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1:聡美
投稿者:
筑紫次郎
◆BHiDPrAS3.
昼前の閑散とした電車の中で、立ったまま一心に文庫本を読むふける制服姿の
女子高校生は、ポニーテールというより、一番手間が掛からないとばかりに髪 を後ろで結んでいた。電車に乗り込んだ勇作は、少女の読んでいる本を覗き込 むように、声を掛けた。 「聡美」 「えっ、叔父ちゃん、どうしたの」 驚いた顔で振り向いたのは、この春高校に入学した兄の娘だった。 「仕事の途中。聡美は相変わらず本が好きだな。今何読んでるの?」 「う・うん・・・・・・」 あわてて、隠そうとした本のタイトルは、勇作も以前読んだ小説だった。4,5 年前に話題になり映画化もされた、その小説は大人の恋愛を描いたものだが、 官能の世界が話題になったものだった。聡美は、さっと鞄に本をしまうと、話 題を変えてきた。 勇作の実家でもある聡美の家の駅まで、聡美の学校の話題や、兄夫婦の近況を 話した。兄より10歳年下で今年33になる勇作にとって、ここ1年で急に背が伸 び1m65cm程の長身になった姪聡美との会話は、いままでになく楽しかっ た。義姉に似て色白の顔に、地元ではお嬢様学校で知られる古風な女子高の制 服が似合い、今までになく、大人びた印象を受けた。 「叔父ちゃん、今度の土曜日まってるね」 別れ際に聡美は大きく手を振り電車を降りていった。勇作は、土曜日に父親の 法事があるのを思い出した。 土曜日は、午前中で実家での法事が終わり、仕出しの料理をご馳走になり車 で帰ろうとする勇作を、デニム生地のスカートに生成りのブラウス姿の聡美が 追いかけてきた。 「叔父ちゃん。図書館まで乗せていって」 助手席の聡美とたわいもない話で盛り上がりながら、車を走らせた。 「聡美も大人になったよな。電車の中で、あんなHな本読んでるんだから」 一瞬の沈黙の後、反発するように聡美は向き直った。 「だって・・・。純文学だよ」 「バージンの聡美には、刺激が強すぎるだろう」 聡美は、むきになったように喋り始めた。 「私だって、もう大人だもん・・・・経験だってあるし・・・」 聡美が初体験を済ましたと言い出したことが意外だった。一瞬の気まずい雰囲 気を紛らわすために、勇作は考えなしに喋っていた。 「聡美にボーイフレンドがいたなんて、知らなかったな。今日はデートしないの」 聡美は答えずに、俯いてしまった。さらに気まずい空気が漂い始めた。聡美は 俯いたまま、泣いていた。勇作は、走っていた川沿いの道から土手の空き地を 見つけると車を停めた。 「聡美ごめんな。叔父ちゃん、いつまでも聡美が子供だと思っていたから。 びっくりしちゃって」 「・・・・一回だけなの・・・・。想像してたのと全然違ってたし・・・・本 当は好きな人と・・・」 勇作は、いつまでも泣いている聡美に掛ける言葉が見つからずにいた。 「叔父ちゃんは、いつ初体験したの?」 涙に濡れた聡美が勇作を見つめていた、聡美の瞳は美しく、見つめ返すとその 瞳の中に吸い込まれた。 「高校1年の時、ずっと好きだった年上の女性と。聡美もきっと好きな人と素 敵なセックスが出来るよ」 聡美が見詰め合っていた瞳をすっと閉じた。勇作は、その瞳に引き寄せられる ように唇を求めた。柔らかな唇を割るように舌先を差し込むと甘く懐かしい匂 いに包まれた。聡美の唇の周りを舌先でなぞりもう一度舌を入れると聡美が応 えてきた。 気がつくと勇作は助手席に体を移動し深いキスを交わしていた。首筋にキスを しながら、胸に手を這わせ、撫でるように、膨らみを揉むと聡美がせつなげな 吐息を漏らした。その声に勇作は、我に帰り自分のやっている事に呆然とした。 「聡美、ごめんな叔父ちゃん・・・」 聡美が小さく首を横に振り抱きついてきた。 「本当は初めては、叔父ちゃんが良かったの。ずっと好きだったから。」 勇作は、目の前の美しい少女に対する気持の高ぶり抑えられなかった。 「少しドライブしようか」 聡美は、小さく頷いた。
2010/11/16 22:56:38(ylRzMDXi)
投稿者:
筑紫次郎
◆BHiDPrAS3.
