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人妻事務員
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:人妻事務員
投稿者: 妄想屋 ◆haMTCbgLZQ
視点を変えて…

またも妄想オタクの戯言です…

宜しければ…

どうぞ……。



2011/03/31 14:04:33(8cukbTVa)
2
投稿者: 妄想屋 ◆haMTCbgLZQ
妄想1話…


今日も胸を弾ませて職場に出向く…

以前なら毛怠く活気も無く出向いていた職場…

でも今は違う…

あの人が入社して来てからは…。

「お早よう!」

私は今日も清々しく職場に就きました。

「お早ようございます…」

笑顔で朝の挨拶をする一人の女性。

三ヶ月ほど前に産休を取った事務に代わり新しく入社した期間契約社員の事務員。

私は この女性が初めて職場に来た時から何か言い知れない感情を抱いていました。

言うなれば一目惚れでしょうか…

しかしながら決して若い女性では有りません。

もう既に結婚もし子供も大学一回生の娘さんを持つ立派な既婚者の人妻…

しかしながら私は そんな彼女に好意を持ってしまいました。

【藤○ 徳子】

年齢は42歳ですが誰が見ても10歳ほど若く見える彼女です。

綺麗な顔立ちに栗色に染められた肩より長いウェーブする髪…

少し気の強そうな感じの中にも女らしさがあり…

スタイルも脚が綺麗で細身で年齢とは反比例する容姿です。

私は そんな彼女に一目見た時から引き込まれてしまいました。

それからと言う日々は職場が楽しくて仕方が有りません。

そして日に日に募る彼女への想い。

しかし残念ながら人の妻…

それと何よりも年齢の差…

13歳も年上の彼女…

想いは膨らむ物の どうしようも無い現実が襲います。

毎日を憧れの彼女と接する事だけが至福の時…

甘い香水の香が仄かに漂う擦れ違う時…

そして仕事の話をする時に向かい合いながら 時には真横に付きながら話す一時…

私は如何なる場合でも彼女の顔を見ると胸を熱くしていました。

そして…

日に日に募る彼女への想いは不謹慎ながら自慰行為と言う形で解消して行くのです。

あの美顔を想いながら制服に包まれた内側の裸体を想像し無我夢中に自慰をする…

それしか私には統べはありません。

禁断の恋など夢のまた夢…

そう諦めながら自慰に更けるのです。

そうして日々が過ぎて行き早くも半年が過ぎました。

そんな頃です…

私にしたら天にも登るような仕事を任されました。

建築デザイン関係の職場…

ある店舗のデザインを任されたのです。

しかし私は その仕事よりも何よりもアシストとして彼女が一緒と言う事に飛び跳ねて喜びました。

事務職の傍らデザインの経験がある彼女がアシストに…

これで 彼女と社内に居る時間が今以上に増えます。

それどころか二人だけの空間になる事も多くなり私は夢心地でした。

私は小さいながら初めて1から任された仕事に励む毎日を送りました。

あれこれと忙しく走り回りながら、時には彼女と同じデスクで取り組む仕事も有りで陣中満杯でした。

次第に彼女との距離も縮まり仕事の話だけでは無く プライベートな事を話する事も多くなり有意義な時を過ごしました。

そして仕事も漸く一段落を迎えた頃でした。

労いを兼ねて居酒屋で細やかながら呑む事になったのです。

お酒も入り会話も弾みました。

私よりかなり年上の彼女ですが歳の差など感じる事も無く楽しく過ごしました。

酔って来るにつれて次第に話は夜の営みとか下ネタまで繰り出す始末です。

「藤○さんは今も?旦那さんと?」

私は酔いに任せ性生活を聞いてみました。

「何バカな事聞いてるのよ、もう…とっくに別々に寝てるわよ!いやだぁ…そんな事聞くなんて!」

彼女は気さくに答えて私の肩を叩きながら笑っています。

「じゃぁ…ご無沙汰?なんだ?」

私は更に突っ込んだ質問をしてみました。

