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インセスト_母はえっちな風俗嬢
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:インセスト_母はえっちな風俗嬢
投稿者: あんぽんたん
”母と息子の場合“

(近頃のお母さんって・・ちょっと服装が派手になった?)
(それに・・お化粧も凝ってるしなぁ~?)

英樹はKの分際で在りながら人一倍の性欲を持て余している。
そんな彼が張り巡らすエロいアンテナに、母親の怪しい行動がダイレクトにキャッチされて、やたらとスケベ心に引っ掛かって仕舞う。
彼は同年代の女性とは未だ性交を果たした事は無いが、大人びた変装を自らに施して既にソープランドデビューを済ませていた。

レイコ「もうっ!! 早く食べちゃって!」
   「私、これから友達と大事な用が有るのよ!」

英樹「わっ、分かった!」
  「ごめん!!」

今朝は何やら忙しそうな母であった。

英樹(お母さん、やっぱり何か変だよ?)
  (こんな朝早くから用事?)

時刻は午前7時半。
彼女は朝食の後片付けを、さっさと始めて仕舞う。
カーテンの隙間から柔らかな日差しが差し込む、今日と云う日は祝日であった。

レイコ「じゃぁ、行って来るわね!」
   「出掛ける時は火の始末と鍵かけをキチンとしてね!」

英樹「分かってるって!!」
  「俺、もうKだぜ?」

彼の瞳の中には彼女の刺激的な姿態が否応なしに入り込んで来る。
ピッタリとしたジーンズは彼女の大きなお尻から引き締まって長い脚をひたすらに強調している。
そして上半身に張り付く薄いニットのシャツは、彼女の美しい形のバストと極端にくびれたウェストを更に際立たせている。

レイコ「そう?・・分かってるならいいんだけれど!」
   「それじゃ、行ってきま~す!」

彼女はそそくさと出掛けて仕舞った。

すると彼は彼女をリビングで見送った後、鋭い迄の猛ダッシュで戸締りをする。
何故なら彼女を尾行しなければならないからだ。
彼はこの半年間の彼女の行動に大きな不審と疑問を抱いていた。

英樹「急げ、急げ!」

彼は戸締りを全て確認して、飛び出す様に彼女の後を追う。
すると彼女は近くのバス停で短い列に並んで居た。

英樹「間に合ったぁ~!!」

彼は彼女の知らない服を着て、更に帽子を深く被り、悠然と列の最後に並んだ。

その後二人は距離を置いてバスを降り、駅から電車で路線を乗り継いで行く。

英樹「う~ん?・・お母さん? 何処に行くんだろう?」
  「・・全く分かんない?よ・・」

すると最後の駅に降り立った彼女は駅前のタクシーに乗り込んで仕舞った。

英樹「運転手さん!すみません!
   急いであのタクシーに付いて行って下さい!」

そして彼女と彼の乗ったタクシーが辿り着いた場所は・・・。

英樹「・・ここって? よし、わら?・・」

そこは誰しもが認める日本一のソープランド街であった。


2018/03/05 15:14:56(WFH2MhTU)
2
投稿者: あんぽんたん
彼女はタクシーから降りると、ササッと足早に或る店舗へと身を隠す。
そこは何処からどう見ても立派なソープランド店であった。

英樹「お母さん!!」
  「・・・・・」
  「・・まさか・・ここで?・・」

彼はまだ吉原には来たことが無い。
数回通った事が有る店は、地元に近い県内の格安店である。
そんな彼は一先ず情報を得る為に撤退する事を決めた。

そして彼は急いで家に帰り、PCで件の店を検索する。
スマホの小さな枠内では、泡姫の画像から感じられるリアルな雰囲気が得られないからだ。

英樹「ミストラル、ミストラルっと・・」
  「・・え~と、ここだ!!」

彼の追い求める店”ミストラル“は、いわゆる高級店と称される店である。

英樹「・・詳細は?・・う~ん・・なになに?」

数ある風俗の中でも、専らソープに興味が有る彼は、店独自のプレイ内容を調べる術を知っている。
すると彼女が勤めているであろう店の、その仕事の内容が露わに成る。

英樹「NS店?!!」
  「そっ、それで?・・お母さんの・・
   お母さんの名前とプロフィールは?・・」

通常の一般ページでは、全ての泡姫の顔にボカシが入っている。
彼は裏技を駆使して何とか会員ページに潜り込み、暫く探っては見たものの、そこでも姫の写真は顔の上半分を片手で隠していた。

