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1:魔法使いの嫉妬...
投稿者:
健二
健二です。
高校生の時から彼女の居た隆と違って、沙也ちゃんという彼女が出来る前までは1人の女の子ともつき合った経験の無かった僕 にとって、隆の言う恋愛経験話は理解不能な事柄の一つでした。 もちろん女性の嫉妬などという感情とは無縁に生きて来たし、それが生み出すドロドロとした男女関係は物語としては知っては いたけれど、自分自身が体験する様な事はないだろうとタカはくくっていました。 沙也ちゃんは魔法が使えて何でも出来るのだから、嫉妬などという感情を持ち合わせてはいないのではないかと思っていたので すが、彼女曰く、自分でもコントロールできない感情に出会ってちょっと混乱しているそうです。 その一つが「人を愛する」ことで、もう一つが「嫉妬する」ことなのだそうです。 女性って本当に不思議な生き物だとこのごろ感じるようにはなって来ました。 例えその女性が魔法が使える人だったとしても。 沙也ちゃんと深い関係になってから1回も帰って来てはいなかった自分の部屋だが、もちろん何も変わった様子はなくむしろ別 な意味での落ち着きさえ感じられた。 これも彼女が出来たという余裕なのだろうか。 ただ、部屋に入る前に覗いた郵便受けに入っていたチラシの量が、5日間という不在の日々を物語っている。 「冷蔵庫の中も整理しなきゃ...」 これから暑い夏を迎えるのにあたって、牛乳やハム類などは極力買わないようにしてはいたのだが、予定外の外出を重ねていた ためにどんな物が残っているのか少し心配になっていた。 ガチャガチャとビン類をよけて生鮮食品等の賞味期限を確認していると、「コンコン」と玄関の戸を叩く音が聞こえてきた。 「誰?隆?」 沙也ちゃん以外に訪ねてくるとすれば隆たちしか考えられなかった僕は、冷蔵庫を片付ける手を休める事なく大声で返事を返し た。 すると、それに対する反応は再び「コンコン」とドアを叩く音だけだった。 「ふざけんなよ、開いているから入れば!」 そんな反応を返す事こそ隆たちに違いないと勝手に確信した僕は、冷蔵庫を閉めて玄関の方へと向かった。 「じゃあ、失礼するわね」 と言う声と共に現れたのが女性だった事だけでも驚きなのに、それが昨日学食で僕たちを連れ出そうとした藤森彩香とその取り 巻きとでも言うべき佐々木美希、海老沢友希のユキミキコンビの3人だと判った時には心臓が口から出そうになった。 ミスキャンパスの肩書きを持つ藤森先輩は言うまでもないが、モデルエージェンシーに所属していて女の子向けの雑誌の表紙を 飾る事も多いユキミキコンビも大学内で知らない者はいない男女ともに憧れの存在なのである。 そんな3人がどうやって調べたのか突然僕のアパートに現れたのだから、動揺しない方がおかしい。 毅然とした藤森先輩とは対照的にユキミキコンビはなぜかトローンと目を潤ませていて、いつもの切れのある美しさに妖艶さが 加わり、どんな男でも1秒以内で虜にしてしまいそうな勢いがあった。 「今日は星野さんとは一緒じゃないのね」 ゆっくりと部屋を見回しながら3人に対して呆然と立ちすくんでいる僕を見据えて藤森先輩が話しかけて来た。 「今日は、あの、部屋を掃除して...」 状況が把握できずにしどろもどろの返事を繰り返す僕の前に、藤森先輩が恋人同士以上の距離まで近づいて僕の目を見つめなが らその柔らかい手のひらで口を封じる。 「今日はあなたに、そう、あなたの体に聞きたいことがあるの。だから...」 そう言って藤森先輩は甘い吐息を「ふう~」と僕に吹きかけた時だった。 全身の力がすう~っと抜けて動けなくなってしまう感覚と同時に、一瞬で勃起したズボン前にかすかな痛みを感じながらその場 に倒れそうになってしまった僕を左右からユキミキコンビが支える。 「ユキちゃん、ミキちゃん、じゃあお願いするわね」 そう言った藤森先輩の問いに軽くうなづいた二人は、既に潤んだ瞳で僕の方に振り向くと右側を支えていた佐々木先輩が動けな くなった僕の顔を両手で自分の方に向けると、熱い眼差しを向けると激しく唇を重ねて来た。 対する海老沢先輩は、自らの体をかがめたかと思うとしなやかな手つきで僕のズボンのベルトを緩め、続けてパンツをゆっくり 下ろして既に最大限になっていた僕の勃起をあらわにした。 「ユキちゃん、ミキちゃん、遠慮はいらないから健二君を気絶させちゃいましょうか」 激しいく唇を重ねてくる佐々木先輩の動きが一瞬止まり、藤森先輩の方を向いて再び頷くのと同時に、その背後で藤森先輩が微 笑みながらウインクをした瞬間、野獣が獲物をむさぼる様な佐々木先輩の口づけが襲って来た。 