真衣と裕子の変わり果てた姿を見て順子は驚きを隠せななかった。
「こ、こんな事って!?これってお兄さんの仕業なんですか!?なんでこんな事するんですか!?二人を元に戻してくださいっ!」
俺はニヤリと笑うと順子に指をさした
ボワンッ!
足元に裸のフランス人形になった順子が転がった。
『な、な、私まで!?どーする気なんですか!?これ以上はもう許さないんだから!』
「順子ちゃん口のきき方には気をつけたほうがいいよ?何せ俺は無敵の魔法使いなんだからさ、こんな事もできちゃうんだよ?」
そう言いながらフランス人形の順子の頭を手の平で押さえる。
するとみるみる縮み上がる赤ちゃん人形になってしまった。
「そして元の人間の姿に戻したら‥と」
ボワンッ!
「ばぶぅ!?ばぶぶぅ~!??」
足元には中学校一と言われた可愛いさとモデル並のスタイルを持つ安藤順子の姿はなく、
1~2歳くらいの赤ちゃんがはいはいしていた、股のつけ根に可愛いらしい割れ目が見える事から女の子だという事が分かる。
もちろんこの女の子の赤ちゃんは安藤順子の変わり果てた姿だということは言うまでもない。