英樹「・・う~ん?・・」
  「多分、この人・・かな?」

うろ覚えである母のプロポーションと身長やスリーサイズ、そしてノーメイクの顔を思い出しながら、彼は一人の泡姫を強く注目する。

英樹「・・間違い無い!!・・」
  「この”カオリ“28歳って人が・・」
  「お母さんだ!!」

NSとはノースキンの略で生、中出しが可能な印である。
しかもその彼女らしき女性のプロフィールには、NSの隠れ印がしっかりと記されていた。
要するに彼女は、毎回複数の客と生、中出し接客をしているのである。

英樹「・・お母さんが・・生、中出し?・・」
  「知らない奴らの精液がお母さんのおまんこの中に?」
  「あの、お母さん、が?!!」

彼は母親の妖艶な顔と艶めかしい身体をぼんやりと思い出しながら、計らずとも股間のペニスを大きく勃起させて仕舞う。
そして愛する母の聖なるおまんこに、赤の他人がこれでもかと精液を注ぎ込む情景を想像して、限りなく悔しい想いを募らせて行く。

英樹「・・お金・・」
  「僕にお金さえ揃えば?・・」

その夜から彼の欠かせない日課は、彼女とのリアルな近親性交をオカズにした濃厚オナニー三昧となって仕舞った。


18/03/05 15:30 (WFH2MhTU)
3
投稿者: あんぽんたん
あれからの彼はいつも以上に必死になってバイト稼業に励んでいる。
それはソープ代の6万を稼ぎ出す為である。
しかしそんな日々の間に於いても、彼女は店で見知らぬ男と中出し三昧の接客を繰り返しているのだ。

レイコ「英樹ぃ?・・どうしたの?」
   「最近、めっきり無口になったじゃない?」
   「学校で何か有った?」

英樹「べっ、別にぃ!」
  「何も無いよ!」
  「それよか、お母さんこそ何か有った?」

レイコ「なっ、何も無いわよ?!」
   「な~に~?・・あんたったら変な事聞いてぇ~」

彼女は十数年前に病気で伴侶と死に別れた経験を持つ身の上であった。
しかもまだ38歳の女盛りである。
住んで居るマンションは持ち家で日々の生活費は実家からの援助も有り、然程厳しい状況では無い。
そんな彼女が何故身を売って迄お金を稼いでいるのか。
彼には事の真相が見えて来ない。
だからこそ彼女の生の心を知るために、一度は店に行かなければならない。
彼は泡姫としての彼女に会う口実を、心の中で巧みにすり替えて己を欺き、自分自身へ真剣にそう思い込ませていた。

そんな或る日。
彼はやっと纏まったお金を手に入れる。
バイトの賃金が支払われたのだ。
彼はそのお金を目前に置いて、高級ソープ”ミストラル“に電話を掛ける。

英樹「もしもし?・・あの?・・
   ネットでサイトを見てるんですけど・・」

店「はい?!・・サイトをご覧になってる?」
 「ええっと・・御指名、ですか?」
 「当店は初めてのご利用で?」

ネット上での泡姫の予約は、通常会員でなければならない。
そしてこの店ではその会員になる為に、少なくとも一度はこの店を利用しなければならなかった。
彼は”カオリ嬢“の出勤予定表を見ながら明日の指名を告げる。

店「ああ!はい!・・え~と、カオリさんは、っと・・」
 「・・え~、明日の午後二時からでしたら
  ご案内出来ますが・・どう致します?」

英樹「あ、それでお願いします!!」

店「それでは失礼ですが、お名前は?・・」

英樹「さっ、澤村ともうします!!」

店「さわむら様ですね!」
 「では、明日の午後二時にお待ちしております」

彼は母、レイコの予約と指名を勝ち取る事が出来た。

英樹「・・はぁ~!・・とれ、た・・はははっ!(笑)・・」

彼は未だ夢の中で彷徨っている状態である。
そんな彼の基に、当の彼女が声を掛ける。

レイコ「あんた・・何やってんの?」
   「声、掛けても返事が無いし・・」

英樹「あっ?!! いっ、いや、何でもない、よ?」

彼はパタンっとPCを折り畳むと、彼女の顔をじぃ~っと見つめて仕舞う。

レイコ「ヤダっ!! この子ったら、なに見つめてんの?!」

彼女の顔は見慣れている筈なのに、今日はやたらと女の色気が迫って来る。
そして改めて見る彼女の顔は意外な程に整って見えた。

英樹(お母さんの顔って・・それなりに美人、だよね?!)
  (それに身体も細身で胸の形はカッコイイし!・・
   何よりウエストがキュッと締まってるのが結構いけてる!!)

