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俺はDI●様になれるのか!? パート4
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
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1:俺はDI●様になれるのか!? パート4
数日。たった数日で俺の元には100万円の束が大量にあった。

悪い事をしたわけではない。悠に売春させた訳でもない。

やっぱり、というか何というか。

競馬をやってたらこうなった。と言うしかない。

始まった瞬間、指をパチンと鳴らしてやればアラ不思議。
百発百中の奇跡が俺の手の中にあるのさ。………真面目に働いていた
あの頃が空しくなってくるぜ。

指を鳴らす意味、ソレは俺に掛けた暗示の発動を意味する。

昔、受験戦争まっただ中にいた俺はどうしても集中できなくてどうし
ようか悩んでた時期があった。そんな時俺が手を出したのが自己暗示。

ふざけた話だが、俺は俺の暗示に見事にかかった。指を鳴らす=絶対
集中できる。って単純な暗示。まぁ、コレを俺は利用して能力の発動
に一役買ってもらってる訳。

ただ、面倒な点が幾つか浮き彫りになってきた。

俺の能力にはやっぱり範囲がある。試しに自宅からネット使って競馬
をしてみたが………完全に敗北した。完膚なきまでだよ、グッバイ俺
の30万。

実際、競馬場に行けば必中だった事から俺の能力の範囲はおおよそ俺
を中心に半径1kmくらいと予想。少しずつだが、能力の詳細が分かっ
ていくのが楽しくてしょうがない。

ガキの頃に新しいオモチャを貰ったのはこんな気分だったなと、思い
返してにやにやと笑う。ガキの頃に比べて使い方は汚いけど。

そんな事を思いながら、競馬場を後にする。ちなみに今日の儲けは50
0万ちょい。財布に入りきらないので乱暴にポッケに突っ込んでいる。

駅に着いたときに間違えて落としたが………拾うのが惨めなので止め
ておく。あくまで俺が拾うのは、だ。

「おい、おっさん」

近くにいたサラリーマンのおっさん。50超えの妻子持ちに向け右腕を上
げながら喋りかける。『あぁ!?』なんて悪そうな声を出しながらも俺
の落とした金に目がいってるのでこらえきれずに笑ってしまった。

「何だ、須藤!ふざけてんのか」

どなり散らすおっさんを軽く無視して、肩の高さまで上げた右手に力を
込める。

「黙って拾え、豚」

パチン、と音が鳴るとおっさんは急に『ブヒブヒ』言いながら金を拾い
始めた。そして綺麗にそれを纏めると俺に差し出してくる。

「御苦労」

「プギィ!」

全力の回し蹴りを顎に叩き込み、吹っ飛んでいく豚。

「なんて事をするんだ!」

「動物虐待よ!」

駅にいた奴等が口々に『豚』を蹴っ飛ばした事を責め立てる。が

「良いんだよ、俺は」

再び指を鳴らして黙らせる。

「そうか、なら仕方ないな」

「そうね、しかたない」

「しかたない」

興味をなくして去っていく奴らを見た後に豚を一瞥し一言

「じゃーね、課長」

言葉が届くのかは知らないが。
 
2010/02/20 02:01:34(AEQioGmI)
2
投稿者: のり
いよいよって感じですね
10/02/22 17:45 (qHmqNO.p)
3
投稿者: (無名)
女も豚に
10/02/23 03:07 (ksnQpBic)
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