今までも騙していたようなものですが、
とうとう主人に嘘をついてしまいました。
関係を持ってから、半年がたっていました。
もう柴野さんが張った網からは抜けれない、
そんな時、強引に旅行に誘われました。
お互いの家族を騙して...

柴野さんが運転する車の助手席で外の景色を眺めながら
気持ちがどんどん沈んでいきました。

温泉旅館に到着し、早めの夕食も会話もなく、
ほとんどのどを通らない状態でした。
食事が片付けられ、二人きりになると、
柴野さんは奥にひかれた布団の上に
私の身体を横たえました。
私は焦り、座ろうとしましたが、
覆い被さりキスをしてきました。
必死に腕を突っ張り抵抗しましたが、
口の中に舌の侵入を許してしまいました。
彼の舌が私の舌を見つけ出し、先端を絡ませてきます。
浴衣の胸元を大きく広げられ、ブラをたくし上げられ、
露わになった胸に舌が移動して、乳房から乳首へと
ナメクジのように這いまわります。
体をくねらせ、少しでも逃れようと必死でした。
その動きのせいで、さらに浴衣がはだけて、
ほとんどパンティーだけになっていました。
それに気が付いた彼は、パンティーの中に手を入れ
私の抵抗を気にもかけずに、毛をかき分け
大切な部分を刺激してきます。
長い時間全身を愛撫され、私の体も徐反応して熱くなってきました。
「濡れてきたな」
パンティーを一気に脱がすと、脚を大きく広げられ
顔を股間に埋めて、指先で広げられ、舌先で敏感な部分を刺激してきます。
初めて犯されてから、何十回と柴野さんに股間を広げ、受け入れてきましたが
短時間での関係で感じる事が無かったのがせめてもの救いでした。
今日は時間制限もなくねちねちと責められ続け、突然、逝きました。
身体が自分の意志とは関係なく、ぴくぴくと痙攣して、仰け反りました。
主人は営みも淡白で、子供が生まれてからご無沙汰だったこともありましたが
ショックでした。最後のよりどころを失いました。
柴野さんはニヤニヤしながら浴衣を脱ぎ、脚の間に腰を割り込ませてきました。
十分に濡れているであろう膣孔に男性自身があてがわれ、
ゆっくりと侵入してきました。
「あっ」思わず声が漏れます。
恥ずかしながら長さも太さも何十回と身体に刻み付けられたそのものでした。
いつもは激しく動きすぐに射精という流れでしたが、今日は違っていました。
ゆっくり、ねっとりと私の中を男性自身が動きます。
時折、先端に奥深くを刺激されると、震えるような声が漏れてします。
柴野さんに抱きしめられながら、身体がうねります。
「許してください。早く出して！」20分以上も膣を刺激され
これから起こるだろうことが怖くなり、訴えました。
柴野さんはそれを無視するかのように、
さらにゆっくりと、優しく、腰を動かします。
膣からは更に愛液が分泌がされて、恥ずかしいほどの音を発しています。
声が出そうになり、指を噛みしめて必死に耐えていました。
手で顔を隠し、主人に懺悔し、涙を流しました。
娘の笑顔が思い出し、声をあげて泣きました。
柴野さんは腰を動かしながら首筋、乳房を刺激します。
私はあきらめました。大きなうねりに身を任せてしまいました。
悲しみの涙は、喜びの涙に代わり
腰の動きに合わせ、恥ずかしい声を上げ続けました。
主人しか見せてはいけない、女としての生々しい姿をさらしていました。
柴野さんの動きが激しくなり、次々襲ってくる快感の波に...
突然、胎内に熱湯を注ぎこまれました。
仰け反りました。奥にどんどんと流れ込んでくる。
頭が真っ白になり、初めて気を失いました。

暫く意識を失っていたと思います。
気が付くと、柴野さんが私の髪をなでながらキスをしてきました。
哀しくなりました感じてしまった自分に。
胎内に射精されたことを思い出しました。
妊娠したら不安がよぎります。
股間から流れ出た精液が布団を濡らしています。
再び、乾ききっていない膣に、挿入されました。
「もうやめて...」
「ゆるして..」
譫言のように訴えます。
意に反して、膣が柴野さんを温かく包み込みます。
再び、逝くまでに時間はかかりませんでした。
永い夜が始まったばかりでした。
寝ることも許されず、逝き続けました。
何度、柴野さんの精液を胎内に受け止めたかわかりません。

主人と娘に「ただいま」といえるのでしょうか。