彼女の顔は小さく縦長に見える細面で、髪はウエーブの掛かった濃い目の茶髪ロングである。
彼は今、目の前に居る実の母親のプレイ予約を取る事が出来たのである。
その事実だけでも、彼の興奮を否が応でも盛り上げる材料となる。

レイコ「なに?・・私の身体に何か付いてるの?!」
   「もうっ! あんたったら、ジロジロ見過ぎ!!」
   「一体、なにを考えてるのよ?!!」

英樹「えっ?・・なっ!!何言ってんの?!!」
  「親の身体なんて見飽きてるし・・」

レイコ「そりゃそうでしょ!!」
   「ちょっと前まで、一緒にお風呂に入ってたんだしぃ~!!」

彼女はペロッと舌を出して向こうへ行って仕舞った。
だが彼は彼女の言った言葉に強く反応をする。
数年前までは彼女の裸を、これでもかと見飽きる程に見慣れていたのだ。
彼はその彼女の裸を頭の中で無理矢理に思い出す。

英樹「・・お母さんの・・おっぱい!!・・」

彼女のおっぱいは小振りのお椀型で美しい形をしている。
更に乳首と乳輪は色素が薄く、その大きさと形は小さな部類に入る。

英樹「・・おっきくて綺麗な形のお尻・・」

ウエストのくびれた分だけ、彼女のお尻は大きく綺麗に見える。

英樹「・・あと・・ふさふさのまん毛に
   ツルツルのおまんこと・・・」
  「そう云えば結構、ビラビラがはみ出してた様な気が・・・」

綺麗に整った形をして居る彼女のおまんこからは、薄く黒ずんでいる小陰唇が大きくはみ出していた。
そしてそのおまんこ自体が美しいだけに、ビラビラの存在がやたらと卑猥に見える。
そんな彼は知らず知らずの内に、大量の粘る涎をペニスの先端からジュクジュクと漏らし始めていた。


18/03/05 16:03 (WFH2MhTU)
4
投稿者: あんぽんたん
レイコ「英樹ぃ~!!」
   「何やってんの~? 愚図愚図しないでぇ~!!」
   「さっさとご飯、食べちゃいなさ~い!」

今朝も彼女が発する、先を急かす声が聞こえて来る。
だがしかし今日の朝はいつもとは一味違っていた。
何しろ彼女が出掛けた後に彼も追う様にして、同じソープランドへと向かうのである。
彼は夢の中にまで現れる様になった彼女の裸を想像しながら、ここ数日の期間を死ぬ程の想いでオナニーの封印をしていた。

英樹「あぁっ?!!・・くそぅっ!!」
  「こいつ?・・起ったままじゃん!!」

彼は己の意志が届かなくなって仕舞った股間に在って、勝手にいきり起つペニスを無理矢理にジーンズの中へと押し込んでいる。

レイコ「もうっ!何してんの?!」
   「こっちは忙しいのよ!」
   「ほらっ!早く食べて!」

英樹「そんなにギャーギャー言わないでよ!!」
  「分かってるって!!」

彼はジーンズの股間部分を隠す様に椅子へと座り、テーブルに用意されている朝食を食べ始める。

レイコ「私、今日は少し帰りが遅くなるかもしれないから
    夕食は何か頼んで食べてね!」

英樹「うん、分かった」

レイコ「それから何か悩みがある様なら
    何でも言ってよ?!」
   「一人で抱え込んじゃダメだからねっ?!」

英樹「OK!それも分かってる」

レイコ「もうっ!何でも分かってる分かってるって!」
   「ホントに分かってるの?!!」

英樹「うるさいなあ?!!」
  「”分かった“以外に云い様が無いでしょ?!!」

レイコ「まったく!」
   「この子ったら・・」
   「言う様になったわ!」
   「じゃあ、私、出掛けるからね!」

英樹「分かったよ!」

彼女は彼が呟いた最後の一言を聞くと呆れた様な顔をして、さっさと食事の後片付けを済ませると、何かぶつぶつ文句を言いながら外へと出掛けて行った。

そして彼は彼女が居なくなった事を確認すると、早速件のサイトへとアクセスをする。
すると今日も変わらずに彼女のプロフィールが紹介されている。
更に本日の出勤予定と時間も変わらぬ儘である事を確認して深く安堵する。

英樹「”カオリ“さん・・・かぁ?」
  「・・綺麗な女(ひと)・・だな・・」

彼は薄ら笑いを浮かべながら、涎を垂らしそうな勢いで写真を見つめて居る。
そのページには真っ白なドレスで着飾った妙齢の女性が、顔の上半分を隠してポーズを取って居る大きな写真が何枚もある。
そしてその女性はベッドの上で四つん這いに成ってお尻を上げたり、椅子に座って股を拡げてスカートの裾を股間ギリギリまでたくし上げたりしている。