海まで車を飛ばし、海の見えるラブホテルに車を入れた。
就職し実家を出るまで勇作は、聡美と一緒に暮らした。兄夫婦が共稼ぎだった 事もあり勇作は、姪というよりも年の離れた妹として聡美の面倒をよくみた。 風呂に入れてやることも多かった。実家を出てからも、帰った時には聡美か ら”風呂に一緒に入ろう”と甘えて来る為、中学に入るころまで一緒に風呂に 入っていた。 「一緒にお風呂に入ろうか」 部屋に入ると聡美に声をかけた。 5年ぶりに見る聡美の裸体の美しさに勇作は、みとれた。少女から大人へ変わ りつつあるその体は、今までにない新鮮な興奮を与えた。細い体から突き出た 円錐型の乳房と森の中の美しい花が透けて見えるまばらな茂み。二人でも充分 に大きな浴槽に向き合って入った。 「叔父ちゃんとお風呂入るの久しぶりだね」 「聡美のオッパイも大きくなったな」 「叔父ちゃんの、あそこも大きくなってる。私の体に興奮してる?」 「うん、聡美が、とっても魅力的だから」 「触ってみて」 勇作は、聡美の後ろへとまわり抱き抱えるような姿勢になるとそっと乳房をも んだ。 「くすぐったい」 円錐の頂を指先で愛撫し刺激を与えると、その小さく可憐な乳首が立ち上がっ てきた。聡美の呼吸が速くなった。うなじに唇を寄せ耳からうなじに舌先を這 わせていく。 「小さな頃は、叔父ちゃんに洗ってもらってたね」 勇作は、ボディーシャンプーを手に取ると聡美の体に泡を広げていった。指先 に神経を集中し隈なく絹の様な肌の感触味わう。 全身の愛撫を10分程続けたあと人差し指でさっと秘所をなぞると、そこは、 潤いをおび花びらが開き始めていた。 「あ・・・ぁ・・・」 聡美が始めて声を上げた。 「聡美、もっと声を出してごらん。恥ずかしがらないで気持ちのままに声を出 してごらん」 勇作は指先で花びらの中の突起を円を描く様に刺激を加えた。 中心部への多彩な攻めに、聡美は断続的に声をあげはじめた。胸への愛撫、う なじへのキス、そして花びらの中の小さな芯への刺激で聡美は、体を大きく揺 らし、浴槽の中では支えきれなくなった。 浴槽を出ると、聡美を抱き抱えるようにベットへ移し花びらに顔を埋めた。可 憐な花の蜜を舌で掬い上げる度に聡美は、声をあげ体を反らした。雌しべを舌 で刺激しつつ、人差し指を熱い亀裂の奥へと差し入れゆっくり掻き回した。 「叔父ちゃんダメ……ダメだよ…変になる」 「身をまかせて」 勇作は、聡美の太腿を押さえ付けるように丹念に愛撫を続けると、聡美は大き な声で悦びを表現し続けた。 「あぁ!ぁぁ」 指に強力な締め付けがき、聡美が一気に上り詰めた。 大きく息をする、聡美の横に寝て髪をさすった。 「気持ち良くなれた」 大きな息をはき首を縦にふると聡美が抱きついた。 「初めて、あんな風になった」 しばらく抱き合い舌先を触れ合わせるキスをし里美の十代にしかない肌の感触 を楽しんだ。 勇作は、戻れなくなる河を超えるぎりぎりの場所でなんとか止どまっていた。 聡美が勇作の下半身にそっと手を添えた。 「叔父ちゃんのは、大きいままだね。叔父ちゃんも気持ち良くなって。最後ま でちゃんとセックス教えて」 勇作は、迷いをたちきった。聡美とひとつになりたかった。 