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グレー色の真実。
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:グレー色の真実。
投稿者: 愚か者 ◆hLu2SI84B6
小説と迄には程遠いですが、自分の犯した卑劣事と日々思い続けた事柄が自分の知らない世界で現実化していたかも知れないと言う事を知り、その事を回想録的に綴ってみようと思います。


自分は妻子もある身の男です。

職場では営業課長と言う肩書きを頂き、部下も3人ですが配下に従えています。

会社は13人程の小企業です。

業務内容は通販総合小売発送業の小さな会社です。

某大手通販会社の下請け的な業務を主に行っています。

パートの事務が3人と外回りの営業は自分を含め4人後は包装業務や雑務をしています。

しかし自分は殆どを事務所で雑務に追われる日々です。

パート女子事務は年配の色気も無い50をとっくに過ぎた哀れなもので、電話応対と伝票処理が主な仕事で手が空くと井戸端会議さながらの雰囲気です。

ですが、そんな職場に華が咲く出来事が起こりました。

一人が退社する事もあって新人のパート事務員さんが入って来たのです。

その事が切っ掛けとなり、艶も無い年配事務の職場に華が咲いた感じになりました。

とは言う物の入った新人さんも、言う程は若く無く夫も子も居る人妻で子供は既に二十歳と言う事でした。

しかしながら早くに結婚をした彼女は40を少し回った年齢ですが美人な女の人でした。

自分が一番に感じた事は歳より遥かに若く見える事でした。

そんな彼女のお陰もあり、職場は華やかさを持つようになりました。

既に働いている事務員さんの紹介で入社して来た彼女で、自宅も紹介された事務員さんの近所と言う間柄だとあり、直ぐに職場に溶け込みました。

気さくで美人で少し気の強そうな彼女、でもお高く止まる事も無く先輩事務とも対等的に伯母さん的な話題話もする彼女でした。

美人さんから話される伯母さん的な話題や美容姿からは想像出来ない話される伯母さん的な口調が、あれほど耳障りだった井戸端会議的な雑談も彼女が加わった事によって心地良さまで感じる始末です。

