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八月の熱く熟れた夜10
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:女性向け官能小説
ルール: 女性目線のエロス、恋愛要素を含むなど、女性向けの小説をご投稿下さい
  
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1:八月の熱く熟れた夜10
投稿者: 七海 航
第10章 - 一体感

金髪の美しいヤンキー娘のグラマラスな身体、信じられない大きなバスト、それに屈託のない笑顔を見せながらも女性器をさらけ出す姿は当然『おかず』になる。それでも投稿写真の雑誌に掲載された、ポラロイドでの自画撮りされた写真の数々に興奮を覚えた。槌露出狂の女性が何人か自らの自慰行為を車内や公衆便所の男子便器の前で撮影した写真も何枚かあった。

洋モノポルノ雑誌の『陽の世界』に対し明らかに『陰の世界』を感じさせた写真の数々は、自らが行った行為を肯定してくれた気がした。デカメロンが数分前まで纏っていた真っ赤な血にまみれたナプキンに興奮しオナニーをしてしまったことは変態行為であることは間違いないだろう。一般常識から考えればアブノーマルだろう、でもノーマルとアブノーマルの境界線ってあるのだろうか? 自問自答しながら自身の行為を正当化しようとしていた。

また5階の女性用トイレでオナニーをしたい願望が脇出したため、あえてエロ本をおかずにしたオナニーをしないで眠りについた。

眠りが浅かったのだろう夢を見ながら何度か目覚めた。あるいは八月の暑さに寝苦しかったからかも知れない。夢には制服姿のデカメロンが廊下を歩く姿が現れた。そのままトイレの個室に入って扉が閉じられた。やがて夢はデカメロンが生理用ナプキンを取り替える一連の行動に切り替わる途中で目が覚めてしまった。

『やばいな、おれって変態なんだな。でも、女性の生理って神秘的で神々しいよな』

朝、本格的に目覚めるまで、夢を見ては目を覚ますを繰り返した。夢にはかよさんも登場してあのシャワー室でパイパイずりをしてくれた。

目覚めは痛いくらいの朝勃ちで夢精しなかったことに胸を撫で下ろした。午前中は部活がある、仲間のために洋モノのポルノ雑誌を持っていくことにしよう。部活の常備品にしてみんなのエロへの探究心を満たしてやろうと思った。

『ヒーローになるな。みんなの喜ぶ顔が目に浮かぶぜ』


夏休み開始直後の合宿を終えてからは初めて部活仲間に会うことになった。彼女が出来ただの、童貞を卒業しただの久々の再会にざわつく中、洋モノのポルノ雑誌2冊を部室のテーブルにさりげなく置いた。一瞬の静寂を破ったのはさっき童貞を卒業したと豪語した同級生だった。

「すっげえ! どうしたのこれ??」

『なんだよ、童貞を卒業した奴がいちばん興奮してんじゃねえか。卒業はふかしてんだろ?』

「まあ、ある筋から入手したとでも言っておくよ」

人の話も聞かずに完全に二つのグループに分かれエロ本を見始めた。

「おい、まだページ捲るなよ、まだ見てんじゃん」

「早く見ろよ、次が見てえんだよ」

『さすがに、おれのダチだ。完全に理性を失った野獣と化してるじゃん』

こいつらの夢中にエロ本を追う姿がバカらしく、そして嬉しかった。槌こいつらが友達で良かったと思うほどの反応だった。

「友よ、ありがとう。独り占めしないで見せてくれて、おれは感激だよ」

自称『童貞卒』が握手を求めて来た。

「おれも、おまえらがこんなにも喜んでくれて持って来た甲斐があるよ。でも、おまえ本当に卒業? それは羨ましすぎるぜ」

「ふかしました、ごめんちゃい。卒業できず留年だ」

「なんだよ留年って?」

「実はな」

エロ本に釘付けだった筈のみんなの意識がそいつに向いた。

『なんなんだ、この一体感というか団結は? みんな童貞卒業が夏休みの目標だからな』

「それがさぁ、Bまでは行ったんだよ、わかるきみたち? ペッティングだよ、ペッティング。でさぁいざコンドーさんを付けようとしたら」

「まさかの射精?」

爆笑が起きたが、当人は悪びれることなく胸を張って言い放った。

「でも、おまえらのうちキスしたことある奴いるか? それにBもねえだろ? だから、おまえらより進んでんだよ。わかる?」

「挿れる前に射精って、女はどんな反応するんだよ? 教えてくれよ先輩なら」

「年上なんだよ、姉ちゃんの同級生だから。また今度頑張ろうねって言ってくれたよ。優しいだろ?」

何人かが小声で『今度はねえよ』と言ったのに、当事者以外が爆笑した。

『そっかぁ年上も良さそうだよな。姉ちゃんの同級生って何歳なんだろう』

その質問は自分がしなくても他の友達が聞いてくれた。

「大学2年だから4こ上なんだ」

卒業していないことに安心したのか、みんなの視線はまたエロ本に釘付けになっていた。変わり身の早さも団結していた。

「Tits Fuckって何?」

「パイパイずりのことだ。Titsっておっぱいのことだ、夕べ辞書で調べたからな」

「じゃあBlow Jobってのは?」

「フェラだよフェラ」

「やべえよな、気持ち良さそう」

「オレたちの学年って帰国子女いなかったか?」

「人を頼らないで辞書で調べていけば英語の成績に結びつくんじゃねえか?」

「それより山根か小原に教えてもらうか? あいつらも見たいんじゃないか? 特に小原」

英語教諭の名前まで出して真剣に議論するバカさ加減が笑ってしまったし、こいつらのいいところだと思った。またボス猿おじさんからエロ本をもらって、こいつらを喜ばせたいと思った。

2019/01/16 21:20:28(/JpSao3p)
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