「もう…いゃだ…」

彼女は照れ笑いしながらも酔いに釣られ答えました。

「もう子供が産まれてからは…何度も無いな…」

そして…

「私ね…あんまり…好きじゃ無いの…あれ…」

私は彼女からの予想もしない返答に何か興奮してしまうのでした。

「え? あれ…って? あれですよね?」

「決まってるじゃない! あれって言ったら…あれよ!」

彼女は笑いながら また私の肩を叩きました。

「じゃぁ 聞いて良い?」

私は酔いを味方に絶対に答え無いだろう質問をしてみました。

「何…?」

「セックスして逝った事ある?」

彼女は目を丸くして私の質問に赤面しました。

「あ…ごめん…幾ら何でも…ダメですよね…こんな事聞いたら…」

彼女の驚いた様子の顔を見て慌てて誤る私でした。

ですが思いもよらない返事が返って来たのです。

「う~ん…実は…正直言って無いの…主人ともエッチする時も何時も俎板の鯉状態…私…本当に苦手…」

彼女も酔った勢いで顕らさまに私に答えました。

更に顕らさまに…

「結婚も早くにして…子供産んで…だから…正直…私…主人しか男性を知らないの…」

私は憧れの彼女からの返答に不謹慎ながら凄く興奮してしまうのでした。

「へぇ~…そうなんだ…」

そして…

「でも僕だったら藤○さんなら毎晩でも抱き合いたいな!」

私は秘かに想う彼女への想いを言葉を変えて言うのでした。

「何バカな事を言うのよ!オバサンをからかわないでちょうだい!」

また赤面しながら私の肩を叩く彼女。

「いゃ本当ですって! あ…もしかしたら…別の男子社員も藤○さんの事を影から狙ってるかも?ですよ…」

私は ほんの冗談のつもりで返した言葉でした。

ですが 彼女はそれを聞いた瞬間に顔色が急に曇ってしまいました。

私は悪い事を言ったのかと必死に取り繕いました。

「あ…ごめん…気に障った?」

「ん…いいえ…別に…ご…御免なさい…」

顕らかに彼女の態度が変わったのを感じました。

私は申し訳無く思い更に取り繕うのです。

「ごめん…何か…調子に乗っちゃって…つい…ごめんね…」

すると彼女は…

「違うの…そんなつもりじゃ…無いの…ご…ごめん…」

顕らかに何かあるような感じに取れる歯切れの悪い言い回しでした。

私は少し心配になって、お節介かも?と思いながらも話を聞き出せたらと彼女に問いました。

「何か…あったの? 会社で? 僕で良かったら話してくれない? 役に立てるか解らないけど…良かったら話して…」

彼女は戸惑うようにビールを口にし少しの間 沈黙しました。

私もビールを口にし彼女からの話を沈黙しながら待ちました。

沈黙の空間が暫らく続き 私はやはり話してはくれない物と察し、空気を変えようと違う話題に切り替えようと口火を切ろうとした時です。

「あ…あのね…」

彼女の方が先に口を開きました。

「あ…あぁ…」

私も彼女からの言葉が何なのか?心臓が早く鼓動するのが解るぐらいに緊張が走りました。

「こ…ここだけの話にしてね…」

そう切り出した彼女は、今まで魅せた事の無い悩ましい表情で話し出しました。

「実はね…私…会社で…盗まれたの…」

「え…? 盗まれたって…何を?」

私は意表を突いた話出しに戸惑いました。

そして少し口籠もった彼女の口から…

「ロッカーにしまってあった伝線して履き替えたストッキング…」

私は思いもしなかった事に戸惑うどころか驚いてしまいました。

会社は8階建ての雑居ビル…

私達の会社は7階8階を占有しています。

7階はオフィスそして8階は会議室や資料室に倉庫室と休憩室そして彼女が言うロッカー室があるのでした。

そのロッカー室から彼女のストッキングが盗まれた…

私は聞いてはいけない話を聞いてしまったようでした。

職場は男性が大半を占める環境…

女子に至っては彼女の他に2名が居るだけです。

しかし彼女とは配属課も違うので余り接点は無いようです。

そして私は彼女から詳しく話を聞く事になったのです。

