彼女(相原さん)はお風呂に入ろうと服を脱ぎ始めた。僕は彼女の中で息を潜めている。ベランダ側にある脱衣所であり、覗かれる心配は無いのだろうが、無用心にも窓を薄く開けている。朝の光が差し込み、下着を脱いだ腕の産毛が輝く。美しく見とれてしまう。ブラのフロントに手が掛かり、パチッとブラを外す。僕は彼女の目で彼女の体を見ているため、綺麗な彼女の裸体が自分の体のように感じられる。「何か、見られているような気配が。うーん。疲れているかなぁ。私」ブラを外そうとする手を一瞬止めて鏡を見つめている。どこかの局のスポーツキャスターに似た美形で小首を傾げる姿は堪らない。この時間がいつまでも続いて欲しい。目は疲れているためか潤んでおり、それがいっそうの艶かしさを醸し出している。ブラに掛かった手を動かそうとした瞬間・・・