それからと言う日々は何故か職場に向かう足取りも軽くなるのでした。

それからと言う日々は耳障りだった井戸端会議の話にも時には加わったりして業務に就く事もしばしばありました。

そうしている間に時は過ぎて早くも半年を迎える事となりました。

彼女も、より一層溶け込んで楽しく仕事をしていました。

そんなある日です。

「○○さん、何か随分 若くなって来て無い?」

事務同士が喋っているのが聞こえました。

自分も、その会話を耳にした時に同じ事を感じました。

この会社に来た時よりも顕らかに若くなり、化粧も何か違うように感じました。

「あら、そう?」

彼女は恥ずかしそうに答えていました。

そして会話が進むに連れて彼女の口から。

「子供に奨められて、化粧品変えて美容室も変えたからかな?」

どうやら二十歳の娘さんからの奨めもある感じで微笑ましい会話でした。

「でも○○さん、元が良いから何しても栄えるから良いわね…美人で羨ましい」

照れながらも満足気な彼女が自分にも解りました。

本当に一回り歳が若返ったと言っても言い過ぎで無い程でした。

そうしている時期に取引先から頼まれて、会社の制服を仕立てる事になりました。

しかし、その事が自分が過ちを犯す切っ掛けとなったのです。

我が社には制服は無く私服で業務していた為に、事務服と包装作業者用に業務エプロンを導入する事になりました。

取引先からのお願いともあり、仕方がない事もありましたが皆は喜んでいました。

そうしてカタログを見ながら女子事務の制服を選ぶ事務員達の姿がありました。

自分達の営業は外回りもあるので、スーツに軽く羽織るだけの薄手のジャンパーだけで決まりました。

しかし女子ともなると選ぶのに目移りがするのか?時間を掛けてようやく決まる次第です。

女子は悩んだ末に、無難な上下グレーのベストジャケットとスカート、そして白のブラウスで決まりました。

そうして制服が来るまでの数日は、女子の井戸端会議の話題は制服の事で持ちきりです。

自分は、そんな会話を耳にしながら日々を送るのです。

そうして待ちに待った制服が送られて来ました。

女子事務は、早く着たそうに大事にしまっていました。

着替えるロッカールームも無い我が社は、各自が自宅に持ち帰るしかありません。

明日からは制服姿で出勤となるのでした。

しかしながら女子事務の殆どが近所の方々で、自転車やバイクでの通勤なので困る事も無いようでした。

それより毎日の私服が煩わしかったらしく、明日からは悩む事も無くなったと喜ぶ始末でした。

そして次の日の出勤の出来事です。

朝から制服姿に身を包んだ事務員さんが出社して来ました。

何時もとは違った雰囲気の職場に、違う会社に来たような感覚さえありました。

自分も新しいジャンパーを羽織り、デスクに座って一新した雰囲気の職場を眺めていました。

その時です。

「おはよう」

彼女も新しい制服姿で出勤して来ました。

自分は彼女の制服姿に胸を射ぬかれてしまいました。

他の事務の制服姿より遥かに素敵で似合う彼女の姿に、何故かときめいてしまったのです。

そうして何よりも自分は彼女の足元に目が釘づけになりました。

上下グレーの制服に白のブラウス、そして他の事務員より少し短めにしたスカートから伸びる薄い黒ストッキングに覆われた足とヒールパンプス。

自分はスカート姿の彼女を見た事が無かったので驚きました。

あんなにも細い足で綺麗だったなんて・・

それと薄い黒ストッキングなので、肌色が踵やくるぶしに透けて、細い足首に異様なエロさを感じてしまいました。

その日からの自分は彼女の事を特別に意識するようになってしまったのです。

今までも少なからず彼女の事は好意に感じる事は有りましたが、今までの好意とは顕らかに違った感覚が芽生えました。

もう、その日からは職場でも彼女の姿を目で追う事が今以上に多くなりました。

時にはベージュのストッキングのスカート姿の彼女の姿を目で追いました。

しかし段々と目で追うだけでは満足出来なくなって来るのです。

毎日を厭らしく見る彼女の制服姿に、自分は癒される所か欲求が蓄まる日々が苦痛でした。

そんな時です、取引先の仕事でカタログ販売の仕事に取り掛かっていた時です。

カタログに目を通すと、色々な商品の中にカメラのページを見つけました。

そこには色々な機種のデジカメが載っていました。

自分は、その時にピーンと来る物を感じて、商品を隅まで確認しました。

そうして出た結論は盗撮でした。

自分は商品の中でもズーム機能に優れ、ズーム時でもレンズが飛び出ないタイプの携帯電話ほどの大きさのコンパクトな物を選び、自ら発注してしまいました。

その時は全くと言って良いほど罪悪感は有りませんでした。

そうして数日後、手元にデジカメが届くのでした。

自分は慣れない手つきで試し撮りをしながら、何故かドキドキした事を今でも覚えています。

そうしてデジカメを会社に持って行く自分でした。

会社でデスクに座り、彼女のデスクを確認する自分は罪悪感の欠けらもありません。

部下のデスク3席を挟み、彼女のデスクが横向けに真正面に見える自分のデスク。

自分のデスクに置いてあるノートパソコンを開き、それを盾にデジカメを隠すように彼女のデスクに向けてみました。

しかし部下のデスク上の物が邪魔になり、思うようには焦点が合いません。

自分は誰も出勤していない間に、自分のデスク上を色々と配置を替えてみては試みました。

ようやく思うアングルになった所で皆が出勤して来ました。

自分はドキドキしながら慌ただしく業務が始まる光景を眺めるのです。

部下も外回りに出掛け、女子事務達の何時もの光景が、何故か今日だけは特別に見えました。

伝票処理する彼女の横姿を遠巻きに、いよいよ盗撮の開始です。

自分は無我夢中でシャッターを押し続けました。

前日に試した通りにフラッシュ機能をオフにしてズームしながら彼女の横顔や、たまに正面を向いた顔を上手く撮れてるか撮れていないかは関係なく撮りまくりました。

自分のデスクは窓際なので、背後や辺りは余り気にする事が無く存分に盗撮しました。

そうして撮ったのを確認する為に、トイレにと駆け込みました。

ドキドキしなから確認する初めて犯した過ちを自分は確認するのです。

ですが残念な事に、やはりフラッシュを点けなく撮影するとピントがボケるのでした。

焦ってシャッターを押す事もあってか、ブレた画像の多さにガッガリでした。

ですが数枚は奇跡的にも鮮明に撮れている物もあり、胸を撫で下ろしました。

小さな画面に写る奇跡のショット。

真面目顔で素の表情の彼女、写真を撮る時には絶対に有り得ない素の表情の彼女の写真を手に入れた瞬間でした。

もう それからと言う日々は盗撮に明け暮れる職場が当たり前となり、初めての頃より工夫をしてはベストショットを撮る事も多くなりました。

罪悪感など全く無くなった盗撮行為は、それからも続くのです。

しかし盗撮行為も更にエスカレートして行き、次第に彼女の顔だけでは納まり切れ無くなり、隠し持ちながら背後から撮ったり足元を撮ったりして過激になって行きました。

自分でも解らないぐらい彼女にのめり込んでしまっていました。

そうして段々と盗撮した写真を眺めるだけでは物足りなくなり、次第に性の対象として写真を扱うようになりました。

パソコンで加工して、コラージュ写真を作っては欲の捌け口に使うようになりました。

その事が更に彼女のベストショットを欲しくなる要因となったのです。

コラージュに合うような表情を追い求める日々が過ぎて行くのです。

自分の秘かに持った性癖と言うのでしょうか?

