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1:いいなり女子高生3
投稿者:
D
日曜日は平日に比べ明らかに客の来店が多く、綾香は接客に追われていた
が、店長である前川は店長室にこもったまま出てこない。 『手伝って欲しいな・・・』と思ったりする瞬間もあったが、綾香は何も言 わず健気にがんばっていた。 店長室にこもったままの前川は2台のモニターを交互に見ながら、勃起し たペニスを扱いていた。 モニターには一生懸命仕事する綾香の姿、しかしアングルは綾香のスカート の中、ピンク色に大きな花柄、大き目のフリルがついた可愛くも魅惑的なパ ンティがモニターには映っていた。 「・・ああ・・触りてぇ・・・・この股間を思いっきり撫で回したい!」 と、小声で呟き、モニターを撫でながら自慰行為に酔いしれていた。 平日の暇な時間、前川は綾香と他愛無い雑談をした。 そうやって前川は綾香から色んな情報を聞き出していた。 彼氏の誕生日に時計を買ってあげようとしている事、その為のバイトだとい う事、父親の心臓が悪く体調が思わしくないという事、そして綾香の金銭的 な家庭事情の事。 そんな情報を元に前川は綾香を貶める作戦を練っていった。 綾香がいつもどおり店に来て着替えを終えてからカウンターの中に入り定位 置について少しすると、前川がダンボールを抱えながら店長室から出てき た。 綾香が不思議そうに見つめている。 前川は「最近、綾香ちゃんのおかげでお客さんが沢山来てくれるようになっ たから、これを商品展示しようと思うんだけどどうかな?」と言いながら、 ダンボールを開けて見せた。 中には色とりどりなで綺麗なガラスの花瓶が数点入っていた。 「わぁ・・きれいですね・・・高そう・・・」と、驚いたような表情でダン ボールの中を見る綾香。 「これはねウチの秘蔵の商品で、エミール・ガレの花瓶だよ。エミール・ガ レって知ってる?」と前川が得意そうに綾香に質問する。 綾香は首を少し傾けて「・・聞いた事があるような気がします。」と答え た。 前川はエミール・ガレの商品の貴重性を、ウンチクを交えながら綾香に話し て聞かせた。 そして「この大きい花瓶なんてかなり貴重だから、1点で150万円するん だよ。」と話した。 「150万円ですか!すごい!」と綾香は驚嘆した。 そして「150万円もする花瓶なんて怖いですよね・・・・緊張しちゃいま すよ・・」と不安そうに前川に言った。 前川は「はははは、私も緊張するよ、壊したら弁償だからね。」と、冗談っ ぽく笑いながら綾香に言った。 前川は5点の花瓶を腰の位置くらいの高さの棚に並べて陳列した。 「お客さんには触れない様にしてもらってね、ちょっとでも欠けたり壊れた りしたら価値が無くなっちゃうから・・・あと、無いと思うけど、私が店に いない時に万引きとかされたらすぐに警察に電話してね。」と、花瓶の取り 扱い注意を綾香に言って聞かせた。 綾香は正直不安だった。 『こんな高価なもの飾らない方がいいんじゃないかなぁ・・もし壊したらど うしよう・・・』と、内心思っていたが、店長の方針に意見できるわけも無 く、緊張しながらアルバイトをする事になった。 『クックックック・・・』前川は含み笑いを堪え切れずにいた。 高価な花瓶の展示は前川の仕掛けた罠だった。 無論、エミール・ガレの作品というのも真っ赤な嘘で、二束三文で購入した エミール・ガレ風のガラス花瓶だった。 「・・・後はどうやって、綾香に花瓶を壊させるかだな。」前川は呟きなが ら〝その方法〟を、店長室のモニターを見ながら考えていた。 児玉義男は協調性の無いわがままな男だった。 仕事が自分に合わないという理由で何度も転職を繰り返し、現在は無職。 そんな性格の上、性欲は人並み以上でいつもギラついた目をしている感があ る。 