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妄想劇場 第3幕
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:妄想劇場 第3幕
投稿者: 妄想屋
妄想オタクの戯言です…

お口に合うかどうかは…

解りませんが…

宜しければ…どうぞ…m(__)m



 
2010/05/13 20:31:24(z7505q9V)
2
投稿者: 妄想屋
街外れに一棟の倉庫を営む会社があった。

倉庫には山積みの保管を依頼された荷物が所狭しと整理されている。

しかし作業する従業員の姿は無く活気は無いように思われた。

そんな倉庫会社の事務所内に一人の男がデスクに腰を降ろし書類に目を通していた。

「遂に人事異動か…でも仕方ないな…この不景気じゃ…」

この倉庫の親会社からの人事異動の通達。

不況の煽りから決断された経費削減の証…

オンライン化が進む中で賃金の低いパート従業員の起用を決断した結果であった。

一時期は活気に溢れ部下も多数いた倉庫も今は男一人…

だが男一人でも物流の冷え込みとオンライン化の管理態勢が暇を更に持て余させていた。

当然と言えば当然の親会社の決断であった。

男は事務所で一人辞令を受け止め明日からのパート社員の面談に入る準備をする。

最後の倉庫管理責任者としての任務を与えられた男。

パート起用の権限が総て男に任された。

倉庫管理業務はオンライン化が進み今は容易な業務…

そして 今の現状は ただ倉庫のお留守番的な冷えきった物。

男は面接に応募して来た数十人の履歴書を手に溜息を更についた。

「堕ちたもんだな…ここも…こんなパートでもこなせる所になっちまって…」

男は履歴書一枚一枚に目を通す。

年配者から高校卒業したての若者まで…

今の不景気の煽りが見え隠れする応募の年齢の格差であった。

中には一流商社に勤務していた者までもが居た。

そんな履歴書を見る内に男は思った。

「まだ俺なんかマシな方だな…人事異動で済んでよ…」

男は自分の境遇に感謝するのであった。

そして男は一枚の履歴書に見る手が止まった。

その履歴書に書かれてある名前そして張りつけてある写真に目が止まる。

「女だ……」

数有る応募者の中で只一人の女性であった。

男は女の履歴書を隅から隅まで目を通した。

【藤田 直子 35歳】

そして結婚もし子供1人の人妻であった。

履歴にはパソコン検定の資格を持っているようで事務の経験もあるようであった。

しかし男は その事よりも貼られた証明写真に釘付けになる。

「び…美人な女だな…この女…」

男は女の写真に魅了された。

栗色の肩より少し長いウェーブする髪に目鼻立ちの整った美顔…

男の好みに総て一致する美顔に胸がときめく。

そして この女の面接の日時を確認する男。

親会社からの面談スケジュール表を確認する。

「明後日か…」

男は女が訪れる日に何故か心を弾ませた。

そして明くる日…

いよいよ今日から面接が始まる。

しかし…

来る者…来る者が何か男にはパッっとしなかった。

何か手当たり次第に面接を受け したくも無い仕事ながら仕方なくする…

そんな印象を男は感じていた。

曲がりなりにも自分がやって来た職場の後継者選びと言う事のプライドが許さなかった。

そして…

「ダメたな…こりゃ…あんな奴らに任せられないよ…幾ら何でも…」

嘆ぐ男は溜息をつき面接の一日目が終わった。

そして面接二日目の日を迎える…

午前中から何人かの面接をこなし昼の休息を取る男。

「やっぱ…期待は出来ないな…」

やはり一日目と同様に男の意に添う人材は見つからなかった。

「さぁ…昼からは何人来るんだ?」

男はスケジュール表を再度確認する。

「お…今日だったな…あの女…」

男は履歴書で心時めかせた女の面談を心待ちにする。

そして午後からも続く面接…

「次だな…あの女…」

そして待ちに待った女が遣って来る時間を待つ男。

そして時刻より少し早めに女が面接に訪れた。

「あの…すみません…少し早く着き過ぎちゃって…」

事務所の扉を恐る恐る開け声を掛けて来た女。

男は女の来社に満面の笑みを浮かべ迎える。

「いやいゃ…構わないですよ…藤田さん…でしたよね…さぁ…お入り下さい…」

女は男の言葉に会釈をし事務所の中にと入って行く。

「さぁ…どうぞ…汚い事務所ですが…お座り下さい…」

女は恐縮したように椅子に腰掛け男と向かい合わせになる。

そして面接は始まった。

「いやぁ…女性の方は貴女が初めてなんですよ…」

男は和む空気を作るように話し掛け面接がスタートする。

色々と話す内に男には他の面接者には無い意気込みを女に感じた。

「いゃいゃ…そんなに気張ら無くても…うちの倉庫業務は総てオンラインですから力仕事も有りませんよ…」

女は倉庫業と聞いた職に力仕事も覚悟の上で面接に望んでいた。

そして面接は女の好印象を男に与え終わった。