彼女の話す所によると約一ヵ月前にストッキングを盗まれたのが事の発端らしいのです。

その時は思い違いと思い余り気にも止めずにいたらしいのですが…

その後も不信な事が続いたらしいのです。

確かに閉じていた化粧ポーチが開いていたり 口紅が無くなっていたりして そしてストッキングも盗難に有った事を確信したみたいでした。

そして決定的な事が生理用品を盗まれた事…

彼女は それ以来 ロッカーに私物を入れるのを止めたらしいのです。

しかしながら物色の気配は拭い去る事は出来なかったようです。

ハンガーに掛けてある私服の乱れ…

絶対的に誰かが物色しているのは顕らかなようでした。

私は話を聞くうちに自分同様に彼女に好意を示している者が存在する…

そして自分同様 彼女を性の対象にしている者が確実に存在する…

しかし顕らかな違いは彼女への想いへの行動…

彼女の私物を漁り想いを遂げている…

そう思うだけで私は怒りが込み上げて来るのでした。

「ごめんなさいね…こんな話しなんかしちゃって…」

彼女は誰に打ち明ける事も出来ずに今まで胸の内に閉まっていた事柄…

彼女も話が出来て ある意味では気が晴れたようでした。

私は内心 飛び上がる想いでした。

何故なら こんな私に恥話まで告白し話してくれた彼女に心が踊りました。

「あら…いやだ…もう…こんな時間…」

彼女は時計を見ながら私に言いました。

「つい…話込んじゃって…もう帰らなきゃ…」

そして私達は急いで店を出るのでした。

帰る道筋…

「今日は楽しかったわ…ありがとう…」

彼女は何度も頭を下げお礼を言います。

「いゃいゃ…こちらこそ…大変な話までさせてしまって…」

そして私は続けて和むように彼女に声を掛けました。

「僕は藤○さんの親衛隊隊長ですから安心して!」

「いやだぁ! 何言ってるの!やめて!恥ずかしい!」

彼女の照れ笑う笑顔が素敵でした。

そして…

「ねぇ…私達って…傍から見たら何に見えるのかしらね…恋人?夫婦?あ…いやだ…こんな歳の離れた恋人夫婦なんて無いわね…そしたら…不倫関係?」

私は彼女からの言葉に嬉しい気持ちとは裏腹に赤面する想いでした。

「な…な…何…バカな事言ってるんですか!」

「あはは…冗談よ…冗談…誰が見ても…歳の離れた姉弟…あ…違った…きっと親子だわ…」

そして笑いながら私の肩を叩きタクシー乗り場に小走りに走り去る彼女。

そして タクシーに乗り込む間際に振り返り笑顔で手を振る彼女でした。

私は 彼女からの冗談話で呆気に取られ彼女を茫然と見送るだけでした。

彼女がタクシーで走り去った後…

私は何故か凄く親密な関係になったように心を弾ませながら帰宅するのでした。

その夜は彼女を想いながら寝付けない夜を過ごした事は言うまでもありません。

そして次の朝を迎えるのです。


続く。



11/03/31 14:05 (8cukbTVa)
3
投稿者: 妄想屋 ◆haMTCbgLZQ
妄想2話……


寝れない夜を過ごした物の何故か心弾ませながら出社する私です。

彼女と軽く挨拶を交わし何時ものように仕事に取り掛かる朝のオフィス。

浮き足立つ気持ちを抑えつつ業務する何時もの職場。

しかし やはり昨夜の楽しかった事を想い浮かべてしまいます。

そして 至福の時の事も去ることながら あの忌まわしいロッカー事件も頭に過るのです。

私は他の男子社員を目で流しながら…

疑わしき人物を探る事も芝々。

この中に必ずや居るであろう不届き者を私は探るのでした。

その時です…

「どうだ?順調か?」

私の肩を背後から叩きながら上司が声を掛けて来ました。

私は咄嗟の余りにビックリしてしまいます。

「あ!は!はい!」

「そうか…良いぞ…後少しで期日だ…最後まで気を抜くなよ…」

私は上司の言葉に我に返り慌てふためくのでした。

そして、その上司は彼女の元に歩み寄って行きました。

「藤○さん…しっかり面倒見てあげてよ…あの坊やを…」

そして私を指刺し笑うのです。

彼女は舌を出し私に向かって微笑みました。