英樹「はあっ! はあっ!・・・」
  「おっ、お母さ、ん・・・」
  「・・”レイコ“っ・・」

彼は母親の名を呼ぶ自分自身に興奮して、股間を熱くたぎらせて行く。
そしてそんな彼のペニスと睾丸は、勝手に期待を際限なく膨らませて行き、その想いが彼の脳までも侵食し始めていた。


18/03/05 17:57 (WFH2MhTU)
5
投稿者: あんぽんたん
店員「いらっしゃいませ」
  「どうぞ!奥の方へ!」

落ち着いた口調と丁寧な接客に好感を抱いた彼は、ボーイに促されて豪華な待合室へと進んで行く。
彼が過去に潜り込んだ事のある店の中には、やたらと体育会系のノリだけが目立つ雑なサービスの店も有った。
だがここは違う様である。
金額的に高級店の範疇に納まるこの店は、その提供するサービスも充分に期待出来るレベルであった。

英樹「あの・・指名の予約が有るんですが・・」

店員「失礼ですが、お名前は?」

英樹「あ、あの・・」

彼は今更ながら、慌てて本名を名乗って仕舞った自分に後悔する。

英樹「澤村といいます」
  「えっと・・さんずいに難しく書く方の・・」

彼が舞い上がって要らない事まで喋ろうとすると、ボーイが優しく笑って事を収めてくれる。

店員「はい、澤村様ですね?」
  「只今、準備の最中でございます」
  「今暫く、お待ちください」

ボーイはそう言って一旦奥に消えると、高級そうなカップに入った飲み物を持って再び現れた。
彼は喉が頻りと乾くのか、そのカップに入ったお茶をゴクゴクと飲み干して行く。

そして喉の渇きが癒えた彼はひと段落付いて、店の雰囲気をしっかりと味わえる様になった。

英樹「へえ~?・・結構綺麗な処じゃん?」
  「お店の人の対応も良いしね!」

そんなご満悦な表情を浮かべる彼の耳に、現実の鋭い言葉が響き渡る。

店員「澤村様!準備が整いました」
  「あちらに控えて居るのが”カオリ“さんです!」

彼に対してボーイが手を差し出す先には、写真に在った白いドレスとは全く違うワンショルダーの真っ赤な細身のドレスを纏い、極細い同色のミュールを履いた女性が存在していた。

カオリ「ようこそいらっしゃいませ!」
   「カオリと申します!」

床に正座して深々と頭を下げ、三つ指を付いて彼を迎える女性の声は、確かに聞き覚えの有る身近な人の声であった。

英樹「よっ、よろしくお願いします!!」

サワムラと云う苗字と聞き覚えの有る声のセットに、彼女の心は一瞬戸惑いを見せる。

カオリ(あれっ?・・この声って?)

そして、おずおずとその頭を上げると、そこには愛すべき息子の姿があった。

カオリ「・・サワ、ムラ・・様?・・・」
   (そんな?なんで?・・・そんなばかな事って?!!)

瞬間、彼女の表情は凍り付き、その時間すらも同じくして止まって仕舞う。

英樹「あっ!!・・あの?」

その強く固まった彼女の顔を見て、彼の時間も瞬時に停止する。
そして己の下した簡単な考えと判断で、ここ迄来てしまった自分自身を嘆き始める。
だが彼女の気持ちの切り替えと対応は素早かった。
自らの視線を左右に振り分けて、ボーイや周囲の人間の表情を軽く読み取って仕舞うと、自分自身の気持ちを落ち着かせて彼への対応を始めて行く。