「あ…ありがとうございました…宜しくお願いします…」

そして女は深々と頭を下げ事務所を去って行くのであった。

女の後ろ姿を目で追う男…

「凄げえ美人だったな…写真より若く見えるし…スタイルも抜群だ…堪らねえ…」

男は女の去って行く姿を見えなくなるまで目で追うのであった。

そして面接は後にも続き総てが終わった。

「ふぅ…やっと終わった…不景気なんだな…こんな倉庫のパートだって言うのに沢山来るんだな…」

男は以前にパート募集をした事を思い返した。

「前なんて誰も来なかったのによ…時代だな…」

そして男には残された大事な仕事が待っていた…

【採用者の決定】

男は頭を抱えた。

「どうすんだ…? 殆どが腰掛け程度にしか思っちゃ居ねえ奴らばかりなのによ…」

面接時に書き留めた応募者の印象と意気込みを書き蓄めたメモを見ながら必死に確当する人材を探った。

だが…出るのは溜息ばかり…

「ダメだな…」

半ば諦め掛けた時…

「あ…あの女だ…」

男はメモに好印象を書き留めた女のページで手が止まった。

「しかし…女だしな…」

女性と言う事が男には引っ掛かる所であった。

しかしながら女性と言う事以外では意気込みや持っている資格などは申し分が無かった。

「まぁ…慌てず…まだ…期限あるし…ゆっくりと決めるか…」

そう男は結論付け事務所の灯りを消し業務を終えるのであった。

そして次の日もまたその次の日も何時もと変わらぬ出勤をし事務所で一人業務をこなす男。

「今日で最終結論のリミットだな…」

採用者の最終決定を下す期限の日がやって来た。

しかし…まだ男は決めかねていたのであった。

そしてデスクに座り悩む事半日…

遂に男は結論を出したのであった。

「よし…決めた…藤田さんで決定しよう…」

男は女性と言う以外に何一つ問題が無い女を後継に決める事にした。

そして早速にも親会社に連絡をし採用承諾の許可を得た。

そして採用通知書が書面によって女に郵送される。

後は女さえ働く意志が有れば書面に書かれている初勤務の日時に現われるであろう。

男は期待半分で時を待った。

そして明くる日…

親会社から送られて来た女が着用するであろう制服が男の手元に届く。

初めての女性用事務制服が男の元に届き何故か男は緊張する。

部下を従えパートまでいた時ですら無かった女子の制服が男の目には新鮮さに加え少し淫らな感覚も沸いていた。

グレー色のスカートに同じ色のベストジャケット…

そして白いブラウス…

真新しい制服ながら男の想いは淫らに浮かんだ。

女を迎え入れる準備は総て揃い後は初出社の日を待つのみ。

男は親会社から女の研修期間と称し三週間の研修業務を与えられていた。

その三週間で総ての業務を引継ぎ そして男は転勤先に向かう事となっていた。

男は引継ぎに必要な事柄を整理する日々を女の出社までする。

そして いよいよ女が出社して来る日を迎える。

朝の9時が出社時刻…

男は半信半疑ながら女の出社して来るのを心待ちにした。

そして…

「お…お早ようございます…」

事務所の扉を開き恐縮するように女が出社して来た。

何故か男の心は時めいた。

「あ…お早ようございます…」

「今日からお世話になります藤田です…宜しくお願いします…」

そして男は女を今日は従業員として事務所に迎え入れるのであった。

「藤田さん…机はココを使って下さい…」

女の机には既にオンラインで繋がるパソコンが準備され女の業務を待っていた。

「今日は一日 自分が業務する事を見ていて下さい…本格的には明日から研修に入ります…」

男の放つ研修と言う言葉に女は緊張した。

「いやいゃ…研修なんて名ばかりで大した事は無いですがね…」

男は笑って場を和ませた。

男が同じ歳と言う事を面接の時に女も聞いていたので直ぐに打ち解けるように場が和む雰囲気の元で一日が過ぎて行った。

そして早くも退社の時間がやって来る。

そして…

「あ…藤田さん…明日からなんですが…この制服で勤務願いますか?」

男は送られて来た真新しい制服を女に渡した。

「うわぁ~何十年振りかしら…制服なんて…OLに戻ったみたい…」

女は支給された制服に感激した。

そして…

「ロッカーは一応 別室であるのですが…どうします?使います?」

「家が直ぐ近くなんで…家から着て来ます…着替えるのって面倒だし…」

「そうですよね…あ…でも何時でも使って下さいね…」

「有難うございます…じゃ…明日も宜しくお願いします…」

そう言うと笑顔で足早に帰宅する女であった。

男は時めいた…

明日から あんな美人と二人だけの時間を共に出来る事を。

しかし…

そのときめきが…

やがて…

邪悪な物に変身しようとは…

今の男には知る事が無かった…


続く。



10/05/13 20:32 (z7505q9V)
3
投稿者: ムック
今回は殴る蹴るといった暴力はせず、ソフトにかつメチャクチャになる展開を期待です。
10/05/14 00:37 (VS0Els/t)
4
投稿者: 妄想屋
妄想2話……


