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催淫眼
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
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1:催淫眼
投稿者: 水無月 ◆j8dOxxPg8s
 case.2 同級生・かれんの場合(後編)

(ちょっとやりすぎたかな)
 かれんが快感に溺れていく様子を少し離れた場所で見ていた京介だが、同
級生がこのまま痴漢の手に落ちるのは面白くない。
 京介が助けに行こうとした時、痴漢の手が誰かに掴まれた。
「いい加減にしろよ、オッサン」
(神城じゃねぇか)
 手を掴んだのは背の高い青年、神城柊一だった。京介やかれんと同じ学部
の一年生である彼も、どうやら同じ電車に乗っていたようだ。
 駅に到着し、痴漢の腕をつかんだままの神城とかれんが電車から降りて駅
員室へと歩いて行くのを車内から眺めながら、京介はそのまま大学へと向か
った。

 痴漢を駅員に引き渡し、少し調書のようなものを書かされた後、神城とか
れんは大学に向かっていた。
「あの、ほんとありがとね?神城くん」
「あぁ、気にすんなよ。それより早く行かないと遅刻するぞ」
 そういって先を歩く神城の背中を、かれんは少し頬を赤らめながら追って
いた。
 かれんから見て、神城はまずカッコいい部類に入る。そんな彼が痴漢から
助けてくれたのはもちろん嬉しかったが、かれんの頭には先ほどの熱を帯び
た愛撫がよみがえる。
(何でだろ…ちょっとだけ、残念だったかも)

 かれんと神城も2コマ目には間に合い、線形代数の講義が始まった。
 数学の応用であるこの授業は進みが早く、常にペンを走らせていないと追
いつけない。
 しかし、京介の斜め前の席に座っているかれんの手はほとんど動いていな
い。
 呼吸に合わせて上下する肩の動きはやや荒く、顔も少し上気しているよう
に見える。
 かれんのその様子に気づいたのは、京介ともう1人――神城だった。
 講義終了後、神城はかれんを隣の第二講義室へ呼び出した。今日はどの学
部も使う予定のない無人の教室でしばらく待っていると、扉が開き、かれん
が入ってきた。
「どうしたの?こんなトコロに呼び出して」
 かれんの問いかけに、神城は少しの沈黙の後口を開いた。
「お前、今朝痴漢されて感じてただろ」
 突然の質問にビクっと肩を震わせるかれん。
「そ、そんなコトない…」
 わずかに声がかすれているのは不安からか、それとも甘い期待からか。
 うつむくかれんのそばまで来ると、神城はあごに指をかけ、かれんの顔を
上げさせた。
「素直になれよ。お前だって期待してんだろ」
 無言で首を振るかれんだったが、神城はかれんの両手首を片手で掴むと、
教室の壁へと押さえつけ、もう片方の手でかれんの胸を揉みしだいた。
「あんっ」
「ほら言えよ。こうされたかったんだろ」
「は…はい…」
 胸を攻め続ける神城に、かれんの抵抗は徐々に小さくなっていく。
「俺に犯して欲しいんだろ?」
「はい…」
「じゃあお願いしなきゃな。『犯してください』って言ってみろ」
「そんな…言えないよ…」
「言えよ!」
 強い口調と巧みな愛撫でかれんの理性を崩壊させていく神城。
「お…犯して…ください…」
「聞こえねぇなぁ。もう一回」
「犯してください!私を犯してください!」
 催淫眼の効果か元からMの素質があったのか、何度もエッチな言葉を言わ
されるたびにかれんの体は内側から熱く火照ってきていた。
「そんなに欲しいなら入れてやるよ。オラッ」
「ふあっ」
 前戯もなくいきなりの挿入だったが、すでに熱く濡れていたかれんのそこ
は容易に進入を許した。
「あんっあんっ」
 理性などほとんど残っていないかれんは、快感を求めて自ら腰を振る。
「すごい…気持ちいいよぉ…あんっ」
 立ちバックという不自由な体勢ながらも、かれんの動きは激しさを増して
いく。
「あっ…んっ…あんっ」
 隣の教室ではすでに次の講義が始まっている。声が聞こえてしまうのでは
ないかという思いが、逆に快感となってかれんを高めていく。
「ヤダ…恥ずかしいのに…止まらないっ…んっ」
「く…かれん、ヤバイっ」
「ダメー、もっとするのぉ…あふっ」
 いつの間にか攻守は入れ替わり、かれんが神城を犯す格好になっていた。
「いいの…感じちゃう…あぁん…っ」
 神城も何とか意地で耐えていたが、かれんの激しい動きについに限界が訪
れた。
「く…イクぞかれんっ」
 言うと同時にかれんから引き抜き、背中に放つ神城。かれんは快感に体を
震わせながらも、その目は未だ退廃的な輝きを放っていた。
 ゆっくりと神城に近づくと、開放されたばかりのモノに手を沿え、舌を這
わす。
「まだ…出来るよね?」
 それは天使の笑顔か、それとも。

 しばらくして、京介は神城とかれんが付き合い始めたという事を知った
が、それはまだ少し後のことだった。


 ―― case.2  了 ――
 
2005/11/05 00:01:33(k0/STw7a)
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