その分かり易い下心を察知され、女性には全く縁が無くいつもヘルスに通い ながらも、いつか誰もが羨む様な美人と運命的な出会いがあると信じて毎日 を過ごしていた。 そんなある日、通りかかった一軒のアンティークショップに、目を見張る ような美人を見つけてしまった。 フラフラとその美女の吸引力に誘われて店内に入る、その美女は「いらhっ しゃいませ。」と言いながら可愛らしい笑顔を児玉に送った。 児玉は勝手に運命を感じていた。 呆然とその美女を見つめ、ハッと我に返り必要の無い商品を手にとって選ぶ 振りをする。 チラチラと横目でカウンター内の美女を見る児玉義男。 『なんていい女なんだ・・・なんて名前なんだろう・・』と児玉は商品越し にその美女を見ていた。 中年の女性客がその美人店員を呼んで商品説明を求めた。 美人店員は笑顔で中年女性に近寄り、親切丁寧に接客をしている。 児玉義男はその美人店員の全身の姿を見て興奮を抑えきれなくなった。 『おおっつ!すっげぇミニスカート!めちゃ色っぽいじゃねぇか、やべぇ ぞ!』児玉義男は舐め回す様に美人店員を見て、慌てる様にして店を出て行 った。 「あんないい女があんなミニスカートなんてやべぇぞ!すっげぇチャンスじ ゃんか!!」と、呟きながら100円均一の店に入って手鏡を購入した。 そしてまたアンティークショップに戻り、チャンスをうかがう児玉義男、そ のポケットには手鏡が忍ばされていた。 『カウンターから出て来い!』児玉義男は念力を送ったが、美人店員には届 かなかった。 『そうだ!』と閃いた児玉は、店内に自分以外の客がいない事を確かめて、 「すみません、あの上に置いてある時計見せてもらっていいですか?」と美 人店員に話しかけた。 綾香はフラッと入って来た異様な雰囲気を漂わせた男に少し気味の悪さを 覚えた。 しかもジッと綾香を見つめている。 綾香はそれでもマニュアル通り「いらっしゃいませ」と笑顔で挨拶をした。 それからも幾度となくチラチラとこっちの方を見ている男。 『万引きを狙っているのかもしれない!』綾香はそう思い緊張しつつ用心し ていた。 その怪しげな男は女性客の接客をしている最中に、何か思い出したように 急いで店を出て行った。 ほっと胸を撫で下ろした綾香に再び緊張が走った。 その怪しげな男がまた戻ってきたのだ、『絶対怪しい・・万引きするつもり だ!』綾香はそう思い男に悟られないように注意を払っていた。 するとその男が、「すみません、あの上に置いてある時計見せてもらって いいですか?」と綾香に話しかけてきた。 綾香にとっては意外だった。 『万引きするつもりなら話しかけたりしないよね・・・よかった!』綾香は 安堵しながら「いいですよ。」と笑顔で返事をした。 高さ30cmくらいの踏み台を持ち、男の指す時計の下に踏み台を置いて、 それにのぼり時計を指差して「これですか?」と男に聞いた。 男は「あっ、その奥にあるやつです・・」と言われ、奥の方に置かれた時計 を取ろうと背伸びをして手を伸ばした。 棚の奥に置かれた時計に指があたる、『もうちょっと・・』と綾香は時計を 取る事に集中して、男性客のことを気にする余裕を無くしていた。 児玉義男の作戦はズバリと的中した。 美人店員が商品を取る事に集中している貯め、下半身は全くの無防備。 児玉は店内を見回し誰もいない事を確認して、興奮で荒くなる息を抑えつ つ、ポケットから手鏡を取り出し、そっと美人店員のミニスカートの下に忍 ばせた。 児玉はゴクッと生唾を飲み込む、まともに息ができない程の興奮。 鏡面にはミニスカートの中、薄いブルーのパンティが映っていた。 ほんの数秒の痴漢行為、児玉はすぐにポケットに手鏡を隠した。 その次の瞬間に「取れた!」と嬉しそうな美人店員の声が聞こえ、「これで すか?」と言う美人店員の笑顔があった。 その興奮に味をしめた児玉は、しょっちゅう店に来店しては綾香に覗き行 為を働くようになった。 