私は赤面する思いで慌てて業務を再開するのでした。

しかし その日の夕方の事です。

何処を探しても大切な最終プレゼンに使うファイルが見当たりません。

私は血の気が引く思いで必死に探すのですが見つかりません。

今日は金曜日…

そのファイルを使う日は月曜日…

あれだけ苦労して作成したファイル…

もう時間がありません。

私は愕然としながら上司に報告せざるおえませんでした。

「何だって!? だから言ったはずだ!最後まで気を抜くなと!」

上司は怒鳴りながら私を叱咤しました。

しかし私が全て悪い事には違いありません。

返す言葉もなく狼狽えるだけです。

「総ての責任に置いて 是が非でも月曜までに作り直すんだ!」

上司は土日の休みを返上して取り掛かれと叱咤しました。

そして溜息を吐きながら立ち上がり彼女の元に上司が向かいます。

私は肩を落とし その光景を見つめるだけです。

「藤○さん…悪いが…明日…奴を手伝ってやってくれないか?」

上司は彼女にお願いをしていました。

「おい! お前も頭下げないか!」

上司が一喝します。

私も彼女に頭を下げ土曜休日を返上してアシストしてくれないものか頼みました。

すると…

「日曜はダメですが…土曜なら大丈夫ですよ!」

そして…

「大丈夫! 頑張りましょう!」

彼女はガッツポーズを私に笑顔で向けました。

もう女神様に見えた私でした。

そして私は作り直しに向けて資料整理に残業するのです。

遅くまで残業をし終電を逃す私です。

天国から地獄に堕ちるとは正に この事です。

終電が無い今…

私は決心するのです。

独り会社に泊まり込み作業を進める事にしました。

と言うより そうせざるに終えないのでした。

深夜の孤独な作業…

眠気と戦いながら作業を進める私です。

必死に作業を進め、気が付けば外は薄明るくなっていました。

気を入れ直し私は眠い目を擦りながら作業を続けました。

ですが知らぬ間に眠ってしまったようでした。

そして朝を迎えるのです。

眠ってしまった私は朝になっても眠ったままでした。

そこに彼女が出社して来たのです。

眠りこけた私を労うかのように私の上着を掛けてくれました。

その時に初めて私は目を覚ますのです。

慌てて飛び起きる私…

真横に彼女の姿がありました。

「あ…ごめんなさい…起こしちゃった?」

飛び起きた私は彼女を見ながら慌てながら取り繕いました。

「い…いゃ…あ…ありがとう…起こしてくれて…」

私は彼女を見上げました。

まだ眠気眼の視線の先に笑顔の彼女が…

私は彼女の笑顔を見て心臓が張り裂けそうになりました。

何時もと違った彼女の化粧顔…

丁寧に そして綺麗に何時もとは顕らかに違う美化粧の彼女でした。

魅了してしまった私は咄嗟に彼女に失礼な問い掛けをしてしまうのです。

「あ…ぁ…ふ…藤○さん…何時もと…何か…違わない…? す…凄く…綺麗に…け…化粧…」

すると彼女は照れ笑いながら冗談を交え答えました。

「あら…何時も…汚くて…ごめんね…」

そして…

「今日ね…結婚記念日なの…仕事が終わったら食事に行く予定なのよ…」

「そ…そうなんだ…だったら今日…仕事になったらダメだったんじゃ…悪い事しちゃたな…ご…ごめん…」

私は彼女に申し訳なくて誤りました。

「良いのよ気にしなくても! 主人も今日は仕事だから! 待ち合わせが早くなったと思えば良いの!」

彼女は気さくに笑顔で答えてくれました。

「そうそう! そんな事よりも…何も食べて無いんじゃ無いかと思って…作って来たんだけど…?」

そう言って彼女は赤い巾着袋を私に差し向けました。

彼女は わざわざ私の為に手作り弁当を持って来てくれたのでした。

「あ…ぁ…ありがとう…もう…腹ペコで死にそうだったんですよ…」

彼女は笑顔で答えました。

「絶対…泊まり込んでるって思ってたのよ…良かったぁ~ こんな物いりません!って言われたら…どうしようかと思って…じゃぁ…お茶入れて来るわね!」