こう言ったサイトなどや、画像動画サイトを秘かに回覧する事が多々ある自分です。

レイプ物やSM等に興味があり、性欲の対象となる物は全てそう言った物でした。

その事は自分だけの中で閉まって誰にも話す事も勿論ありません。

ですので彼女のショットを追い求めるのも必然的に、そのようなショットになるのは自然でした。

笑顔の彼女の表情でなく悩む表情や眉をしかめる表情を追い求め盗撮を繰り返しました。

そうして集めた数々の写真からレイプされている画像に合う物を選んではコラージュして、時にはSM姿の哀れな彼女をコラージュしては保管する日々が続きました。

絶対に誰にも見せれない卑劣なコラージュ写真は、何十枚となって行きました。

もう捌け口は彼女だけになって行く自分がありました。

そんな時期に拍車を掛けるかのように社内で親睦会が行われる事になり、居酒屋で飲み会が開かれました。

自分は、その時に喜び勇ました。

ついに堂々と彼女にカメラを向けられる時が来た事をです。

そうして飲み会当日は盗撮用に買ったデジカメ片手に、片っ端から写真を撮りまくりました。

誰に遠慮する事もなく、ましてや写真を撮って喜ばれる事が自分には嬉しくて堪まりませんでした。

酔って無防備な彼女に堂々と向けるカメラのシャッターを押しまくりながら、酒の力を借り無礼講ショットをも撮り蓄める事も出来ました。

誰も性の対象になるように写真を撮っている事など思ってもみないでしょう。

しかし自分だけは確実に性の対象となる写真でした。

気が付けばメモリーカードが満杯になるまで取り続けていた自分でした。

どの写真にも必ず写っている彼女、彼女だけの写真もあれば合同写真も、そして別の人を狙った写真にも必ず彼女が写り込むように撮った写真。

全ての写真が鮮明に鮮やかに撮れています。

その親睦会の後は当然ながら彼女の写真だけを選りすぐり、捌け口の材料とした事は言うまでもありません。

楽しく終えた親睦会の後も盗撮に明け暮れる日々が続くのです。

そうして自分は段々と盗撮以外にも過ちをエスカレートさせて行くのでした。



 
2010/12/03 21:33:39(zEx.MHdx)
2
投稿者: 自分も同じおとこだぁ
とっても興味深く読ませてもらいました。週末の夜に楽しかったです、ありが
とう。ちょっと悔いてるようですけれど、男なんてみんなそんなもんですよ。
超一流大学出の医師の親友は「男なんてみんなドスケベだ。みんな変態だ。」
と口癖のように言います。文章もうまいです。今後も楽しみにしています。
10/12/03 23:16 (wbFtS7/7)
3
投稿者: (無名)
最後まで読ませて頂きました。
10/12/04 12:05 (QKiBiUQy)
4
投稿者: 愚か者 ◆hLu2SI84B6
親睦会で沢山の写真を撮ったのにも飽き足らず盗撮を繰り返す日々です。