カオリ「ではお客様?・・こちらへどうぞ!」
   「ご案内いたします」

英樹「え?、あっ、はい!・・」
  「分かりました!!(大汗)」

そんな彼女は息子の”分かりました“の声を聞いて、今朝の出来事を思い出す。

カオリ「くすっ(笑)」

英樹「なっ、何? お母さっ・・あっ?!!」

カオリ「こちらでございます!」

彼女は彼の激しい戸惑いを物ともせずに、いつもの接客を淡々とこなし続ける。
そして二人はエレベーターの中へと吸い込まれ、ゆっくりとその扉が閉まって行く。

英樹「あ、あのっ・・お母さん?!!」

狭い個室で二人きりになった母と息子は、互いの見開いた瞳で見つめ合う。

カオリ「お客様ぁ?・・」
   「お客様は、こう云う処、初めてですかぁ?」

英樹「あぁ~!いや、2,3回目かな?(頭ポリポリ)・・って!!」
  「何言ってんの?!!」
  「俺!! 俺だって!!」

カオリ「お客様は随分と若くお見受けいたしますがぁ~?」
   「お幾つ?・・かしら?」

英樹「息子の歳を忘れちゃったの?!!」

カオリ「あいにく、私に息子はおりませんので!」
   「でもホントにお若く見えますわぁ~!」
   「まるで高〇生、みたいな?」

彼女はキツ~い皮肉を込めながらも、飽くまで他人を装っている。
するとエレベーターは目指す3階に止まった。

カオリ「ど~ぞ~!・・こちらの部屋になります」

彼が通された部屋は、煌びやかな装飾が施されて綺麗に手入れが行き届いている洒落た個室であった。


18/03/06 08:06 (7nBCWvAh)
6
投稿者: あんぽんたん
カオリ「お客様ぁ~、先ずはそこにお座りになってぇ~」

彼をベッドへ座る様に促す彼女は、飽くまでも泡姫である自分を貫き通す。
そんな彼女を見て、彼は大いに不審に思う。

英樹(お母さん・・どうしちゃったんだろ?)
  (まさか!!・・本当に別人、とか???)
  (いや、まさか!!)
  (この声と顔かたちは、どう見たって?・・)

彼が混乱の極致を彷徨っていると、彼女が湯船のお湯を張りながら彼に向かって喋り始める。

カオリ「お客様ぁ?」
   「お湯はぬるめの方がお好きかしら?」

英樹「はっ、はい!」
  「ぬ、ぬるめ、で・・」

彼は次第に訳が分からなくなって仕舞う。
そしてそんな彼を他所に、彼女は風呂場から上がって彼へと近付いて来る。

カオリ「改めまして、カオリと申します!」
   「あれ?・・私、お客様と何処かで
    お会いした事が有る様な無い様な?・・」

英樹「・・・・・(ガックリ!)」

カオリ「え~っと、何処だったかなぁ~?」

彼女のおとぼけ振りに彼の瞳はグルグルと廻っている。

カオリ「あっ!そう云えば!!」
   「近所に若くて美人の未亡人が居ましてね!」
   「その家に貴方みたいなカワイイ男の子が居たっけ?」
   「それと・・・そうそう!」
   「分かった、分かったが口癖の子!!」

彼は彼女のキツ過ぎる皮肉が胸に突き刺さる。

カオリ「その女の人、働き者で美人で
    息子の事を精一杯愛してるって云ってたわ?!!」
   「あらっ?・・もしかして貴方、ご本人?・・」

母親の厳しい問い掛けに彼のスケベ心は一気に萎んで行く。

カオリ「えっ?・・あのぅ~、どうなされたの?」

彼女が息子を充分に愛している事だけは分かったが、彼にとってその後が誠に頂けなかった。

カオリ「全く!!・・受験も控えてるって云うのに
    こんな処に迄来て、何を考えているのかしら?」
   「それに・・一体、どこでどうやって私が
    ここに居る事を調べたんだろうか?・・・」
   「ねえ?・・そう思いません?!!」
   「お・きゃ・く・さ・ま?!!」

彼女の問いに対して彼は何の反論も出来なかった。

カオリ「いつも一人で何をしているのかと思ってたら?・・」
   「勉強もしないで風俗の研究でもしていたの?」

英樹「ぅっ?!!・・・くぅっ!!(苦)」

彼は己の情けなさと彼女に対する複雑な感情が頭の中で入り乱れて、思わず拳を強く握り締めて行く。

カオリ「・・・・・」
   「ふうっ!!(諦)・・もう、いいかな?・・」
   「・・そうね! 誰しもが気の迷いで、道を踏み外す事って・・・」
   「ありがち、だもんね!」
   「残りのお金は私が払っとくから、貴方は直ぐにここから・・」

彼女がそこ迄言い掛けると、彼がいきなり口を開き始める。

英樹「僕は・・あっ!いや、俺は・・」

彼の言葉を聞いて彼女も反応をする。

カオリ「・・俺は?・・」

英樹「俺は・・・」
  「俺は貴女の言う様な人とは関係がありません!!」

カオリ「はぁ??? 関係が・・無い?!!」

英樹「何か・・人違いじゃないんですか?」
  「俺は只の客ですよ?!!」

カオリ「只のお客さん?・・って、あんた、何言ってんの?!!」

英樹「困った人だなあ~?」
  「言い掛かり、ですよ?!!」

二人は互いの顔を見つめながら、一歩も引く構えを見せなかった。


18/03/06 08:58 (7nBCWvAh)
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