僕の体は何者かに乗っ取られたかのように舌が勝手に動いてそれに応じるのと同時に、海老沢先輩の嵐の様なフェラに晒され る。 僕の肉体は自分の意思での動きは封じられ、キスを強要されながらしなやかな手と甘美な唇でしごかれ、あっという間に絶頂を 迎えてしまうのだが、沙也ちゃんの魔法で鈴口が消え去ってしまっている先端からは精液がほとばしることは無い。 次第に体は床に寝かされた状況になりってもユキミキの激しい愛撫は止む事はなく、既に2桁を迎えようとしている絶頂と共に 体の各部が激しい快楽に耐えかねるかのように痙攣を始めた僕は次第にその快楽の中に自意識が埋まりそうになって来た。 「先輩たち、健二君から離れて!」 突然、部屋に沙也ちゃんの声が響いた。 しかし、何かに取り憑かれたようにユキミキコンビは僕に快楽を与え続ける。 「やっと愛しい彼女の登場ね」 まるで待ちわびていたかのように落ち着いた様子で声の方に振り返った藤森先輩が声をかけると、ちょっと眉をひそめた沙也 ちゃんがその場に踞る。 「これは...ああっ。。」 上気した顔で自分の股間を押さえて感じている様子を見せた沙也ちゃんに、笑顔の藤森先輩が近づく。 「星野さんに健二君はもったいないわ、これだけ快楽を与えても射精しない様子をみるとどうやら彼は本物で、しかも誰かに守 られているみたいだけど、守っているのは貴方ではないようね。」 そう言って沙也ちゃんの髪の毛を掻き上げると、さらに大きな吐息をもらして沙也ちゃんが感じる。 「ああーっ、でも...健二君は...渡さない...」 「ふふっ、貴方も私の与える快感からは逃れられなくしてあげる」 藤森先輩は沙也ちゃんの向かいにしゃがみ込むと、上気している沙也ちゃんのあごを手で持ち上げてその美しい顔で口づけしよ うとした。 「先輩は...魔の力で...うっ」 口づけされた沙也ちゃんは体を床に投げ出し、その手が自らの股間へと伸びようとしていた。 「ダメ...感じる...ああっ。。」 洋服のまま自慰をさせられようとしている沙也ちゃんが絶頂を迎えようとしていた刹那、今度は玄関の扉が大きな音をして開く のと同時に、隆がもの凄い勢いで部屋の中に入って来た。 「健二ー、居るかぁ...あれ? 何だこれ、みんな、何してるんだ」 その時、沙也ちゃんにかかり切りになっていた藤森先輩が立ち上がって隆の前に立ちふさがり、その美しい顔立ちで見つめなが ら甘い息を吹きかける。 「せ、先輩...オレ...」 「何も心配ないわ、でも、私、隆君のオナニーもみたいわ...」 その言葉と同時に、隆の体がガクガク揺れながら床に崩れ落ち、自ら既に勃起した一物を取り出すと既に視点の定まらなくなっ ていた目をうつろに空に向けながらしごき出してしまい、あっという間に1回目の射精を迎えてしまった。 「ふふっ、あなたの失神する所もみてみたいわ...」 そういって更に激しさを増して、口から泡を吹きながら自らをしごき続ける隆を見下ろす藤森先輩の背後で、ふらふらしながら ゆっくりと立ち上がる影があった。 「はあ、はあ、隆君...ナイスタイミング」 そう言って立ち上がった沙也ちゃんに藤森先輩が振り向いた途端、隆の手が止まった。 いや、正確に言うと隆を取り巻く空間の時間が停止したようだった。 強制的に射精させられ続けていた彼の精液も、それ以上落下する事もなく空間に停止していたからだった。 「もう、先輩たちの自由にはさせません...藤森先輩が魔の力を持っていたなんて、ちょっと油断していましたが、もうおしまい にしましょう...」 藤森先輩も振り向いた髪の毛がなびいた態勢のまま硬直させられているのだが、隆と違うのは目の動きも呼吸もそのままな事 だった。 「とにかく、佐々木先輩と海老沢先輩には健二君から離れてもらいますからね」 そう言って沙也ちゃんがまだ僕に快楽を与え続けている二人の方を見た瞬間、二人の体は僕を離れて床から1メートルぐらいの 空間に浮かんでしまった。 「健二の唇....ああっ」 「感じさせてあげる...」 それでも更に快楽を求める表情を緩めない二人に沙也ちゃんが少し疲れ切った表情で言い放つ。 「お二人はお二人同士でそこで感じていて下さい。ただし、あまり感じると体が疲れますよ...」 空間に浮かんでいた二人の体は一瞬で全裸になり、美しいプロポーションの体のお互いがお互いの秘部を舐め合う様な形になっ てゆっくりとベットの上に着地した瞬間だった。 