そうして押さえが効かなくなってしまった自分は、遂に絶対してはいけない事をしてしまったのです。

ある日の会社での事です。

その日は業務に負われて、自分だけが残業で会社に残っていました。

必死に仕事を片付け、やっと一息つけた時でした。

缶コーヒーを飲みながら、誰もいない事務所内をボンヤリと眺めている時でした。

自分でも気付かない内に彼女のデスクを見つめていました。

そうしている内に自分は彼女のデスクが気になりだして、彼女のデスクに近づきました。

何かドキドキする自分は周りの気配を見回していました。

そうして彼女が座る椅子に手を置いてみたり、いけないとは思いつつも引き出しを開けて物色してしまいました。

色々な事務用品が綺麗に整理され入っていました。

別に何も代り映え無い引き出しの中でさえも、自分にしてみれば宝の山に見えました。

別の引き出しを開けて中を見ると女性週刊誌やファッション雑誌が数冊入っていました。

彼女も、やっぱり女なんだなあ・・と思いました。

すると隅の方にポーチが見えました。

もう罪悪感もなく中身を見てしまう自分がいました。

軽く化粧直しをする為の化粧道具が入っていて、自分は口紅らしき物を手にしました。

捻って出してみると赤ピンク色の口紅でした。

何時もの唇と同じ色の物に自分は興奮してしまいました。

自分は口紅を自分の唇にあてて間接的にキスしている事を思いながら興奮してしまいました。

するとポーチの中に白い物が仕切られた場所に見えました。

自分は、それを手にした瞬間に妙な興奮を覚えました。

生理用品のナプキンだったのです。

いざと言う時の為なのか?それとも今が生理中だからなのか?解りませんでしたが確実に生理用品でした。

何故か踏み入れてはいけない領域に入ってしまったように凄く興奮してしまいました。

今すぐポケットにしまいたくなる衝動を必死に堪えて元に戻す自分でした。

そうして更に物色すると色々な私物が見つかりました。

予備のパンストや髪を整えるクシ等がまとめてしまわれていました。

自分はクシに残っていた彼女の髪の毛を大事に持ち帰りました。

すると数枚の写真が出て来ました。

写っているのは多分、娘さんでしょうか?楽しく二人でピースサインをしながら笑顔で撮った写真でした。

娘さんも彼女同様に美人な女の人で彼女と似ていました。

何故か段々と若く綺麗さに磨きがかかって来ている彼女が、娘さんと写る写真を見て頷ける気がしました。

楽しく親子で美を競っているんだなぁ・・と思いました。

そうして溜め息をつきながら全てを元に戻し家に帰る事にした自分でした。

大切に持ち帰った髪の毛とコラージュした彼女の写真が、その夜の慰めになったのは言うまでもありません。

そうして毎日が過ぎ去って行き何時しか妻と子が寝静まった後は、部屋で彼女の写真を加工する事が日課になっていました。

次第に加工する技術も上手くなり、新しい画像加工ソフトも買い足してはコラージュする日々を送りました。

そうしている内に何か自分の中で罪悪感より優越感に浸るようになって来て、何時しか自分の作った写真を見せてみたくなる衝動が湧いて来るのでした。

上手く加工出来た写真を見ながら自分は、また過ちを犯そうとしているのです。

そんな自分は何時も閲覧しているアダルト画像投稿サイトを眺めていました。

そうして他の人が投稿している色々な画像を見ているうちに遂にやってしまったのです。

彼女をコラージュしたSM画像とレイプされている画像を投稿してしまったのです。

当たり前ですが少しは罪悪感があり、顔の目の部分だけは解らないように黒消しをして投稿しました。

それが大変な事に繋がる事とは、その時は思いもよりませんでした。

自分は上手く加工出来た画像を投稿し意気揚揚でした。

ですが、次の夜の事でした。

自分が投稿したサイトを閲覧した時の事です。

自分が投稿した画像に対してのコメントを見つけたのです。

《写真の人・・○○市の○○さんでしょ?》

自分は心臓が口から飛び出そうでした。

目を隠してあったのに都道府県も名前も当たっている事に驚きました。

自分はヤバいと思い投稿した画像を削除しました。

しかしながら既に遅かったようです。

気になって何度もコメント欄をチェックしていた時でした。

新しいコメントが書き込まれました。

《あ・・消しましたね・・でももう頂きましたよ。ってか・・消すって事は・・やっぱ○○さんって事だよね?俺・・前から気になってたんだ・・○○さんの事!写真サンキュウでした!笑》

自分はコメントを読んで何て事をしてしまったんだと初めて自分を攻めました。

こんな広い世間の中で、ましてやネットの中で彼女を知る人物がいた事の驚きと、自分以外にも彼女を艶目で見ている男がいる事に何か言い知れない思いでした。

しかし自分が、やってしまった事に後悔しても遅い事でした。

そうして後悔しながらも日々は過ぎて行くのです。

彼女を会社で見る度に複雑な気持ちは隠せませんでした。

あの写真を投稿してしまって初めて知った、事実なのか?どうかは解らない事が頭から離れませんでした。

彼女が他の男性からも見られている。

もしかすると自分と同じように影から盗撮されているかも知れない・・

そう思うと自分の事を棚に揚げながら心配でなりませんでした。

そんな葛藤をしている頃でした。

毎夜のようにパソコンを操作しながら例の投稿サイトを閲覧している時です。

自分の投稿した画像は既に削除してありません。

ですが、コメント欄には新しい書き込みがされていました。

《やっと見つけた美女の追跡ブログです。***//***.********》

何なのかは解りませんでしたが記載されているブログを訪れてみました。

確かに存在するブログで、まだ書き始めたばかりのようでした。

《念願の美人のアジト発見》

先ずは、そう書き込まれて始まっていました。

それと自分は同時にアップされてある画像を見て驚きました。

背後からですが確実に彼女の姿が撮られていました。

顔は背後からなので解りませんが自分には解りました。

あれほど彼女を毎日追っ掛けている自分には絶対に解る彼女の後ろ姿でした。

何よりも着ている制服が絶対的に決定づけていました。

撮られた先は自宅の玄関に入る時の模様のようで、玄関辺りはモザイクが掛けられていました。

自分でも知らない彼女の自宅に確実に男が陣取っている事に、驚きながらも嫉妬してしまう自分でした。

《これから この美女を追跡して行きまぁ~す》

そうしてブログは終わっていました。

自分はコメントを残そうと試みましたが、書込み禁止になっていて一方的な閲覧用のブログになっていました。

その夜は眠る事も出来ずに朝を迎え、会社に行く事になりました。

自分は笑顔で挨拶しながら出社して来る彼女を見ながら、あのブログの事が頭から離れません。

自分は迷いました、言うべきなのか?言わないべきなのか?