そして新たな日々が始まる事を喜びながら次の朝を向かえる。

今日から真新しい制服に袖を通し意気込みも新たに出社する女。

男も今日から本格的な研修業務に意気込みを同じくしていた。

そして出社の時刻が訪れる。

男はデスクに腰掛け女の出社を今か今かと待った。

「お早ようございます」

元気な声と共に出社して来た女。

しかし男は女の姿に心臓がはち切れるばかりに脈打った。

女の見事な制服姿に男はしばらく見惚れた。

あのグレー色の制服に身を包み…

昨日までとは打って変わった女の姿…

昨日はジーンズ姿の女も今日は制服のスカート姿…

綺麗な細い美脚が惜しみも無くスカートから伸びる。

その美脚に履かれた制服に遇わすような薄いグレーのパンスト…

もう男には昨日とは別人のような制服姿の女に悩殺される。

そして急々と与えられたデスクに陣取る女。

男は悩ましい女の姿に一瞬にして心を奪われたのである。

男に取って至福の時が始まった瞬間であった。

もう男は一日が女と一緒の空間に居るだけで幸せだった。

引継ぎの業務を教える一時が何とも言えない心がときめく一時…

そんな時ほど時間は早く過ぎ去る物…

瞬く間に退社時刻を迎え一日が終わってしまうのであった。

もう男は一日にして女の魅力に取り憑かれ頭の中は女の事で一杯になる。

そして次の日も また 次の日も女との空間を心の底から至福に想い業務するのであった。

そして早くも一週間が過ぎようとしていた。

「明日は土曜日ですから…お休みですよね…?」

女は男に明日から休みと言う事を確認する。

「あぁ…明日は休みです…でも私は…引継ぎの業務の残りが有りますから出勤しますが…」

「大変ですね…休みなのに…」

「いやぁ…転勤組のサラリーマンですから仕方が無いです…」

そう会話しながら一日の業務を終えるのであった。

男には何か淋しい気持ちが渦巻く…

明日から…たった二日間だが女に会えない事を悲しんだ。

そして明くる日…

女が居ない事務所で業務する男。

何気無く女のデスクに目をやる男。

だが今日は休み…

男は何故か愛しさが包み女のデスクに近付いた。

女が座っている椅子に手を掛け温もりも無く冷めた椅子を撫でる。

次第に男の心の中で何かが蠢く…

そっとデスクの引き出しに手を掛け開ける。

事務用品の傍らに女の私物らしきハンカチが目に入る。

男は咄嗟に頭に浮かんだ…

「何時も藤田さんが首筋とか…たまに拭いてるハンカチだ…」

男は何かに取り憑かれたようにハンカチを手に取り…

そして…

鼻に押し宛て匂いを嗅いだ。

女の仄かな香りが男の嗅覚にまとわりつく…

「藤田さんの匂いだ…」

男は何かに取り憑かれたように無我夢中で匂いを嗅いだ。

頭に浮かぶ妄想が次第に男の股間を熱くさせる。

そして…

トイレに駆け込み自慰してしまう男…

男の中で何かが弾けた瞬間でもあった。

想う心だけでは止まらなくなった男は遂に性の対象として女を捕らえてしまった。

止めども無く飛び散る己の欲の塊が堅く勃起した欲棒から放たれる。

後は…もう…欲に堕ちるのみの男に成り下がるのであった。

そして家に帰るも あのハンカチに香る女の匂いが頭から離れず眠れない夜を過ごす男。

未だ独り身の男は夜な夜な女を想いながら苦悶するのであった。

そして翌日の休日の日曜日…

男は休日のはずが何故か事務所にいた。

大きな手提げ袋を何個も手にし何やらゴソゴソと事務所内で作業する。

男は昨夜の眠れない夜の間に 遂に良からぬ企てをしてしまうのであった。

我慢が出来なくなった男が企てた事とは…

【盗撮】

デスクの底に潜り込み巧みに小型のビデオカメラをセットする男。

女の座るデスクに向かい合わせに配置してあるデスクの底に巧みに仕掛けるカメラ。

当然 レンズは女の股間に向くようにセットされる。

そして更にトイレにも巧みに仕掛けられるビデオカメラ…

男は既に己の欲だけに事務所などを私物化する。

そして何度も録画テストを繰り返し事務所を後にするのであった。

「よし…明日からは総て覗いてやる…」

もう男の頭の中には女は性の対象としてだけが居座っていた。