もの凄い啜り音を立てながら互いの秘部を舐め始めると同時に、時間差でおのおのが快楽におおきな喘ぎ越えをたて始める。 「ああーっ、ユキ、いいーっ」 「ジュルルル......ピチャピチャ....あーっ、ミキ...ああっ」 ただし、おのおのが大きな快楽に善がり声を上げると同時に、心無しか体の線が崩れ、張りを失い、シワが増えて行くように見 える。 「さあ、次は藤森先輩です。誰かに頼まれたのかと思っていたら、藤森先輩自身が「魔」だったとは気づきませんでした。危う くその力私も健二君も精神がおかしくなる寸前でしたけど、これは隆君に感謝ね」 沙也ちゃんが隆の方に目配せをおくると、強烈な快楽に喘いでいた顔は穏やかになり、一瞬で身支度を整えられてから跡形もな く消えていった。 「先輩たち「魔」の一族に健二君を与える訳には行きません。残念ですけどこの世界からは...消えてもらいますからね」 そう沙也ちゃんが言った途端、藤森先輩の顔に変化が現れる。 端正な美しい顔に似合わない犬歯、いや牙とも呼べる物が口から生えたかと思うと魔法で硬直していたはずの髪の毛が揺らいだ 瞬間に沙也ちゃんの首筋めがけて襲いかかって来た。 「先輩は...魔に取り込まれて...」 驚いた表情を見せた沙也ちゃんだったが、冷静に先輩の攻撃をかわして二人が再び対峙した瞬間、振り向いた藤森先輩の顔は既 に上気し、その恐ろしい表情の元凶となっていた2本の牙が根元からポキリと折れたかと思うと、金属的な澄んだ音を響かせて 床に落ちた。 そして今度は藤森先輩が快感に喘ぐように床にしゃがみ込むと、自らの股間に手をあてて激しく動かし出した。 「ああーっ。気持ち...いいっ...くっ」 見慣れた空間で3人の美女が激しいオナニーにふける様子は、想像もつかないくらい異様な光景だった。 「沙也ちゃん...」 朦朧とした意識から醒め始めていた僕がよろけるように彼女に近づくと、厳しい顔をして小さな声で答える。 「藤森先輩は...魔の一族に引き込まれたの...多分...」 その時、先に相互奉仕の魔法をかけられている二人の声が変化している事に気がついた僕は、おそるおそるそちらの方に目を やった。 そこには、美しかったプロポーションを誇った二人の姿とは似ても似つかない年老いた人間の営みが繰り広げられていた。 「ミキ...もうやめて...どんどん老いて行く...ああっ」 そいうって絶頂を迎えたユキからは、今度は既に白くなっていた髪の毛がぱさっと抜け落ちた。 ミキの方はと言うと、既にしわくちゃの顔に快楽の表情を浮かべてはいるが、その口元に既に歯はない。 お互いに豊満だったボディーは見る影もなく、ユキの方はシワくちゃで垂れ下がった乳房を自らもみしだき、ミキの方はという と垂れ下がったお腹の肉の下にユキの顔はさんでよがり続けている。 「あの二人は、藤森先輩の魔の力で操られていただけみたい。ちょっとかわいそうだけど、健二をあんなに攻めたのは許せな い」 「でも....」 そう言いかけた僕を遮って沙也ちゃんが笑顔を見せた瞬間、二人の喘ぎ声が止んだ。 「キャーッ」 お互いを認識した佐々木先輩と海老沢先輩は、正気の顔に恐怖と落胆の色を浮かべて叫び声を上げたあと、大きく床に泣き崩れ た。 「どうやら快楽とショックで束縛からは逃れられたみたいね」 泣き崩れる二人を目にした僕は、思わず駆け寄らずにはいられなかった。 「先輩たち、もう終わったんですよ。これは悪夢だから.....」 そう言葉をかけて沙也ちゃんに目配せすると、一瞬まったくもうと言う顔をした彼女が顔をしゃくり上げて促した彼女たちの方 を見てみると、既にそこには世の男たちを魅了する二人の美しい裸体があった。 ポカンと口をあけて見とれている僕のチンコを、後ろから伸びて来た沙也ちゃんの長ーいてがぎゅーっとつかむと、彼女の方へ 引っ張り戻されてしまった。 「いててて...もうちょっと優しくできないかなぁ」 「健二は、誰でも良いのね...ちょっとおかんむりですっ」 その瞬間、僕のチンコは小学生並みになってしまった。 同時に、二人の先輩はいつものようにエレガントな服装に戻され、沙也ちゃんとアイコンタクトをとったと思ったら空気の中に とけ込むように消えていった。
2010/08/03 01:57:17(2fjpPgIS)
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削除済
2010/08/10 00:39:49(*****)
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