しかし言ってしまうと全てがバレてしまう。

自分が犯した過ちまでもが知れてしまう可能性がある事に、結局は何も言いませんでした。

ですが、その事が彼女に取って良い事なのか悪い事なのかは自分には判断出来る状態で無かったのは事実です。

そう言う事がある中で時は過ぎて行きます。

毎日の日課が、あのブログをチェックする事。

しかしながら、あれからは何も更新される事もなく時が過ぎていきました。

自分も、あれから彼女の身に何も起こっていない様子の毎日に、次第にブログの事も気にする事がなくなっていました。

しかし、ある日の事務員達の井戸端会議を耳にしている時でした。

「ねえ・・聞いてよ・・昨夜なんだけどね・・」

彼女のヒソヒソ声で話す会話が耳に入って来ました。

「あのさ・・郵便ポストに・・あれが・・入れられてたのよ・・」

「あれって何よ?」

「あれよ・・あれ・・コンドーム・・」

「きゃ! 何?それ?気持ち悪い・・」

自分は耳にした話を聞きながら何か胸騒ぎがしました。

「それで?どうしたのよ?そのコンドーム?もう使った後のなの?まだな物?」

年配の事務は興味深々で聞いていました。

「そんなもの気持ち悪くて触れるもんですか・・中に入ってるのよ・・汚いのが・・」

「それで?どうしたの?」

「慌ててバパ呼んで捨てて貰ったわよ・・でも・・汚いから郵便ポスト洗ったわ・・」

「いゃだぁ~ この所・・変な人たくさん居るから気をつけてよ・・○○さん所は綺麗な娘さん居るんだから・・あ~ それにしても気味悪いわねぇ・・」

自分は会話を耳にして思った事は但一つでした。

あのブログの事が頭に浮かびました。

そうして携帯にも保存してあるブログにアクセスして確認してみました。

そうしたら、やっぱりと思う事が書かれていました。

《追跡報告!美女宅にプレゼント配達完了!》

何を配達したのかまでは書かれていませんでしたが、自分には彼女が話す物だと言う事は解りました。

遂に動きだしたブログの気配に不安と嫉妬が入り交じった複雑な気持ちになった自分でした。

そうして彼女達の話も終わり仕事に取り掛かる姿を見ながら不安な一日が終わるのでした。

そうして再びブログの更新をチェックする毎日が過ぎて行きます。

事務員達の井戸端会議の話題に度々でる彼女の周辺に起こる不快な出来事。

しかし他の事務や彼女は、その不快な出来事は全て娘さんを想うが為の嫌がらせなのではと疑うのでした。

しかしながら自分には、その行為の矛先は彼女に向けられている事をブログの端々の書き込みで解っているのです。

今すぐ井戸端会議に乱入して事実を教えたいが出来ない自分に歯痒さを覚えました。

「警察に届けた?」

「ええ・・パパが言ってくれたけど・・でも何かね・・警察も頼りなくてさ・・」

既に警察には届けてある事を耳にして少しは安心する自分でした。

それからと言うものは不思議と彼女宅の嫌がらせも納まり平穏な日々が過ぎて行きました。

「あのさ・・あれからどうなの?嫌がらせ?」

「ええ・・納まったわよ・・今は何とも無いけど・・でも娘には気を付けてねって言ってるの・・襲われ無いように夜遅くに帰って来る時は連絡してよって・・」

「あら それなら良かったわね・・大した事に繋がらなくて・・でも何かあったら直ぐに言ってよ・・何したら良いか解らないけど力になれるかも?だから・・」

「ありがと・・」

自分は会話を耳に胸を撫で下ろしながら何も起こらなかった事に安心する日々を過ごします。

毎夜を彼女のコラージュとブログのチェックをする日々。

何時しか自分は彼女が本当に狙われていた事を不謹慎ながら興奮するようになっていました。

でも実際に最後まで起こっていない出来事だったから興奮したのでは無いかと今は思っています。

そうして彼女がブログの男に最後はレイプされる事を思い描く事も多くなり、何時しか彼女が本当にレイプされない物か・・とまで思ってしまう自分でした。

平穏な日々が続き自分も更に盗撮しては加工する毎日が続きます。

しかし、その平穏な日々も雲行きが怪しくなって来るのです。


止まっていたブログが再び動き出したのでした。

《追跡報告! 美人さんの旦那 来週から地方に長期単身赴任だ! これからが楽しくなるね!》

そのブログの内容は明くる日の井戸端会議の中で事実である事が解ったのは言うまでもありません。

何やら不安が胸を過る自分でしたが期待もありました。

それからと言う日々はブログをチエックするのが楽しみになってしまっている自分でした。

それからも不謹慎なからも興奮する夜が続きます。

10/12/04 14:37 (HJM3Qbov)
5
投稿者: 愚か者 ◆hLu2SI84B6
ブログに書かれていた事が事実と知った自分は何故が興奮してしまう迄に落ちぶれていました。

「大変だわね単身赴任も」

「大丈夫よ単身赴任って言ったって三時間ほどで行ける距離だもの、週に一度は帰って来るみたいよ」

「あら・・そんな事言って浮気して帰って来ないんじゃ無い?」

「あら!その方が慰謝料たんまり取れるから良いじゃない!」

そうして笑いながら井戸端会議は終わるのでした。

自分はブログの男が彼女をストーカーして、何処で情報を得ているのかと言う事にも驚く事もなく、何時しかブログの男を同じ共通の仲間として意識するようになってしまっていたのでした。