そう言いながら彼女は給湯室に駆け込んで行くのでした。

私は憧れの彼女からの弁当の差し入れに胸が張り裂けそうでした。

そして綺麗に飾られた弁当の中身が私には宝石箱に見えました。

食べるのが惜しいくらいの憧れの人が作った弁当…

私は何時までも見ていたい気持ちでした。

「はい…お茶…」

彼女は そっとお茶を置いてくれました。

弁当に見とれている私…

「どうしたの? 食べないの? それとも…嫌いな物が入ってる?」

彼女の優しい言葉に私は我に返り慌てて弁当を頬張るのでした。

「いゃだ…そんなに慌てて食べなくても…」

彼女は失笑するのです。

「美味しいです!」

「良かった~ お世辞でも嬉しい!」

私は恐縮しながら食べる最高の朝食でした。

私が弁当を頬張っている時 彼女は仕事の捗りを確認しています。

「あらぁ…凄く頑張ったのね…凄い…後…少しじゃ無い!」

私の無我夢中で徹夜した甲斐を彼女は絶賛してくれました。

「これなら…後は二人で頑張れば…お昼には片付きそうね…」

そう意気込みながら私達は作業に取り掛かるのでした。

誰もいないオフィスで彼女と二人きりの空間…

こんな事は二度と無い事でしょう…

私は最高に幸福な時を迎えています…

ですが…そんな余韻に浸っている場合では無い状況で黙々と作業を進めるのでした。

パソコンのキーボードを打つ音だけが静まり返ったオフィスに響きます。

作業も順調に進み 彼女の言ったように昼を過ぎた頃には終わりそうな気配になって来ました。

「後…これをやれば終わりですね…」

最後の仕上げ段階に入った頃でした…

私の携帯電話が鳴るのです。

相手は上司でした。

「上手く行ってるか?」

「は…はい…後…少しで…」

「凄いペースじゃ無いか! それは良かった!」

そして話は続き その話の中で新たな難問が浮上して来るのでした。

何やら以前に提出した仮図案をも今のとは別に使用したいとの事…

それには若干の変更が執拗との事でした。

今直ぐに変更プランの打ち合せをする為に先方に出向いてほしいと言う事でした。

私は 今の作業もある事を告げ日時の変更を申し出たのですが 上司は 既に承諾してしまったと言うのです。

しかし 今の不手際の責任上 私は押し切られるのでした。

1から担当の私で無いと事がスムーズに運ばない…

上司の言い分も解らない訳でも無い私…

そして渋々ながら了承するのでした。

「そうしましたら…出発前に課長に電話すれば宜しいのですね…それと終われば…また連絡をすると言うことで宜しいでしょうか?」

「それで頼む…あ…それと…藤○さんは?」

私は出社している事を伝えました。

すると電話を替わって欲しいとの事なので私は彼女に携帯を渡すのです。

何やら上司から頼まれ事をされているみたいな様子の電話内容でした。

そして話も終わり電話を切るのです。

「大変な時に限って重なるものよね…こ~言うのって…」

彼女は それでも笑顔でした。

「何を頼まれたの?」

「月曜の会議で使う資料…言い忘れてたから…人数分揃えて置いてくれって…」

「え~ 今から~」

「平気平気! だって後…これだけでしょう? それと私…早く終わっても夜の待ち合わせまで何しようか迷うじゃない…だったら…ここで仕事してた方が…」

あと数ページの入力だけで完了する今の作業と追加の作業が彼女にしてみると好都合なようでした。

「僕は 今から 出かけてしまうけど…あと任しても大丈夫?」

彼女は満面の笑みで快諾するのでした。

私は彼女に あとの事は任せ出かける準備をするのです。

「あ…鍵だ…会社の鍵…どうしようか…? 多分…あの取引先だと早くには帰って来れないや…遠くて…」

そして私は鍵を持っていない彼女に鍵を預け、各人の仕事が終われば そのまま帰宅する事で話を纏めるのでした。

「じゃぁ…行って来ます…あと宜しく頼みます…」

「行ってらっしゃい!気を付けてね! あとは任せて安心してちょうだい!」

彼女の笑顔が眩しいぐらいに輝いています。