意気揚々と帰る男は逸る気持ちを抑え明日に備えるのであった。

そして明くる日…

女が来てから2週間目…

前日に仕掛けたカメラのリモコンを手に握り女が出社して来るのを早くから待つ男。

ソワソワと落ちつかない気持ちを抑え時計ばかりを見る朝であった。

すると何時ものように時間通りに出社して来た女。

「お早ようございます」

何時ものように笑顔で挨拶をし急々と机に向かう女。

何時ものように自然に椅子に腰掛け準備をする。

机の下から覗く冷たき視線など感じる事なく淡々とパソコンの電源を立ち上げ業務の準備をする。

「あ…藤田さん…今日は…このデーターを入力して下さい…」

そう言いながら手元に商品保管データーの伝票の束を女に差し出す男。

「うわぁ~ こんなに有るんですかぁ~ 今日中に終わるかな…?」

女は伝票の多さに驚いた。
しかし その伝票は男が業と仕込んだ代物…

女をパソコン画面に釘付けにする為の偽の物であった。

「あ…それと このデーターは別のファイルに保管して下さい…面倒ですが…宜しくです…」

本ファイルに入力されるのを回避する為に予め偽の入力フォームを作成する周到振りであった。

しかし二週間目の新人では安易に見破る事は出来ずに男の指示に従った。

そして男は女の机の向かい合わせている机に座った。

何かを探す素振りをし机の下に手を忍ばし手にしたリモコンの録画ボタンを押す。

そして何事も無かったように自分の机に戻るのであった。

録画スイッチが入ったビデオカメラは椅子に座る女の股間を記録し始める。

スカートから伸びる美脚のパンスト脚を覗き込むようにレンズが冷たき視線を放つ。

机の下での女の股は以外にも無防備の世界…

パソコン画面に集中する女の股は少しづつ気を許し開いて来る。

カメラは幾度と無く女の股間のベストアングルを撮り貯めて行く。

男の心中は もう 喜び飛散でいた。

早く今日と言う日が終わらないかと…女と共に仕事をして初めて思った。

そして淡々と業務は遂行され昼の休憩時間が近付いて来る。

その時…

女が机から離れた…

男は行き先を目で追った。

そしてトイレにと入って行く姿を確認すると急いでトイレに向かった。

男女兼用の簡易トイレと言う事が安易に女の入っているトイレまで近付く事が出来る現状。

男はセットしてあるカメラから伸びた遠隔スイッチを押した。

カメラは女の用を足す姿を確実に記録に収める。

その後も午後から2回 用を足した女は総て覗き撮られるのであった。

そして男には凄く長く感じられた一日の業務が終わる。

「あ~今日は伝票入力のお陰で あっと言う間に時間が過ぎちゃったわ…」

男とは対照的な言葉が最後に交わされ家路に着く女であった。

男は女が帰った後にビデオに納まるデータカードを回収し新たなカードを装着し家路に着くのであった。

その夜は男に取って最高の夜になった事は言うまでも無かった。

無防備に開かれて行く机の下のパンストに包まれた股…

時折 見え隠れするパンティーの姿…

男の股間は熱くなる一方であった。

そして お目当てのトイレ内での映像は…

肝心な股間部分は撮る事は出来なかったが 白い美尻は完璧に撮れていた。

尻の割れ目から勢い良く噴される尿が男を魅了した。

そしてペーパーで尿を拭き取る禁断の姿…

前かがみに尻を突き上げた時に一瞬 見えた肛門が男の夜の自慰の餌食になる。

そして下着を上げ履きストッキングを履いて行く様は正に男の最高の自慰の獲物になった。

禁断の隠し撮り映像に飽きる事無く何度も繰り返し観ては自慰に更ける夜であった。

そして 次の日も、そしてまた次の日も何食わぬ顔をし盗撮しては夜な夜な自慰に更ける日々を過ごす男。
しかし…

男はそれだけでは もう 我慢が出来なくなっていた。

女に魅了され…ついに欲の限界が爆発する。

「もう…ダメだ…」

そして男は良からぬ計画を企ててしまうのであった。

「後…一週間と二日か…」

女の研修期間が終わる日を男は惜しむ。

「早くしないとな…早く…」

カレンダーと仕事のスケジュール表を照らし合わせ何かを企む男。