「叔父ちゃん、聡美の叔父ちゃんじゃなくなっちゃうな」 「叔父ちゃんは、ずっと聡美が大好きな叔父ちゃんだよ」 勇作が張り切った物を花びらにあてがうと、熱い聡美の内部へ迎え入れられる ように埋もれていった。今までに巡り会った女性達と違い吸い込むような締め 付けは、勇作に初体験の時のような新鮮な感動を与えた。 「……ぁぁ…っ」 勇作の物が全て入ると聡美は、音にならない切ない声を上げた。 「聡美の中に入ったよ」 「ん。嬉しい」 動き始めると聡美も動きにあわせようとした。ゆっくりと動きだしたが、前戯 の時の余裕は、無くなっていた。聡美の中はあまりにも気持ち良く、快楽に身 を任せた。 聡美とは、ぴたりと息があい二人で上り詰めるのに時間は、かからなかった。 勇作は、決して手放せない宝物を見つけたと感じた。
10/11/16 22:58
(ylRzMDXi)
投稿者:
筑紫次郎
◆BHiDPrAS3.
毎週、週末には聡美と車でドライブし、愛し合った。勇作のマンションで、朝
からずっと睦あう事もあった。聡美は、貪欲にセックス吸収していった。勇作 の求めるものに応じ、自分が上り詰めやすいように体を動かして行く。 聡美との関係が始まってから3カ月程経った頃、義姉からメールが届いた。勇 作の初めての女性は、義姉の紀子だった。それから、17年間勇作に恋人がで きても、づっと関係は、続いている。自宅のマンションに着くと部屋には、既 に明かりが着いていた。 「お仕事ご苦労様」 今年41になったとは思えない見事なプロモーションの紀子が下着姿で迎えて くれた。 「久しぶりね。若い子のほいが、やっぱりいい?」 「いや・・・最近仕事がちょっと忙しくて、連絡できなかった。姉さん、今日 は、ゆっくりできるの?」 「仕事でトラブルが有ったからって、家のこと義母さんにお願いしちゃったから」 紀子とキスをかわすとそのまま寝室へとむかった。 セックスの後の心地さに酔っていた勇作に、紀子から思いもしない言葉が飛んだ。 「今度は、本気みたいね、でも姪じゃ結婚できないわよ」 「知ってたの・・・」 「聡美がここ何ヶ月かで急に色っぽくなってセックスに目覚めたのは、わかっ てた。でも、相手があなたと分かった時は、驚いたわ。あなたは、聡美の事気 付いてると思ったから」 「どういう意味?」 「聡美は、私とあなたの娘よ」 「・・・」 「小さい時から父親より、あなたになついていたから、気付いると思ってた」 「知らなかった」 「いいのよ、変な男に関わって心配するより、安心だもの。ただし条件がある は。私とも今までどおりに付き合うこと」 紀子は、微笑むと勇作の体にもう一度重なってきた。
10/11/16 23:00
(ylRzMDXi)
投稿者:
通行人
此れからも、続けて欲しい作品です、楽しみに待ってます。
10/11/17 01:52
(ZOLBpOYq)
投稿者:
行きずり
「オ××コ」など、卑猥な語を使わずに書く文章の方が、
より劣情をそそられるという、良い見本です。 ただ、個人的な趣味で言うと、もう少し性描写が欲しいところ。 具体的で濃密な描写があればうれしいです。
10/11/19 17:30
(f20Otz1n)
投稿者:
ハル
続きを楽しみに待ってます
10/12/01 15:05
(nz5qj/qN)
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