そして私は彼女に見送られ会社を後にするのでした。

しかし…

それが彼女との最後の別れになるなんて…

その時は思いもしなかった私です…。


続く。



11/03/31 14:07 (8cukbTVa)
4
投稿者: 妄想屋 ◆haMTCbgLZQ
妄想3話……


彼女に総てを託し会社を離れる私です。

その後は順調に事は運び打ち合せも無事に終え帰宅する私でした。

そうして無事に総てが上手く行った事を安堵し日曜を迎えるのです。

私は 彼女の手弁当の美味しさを思い返しながら休日を過ごしました。

そして逸る気持ちで月曜は早めの出社をするのです。

私のデスクに綺麗に整理され置かれたプレゼン資料…

彼女の功績が詰まった大切な資料です。

私は胸を撫で下ろし作り直したファイルをプレゼンに向け用意するのでした。

すると課長が出社して来ました。

「ご苦労さんだったな!」

そして労いの言葉を掛けながら私に檄を飛ばします。

「今日は失敗するなよ! 良いな!?」

私は気を絞める思いで深く頭を下げました。

そして彼女に一言でも早く感謝と労いの言葉を掛けたくて時計を見るのです。

しかし もう何時もなら出社するはずの時刻になっても彼女は現われません。

「あれ…? どうしたのかな?」

そして時間は過ぎて行き既に業務が始まってしまいます。

私もプレゼンに出向く時刻になり、後ろ髪を引かれながら会社を出ました。

道中も私は彼女の事が心配で堪りませんでした。

しかし 今は しっかり業務を全うしなければ…

決意も堅く私はプレゼンに挑むのでした。

しかし…

やはり彼女の事が気に掛かり ミスを連発させてしまう私でした。

彼女と頑張って作り直した資料を片手に肩を落とし帰社する私…

あとは運を天に任せるしかありません。

しかし帰った矢先から課長に呼び出しを食らうのです。

すでに私の失態を耳にしている課長でした。

「あれほど言ったはずなのに…お前って奴は…」

呆れ顔の怒り顔でした。

「もし…今回…ダメになったら…前に通達で言ってた…転勤…受けてもらうぞ…」

それは名ばかりの転勤…

言わばリストラ対象の通達です。

私は生きた心地がしませんでした。

肩を落としデスクに座り込む私…

「あ…藤○さん…」

私は思い出して彼女のデスクを見ました。

ですが 出社していませんでした。

一層 不安が募る私は課長に聞くのです。

「あ…あの…藤○さんは…?」

「あぁ…彼女か…? 何やら…今日は娘さんが具合悪いようでな…」

「そうなんですか…」

「あぁ…それと急なんだが…暫らく会社に来れないみたいだ…もしかすると…辞めなくてはいけないかも?って言ってたな…まぁ…兎に角そう言う事だ…」

私は課長の話で目の前が真っ暗になりました。

そして…

「あ…ぁ…言い忘れてた…彼女が…お前に…ありがとう…って伝えてくれってな…」

そして課長は私の肩を叩き去って行きました。

私は放心状態で その場で立ちすくんでしまいました。

そして彼女の伝言の【ありがとう】の意味が理解出来ませんでした。

何もかもを失ったように気力を無くす私。

もうプレゼンの事なんてどうでも良くなり その後は仕事も手に付かず気力も失ってしまいました。

肩を落とし帰宅する私は昨日までの日々が悔やまれてなりませんでした。

寝床に入るも彼女の顔が浮かび寝付けません。

締め付ける胸が一層増すばかりです。

そして翌日…

「正式に退職を伝えて来た…急で申し訳ないと何度も誤っていたよ…」

課長からの言葉に私は もう 脱け殻のようになってしまいました。

そして 追い打ちを掛けるように 昨日の失態に置いて私は担当から外されました。

仕方がない事だと肩を落とし受け止めるしかありませんでした。

失態はあったもののプレゼンの評価は高かったようで 恐らく心配する事も無く事は運びそうなのが唯一の救いでした。

私は その事も去る事ながら彼女の退社の理由も気に掛かります。

娘さんの具合が深刻な物なのか?それとも他に深刻な状況があるのか?