「この日が一番だな…しかし…どうしたら一番確実かを練らないとな…」

そして夜な夜な考え朝を迎え事務所に出向く日が続いた。

女の姿を遠巻きに見つめながら計画を練る男。

そして倉庫で保管荷物の整理をしながらも計画を練る男。

その時…

整理している一番奥くの棚から小さい段ボールが目に入った。

「おかしいな…これは…管理ナンバーが付いて無い…」

男はデーター管理化されているはずの荷物に管理ナンバーが付いて居ない事に不審に思い確認する。

小さい段ボールに書かれた伝票文字を読む男。

【医薬品(特外品扱い)】

男は 書いてある文字でピンと来た。

「あ…ぁ…こんな所に有ったのか…」

男に遠い記憶が蘇った。

何年も前の話で倉庫では保管安全基準を満たさない医薬品の為に騒ぎになった事を思いだした。

その頃は まだ アナログ管理だった為に回収時に数が合わずに始末書まで書く羽目になった代物であった。
男は思った…

「今頃 見つかっても遅いんだよ…まったく…」

そして箱を手に取り廃棄しても良い物かを悩んだ。

「今更…出て来ました…なんて…言えねえしな…何年も前の事だし…」

そして男は思った…

「でも…医薬品で特外品って何だろうな…? もう時効だし開けてみるか?」

そして男は封を開けるのであった。

何やらアンプル容器に入った液体の薬品が何本も入っていた。

専門的な薬品名が書いてあるが男にはさっぱり何なのか分からなかった。

だが好奇心が男を ある行動に走らせる。

アンプルを一本手に取り事務所に戻る男。

机に腰を掛け おもむろにパソコンで薬品名をインターネットで検索した。

検索結果が出て来た…

内容を読むにつれ男の目が変わった。

『何だって…今まだ臨床中の昏睡薬って…』

男は心の中で呟いた…

そして更に詳しく調べた。

すると…

日本では まだ臨床実験中だが外国では認可された国もあるようであった。

そして 効果は睡眠剤にしては覚めた後の頭痛などの違和感的な後遺症も少なく無味無臭で子供でも簡単に投与可能の液体型との事…

そして更に詳しく調べる。

効果は極めて即効性が高く 少量の口飲で持続性が有り、その結果が胃にも負担が軽いと言う事である。

そして使用量と効能を表したグラフがあった。

男は閃いた…

『これだ!これを使えば…』

男の脳裏に計画を遂行する為の最高のアイテムを見つけた瞬間であった。

男の欲望は…もう…誰にも止める事は出来ないのであった。

そして男の欲望は更に膨らむ…


続く。



10/05/15 22:33 (Gz.HPdz5)
5
投稿者: しつこい疑問人
我ながらしつこいのですが、3のムックさんなどを見ても、自作自演は横に置
き、人気のある作者であるのは本当だと思っています。
前作の「街の灯りを背中に浴びながら歩く男…」といった描写も、一見普通な
ものに思われがちではありますが、中々どうして、才能の無い人には出てこな
い、人間を出る名描写ではあります。

それだけに、ムックさんと同様に、今作が妙な方向に行かぬことを、一読者と
してではありますが、祈りたい部分を抑えられません。
単なる美貌の人としてだけではなく、優れた人間性すらをも併せ持つ、モデル
女性の人物像が、文間から読者に斬り込む如くに伝わってきますし、作者がこ
れだけ惚れ込むのですから、実際、彼女はそれだけの魅力を持する方なので
しょう。
素晴らしい人間・女性である、モデル女性の価値が損なわれぬ作品となります
ことを、大変僭越ではありますが、(一読者として)望みます。




    《作者の力作に対し、少なからぬ回数、横槍を入れてしまいましたの
で、礼儀?として力評論?を綴ってしまいました。恐縮です。》
        
10/05/16 02:45 (hB9Q9a5W)
6
投稿者: ファン
第3幕開演してたんですね。今作も期待せずにはいられません。マイペースで頑張ってください。
10/05/16 17:04 (5tPqrTPk)
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