その児玉の行為を店の防犯カメラはしっかりと捕らえており、店長室にこ もっていた前川は、その一部始終を確認していた。 また今日も年齢の分かり難い風貌の男が来店して来たのを、店の防犯用監 視カメラが捕らえる。 「あ、あいつまた来やがった。」 前川はモニターに映る男を見てそう呟いた。 男は、綾香がバイトを始めてから店に通うようになった常連客。 いつも安いものを細々と購入してくれるのだが、男の本当の狙いが綾香なの は一目瞭然だった。 綾香を言葉巧みにカウンターから誘い出し、商品説明を求める男。 商品説明をする綾香の足元には男のカバンがぶら下がっている。 「あいつ、最近盗撮に目覚めやがったな・・・下手な盗撮しやがって、ばれ ても知らねぇからな。」と、モニターを見ながら前川が呟いた。 児玉義男は手鏡だけでは物足りなくなり、後に残るものをとの思いから綾香 を盗撮するようになっていた。 実際に、綾香狙いの男は児玉だけではなかった。 色んな男が綾香を口説こうとしたり、誘ったりしていたが、綾香は全て笑顔 でやんわりと断っていた。 林淳志は綾香がアルバイトをしている事を知っていた。 綾香にフラれてから、ストーカー気味になった林淳志は、学校帰りの綾香を つけて綾香がアルバイトをしている事実を掴んだ。 半ば自暴自棄になっていた林淳志は、綾香を困らせてやろうと、綾香のバイ トするアンティークショップへ入っていった。 綾香は入店してきた見覚えのある顔の林淳志を見てハッとした。 淳志は「あれぇ、川原さん。何?ここでアルバイトしてるの?」と白々しく 話し始める。 綾香の表情から笑顔が消えた。 「いいのかなぁ・・・確か校則はアルバイト禁止じゃなかったけ?」と、甚 振る様に話す淳志。 校則は確かにアルバイト禁止だったが、実際にはかなりの生徒がアルバイ トをしているのが事実、そのこと自体、脅迫になるようなネタではないこと も淳志は知っていた。 ただ単にフラれた腹いせを綾香にしているだけだった。 「先生に言ってやろ!」そう、ガキっぽいことを言って淳志は店を出て行っ た。 柔和な性格の綾香にしては珍しく怒った様な表情をし、『なに!?あい つ、サイテー!』綾香は心の中で憤慨していた。 気分転換に店内の掃除をすることにした綾香は、布巾を持って商品のほこり を拭いて回った。 店内の監視カメラのモニターを見ていた前川の目が光った。 いつもなら丁寧に優しく商品を拭く綾香が、その日はイラついていた為、 少し乱暴になっていた。 一番慎重になるはずのエミール・ガレの花瓶郡、綾香は慣れもあり油断して いた事もあった。 エミール・ガレの並べてある棚を拭いているときに、つい足が棚に当たって しまった。 棚の足がズルっと動いたかと思った瞬間、棚が傾き、棚に陳列してあった商 品郡が、〝ガシャガシャガシャ―ン〟と大きな破壊音とともに床に散乱し た。 綾香は一瞬何が起こったのか理解ができなかった。 大きく傾いた商品棚、床に散乱した商品郡、その中に原形をとどめていない エミール・ガレの花瓶があった。 現実を把握していくに従い青ざめていく綾香。 言葉を発する事もできず、その場にしゃがみこむ。 前川が店長室から飛び出してきて、「どうした!?」と叫んだ。 そして、「ああああっ!!」と、驚愕の表情で店内の惨事を見て悲鳴に近い 声を発した。 床にしゃがみ込んだまま、涙声で「ごめんなさい、ごめんなさい・・」と言 う綾香に、前川は「ちょっと・・・落ち着いて・・・とにかく、店を閉めて くれないか。」と綾香に言った。 綾香はよろよろと立ち上がり、店前の看板を店内に仕舞い、扉を閉めて鍵を 掛けてカーテンを閉めた。 前川は「・・・ちょっと、事務所に行こうか。」と綾香に言い、店の奥の事 務所に綾香を連れて入った。 目で見てすぐ分かるくらいに綾香は呆然としていた。 「ちょっと落ち着こう。」と、優しく声を掛ける前川。 