何れにしても彼女の身辺には何らかの事情があるには違い無い…

私は一言も感謝を最後に言えず仕舞な事だけが心残りでした。

そして、あの最後の笑顔だけが頭から離れない日々を送る私です。

そして彼女が居なくなって一週間が過ぎました。

プレゼンの失態も影響する事も無く無事に商談が済んだ事を耳にしました。

本当なら彼女と喜びを分かち合う所なのですが それすらも出来ない今…

私は彼女がいないデスクを見つめ心の中で感謝と報告をするのでした。

毎日を気力無く送る日々は更に続きます。

毎夜毎夜 彼女を想い浮かべながら自慰する哀しい夜…

憧れの想いの中で不謹慎な想像をし もう会えない彼女を毎夜のように汚して行く私です。

そんな日々を過ごす私に 遂に印籠が渡されました。

名ばかりの転勤…

私は辞令を謙虚に受け止めました。

もう彼女も居なくなった今の職場には未練などありません…

それどころか この会社自体に未練が有りませんでした。

そして私は決断するのです…

辞令の期日に合わせ退社する事を選択したのでした。

依願退職を伝えた私…

あっさりと受諾された事にも何の戸惑いも怒りも湧きませんでした。

そして 退社に向けて残務整理をする日々を送るのです。

そして2週間が過ぎ 明日が最後と言う日が訪れました。

私物を整理し段ボールに詰めた書類やデータメディアを資料室に運ぶ私です。

その時です…。

床に置かれたケース箱に足を引っ掛けてしまい転倒しまうのでした。

持っていた段ボールごと転倒し辺りに中身を撒き散らしてしまうのです。

慌ててスチール棚に手掛けたので そこに置かれていたケースも雪崩落ちて来ました。

私は慌てて辺りに散らばる書類などを掻き集めました。

落ちて来たケースの中身も混ざってしまって右往左往する私です。

ケースには担当者名と所轄が記載されています。

見ると私に印籠を渡した上司の物でした。

私は必死になって掻き集めた中身を仕舞うのです。

しかし 何がどうか区別が付かない物もあります。

データーメディアなどは何も記載されていない物もあり選別に困る私でした。

そんな困っている時です…

私は心の中で笑ってしまうのでした。

「何してんだ…俺…? もう…どうだって良いんだよな…こんなデーター」

そして…

「困ったら良いんだ…俺みたいによ…」

私は復讐じゃ無いですが自分の愚かさを他人にも擦り付ける邪心が芽生えました。

そして分別付かなくなったデータメディア数枚を上着スーツのポケットに入れるのでした。

「俺には関係無いんだよ…もう…」

そして私は資料室を後にするのです。

しかし…

この事が後に大変な真実を知る事になろうとは この時は思いもよらない私です。

そして退職の日が訪れます。

何も無かったように何時も通りに業務が始まり そして終わる…

暗黙のリストラと言う依願退職の私に贐する者など一人もいません…

最後のタイムカードを機械に通し会社を永久に後にする私でした。

そして 再就職に向けての新たな一歩を踏み出すのです。

退職してからはハローワーク等に足を運びながら職を探す日々が過ぎて行きます。

しかし…この不景気な世の中では私が思う職種には簡単には巡り合えません。

もう 一ヵ月を過ぎようとしていました。

リストラ対象の名目の元での依願退職の退職金が通常より割り増しされていたので何とか遣り繰りは出来ていますが…