そうして彼女の夫が単身赴任先に行ってしまう日が来るのです。

それからは井戸端会議の話題は、亭主は元気で留守が良い的な会話で盛り上がっていました。

しかし、あれからはブログも更新される事もありませんでした。

沈黙のブログをチェックしながら、自分は秘かに男が情報を集めているだろうと思うと興奮するのでした。

そうして数日が過ぎた頃に沈黙を破る更新がありました。

ですが、それはブログより先に彼女の口から聞いていた事でした。

《再来週に、お友達と二泊三日の旅行ですか・・ますます楽しくなるな・・》

二十歳の娘さんが友人達と旅行に行く事をブログの男よりも先に知っていた自分は、何故が優越感に浸りました。

しかし、男の書き込みが何を意味するのか?その時の自分には解りませんでした。

それどころか犯罪行為的な事を思い描きながら興奮する始末でした。

その頃です、彼女が用事があるので一日だけ休む事を伝えて来ました。

この所、お風呂の給湯の具合が悪いらしく、点検の業者が来ると言う事でした。

その時は何も気にはしなかったのですが、点検の日は娘さんが旅行に行っている日でもあったのです。

そうして彼女が休む日までの間は、何も代わり映えしない日々が過ぎて行きました。

そうして彼女が休む数日前の事です。

またブログが更新されまし。

《お風呂の点検ですか・・そろそろ我慢の限界が来たようです、さぁ~銭湯の準備でもするか・・》

お風呂の点検まで嗅ぎつけた様子の書き込みに、自分はある意味の凄さを感じてしまいました。

しかし、この書き込みが意味する重大な事に、またしても自分は気付かず見落としてしまっていたのです。

そうして彼女が休む前日が訪れました。

「明日、御免なさいね」

周りの人達に申し訳無さそうに誤る彼女の姿がありました。

「良いわよ、それより・・お風呂高く付かなければ良いのにね」

気遣いあう井戸端会議の話題で終始和やかな空気でした。

そうして彼女が休む日が訪れ、何か穴の空いたような職場の雰囲気の中で一日が過ぎて行きました。

お風呂の具合はどうだったのだろう?と思いながら夜を迎え、日課のブログのチェックをする自分でした。

何も更新されていない様子のブログに、物足りなさを感じながら今夜は早く就寝する事にしました。

そうして次の日の事です。

彼女が出社して来る気配がありませんでした。

「あれ?今日も○○さん休みなの?」

「あら、そう言えば遅いわね・・お風呂大変だったのかしら?」

首を傾げながら彼女の事を気にかける自分と事務の面々でした。

そうしている内に就業時刻が来たので業務に取り掛かる自分達でした。

その日は彼女から連絡もなく無断欠勤となってしまいました。

そうして何か寂しさの中で一日を過ごして、心配しながらも業務が終わるのでした。

なぜ無断欠勤したのか心配しながら自宅に帰り、そうしてまた何時ものように日課の夜を迎えるのです。

日課のブログをチェックする前に、二日間彼女に会えていない寂しさから彼女の写真を見る自分でした。

そうして数ある中から写真を選び、捌け口としてコラージュするのです。

自分の願望を彼女に向けるようにレイプ画像に彼女の顔を置き換える至福の一時です。

手足を縛られレイプされる彼女の姿を、不謹慎ながら作ってしまうのが当たり前のようになっている自分がいました。

そうして彼女に願望を叩きつけては捌け口にする自分は、もう罪悪を感じる事も無くなってしまっていました。

しかし、その願望が現実化していた可能性がある事を知る時が来るのです。

ひとしきり彼女で慰めた後の事でした。

例のブログをチェックした時です。

今日は更新されている事に胸が高鳴りました。

何が書かれているのかドキドキする自分は、最新の書き込みを読むのでした。

今日は長い文章が書かれていて、何か何時もとは雰囲気が違いっていました。

最初から読んで行く内に、自分は顔から血の気が引くのが解るぐらい仰天してしまいました。

《美女捕獲大成功!チョロいもんだ!》

読み進めて行く内に顕らかになって行く、真実なのか嘘なのか解らない事柄が書かれていました。

《美女レイプ計画は無事に完了!前から狙っていた甲斐があった!飛び切り良い体してた!それがこの写真!》

そうした文章の後に画像が添付されていました。

その画像を見る為にクリックした自分は驚きました。

顔は画面から途切れて写っていませんでしたが、縛られた女性の裸が写っていました。

ブログの男が書くように、本当に良い体をした女性が写っています。

まさか彼女じゃ?無いよな?

自分は目を疑いながらも画像を食い入るように見てしまいました。

そうして思わず画像を保存してしまう自分でした。

そうして自分は、まだ書かれている文章を読み進めて行くのでした。

《良い、オマンコしてるでしょ?》

次は足を強引に大きく開かされ、丸見えになった大事な所が写っています。

形の良い性器で色も言うほど悪くなく、毛の量も少なく興奮する物でした。

自分は、読み進めて行く内に次第に胸騒ぎがして来ました。

この画像と文章が全て嘘の事で、彼女で無い事を願いながら読み進めました。

その後もモザイクも無しに撮られた性器の写真や裸体の写真が、紹介文を添えてアップされています。

中には、中出し射精された直後の生々しい性器も撮られていました。

しかし、見る写真が顔が途切れていて写っていません。

そんな中で自分は顔を写せない理由が、偽物だから?と疑うようになりました。

しかし、その思いも揺らぐようなショットが、閲覧して行くに連れて崩れ去って行くのです。

もう最後のほうは文章は無しで、画像だけが添付されている物になっていました。

しかし、ここで疑問が浮かびました。

レイプされている写真の数々のアングルが、どうしても一人では写せない場所からの物もあるのです。

レイプしている場面を背後から撮ったりしている事に、少なくとも二人組で襲っているように思えたのです。

もしブログの男の犯行ならば疑問に思うアングルでした。

仲間を集めての犯行なのか?それとも只の空想事の事なのか?