綾香は返事をする事さえも出来ないほど茫然自失状態だった。 「どうする?」 前川がタバコを吸いながら綾香に聞いてみた。 綾香は「ぅぅぅぅぅ・・・」とすすり泣き始め、前川の質問に答えられる状 態に無かった。 「・・・泣いていてもしょうがないから、建設的な話をしようよ。」と、冷 静に言い放つ前川。 「・・・棚に置いてあった商品はほとんど壊れてしまったけど、それはま ぁ・・・いいとしよう。・・・・問題はガレの花瓶なんだけど・・。」と、 話し始める前川。 綾香も泣くのを我慢して、前川の話を聞いていた。 「ガレの花瓶が5点全部粉々になったから・・・・被害総額は売値で、60 0万円・・・・でも、綾香ちゃんだから・・・買い付けした時の金額で、5 00万くらいかな・・・・。」と、淡々と計算をする前川。 「・・・ちなみに聞くけど・・・綾香ちゃん、弁償できるかな?」と綾香に 聞く。 綾香は震えるように首を横に振った。 「・・・だよね・・・ご両親に相談するしかないかな?」と、綾香に聞く が、綾香は無言で俯いたままだった。 しばらくして、「・・・働いて返します・・・」と小さく呟くように綾香 が言った。 「働くって・・・何して?・・・バイトの時給じゃ何年かかるか見当もつか ないし、綾香ちゃんが就職してからとなると何年後の話だ?高校中退して就 職するの?・・・ご両親の期待に応える為に大学行くんじゃなかった の?」」と、綾香を自然に追い詰めていく前川。 綾香は思考能力が麻痺していた。 前川が言う事が全て正しい、自分に弁済能力は無いという事を自覚した。 「・・・どう・・・すれば、いいでしょうか?」と、呟くように聞く綾香。 前川はこうなる状況を狙っていたので、事前にロールプレーイングをして いた。 「・・・・そうだな・・・ご両親に相談するって言っても、お父さんの体調 が悪化してしまうかもしれないし・・・・・」 綾香が父親の体調悪化というキーワードにピクッと反応した。 「ご両親には内緒にしておいたほうが、いいのかな・・・・とすると・・・ 綾香ちゃん自身で弁償するしか手が無いわけか。」 綾香は一々前川の言う事を認めていった。 「女の子が大金を稼ぐ方法は沢山あるだろうけど・・・未成年じゃ風俗も駄 目だろうしね。」 綾香は風俗というキーワードに強い抵抗を見せ、「・そんな店で働くなん て・・・無理です・・・。」と呟いた。 前川は「そりゃそうだろうけど・・・他になんか大金を稼ぐ方法ってあるか なぁ・・・。」と考え込む振りをした。 しばらくして前川が「そうだ、女子高生といえば援助交際ってどうなの?あ れって結構稼げるって聞いたけど。」と綾香に聞いた。 綾香は首を振って、「嫌です・・・そんな事出来ません・・・」と、強く否 定した。 前川は「そりゃそうだよな・・・・ちなみに、なんでそんなに嫌なの?」と 聞く。 「知らない男の人とエッチな事するなんて、絶対無理です。」と、きっぱり 応える綾香。 「・・・そりゃ、私だって綾香ちゃんが知らない男にエッチな事されるのは 我慢が出来ないかな・・・」と呟くように言う前川。 「じゃあ、それ以外に何か方法ってあるかなぁ・・・」という前川の独り言 に、綾香は俯いたままになってしまった。 「・・・・これは綾香ちゃんさえよければの事なんで、一つの提案ぐらいで 聞いてくれればいいんだけど・・・・・・その援助交際の相手が私ではどう だろう?・・・・私ならそんなに酷い事はしないし、お金もこういう状況を 知っているから普通より多めに出してあげられるし・・・。」と綾香に提案 を持ちかけた。 綾香は驚いた表情で前川を見た。
2007/10/20 14:20:08(q.adeJhb)
投稿者:
あげます
あげお
11/07/27 10:35
(8AIbhV6u)
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