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淫華 28
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:淫華 28
投稿者: 影法師
「もうあんな事言っちゃダメだから・・。」
母が帰る時俺にそう言って、再びあの時の言葉を繰り返した。
「お父さんとはもうしない・・・約束するから。」
母が小指を立てて俺に示した。
「いいよ、その気持ちだけで十分さ。」
「信じてないの?」
俺は首を横に振った。
「夫婦なのだろう・・。親父がいるからこそ、俺は母さんと逢えたのだろ
う?」
母が嬉しそうに微笑んだ。
「帰るね、それから・・今度本当に二人だけで温泉に行きましょう?」
母はそう言って車に乗り込んだ。
車の窓を開け、母が手を振り、俺も同じ様に手を振るとそれに応えた。
今夜、実の息子とその母親が・・真に愛し合う男女になれたと身体の芯から
実感出来た。



仕事をしていて、あの時の真理子を思い出していた。
妙に気になる女なのだ。
昼休みの時間、思い切って教えられた番号に電話してみた。
もしかしたら、出鱈目の番号を教えたのでは・・そんな事を一瞬考えたが、
「はい、誰?」
聞き覚えのある声が聞こえて来た。
「アッ、俺です、判ります?」
「アッ、はい、判りますよ、あの時のお客さんですよね。」
どうやら本当の連絡先を教えてくれていいた様だ。
「本当の連絡先を教えてくれていたのですね。ひょっとしたら・・なんて思
っちゃいました。」
正直な事を真理子に言うと、
「あっ、信じて無かったのですか・・ひどい。」
可愛らしい物言いで話しかけて来た。
「すみません、謝ります。」
「正直なのですね・・そんな事言わなくても良いのに。」
「そう思ってもらえると・・。」
真理子とその後暫く会話を続けた。
運よく、今日は家事仕事の為家にいて、アッチの仕事は休みだと言った。
お世辞かもしれないが、連絡を貰えて嬉しいと言った。
まさか俺が本当に連絡をしてくるとは思っていなかったという。
唯の遊び人に見られていた様だ。
「それじゃ、お互いが信じていなかったと言う事なのか?」
俺がそう言うと、
「そう言う事ですね、酷い話・・ハッハハハ・・。可笑しい・・。」
「俺達、何となく似ていますね、そう思いませんか?」
俺は真理子に訊ねると、
「そんな感じしますね・・でも私は、あまり自慢出来ない事もしています
わ。」
真理子は子供との事を言っているのだろう。
「そんな事は無いですよ、自分でそう思い込むのは良くないと思います
よ。」
俺は母との事もあり、正面からそれを否定する事は避けた。
「優しいのね・・ありがとうございます。」
母との事が、喉元まで出かかった。
真理子と大差ない事をしている者として、彼女を悪くは言えなかった。
ただ・・真理子には、そのような関係を結んでいるのが、真理子達だけで無
い事を知ってもらいたいと思ったのも事実だ。
その時俺の頭の中で、何かがひらめいた様に思ったが、その時はあまり気に
せずにいた。
「又連絡下さい・・いつでも良いですから。」
真理子はこれからも、気軽な気持ちで、連絡して欲しいと言い、思い切って
真理子に電話して本当に良かったと思った。
何故なら、彼女との距離が、一気に近くなった様に思えたからだ。


2009/09/19 05:36:25(9EmlRj1H)
2
投稿者: (無名)
真理子さんのほうも楽しみですね。。
毎朝が楽しみでなりません。更新大変でしょうが頑張ってください。
09/09/19 15:52 (WBnQC15T)
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