ブログの男以外に写っている男の姿を見ながら、疑問を持ちながら顔が途切れているレイプ画像を次々に見て行くと、ようやく顔が写るショットがありました。

顔には目線だけにモザイクがしてある写真でした。

自分は、その写真を見た瞬間に胸が破裂しそうになりました。

間違いなく彼女です、自分には絶対的に解る顔でした。

モザイクされていても、顔の輪郭や口や鼻やヘアースタイルに髪の色などで、彼女とすぐに解りました。

その瞬間に一気に強烈な罪悪感が襲い居たたまれなくなりました。

そうして顔が写ったショットは数枚ありました。

全てがモザイクされていますが確実に彼女です、少なくとも自分には彼女だとしか見えませんでした。

今にも聞こえてきそうな絶叫を叫んでいるような口元をした顔は、今まで自分が盗撮した写真には絶対に無い物でした。

モザイクに隠れた目元も、恐怖してる様が見えるほどの臨場感あふれる写真でした。

形が変わる位に、思いきり揉まれる乳房に苦痛を訴える顔や、足を極限まで開かれ挿入されている写真。

ここまで女性の体が折り曲がるのか?と思う位の無理矢理に押さえつけながら裸体を捻り潰すようにして犯す写真。

アングルも後半は男との絡み合うショットが殆どでした。

無理矢理に挿入をされる彼女のレイプ姿が角度を変えながら撮られています。

中には殴打されているのか?と言うようなショットもあり、そうして男が彼女の足の指まで舐めているショットまでもが撮られていました。

彼女の体は乱暴にされたのか?至るヶ所に白い肌が赤くなっていました。

乳房も後半は赤く染まり、乱暴に扱われた事を証明していました。

彼女に乗り掛かり腰を振っているのが伝わるショットも幾つかあります。

最後の最後は、諦めたような観念した彼女のレイプされる姿が痛々しく撮られていました。

正上位姿で男と密着する彼女の観念したかのようなセックスショットに、自分は胸が痛みました。

どの写真を見ても、自分が秘かにコラージュしたレイプ写真とは比べものにならない生々しい写真に、自分は震えが止まりませんでした。

そうして、最後の一枚が衝撃なショットでした。

少し離れて撮った写真みたいでしたが、確実に中出し射精されたのが解る写真でした。

顔を隠した男に髪を引っ張られ、カメラに顔を向けさされ足を開いた彼女の写真。

性器は射精された汚い物で汚れていました。

しかし、その写真だけは顔にモザイクがしてありませんでした。

遠くから撮った写真だったからなのか?それとも忘れたのか?少しピントが合っていないようなブレたショットで解らないと思ったのか?自分には解りませんが、とにかく顔は写っていました。

しかし、知る人が見ても誰なのか迄は解らない程の写り方なのは確かでしたが、自分には鮮明に彼女の顔だと言う事は解りました。

その顔は絶望した感じの泣き腫らしたように見える彼女でした。

震えながら自分は最後の一枚まで画像を保存しました。

罪悪感が痛いぐらいに襲う中で、嘘であって欲しいと願いながら最後の文章を読みました。

《これで、おしまい。》

自分は居たたまれない気持ちの中でブログから離れました。

そうして保存した画像を、もう一度確認するのでした。

どの写真を見ても彼女と重なるレイプ写真に、自分はこの時にようやく本当の罪悪に目覚めたのです。

願望だったとは言え、嘘か本当か解らないレイプ写真に不安を感じました。

そうして、初めて自分が投稿してしまった写真が、全ての引き金では無かったのか?と自分を責めました。

当然その夜は、眠る事も出来なく後悔する夜でした。

そうして明け方まで眠れない自分は、もう一度ブログをチェックしたのてす。

そうするとブログは閉鎖されていました。

数時間前には在ったはずのブログがありません。

誰かが通報したのか?それとも故意に閉鎖をしたのか?解りませんが既に無くなっていました。

自分は無くなっているブログに恐怖しました。

やはり本当の出来事だったのか?

自分は以前から知っていたのに、通報もせず楽しんでしまっていた事を今更ながらに悔やみました。

そうして、慌てた自分は以前に投稿した画像サイトを確認しました。

すると自分が投稿したコメント欄のブログ紹介も消されていて、その前のコメントまでもが消されていました。

初めて画像を投稿した時に、飛び付いて来たコメントを残した人物とブログの男が同一だった事に気付く自分でした。

その事が自分をもっと悩ませました。

やっぱり自分が投稿したから、こんな事になってしまったのだと悔やみました。

しかし、心の隅では嘘である事を願っていました。

既に夜は明け、全く眠る事も出来ずに会社に行く自分でした。

そうして悩みながら重苦しい会社での朝を迎えるのです。



10/12/06 12:46 (DsBjsbt3)
6
投稿者: 愚か者 ◆hLu2SI84B6
朝の会社で彼女が出社して来るのを待つ時間が自分には苦痛でした。

昨夜のブログの写真が頭から離れずに、彼女の事が頭から離れませんでした。

しかし彼女は今日も会社に来ませんでした。

「○○さん、本当にどうしたのかしら?心配だわ・・昨日も町会に顔出さなかったし・・」

彼女を紹介した近所に住む事務員さんも心配そうに話しています。

「わたし帰りに寄って見て来るわ・・本当・・どうしたのかしらね・・?」

自分は居たたまれなくなって席を離れました。

本当にレイプされたからショックで休んでいるのかな?それとも、ただの思い過しなのかな?