何時かは底を尽きます。

私は逸る気持ちの中で懸命に過ごす日々を過ごすのでした。

しかし…そんな日々を送る私に人生を狂わせる大変な出来事が起こるのでした。

ある日の事…

その日も働き口が見つからず肩を落として自宅に戻りました。

散らかった独身部屋でテレビを見ながら笑う事も無く過ごす夜…

その時でした。

私は 何を思ったのか突然 ある物を思い出したのです。

そうです あの退職時に邪心の末に持ち帰ったデーターメディア。

私は 散らかった部屋からメディアを探し漁りました。

「あっ…あった!」

私は3枚のメディアディスクを手に思うのです。

「中身 何だろうな…?」

今となっては中身が何であろうが関係無いのですが その時は妙に気になったのです。

そして ノートパソコンを開けメディアを1枚づつ確認するのでした。

何も記載されていないメディア…

開けるまで好奇心が湧いて来ます。

1枚そして2枚…

「何だ…こんなデーター昔昔の捨てデーターじゃん…」

私は邪心膨らませながら業務に支障を来たす事を目論みながら持ち帰ったデーターの希少価値の無さに嘆くのです。

そして最後の1枚…

私は この最後の1枚も然程の期待はしませんでした。

そんな気持ちの中で開くメディア…

「ん…? 何だ? これ…データーじゃ無いな…」

中身はオフィスデーターでは無く動画データー。

それもVOBファイル…

「ん…これ…って?」

私はメディアをパソコンから引き出しました。

そしてメディアを隅から確認するのです。

確かに他の2枚とは違っています。

このメディアだけがDVDメディア…

他のはCDメディアでした。

私は DVD―Rと小さく刻印されたメディアを見ながら思います。

「何かの映画? 何だ?」

そして私は次はパソコンでは無くDVDプレーヤーに掛ける事にしたのです。

散らかるプレーヤーの前の物を払い除けながら電源を入れメディアをセットする私でした。

暫らく画面に映るローディング画面が私の気持ちを逸らせます。

するとメニュー画面に切り替わりました。

「何だ? やっぱり何か撮ったやつか?」

メニュー画面の中の小画面のタイトルボタン…

日付だけのタイトルメニューが示されていました。

【****年**月**日[Sat]PM**:**:**】

その日付の意味が何を示しているのか…

その時点では解る所か気にもしなかった私でした。

そして私は日付だけのタイトルボタンにリモコンを合わせるのです。


そして…

映像が映し出され私に衝撃を与えるのです…

私は そのタイトルメニューの日付の意味を知らしめられるのでした。

あの時の私が居なくなった後のオフィスが…。


続く。



11/04/01 21:15 (qN/D08S5)
5
投稿者: (無名)
続き見たいです
11/04/02 13:46 (nkcaajFZ)
6
投稿者: (無名)
今回は引っ張りすぎましたね~
元々あなたの作品はこんなレイプ板みたく、低レベルで慌ただしい所にアップする内容ではないですよ
もっと落ち着いた板のほうがいいかと、
でも、続編は楽しみにしてます。

11/04/02 21:57 (mjC8YN3x)
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