めて欲情している男達がいることを。
ハイエナはこの世界に一匹ではない。

大船駅は麻由美が思っていたより栄えていた。
奥村が就職時に落胆したと言っていたが、駅構内は広く綺麗で駅ナカもある。
駅前にはデパートが立ち、商店街には飲み屋が広がっていた。
(住みやすそうな、良い街)
神田駅周辺にある弁護士事務所勤めの麻由美にとっては、大船に住み出勤するのは難しいであろう。
(横浜の弁護士事務所に転職するなら…)
麻由美は東京での独身生活に疲れ、寂しく思っていた。40歳を迎え、家族がほしいと願う身になった。横浜で働き、ベッドタウンの大船に住んで…麻由美の理想が頭をよぎる。

「こんにちわ」
スーパー店前にいた小太りの女性店員に、麻由美が挨拶した。声掛けと同時に名刺を渡す。
「あぁ」
とだけ言う無愛想な店員に連れられて、麻由美は店の奥へと歩いた。
「店長、例の弁護士さん」
とだけ言い小太りの女は立ち去った。
「あぁ」
店の奥、客が入れない事務所内のパソコンの前で50代にみえる男が振り向いた。
「高木と申します。奥村さんの弁護をしております。」
パソコンを前に座ったままの男に麻由美が近づき名刺を渡した。
紺色のパンツスーツ、ジャケットの下にベージュのブラウスを着た麻由美。ヒールは少し高めで、ティファニーのアクセサリーは一目で高そうに見えた。
〈弁護士 高木麻由美〉
と名刺にある。店長と呼ばれる男は名刺と麻由美に目をチラつかせた。座ったままの彼の目の前には、麻由美のちょうど股間が目に入いる。優しい香水のニオイがした。

「もう1年も前に辞めちゃったからね」
店長はまたパソコンに目を向けた。
1年前に奥村は早朝の品出しに遅れた。10分20分の遅刻ではない、2時間を超えていた。
「一度じゃないんですよ。週に2、3度あってね」
メガネを拭きながら男か言った。
何度目かの遅刻の際に、この店長が奥村を叱ったという。
「普段はもの静かで温厚なんだけど、なんて言ったら良いか、突然一線を超えちゃう感じで」
叱られた奥村は怒り、店長の胸ぐらを掴み、こんな店辞めてやる!と怒鳴ったと言う。
「本社の総務は休業という扱いにしようとしたらしいけど」
奥村は本社からの連絡も応じず、そのまま退職したという。
「異性の交際とか、何か聞いたことありますか?」
麻由美が聞いた。
「見ての通り、こういう職場じゃ出会いはないから」
そう言いながら、50代に見える男は、またパンツスーツ姿の麻由美に目を向けた。
肩まで伸ばしたパーマをかけて麻由美が耳に髪をかける姿。
第一ボタンまでキッチリ占め閉じたベージュのブラウス。身構えた姿が逆にエロくみえた。
男が黒いパンストの足先から紺色のパンツスーツ、髪先までを舐めるように見回した。
何か目線が気になり、麻由美は一礼してその場を去った。
後ろ姿の麻由美。横浜駅のエスカレーターにいた男と同じように、店長は麻由美のお尻を見ていた。小ぶりのお尻が紺色のパンツスーツに形をあらわにさせていた。

麻由美が大船のスーパーを立ち去り、隣駅の本郷台についたのは17時だった。春が終わったばかりの街は少し肌寒い。駅前の多目的トイレに向かう。
周りを見渡してから麻由美はそっと多目的トイレに入った。
意外と広い。そんな印象だった。
(ここで…)
奥村か話していた多目的トイレ。
この場で麻由美と年が近いであろう女が犯された。いや奥村に言わせれば“同意の上”だったのであろう。
実際、麻由美が調べた結果、大船管轄には被害届は出されていなかった。もちろん女が泣き寝入りしたとも考えられる。
iPhoneをカバンから取り出した麻由美がカメラを多目的トイレ内に向ける。奥村がはじめて犯行した場所。
奥村はここで女をしゃがませた。奥村の言っていたように麻由美はその場にしゃがんでみた。
少し高めのヒールでよろめく麻由美。コツコツっとヒールの音が鳴った。しゃがんでみれば、便器がちょうど目に入る。
ため息をつく麻由美。
目の前に見知らぬ男がいて、勃起させた陰経を躊躇なく口に押し込んでくる。頭を抑えらた女は怖かっただろうか、それとも興奮しただろうか…
と、麻由美は無意識に口をゆっくり開けていた。
(あ、ダメダメ)
麻由美は立ち上がると、今度は便器周辺に取り付け良れた手すりを握った。
(こうやって立たせ、後ろから…)
麻由美はまた想像した。
小さな電球で薄暗く灯る多目的トイレ内。
タイル貼りのトイレ内は少し寒くて、静かだった。
手すりに手をかける麻由美。
名前も知らない男女が喘いでいる。
麻由美は少しむずむずした。
奥村が言っていた、女は濡れていた、と。

生まれ育った横浜の女子校時代、麻由美には彼氏はいなかった。
京都にある大学に行き、はじめて男を付き合った。以来4人の男と付き合った。妻子のいる男と付き合ったのが最後、妻子と別れると言っていた男の行動を待つことが出来ず別れて以来4年。いまだ独身の女。
麻由美はホテルや自宅でするセックスしか経験がない。こんな場所など考えたことがなかった。
少し自分がマゾであることは自覚している。
が、性を開放するほどの勇気もなければ、立場がそうさせない。
酒に弱い麻由美は、懇親会の帰りなど酔って街を歩いたことは何度かあった。
そんな時にナンパされたことがある、が、「弁護士をしている」と言えば男達は去っていった。
むろん付き合った男達も、法に強い麻由美に無茶を要求しなかった。だからつまらなく思われたのだろうか?麻由美には分からなかった。
手すりに手を預け、お尻を突き出した麻由美の背後には男はいなかった。目をつむり見知らぬ男が近づく妄想をする麻由美、と、静かな空間にスマホの通知音が鳴った。
静かな多目的モール内にiPhoneが鳴る。
慌てて麻由美がパンツスーツのポケットに入れたiPhoneを取り出した。
「もしもし、高木弁護士ですか?」
「えぇ、はい。」
大船のスーパー、あの店長からだった。
「名刺からお電話しました。実は奥村について思い出したことがあって…」
突然の店長からの電話。麻由美は驚いたが、奥村の話が聞きたかった。
「今日は22時に退勤できます。どうですか、一杯付き合ってください。奥村について話しておきたいこてがあって」
麻由美は「わかりました」と言い、待ち合わせの関内にある居酒屋を調べた。
時計は18時前だった。
もう少しこの街で調べてみよう、麻由美はそう考えてカバンを持ち多目的トイレを出た。

つづく。
 
2023/12/13 12:02:32(o9TCPbL4)
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