自分は色々と思いながら、彼女の事を心配しました。

ですが、やはり昨夜の写真が頭から離れず悩む一日になったのです。

そうして思い悩みながら業務も終わり、また眠れない夜を過ごすのです。

閉鎖されたブログを何度も訪れては溜め息をつく自分は、後悔してもしきれない思いでした。

そうして、また眠れないまま会社に行くのでした。

やはり、今日も彼女は姿を見せませんでした。

「どうだったですか?昨日○○さんと会えましたか?」

自分は彼女が心配の余りに、事務員さんに話かけました。

「ええ・・会えたのは会えたけど・・」

何か重苦しそうに話す事務員さんに不安を感じました。

「病気?」

「病気・・じゃ・・ないみたいなんだけど・・何か暗かったのよ、話し掛けても返事しなくて・・何時もの○○さんじゃ無かったわね・・」

「そうなんだ・・」

「まさか・・旦那さん・・本当に浮気でもしたのかしら?」

「そ・・そんな事・・あるかな・・」

「まぁ・・今日も覗いてみる、何か心配だもの・・あの暗さは只者じゃないわね・・」

そうして一途の望みを事務員さんに託して業務に戻るのでした。

重苦しい中で一日が終わり、そうして眠れない夜が訪れ、また寝不足のまま会社に行くのです。

今日は来るかな?と思いながら出社する重苦しい一日の始まりです。

しかし期待した彼女の出社はありませんでした。

「今日も休みだね・・昨日は会えたの?」

また事務員さんに話かけてみました。

「昨日は留守だったみたい、二回ほど行ってみたんだけど・・誰も居なかったわ・・」

「そうなんだ・・」

「昨日は娘さんが旅行から帰って来ている日だから、何かあったのなら解ると思うわ・・ご近所なんだから・・」

「それもそうですね」

「また何かあったら話すわね、しかし本当・・休むなら連絡ぐらいはしないとね・・」

「ああ・・」

そんな感じの最後は、無断欠勤を愚痴る感じで話は終わりました。

しかしながら、自分の中では解決しきれない思いが胸を締め付けて悩むのでした。

そうして次の日も彼女の姿は無く、三日を過ぎた時でした。

「○○さん会社辞めると、昨日連絡があったよ」

社長が彼女の退社を伝えて来ました。

自分は言い知れない複雑な思いで胸が締め付けられました。

退社の理由も一身上の都合と言う事で、その他の事は何も解りませんでした。

紹介した手前、ご近所の事務員さんも恐縮する数日が過ぎて行きました。

何も解らないまま、次第に彼女の話題は井戸端会議でも話さなくなりました。

そうして、レイプされたのか?されてないのか?真相は解らないまま時は過ぎて行きました。

自分だけは、毎日を悩みながら過ごすのでした。

夜になると彼女の事が頭に浮かび、寝付けない日々が過ぎて行きます。

そうして、あのブログの切っ掛けを作ってしまった可能性のある自分の犯した過ちに悩む日々を送るのです。

真実でも嘘でも構わない、ただ真相はどうなのか?知りたいと毎夜のように悩む自分は、夜も眠れなくなり次第に体調を壊してしまいました。

会社も休みがちになり、病院の診察で軽いウツ病だと診断を受けました。

カウンセリング治療を行っても思うように効果がありません。

それもそのはずです、本当の悩みなど吐き出せる事も出来ないのですから当然の事だと思います。

そうして、毎晩を薬に頼り睡眠を得る生活が続きます。

副作用のせいなのか?昼間は体が思うようにならず、気力も薄れてしまいます。

そんな生活を送っていても、体調が良い時は会社に行く事があります。

以前のように営業職は無理ですが、社長の心使いで軽い梱包作業をしています。

そうした日々を過ごしている、ある日の事でした。

体調も良く、久々に会社に出向く事が出来た時の事でした。

彼女を紹介した事務員さんが自分に話し掛けて来ました。

「元気そうね・・」

「ああ、お陰さまで・・」

「ところで○○さんの事だけどね・・」

事務員さんが急に小声で、自分だけに聞こえるように話して来ました。

「あのね・・○○さん引っ越すらしいのよ・・」

「え?引っ越すって?」

「そうなのよ・・ご主人さんの転勤先・・」

自分は彼女の新情報に食い入りました。

「でも・・自宅は一軒家じゃ?」

「それがね・・ここだけの話よ・・誰にも言っちゃダメよ・・」

「うん・・」

「噂よ、あくまでも噂だけど・・○○さん暴漢に襲われたみたいなのよ・・」

自分は話を聞いた瞬間に心臓が口から飛び出そうでした。

「え?」

「本当かどうかは解らないけど、近所じゃ噂になってるのよ・・」

そうして驚いている自分の肩を叩いて、事務員さんは業務に戻って行きました。

あくまでも噂話と言う事でしたが、自分には衝撃的な話でした。

そうして、また思い悩む自分でした。

自分は、その話を耳にしてからは病状が安定しない日々が再び続き、職場にも迷惑をかけるので会社を辞める事にしました。

今は自宅で療養する生活を送っています。

あの事は本当だったのか?それとも自分の病の幻覚だったのか?

自分だけが解る気がするモザイクされた彼女のレイプ画像・・

最後のブレたショットに写る彼女の顔も自分の思い過しなのか?

今は怖くて保存した画像を見る事もありません。

消去したい気持ちもあるのですが、それすらも出来ない愚かな自分です。

そうして、今もまだ結論が出ないまま日々を過ごしています。

あれから二年・・

彼女はどうしているのでしょうか?


終わり。



10/12/06 15:03 (DsBjsbt3)
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